2024.09.22 2024.12.05
この記事では犬のシャンプーの頻度について、季節や犬種、肌質などから詳細を解説します。
愛犬の肌質や年齢によって適したシャンプーの頻度がわかる内容となっているので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
ドライシャンプーの頻度や、シャンプーの際に必要なグッズもご紹介します。
犬のシャンプーは、清潔さだけでなく愛犬のことを考えて行なうのが大切です。愛犬の健康を考え、適したシャンプー頻度について考えてみましょう。
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目次
犬のシャンプーの頻度は月に1〜2回
犬のシャンプーの頻度は、月に1~2回が目安です。
サロンで毎月シャンプーしてもらっている場合も、状況によっては自宅でのシャンプーが必要になります。
一方、犬種や年齢によって適したシャンプー頻度があるため、愛犬はどれくらいのペースでシャンプーすべきかはよく考えることが大事です。
犬の場合、月に2回以上と頻繁にシャンプーすると、毛に艶がなくなったり皮脂に必要な脂分がなくなってしまう恐れがあります。
頻繁に行なうだけでなく、シャンプーがきちんと洗い流せていないと皮膚に炎症を起こす場合もあるので注意が必要です。
犬のシャンプーの頻度は月に1~2回が目安、しすぎはよくないという点を理解しておきましょう。
【季節ごと】犬のシャンプーの頻度の違い
犬のシャンプーの目安は月に1~2回が目安ですが、季節によって頻度は変わってきます。
夏場と冬場に分けてシャンプーの頻度を記載するので、季節に応じて愛犬をお手入れしてあげましょう。
夏場
夏は暑さが厳しく、犬にとっても体が疲れやすい季節になります。
暑い夏は汗をかくだろうからシャンプーの頻度は多め?と思いがちですが、実際には月に1~2回で大丈夫です。
犬の場合、汗腺が肉球や鼻先など体の一部にしかないので汗をかいて体が汚れることがないのです。
汗をかいているだろうからとシャンプーの頻度を多くすることで、皮膚が乾燥してフケが出る場合もあるので気を付けましょう。
また、ビーグルやラブラドルレトリバーなど一部の犬種では皮脂の分泌が活発なので、様子を見ながらシャンプーの頻度を月に3回など少し増やしてみても問題ありません。
基本的には、一般的なシャンプー頻度と同じで月に1~2回が目安と思っておきましょう。
冬場
気温が低く乾燥しやすい冬場の犬のシャンプー頻度は、月に1回程度が目安です。
冬は汗もかかないだろうしそんなに汚れないのではと感じますが、実際には犬の皮膚には皮脂がいっぱい分泌されています。
皮脂をそのまま放置すると、新陳代謝が下がったり菌が繁殖しやすくなるのでよくありません。
さらに、犬はアポクリン汗腺から汗を分泌しているため、脂状の汗をかきやすく、冬場であっても犬のシャンプーは月に1回を心がけたいです。
【犬種ごと】犬のシャンプーの頻度の違い
犬のシャンプー頻度は、季節ごとだけでなく犬種によっても異なる場合があるので確認しておきましょう。
長毛・短毛・ダブルコート・短頭と4つの種類に分けて、シャンプー頻度についてみていきます。
長毛
- ゴールデンレトリバー
- マルチーズ
- パピヨン
- ヨークシャーテリア
- バーニーズ・マウンテン・ドッグ
犬のなかでも上記のような長毛種については、シャンプーの頻度を多めにしましょう。月に2回を目安にシャンプーしてあげてください。
長い毛に汚れが絡まりやすいため、日々のブラッシングだけでは汚れを落とすのが難しいです。
美しい長毛を維持するためにも、月に2回のシャンプーを心がけてください。
シャンプーをきれいに流して乾かす際は、毛が絡まらないようブラシを使いながらドライヤーをかけるのがおすすめです。
短毛
- ミニチュアピンシャー
- パグ
- チワワ(スムース)
- ドーベルマン
- ダルメシアン
チワワやパグのような短毛種は、1ヵ月に1回を目安にシャンプーしてあげましょう。長毛種に比べると毛が短いので、汚れが溜まりにくいのが特徴です。
そのため、シャンプーの頻度は月に1回程度とやや少なめとなっています。洗いすぎると皮膚が乾燥して、皮膚トラブルを起こす場合があるので注意してください。
ダブルコート
- ミニチュアダックスフンド
- ポメラニアン
- 柴犬
- ビーグル
- ラブラドルレトリバー
ミニチュアダックスフンドやポメラニアンなどダブルコートと呼ばれる犬種は、厚い被毛をもち皮膚トラブルを起こしやすいので月に1~2回の頻度でシャンプーを行ないましょう。
ダブルコートは上毛と下毛の2層から成っており、換毛期にはかなりの量の毛が抜けるのが特徴です。
シャンプーをする際は、事前に念入りにブラッシングを行ない不要な毛を除去しておくと、シャンプーの泡が根元まで届きやすいです。
一方、被毛がシングルコートであれば上毛のみの単層構造になっているため、サロンでトリミングの際にシャンプーしてもらえば自宅の頻度は少なくて済みます。
短頭
- フレンチ・ブルドッグ
- ブルドッグ
- ボクサー
- チャウチャウ
- ボストンテリア
フレンチブルドッグやブルドッグなど鼻が低い短頭種のシャンプー頻度は、月に2回程度を目安にしましょう。
皮脂の分泌量だけでなくシワの数も他の犬種に比べると多いので、シャンプーはこまめにしてあげたいところです。
シャンプーする際は、シワ部分に溜まっている汚れを取ってあげるのも意識してください。
【肌質ごと】犬のシャンプーの頻度の違い
犬のシャンプー頻度は、季節や犬種だけでなく肌質によっても調整する必要があります。
犬が抱えやすい肌トラブルごとに、シャンプーの頻度をみていきましょう。
敏感肌・アレルギーを持つ場合
敏感肌やアレルギーもちの犬の場合は、シャンプーは月に1回に留めておきましょう。
頻繁にシャンプーすると皮膚に負担がかかり、トラブルを悪化させてしまう恐れがあるからです。
愛犬の肌質をよく理解した上で、シャンプーの頻度についても考えることが大事です。
また、月に1回のシャンプーのときに犬が嫌がるそぶりを見せる場合は、無理に続けるのはやめましょう。
皮膚にシャンプーが染みたり痛みを感じている関係で、嫌がっている可能性があります。
そのようなときは、速やかにシャンプーを洗い流して優しく拭いてあげてください。
皮膚病を患っているとき
皮膚病を患っているときの犬のシャンプー頻度は、まず獣医師の指示に従うことが基本です。
獣医師から指示された回数、シャンプーを行なうようにしてください。
定期的に病院に通い皮膚病が改善されてきた場合も、獣医師に尋ねた上でシャンプーの頻度を考えましょう。
自己判断で愛犬にシャンプーすると、返って皮膚病を悪化させてしまうリスクもあるので注意してください。
【年齢ごと】犬のシャンプーの頻度の違い
続いて、年齢ごとに犬のシャンプー頻度について確認していきましょう。
犬の成長段階におけるシャンプーの適正な頻度を押さえ、健康的に過ごせるようにしてあげるのがポイントです。
子犬
生後4ヵ月くらいまでの子犬におけるシャンプー頻度は、成犬と同じで大丈夫です。月に1~2回程度を目安に、シャンプーしてあげましょう。
子犬のシャンプーでは、シャンプー嫌いにならないよう慎重に進めてください。
おやつを食べさせながら慣らす、まずは足だけ洗うなど、無理のない範囲で行なうと子犬にとってもストレスがかかりにくいです。
シャンプーを嫌がる素振りがみられたらそれ以上続けるのはやめて、トリミングサロンを利用してみてください。
プロのトリマーが、様子を見ながら慎重にシャンプーしてくれます。
成犬
成犬のシャンプー頻度は、月に1~2回程度が目安に行ないましょう。その他、肌質や犬種、汚れ具合に応じてシャンプーの回数を調整します。
汚れているだろうと頻繁にシャンプーすると必要な皮脂までも流してしまうので、月に1~2回の範囲にしておくと安心です。
老犬
老犬になると、シャンプーの頻度はできるだけ少なくしましょう。目安となる頻度のなかでも少ない、月に1回程度に留めておいてください。
汚れが気になるときは洗い流さないタイプのシャンプーを使って、体を清潔に保ってあげるのがおすすめです。
極力、犬に負担をかけないようシャンプーしてあげるのがポイントです。
犬のドライシャンプーの頻度
犬のシャンプー頻度についてみてきた中で、最後にドライシャンプーの頻度はどれくらいにすれば良いのか考えてみます。
水で洗い流すタイプのシャンプーに比べると洗浄力にはやや劣るため、ドライシャンプーは月2回程度を目安に行なうのがベターです。
泡やスプレー、ボディシートなどドライシャンプーにも種類があるので、愛犬に合うものを選んで活用してみてください。
ドライシャンプーは、普通の洗い流すシャンプーが苦手な犬にとって便利なアイテムでもあります。
どのような製品が登場しているのか知り、愛犬の体を清潔に保つため使ってみましょう。
犬のシャンプーに必要なグッズ一覧
犬のシャンプーを自宅で行なう場合、あらかじめ必要なグッズを揃えておくとスムーズです。
以下に挙げるものを用意して、無事に愛犬のシャンプーを終えられるようにしましょう。
- 犬用シャンプー
- ブラシ
- 洗面器
- スポンジ
- タオル
- ドライヤー
- マット
事前にきちんと準備しておくと、いざシャンプーを始めたときに慌てずに済みます。
愛犬がリラックスできるようにするためにも、必要なグッズは用意しておきましょう。
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犬のシャンプー頻度について、季節や年齢、犬種、肌質別に詳しくご紹介しました。シャンプー頻度といっても、年齢や犬種などによって大きく異なるのがわかります。
また、犬も一匹ずつ性格が異なるので、シャンプーが好きな犬もいれば嫌いな犬もいるでしょう。
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