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引越しで家電を取り扱う注意点!【準備・運搬・処分方法】

2024.04.05 2024.12.10

今回は、引っ越しする時の家電の取り扱いについて解説していきます。

大型家電や精密な家電は、梱包や運び方など、扱い方を間違えると故障や破損のリスクが高まります。

この記事では、家電の運搬方法や安く運ぶ方法、事前準備や梱包のコツなど、引っ越し時の家電の扱いについて徹底解説します。

引っ越しで新居に家電を持っていく人は、ぜひ参考にしてください。

-主要家電の事前準備とポイント-

家電の種類 準備のポイント
冷蔵庫 ・中身を空にして霜取り、水抜きする
・前日にコンセントを抜き、一晩放置して水を捨てる
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洗濯機 ・給水蛇口を閉めて水抜きを実施
・給水ホースや排水ホースの水を完全に抜く
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テレビ ・液晶画面を保護する
・配線を写真で記録し、ケーブルと付属品をまとめて保管
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エアコン ・専門業者または引っ越し業者に取り外しを依頼
・新居の設置スペースや専用コンセントの有無を事前確認
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パソコン ・データのバックアップを必ず取る
・衝撃対策のため緩衝材でしっかり梱包
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照明器具 ・緩衝材を使用し丁寧に梱包
・「取り扱い注意」「割れ物」の記載を追加
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電子レンジ ・内部の皿や網を取り外し、衝撃対策を施す
・毛布や緩衝材でしっかり包む
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引っ越し先に家電を運ぶ5つの方法

家電の引っ越し

引っ越し先に家電を運ぶ方法は、大きく分けて以下の5つです。

  • 引っ越し業者に依頼する
  • 宅配業者に依頼する
  • 赤帽を利用する
  • 自分で運搬する
  • 引っ越しを機に買い替える

上記の方法は、それぞれにメリットやデメリットがあります。

順番に解説していくので、どの方法が自分に最適か検討してみてください。

引っ越し業者に依頼する

家電を運ぶ最もオーソドックスな方法は、引っ越し業者への依頼です。料金はかかりますが、プロの業者なので安全かつ迅速に運んでもらえます。

引っ越しは自力でも可能ですが、大型家電などの運搬は、楽な作業ではありません。

家電を破損させたりケガしたりする恐れもあるので、不安な人は引っ越し業者を頼りましょう。

>>近くの引っ越し業者を探してみる

宅配業者に依頼する

家電を運ぶだけなら、宅配業者に依頼するという手もあります。業者によってサービスに違いはありますが、家電の単品配送や、単身者向けのプランなどが利用可能です。

上手に活用すれば、引っ越し業者より費用を抑えられる可能性もあります。コストを抑えたい人や、荷物の少ない人は、宅配業者のサービスをチェックしてみましょう。

赤帽に依頼する

コストを抑えて家電を運びたい人に便利なのが、軽トラックを貸切できる赤帽です。

移動距離20kn以内で作業時間が2時間以内なら、13,750円からチャーターできます。

ただし、基本的に1人体制のため、依頼者が作業を手伝うのが前提。それでも、引っ越し業者より圧倒的に安いので、コストを抑えたい人は検討してみましょう。

自分で運搬する

先にも述べましたが、引っ越し先に自分で家電を運搬する選択肢もあります。

運搬中の事故やケガの危険性はありますが、自分で運搬すれば費用はガソリン代やレンタカー代くらいしかかかりません。

ただし、自分で運ぶ際は作業による事故やケガは全て自己責任です。また、手伝ってくれる人が確保できないのであれば、あまりおすすめできません。

引っ越しを機に買い換える

引っ越しを機に、家電を買い換えるのも1つの手段です。買い換えれば、購入店から新居に家電を配送できます。

設置もしてもらえて、引っ越しの荷物も減るので、所有の家具が買い換え時なら検討する価値はあるでしょう。

ただし、家電の購入には当然費用が発生します。不要になった家電の処分費用もかかるので、予算を考慮して検討してください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

引っ越しで家電を安く運ぶ方法は?【業者のサービスを上手く活用する!】

引っ越しで家電を運ぶ時は、運送業者のサービスを上手く活用すると費用を抑えられます。

おすすめの方法は、宅配業者の家電対応配送サービスや、引っ越し業者のパックプランなどです。

料金目安
家電の配送サービス 洗濯機・単身用冷蔵庫など : 1台約7,800円〜
引っ越し業者のパックプラン 約15,000円〜

個人での運搬が大変な家電や家具だけ業者に任せ、軽めの荷物は自力で運べば、最低限の費用で家電を運搬できるでしょう。

相見積もりでさらに安くなる可能性もあるので、複数の業者で検討してみてください。

>>セーフリーで引っ越し業者を探してみる

引っ越しで家電を安全に運ぶための事前準備【種類別のポイント】

家電の引っ越し準備

引っ越しで家電を安全に運ぶには、事前の準備が大切です。準備を怠ると、引っ越し中に家電が破損したり、引っ越し作業がスムーズに進まないためです。

事前の準備や梱包で注意すべき家電は、以下の7点です。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • テレビ
  • エアコン
  • パソコン
  • 照明器具
  • 電子レンジ

それぞれ詳しく解説していきます。

冷蔵庫

冷蔵庫は、引っ越し前に中身を空にするのはもちろん、霜取りや水抜きをしなければなりません。水が残ると、運搬中に機械箇所に水が入り込み、故障のおそれがあるためです。

水抜きは以下の手順で行います。

  1. 引っ越し前日の午前中までにコンセントを抜いておく
  2. 水を抜くために一晩放置する
  3. 翌日に蒸発皿に溜まった水を捨てる

冷蔵庫を空にしなければならないので、食材は計画的に消費してください。

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洗濯機

洗濯機も、事前に水抜きをする必要があります。使用直後の洗濯機は運搬中に水もれする可能性があるためです。

洗濯機は、以下の手順で水抜きを行います。

  1. 給水蛇口を閉めて洗濯機を1分ほど回す
  2. 給水ホースを外して洗濯機の脱水機能を使用する
  3. 排水ホースを排水口から外して内部に溜まった水を捨てる

ホースを外す時は、ホース内に残った水が出てくる場合があるので注意しましょう。

厳密にはメーカーや機種、ドラム式タイプなど、洗濯機によって水抜き方法は異なるので、取扱説明書を参考にしてください。

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テレビ

テレビは液晶画面を保護するほかに、配線を整理しておくのも重要なポイントです。

接続されている複数のケーブルは、適当に抜いて保管してしまうと新居でどのように接続するか分からなくなり、設置に時間がかかってしまいます。

配線は、抜く前にあらかじめ写真に撮っておき、ケーブル類はリモコンなどの付属品と一緒にまとめておきましょう。

配線を抜く際に、ケーブルと接続箇所に目印をつけておくと、新居でスムーズにテレビをセッティングできます。

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エアコン

エアコンは、事前に専門業者を手配しておくか、引っ越し業者で取り外しが可能か確認しておきましょう。

エアコンの取り外しや設置は、専門知識や技術が必要になるので、業者に任せた方が良いです。昨今は、多くの引っ越し業者がエアコンの取り外しから取り付けまで対応しています。

また、旧居から新居にエアコンを持っていく場合は、事前にエアコン設置スペースと、エアコン専用コンセントや配管穴の有無を確認しておきましょう。

専用コンセントや配管穴がない場合は、コンセントの増設や穴あけ工事をしなければなりません。工事は時間を要するので、設置環境は忘れずに事前確認してください。

パソコン

パソコンは、梱包前にデータのバックアップをとっておきましょう。パソコン内のデータは、運搬中の衝撃によって消えてしまう危険性があります。

引っ越し業者は基本的に賠償責任保険に加入しているので、破損時に補償はありますが、対象となるのは外部破損のみで、内部破損は適用外です。

引っ越しの際にデータが消えても、責任は取ってもらえません。大事なデータを保護するためにも、バックアップは必ずとっておいてください。

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照明器具

照明器具は充分に注意して梱包しましょう。照明器具は種類が多く、形もさまざまで、繊細なパーツや割れ物が多く使われています。

照明に合う適切な梱包が必要であるため、慣れていないと難しいです。一般的には、ダンボールにしっかり緩衝材をつめたり、形状に合わせてダンボールを加工したりするなど、工夫して梱包してください。「取り扱い注意」「割れ物」の記載も忘れずにしておきましょう。

自分で梱包するのが不安な場合は、プロのスタッフに任せましょう。

電子レンジ

電子レンジの梱包は、丁寧さが求められます。マイクロコンピュータで制御されているため、運搬中の振動で不具合を起こす可能性があるからです。

コンセントやアース線を取り外し、一回り大きいダンボール箱に入れるか、毛布などでくるんで固定しましょう。また、運搬中にガラスが割れてしまう可能性があるため、内部の皿や網は、必ず取り出してください。

不安であれば引っ越し業者に依頼しましょう。慣れたスタッフが適切に梱包してくれます。

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引っ越しで家電を上手く梱包するコツとは?

引っ越しで家電を上手く梱包するコツについて紹介します。

家電を適切に梱包すれば、引っ越し時の破損リスクが軽減できます。

梱包する際は、以下の2つを実践してみてください。

  • 緩衝材や新聞紙を活用する
  • 巻きダンボールを使う

それぞれ詳しく解説していきます。

緩衝材や新聞紙を活用する

家電を梱包する際は、緩衝材や新聞紙をしっかり活用しましょう。

家電をダンボールに入れる際は、破損のリスクを軽減できるように、衝撃が伝わらない工夫をするのが重要。また、ダンボールは内部に隙間ができると家電が動いてしまい、製品が破損しやすくなります。

購入した時の箱や緩衝材があればベストですが、捨ててしまってるケースもあるでしょう。

緩衝材や新聞紙でくるんだり、箱の隙間を埋めたりするなどして、家電が箱の中で固定されるようにしっかり梱包してください。

巻きダンボールを使う

箱に収めにくい形状の家電は、巻きダンボールの使用をおすすめします。

巻きダンボールとは、適度な強度とクッション性を備えている、柔軟性のあるダンボールです。巻きつけて梱包できるので、箱のない家電や、形状が複雑な家電にも使用できます。

折り曲げたり切ったりできるほか、細かい部分にも巻きつけられるので使いやすいです。

強度が心配な人は、エア緩衝材と貼り合わせて加工されたエア巻きダンボールもあるので、そちらも活用してみてください。

引っ越しで家電を運ぶ【注意点2つ】

引っ越しで家電を運ぶ際の注意点は以下の2つです。

  • 運び方や積み方に注意する
  • 引っ越し先に搬入できるか事前に確認しておく

それぞれ詳しく解説していきます。

運び方や積み方に注意する

家電そのものや、家電を入れたダンボールは、運び方や積み方に注意が必要です。家電は精密な機械なので、適切でない積み方や運び方は故障や破損の原因になります。

特に冷蔵庫や洗濯機、テレビやエアコンの室外機は、立てた状態での運搬や縦積みが原則。横にすると傷やへこみの原因になるほか、軸がずれる場合もあります。

誤った方法で積んだり運んだりしないように、充分に気をつけましょう。

引っ越し先に搬入できるか事前に確認しておく

引っ越しの際は、持っていく家電が引っ越し先に搬入可能か事前に確認しましょう。

大型家電は物件の階段や通路、玄関幅の広さによっては搬入できない場合があります。無理な搬入は家電を破損させたり、壁や床、天井に傷がつくでしょう。クレーン車などで搬入する方法もありますが、その分引っ越し費用は高くなります。

大型家電がある場合は、事前に新居の運搬動線の幅や高さを測っておきましょう。梱包や運搬で不安なことがあれば、業者依頼を検討してください。余計な手間がかからない上、安心・安全に新居まで運んでもらえます

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引っ越しを機に不要になった家電の処分方法

引っ越しを機に不要になった家電は、以下の方法で処分ができます。

処分方法 メリット デメリット
自治体の粗大ゴミ回収 処分費用が安い ・日時指定ができない
・搬出作業がある
・家電リサイクル対象製品は回収不可
不用品回収業者に回収・買取を依頼 ・日時指定が可能
・大量の家具や家電を一気に処分できる
比較的費用がかかる
リサイクルショップに売る 不用品でお金を得られる 持ち込みや出張買取の手配が必要
家電量販店の引き取り 店によっては引き取り料金が安い 引き取れる家電が限られる
引っ越し業者に引き取り・買取を依頼 引っ越し時に不用品を処分できる 対応している業者が少ない

家電を含む大量の家具の処分なら、不用品回収業者が便利です。また、買取で不要な家電が売れれば、引っ越し費用を節約できます。

スムーズに処分するなら、引き取りや買取に対応している引っ越し業者も便利でしょう。

家電の処分方法については、以下の記事でも解説しています。

>> 引っ越しで家電を処分する方法7選を紹介!注意点やタイミングも

家電の運搬が不安な人は引っ越し業者を頼ろう

引っ越しで家電の扱いが心配な人は、引っ越しのプロを頼りましょう。

引っ越し業者は費用は発生しますが、大量の家電や大型家電があっても、安全かつスムーズに引っ越しを終えられます。

不用品回収に対応している引っ越し業者もあり、家電を買い換える予定の人も、引っ越し時に不要な家電を同時に処分できるので便利です。多くの引っ越し業者を掲載しているセーフリーなら、ニーズに合う業者が見つかるでしょう。

家電を含む引っ越しを検討しているのであれば、ぜひ無料見積もりしてみてください!

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引越しで家電を取り扱う注意点!【準備・運搬・処分方法】のよくある質問

  • Q. 家電を購入する際は引っ越しのいつまでに揃えた方が良いですか?

    A.

    引っ越しの一週間前を目安に購入手続きをしておきましょう。

  • Q. 大型家電を段ボールに入れても良いですか?

    A.

    段ボールに入れる必要はありません。

  • Q. 家電の処分は引っ越しの何日前までに済ませておくべきですか?

    A.

    1週間前を目安に処分しておきましょう。