猫のトイレが臭い!飼い主がとるべき対処法を状況別にまとめて解説

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猫のトイレが臭い!飼い主がとるべき対処法を状況別にまとめて解説

2025.03.30 2025.03.30

この記事では、猫のトイレが臭い時の対処法についてまとめています。部屋で猫を飼う時に避けられないのが、トイレの問題です。

一日に何回も猫が利用するトイレは、当然臭いが発生します。正しい手入れ方法を把握しておき、臭いが強く広がらず、飼い主・猫ともにストレスにならない快適な環境づくりを心がけましょう。

状況別の対処法や、臭いが変な場合に考えるべき病気の可能性を解説するため、飼い主の方は参考にしてください。

猫のトイレが臭い時の対処法

猫のトイレが臭い時の対処法

猫は平均して1日に2〜4回排尿、1〜2回は排便するため、トイレは少なからず臭いが発生します。臭いの発生源である排泄物そのものを毎日処理していても、猫のトイレの臭いが取れない場合が多々あります。

この場合は排泄物の処理だけでなく、いくつかの対処を実施しなければなりません。猫のトイレの臭いが続く場合は、以下のような対処法を実践してみましょう。

こまめにトイレを掃除する

まずは、こまめにトイレを掃除してみましょう。猫は一日に頻繁にトイレを使用するため、その日の夜には排泄物がたくさん入っています。

この状態で放置しておくと臭いはどんどん拡散するため、最低でも1日に1回は排泄物を処理してあげてください。

消臭効果のある猫砂を敷く

トイレに敷いた猫砂は、長時間経つと排泄物が染み込んで悪臭の原因にもなります。猫砂は消臭効果のあるものを採用すれば、排泄物が染み込んでも臭いが発生しづらく、猫にとってもストレスが溜まりにくいトイレになります。

たとえば、水を含むと膨らんで固まる性質を持つ「ベントナイト系」の猫砂は消臭効果も高く便利です。ただし、鉱物系の猫砂のため猫が誤飲する、粉塵を吸い込むなどのリスクが懸念されます。

水分を吸い込んで重くなる分、処分にも手間がかかる可能性はあるため、使い方や性質をしっかりと把握した上で猫砂を選びましょう。

猫用トイレシートを敷く

消臭効果のある猫用トイレシートを敷いておけば、排泄物を吸収して臭い発生を抑えてくれる効果があります。

長時間使っていると吸い取りや消臭の効果は落ちますが、トイレ本体の汚れ防止には役立つため敷いておきましょう。

トイレの設置場所を工夫する

トイレが臭う場合は、設置場所を工夫するのも効果的な方法です。たとえば、窓がなく空気が循環しづらい高温多湿な空間は、トイレの臭いもこもりやすいです。

換気がしやすく湿気がこもりにくい場所にトイレを設置することで、成分が分散して臭いを感じづらくなります。飼い主の目に付きやすい場所、猫が落ち着ける場所に設置するのもよいですが、風通しのよさも設置場所の条件に入れてみましょう。

さらに詳しく知りたい方はこちら

猫のトイレが掃除しても臭い場合の対策

猫のトイレが掃除しても臭い場合の対策

猫のトイレをいくら掃除しても臭い場合は、もう少し手間のかかる対策が必要です。臭いトイレの放置は猫・飼い主双方にとってデメリットでしかないため、面倒でも以下のような対策は実施してください。

猫砂をすべて交換する

猫砂をしばらく敷いたままの場合は、一度すべてを交換してみましょう。猫砂に染み込んだ尿が原因で臭いが取れないケースも多いため、トイレから取り出して新品に入れ替えてください。

古い猫砂の処分方法は各自治体のルールに従って、燃えるゴミ・燃えないゴミにそれぞれ分別しましょう。

トイレ周辺も掃除する

トイレ周辺の床や壁にも尿は飛び散りやすく、放置すると内部に染み込んで悪臭を放ち続けます。尿のこぼれ等が目に見えて確認できない場合でも、クエン酸やペット用洗剤を染み込ませたシート・ふきん等で拭き掃除をしておきましょう。

壁の場合は、剥がせるタイプの壁紙をトイレ周辺にのみ貼っておくと、掃除する際は剥がすだけで簡単にメンテナンスできます。

トイレ本体を丸洗いする

トイレ全体を丸洗いするのも効果的です。トイレの形状や素材にもよりますが、発生した悪臭が本体にこびりつきやすいものもあります。

掃除方法はさまざまにありますが、慣れていない場合は以下の手順で進めてみてください。

  1. 猫砂やシートをトイレから取り出す
  2. トイレをお湯に浸けて汚れを浮かせる
  3. スポンジやブラシで汚れをこする
  4. 洗剤やクエン酸スプレーを吹き付けて綺麗に拭き取る
  5. しばらく乾かして水気を取る

洗剤を使う場合、人間用のものは香りが強く猫が嫌うため、必ずペット用洗剤を利用してください。

部屋中猫のトイレ臭い場合の対処法

部屋中が臭い場合の対処法

猫のトイレやその周辺だけでなく、部屋中が臭い場合の対処法を紹介します。猫のトイレから漂う悪臭は、放置すると部屋中のあらゆる箇所に成分が付着して、やがては室内全体にまで広がってしまいます

くつろげるはずの空間でストレスを溜めてしまう結果になるので、部屋中が臭い場合は以下のような手段で消臭を試みましょう。

空気清浄機を設置する

ペットの体臭や排泄物の臭いは、空気清浄機の設置である程度除去できます。トイレの近くや猫が頻繁に移動する場所、家族が集まるリビングなどに設置しておき、空気中に広がった臭いの成分を吸い取ってもらいましょう。

また、消臭のみに特化した製品を使いたい場合には、空気清浄機ではなく脱臭機の購入もおすすめです。空気中に含まれるオゾンを活用して除菌・消臭ができるオゾン脱臭機などは、部屋中に広がる悪臭も効率的に吸い取ってくれます。

抜け毛や埃もまとめて除去したければ、消臭機能付きの空気清浄機を購入するとよいでしょう。

ペット用の消臭剤を設置する

ペットの体臭やトイレ臭を手軽に解消できる消臭剤の設置もおすすめです。トイレの位置が遠い場所でかすかに臭いがするような場合は、設置型の消臭剤を置くだけでも多少の効果は得られます。

置くだけで手軽に実践できる対処法のため、臭いが気になる箇所、とくに臭いを残したくない箇所などに設置してみましょう。

空間をしばらく換気する

室内が換気されていなければ、臭気の逃げ場所がなく部屋中に臭いが残ったままです。そのため、空間をしばらく換気することで、部屋にこもった悪臭を除去できます。

換気しないまま長時間が経過してしまうと、床や壁、家具等に悪臭が付着してしまい中々落ちません。猫を部屋で飼っている場合は、一日の内に数回は換気する習慣を付けておくことをおすすめします。

窓やドアを一箇所だけ開けるのではなく、複数開けて空気が循環させるようにすると効果的です。

専門業者に消臭を依頼する

ペットに関連するさまざまな臭いに悩まされている場合は、専門業者に消臭を依頼するのもおすすめです。効果的な薬剤や専用の機材を使って、ペットに関連する臭いを徹底的に消臭してもらえます。

トイレ本体の清掃はもちろん、床や壁、家具などに染み込んだ臭いも対処してもらえるため、生活に支障が出るレベルで悪臭に悩まされている場合は依頼してみましょう。

ペット臭の悩みを解決できるハウスクリーニング業者の、料金相場や選び方はこちらの記事でも紹介しています。

臭いが変な時は病気の可能性も

臭いが変な時は病気の可能性も

猫のトイレの臭いが、一般的な排泄物のものとは違い変な場合には、病気の可能性も疑いましょう。猫などのペットには、排泄物の異常から分かる病気の種類も多いです。

たとえば、以下のような病気はトイレの変な臭いから気づくことができます。

膀胱炎

尿の臭いが普段よりも強い、鼻につくようなアンモニア臭が広がる場合には、膀胱炎を引き起こしている可能性が高いです。膀胱炎は与えている食べ物や飲み水が原因のケースもありますが、とくに多いのがストレスによるものです。

猫がストレスを溜める原因はさまざまですが、中でもトイレが不潔で悪臭漂う環境の場合はストレスを溜めやすく、膀胱炎を起こしやすくなります。

トイレ掃除の頻度を増やしたり、多頭飼いの場合は個々でトイレを設置するなど工夫して、膀胱炎の発生リスクを減らしましょう。

糖尿病

尿が甘酸っぱい臭いに感じる場合、糖尿病の可能性が考えられます。体内のインスリン分泌に異常が生じて血糖値が高くなることで、血液に含まれれう過剰な糖分が尿として排出されることで、尿の臭いが変化します。

猫の糖尿病を予防するには、適切な食事管理や体重管理の徹底、適度な運度やストレスのない環境づくりを徹底しましょう。

また、動物病院で定期的な健康診断を受けさせることも大切です。

慢性腎臓病

尿の臭いが極端に薄いと感じられた場合も注意が必要です。普段よりも臭いが薄い場合には、慢性腎臓病の可能性を考えなければなりません。

腎臓病が進行すると、尿を濃くする体内の機能が低下してしまい、臭いの薄い尿が排泄されます。代わりに口臭や体臭でアンモニア臭がするようになったり、嘔吐や下痢・食欲不振などの体調不良を招くため、異常を感じたら早めに動物病院を受診してください。

猫のトイレの臭いや汚れはハウスクリーニングもおすすめ

猫のトイレの臭いや汚れはハウスクリーニングもおすすめ

猫のトイレの臭いや汚れは、トイレ本体やその周辺を徹底的に清掃するのが解決への一番の近道です。しかし、じっくりと掃除に時間をかけることが仕事の都合などで難しい場合もあるでしょう。

排泄物の処分などのちょっとした作業だけでは、蓄積した臭いや汚れを落とすことは困難です。そんな時は、ハウスクリーニング業者に猫のトイレ掃除や消臭作業をまかせることをおすすめします。

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猫のトイレの臭いに関するよくある質問

  • Q. 猫の臭いトイレを放置するとどんなデメリットがありますか?

    A.

    猫の臭いトイレを放置すると、以下のようなデメリットが考えられます。

    ・部屋中に悪臭が広がる
    ・飼い主や猫の体調不良につながる
    ・トイレが不潔な状態のため、猫にストレスが溜まる

    トイレの悪臭は放置していても何もよいことはありません。体調不良やストレス悪化などのデメリットにつながるだけのため、速やかに状況を改善しましょう。

  • Q. 猫の臭いトイレを安くで解決する方法はありますか?

    A.

    猫の臭いトイレを安くで解決するためには、100均の掃除道具を駆使してトイレをきれいに掃除するのが一番です。

    スポンジや雑巾などで、トイレ本体はもちろん、周囲の床や壁に飛び散った尿などをきれいに拭いてください。

    それでもトイレの悪臭が取れない場合には、敷いている猫砂を交換するのも比較的費用は安いためおすすめです。

    消臭効果のある猫砂に入れ替えるなどして、気になるニオイを改善しましょう。

  • Q. トイレの猫砂はどのぐらいの頻度で交換すべきですか?

    A.

    トイレの猫砂の交換は、月に1〜2回程度が一般的です。

    ただし、猫砂に付着するニオイは湿気など周囲の環境によっても変わるため、季節に応じて交換の頻度は変えてみましょう。

    トイレの端に敷いていた猫砂などはニオイが強く付着していないケースもあるので、その場合は真ん中に寄せて再利用するなど、全交換するかどうかは臨機応変に対応してください。

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