2025.01.29 2025.03.01
この記事では、猫の抜け毛対策について幅広くまとめています。日頃お部屋で猫を放し飼いしていると、気になってくるのが抜け毛です。
家具や衣服に少し付着する程度ならまだしも、目に見えて大量の抜け毛が起きている場合は健康状態も心配になります。
猫が抜け毛を起こす理由も把握した上で、落ち着いて対処できるように備えておきましょう。
あわせて、抜け毛の放置リスクや掃除のポイントも紹介するため、お悩みの方は必見です。
猫の抜け毛を抑える対策
猫の抜け毛は、飼い主が対策をとることである程度は抑えられます。
過度な抜け毛は猫にとってもデメリットが多いため、健康維持のためにも事前の対策は大切です。
代表的な対策をいくつか紹介するため、抜け毛を防ぎたい場合は習慣づけてみてください。
定期的にブラッシングを行う
定期的にブラッシングをして、猫の身体に付着した抜け毛をとってあげましょう。
抜け毛でできた毛玉に引っかかって新たに毛が抜けることも防止でき、マッサージ感覚で猫のストレス解消にもなる一石二鳥の作業です。
長毛種はピンブラシ、短毛種はラバーブラシ等を用いて、首の後ろからお尻にかけて毛の流れに沿うようにブラッシングしてください。
とくに毛玉ができやすい足やしっぼの付け根などは、丁寧にブラッシングしてあげましょう。
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食事内容を見直す
抜け毛はストレスや外的要因だけでなく、栄養面も大きく関係しています。
食事によってタンパク質やビタミンを十分に摂取できなければ、抜けやすい毛となってしまいます。
抜け毛を抑えるために、栄養のある食事に見直すことも大切です。
抜け毛予防のシャンプーを利用する
抜け毛がひどい場合には、抜け毛予防のシャンプーを利用するのもおすすめです。
ただし、猫は水に濡れることが嫌いなため、多くても月1回程度に留めておき極力ストレスを与えないようにしてください。
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トリミングをする
長毛種の猫は、グルーミングが十分に行き届かずに被毛がもつれてしまい、毛玉ができやすくなっています。
毛玉が広がると周囲の毛も巻き込んでさらに抜け毛が悪化するため、定期的なトリミングで毛をカットしてあげてください。
毛並みが整った綺麗なトリミングを実施するためには、トリミングサロンに依頼しましょう。
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猫の抜けた毛の対策
猫の抜け毛対策とともに、抜けた後の毛の始末も対策が必要です。
抜け毛が多いと掃除もより大変になりますが、以下の対策をとりつつ作業を進めてください。
毛が付着しづらい素材の家具を揃える
カーペットやソファの素材によっては、猫の抜け毛が大量に付着してしまいます。
これら家具に付着した抜け毛は、家具を巻き込んでさらに絡まる傾向にあり、完全に除去するのが難しいです。
そのため、猫が行動する部屋については、毛が付着しづらい素材の家具を揃えるようにしましょう。
粘着カーペットクリーナーで除去する
カーペット清掃によく使われる粘着カーペットクリーナーも、細かな抜け毛掃除には効果的です。
床だけでなく、ソファやテーブルなど抜け毛付着が気になる箇所も手軽に掃除ができます。
ホームセンターはもちろん、スーパーや100円ショップ等でも簡単に入手できるため、抜け毛の掃除用に備えておくとよいでしょう。
空気清浄機をつける
ペットの細かな抜け毛を吸い取ってくれる空気清浄機の設置もおすすめです。
抜け毛の掃除はもちろん、気になるペットのニオイも脱臭してくれて一石二鳥です。
機種によっては水洗い不要のフィルターを使うものなど、手軽にメンテナンスできるものもあるため、猫の居着く部屋に一台置いてみるのもよいでしょう。
掃除機をかける
部屋掃除の定番アイテムである掃除機も、猫の抜け毛取りには効果的です。
ただし、大量の抜け毛が落ちている部屋でいきなり掃除機をかけてしまうと、毛が詰まって故障するリスクもあるため要注意です。
掃除機を使う前に、粘着カーペットクリーナー等を使って目立つ抜け毛を掃除しておくなど工夫しましょう。
猫の抜け毛が多くなる理由
猫の抜け毛がいつもより多くなるのには、いくつかの理由があります。
抜け毛が目立っても問題がない理由もある一方で、多くの場合は体調などに影響する理由のため、抜け毛の多さに気づいた場合は冷静に原因を突き止めましょう。
換毛期を迎えた
換毛期とは、動物の毛が生え変わる時期のことを指します。
新しい毛に生え変わることで暑い時期・寒い時期を快適に乗り越えられる、いわゆる衣替えのようなイメージです。
猫の換毛期は一般的に3月と11月、季節的には春と秋の時期で年2回を目安に訪れます。
この時期に抜け毛多いと感じた場合は、換毛期の可能性が高いです。
飼育状況や猫の種類によっては換毛期がずれるケースもあるため、抜け毛が目立っても猫の行動や体調に大きな変化がなければ、慌てる必要はありません。
抜け毛を誘発する病気になっている
猫は病気が原因で抜け毛が進行するケースも多いです。抜け毛を誘発する病気には、主に以下のようなものが挙げられます。
- 毛包虫症
- ノミアレルギー性皮膚炎
- 尾腺炎(スタッドテイル)
- 疥癬症(ヒゼンダニ症)
- 皮膚糸状菌症
症状の多くが、ノミやダニなどの害虫や雑菌に由来するものです。寝転がった時に刺される・皮膚接触するなどが原因で発症します。
猫はグルーミングによって身体の汚れを落としますが、それでも落としきれない汚れは定期的なシャンプー等で解消するしかありません。
汚れの目立つ箇所がある場合は、抜け毛がひどくなる前に清潔にしておきましょう。
栄養が不足している
健康的は被毛は良質なタンパク質やビタミン類によって作られますが、栄養の少ない食事が続くと、栄養不足によって細く抜けやすい毛になってしまいます。
また、栄養不足は被毛だけでなく皮膚や体調にとっても悪影響です。
抜け毛が目立ったり皮膚が荒れている、体調が優れていない場合は食事の内容を見直してみることも重要です。
ストレスが溜まっている
猫も人間と同様にストレスが溜まります。
ストレスはホルモンバランスに悪影響を与えて、毛の生育周期に変化をもたらしたり、過度なグルーミングを行うようになり結果的に抜け毛を進行させます。
過度なグルーミングは血行不良や皮膚の炎症といった症状にもつながるため、日々ストレスを溜めさせないような環境づくりを心がけましょう。
抜け毛になりやすい被毛である
猫によっては、抜け毛になりやすい被毛の種類も存在します。
たとえば、スコティッシュフォールドやサイベリアンなどの長毛種は、短毛種に比べて抜け毛になりやすいとされています。
また短毛種であっても、被毛が二層に分かれているダブルコートの猫であれば、下層の柔らかい毛は抜けやすくなっています。
飼っている猫の毛の性質を調べて、もともと抜け毛になりやすいかどうかは事前に把握しておきましょう。
猫の抜け毛を放置すると起こるリスク
猫の抜け毛を放置し続けると、以下のようなリスクが起こる可能性もあります。
猫はもちろん、飼い主自身が健康を害するものもあるため、抜け毛のリスクを把握した上で日々対策を進めていきましょう。
毛玉症を発症する
毛玉症(毛球症)とは、文字通り猫の毛玉によって引き起こされる病気です。
グルーミング等で飲み込んだ毛玉が胃や腸で絡まり引っかかってしまい、排泄もされず留まり続けることで、口から吐き出すなどの症状が見られます。
ひどい場合は腸の血行悪化による腹膜炎で死亡するケースもあるため、ただの毛玉だからと油断はできません。
猫はグルーミングでも多少の毛は飲み込みますが、大量の抜け毛が付着した身体をグルーミングすると、普段よりも多くの毛玉を体内に取り込んでしまいます。
重症の場合は消化器系の手術が必要で、多大な治療費もかかる深刻な病気なので、毛玉症を発症しないように日々の抜け毛対策は重要になります。
毛玉により皮膚炎や胃炎を引き起こす
抜け毛によって毛玉が多数できると、毛玉に皮膚が引っ張られたり、通気性が悪くなることで皮膚炎を引き起こす恐れがあります。
また、雑菌の多い毛玉を飲み込むことが原因の胃炎リスクも高く、毛玉の発生は猫にとってデメリットしかありません。
抜け毛がひどいといつも以上に毛玉が目立つため、飼い主は抜け毛を見かけたら早急に毛玉を取ってあげましょう。
飼い主がアレルギーを発症する
猫に限らず、ペットの抜け毛にはアレルギーの原因物質であるアレルゲンが付着しており、飼い主がアレルギーを発症するケースも少なくありません。
実際、猫の換毛期で多くの抜け毛が見られるタイミングでは、その時のみ猫アレルギーを発症する人も存在します。
猫の抜け毛を放置していると、それだけ自身の肌に付着したり吸い込むリスクが高まるため、自身や家族の健康のためにも抜け毛対策は重要です。
猫の抜け毛を掃除するポイント
猫の抜け毛は家中のあらゆる箇所に落ちているため、闇雲に掃除するだけでは膨大な時間がかかります。
掃除する時は、以下のポイントを意識して作業を進めてください。
- 上から順に掃除していく
- 掃除機の前に霧吹きをかける
- ゴム手袋を装着して作業する
- 抜け毛対策グッズを使う
抜け毛はあらかじめ水に濡らしたり、滑り止めになるゴム手袋を装着して掃除することで、毛玉としてまとまって回収しやすくなります。
掃除の順番やグッズの利用など、さまざまな工夫をしつつ効率的な掃除を心がけましょう。
猫の抜け毛にお困りならプロにも相談!
猫の飼育にあたって抜け毛は避けられない問題ではあるものの、対策や掃除のポイントを正しく押さえていなければ、対応に手間がかかります。
猫の抜け毛対策や掃除に関してお困りの方は、ペットの抜け毛に詳しいトリミングサロンに相談してみるのもおすすめです。
利用者の評判が高い、信頼できるトリミングサロンをお探しの方は、セーフリーをご活用ください。
登録された多数のトリミングサロンの中から、評判や費用、利用者の口コミなどあらゆる要素をもとに最適な店舗を探し出せます。
- 猫の抜け毛対策が分からない
- 抜け毛のよい掃除方法が分からない
- 猫の抜け毛が多い理由を知りたい
猫の抜け毛を防ぎたい抜け毛対策がうまくいかないそんな時はトリミングサロンに相談!
猫の抜け毛対策に関するよくある質問
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Q. 猫がブラッシングを嫌がる場合はどうすればよいですか?
A.猫がブラッシングを嫌がる場合には、無理に続けずに一度様子を見てください。
ブラッシングに限らず、嫌がるものをやり続けると猫にとっては大きなストレスになります。
過度なストレスは抜け毛が増えるだけでなく、食欲不振や嘔吐・下痢などの体調不良も引き起こすため注意しなければなりません。
一度で全体をブラッシングしようとせず、時間をかけて少しずつやってみるなど、猫にとって負担が少ない工夫をしてみましょう。
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Q. 皮膚が見えるほどの抜け毛は危険ですか?
A.皮膚が見えるほどの抜け毛は、体全体に見られる場合であれば換毛期の可能性があります。
しかし、頭や背中の一部分の毛が極端に抜け落ちている場合については、ホルモン異常や皮膚・内臓の病気が原因による脱毛症かもしれません。
食物アレルギーや日光性皮膚炎、ノミアレルギー性皮膚炎など、脱毛になりうる病気は数多いため、極端な抜け毛について動物病院の受診も検討してください。
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Q. 抜け毛に気がついたらすぐに病院へ行くべきですか?
A.抜け毛がいつもより多いと感じても、猫の体調に問題がなければすぐに病院へ行く必要はありません。
抜け毛が多いと感じても、年に2回ほど換毛期の場合は体調的にも心配はないです。
ただし、部分的な抜け毛が目立つ場合は猫の体調や日々の行動、皮膚の状態も確認してみましょう。
ストレスや病気が疑われる場合には、一度動物病院で診てもらうことをおすすめします。