犬のトリミングに使うハサミの種類を紹介!選び方や使い方も解説!

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犬のトリミングに使うハサミの種類を紹介!選び方や使い方も解説!

2024.09.01 2024.12.05

 

この記事では、犬のトリミングに使うハサミについて種類や選び方、使い方を解説します。

初心者におすすめのトリミングシザーセットなども解説しているので、最適なハサミ選びの参考にしてください。

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犬のトリミング用のハサミの種類と用途

犬のトリミングは、作業工程に合わせて適切なハサミを使用する必要があります

ハサミの種類と用途について解説していきます。

ストレートバサミ(仕上げ用)

ストレートバサミ(仕上げ用)

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https://amzn.asia/d/djYRCW8

特徴 用途
・刃がまっすぐな形状
・毛をまっすぐ切ることに特化
・全体の毛の長さを揃える
・輪郭をカットする
・毛束をカットする

〇おすすめストレートバサミ:Purple Dragonカットシザー

ストレートバサミは、トリミングで最も基本となるハサミで、犬の毛をカットする際に最も多く使われます。

ストレートバサミのサイズはさまざまで、以下のようなものが使いやすいとされています。

  • 小型犬:5.5インチ
  • 中型犬:6インチ
  • 大型犬:6.5インチ

トリミングを行う愛犬の大きさや、犬種によって選ぶのがベストです。

ミニバサミ(繊細なカット用)

ミニバサミ(繊細なカット用)

画像引用元:
https://amzn.asia/d/5kSKqud

特徴 用途
・小型で繊細なカットに特化したハサミ
・刃の長さが5~6インチ程度と短い
・目、鼻、口、耳など、顔の輪郭の仕上げ
・足先の毛、肛門周りの毛のカット
・特定の部位の毛量を調整

〇おすすめミニバサミ:Pexdcon ペットトリミングハサミ

ミニバサミはボブシザーとも呼ばれ、繊細な作業を行う際に使われるハサミです。小型で扱いやすいので、細かい部分のカットや顔周りの仕上げのほか、足周りなどさまざまな部位のトリミングに使用できます。

大きなハサミと比べて扱いやすく、初心者でも比較的簡単に扱えます。一方で、大きな範囲のカットには不向きなので、トリミングの終盤に使われることが多くなります。

カーブバサミ(成形用)

カーブバサミ(成形用)

画像引用元:
https://amzn.asia/d/fskqyp3

特徴 用途
・刃がカーブしているハサミ ・体のラインを滑らかにする
・美しいシルエットを作る
・足の付け根から足先の丸みを出す

〇おすすめカーブバサミ:Dosi カーブシザー

カーブバサミは犬の体全体の形を整え、丸みのある部分をカットしたり丸みを出したりする際に使用します。プードルなどの丸いカット全般におすすめです。

カーブバサミは、カーブの角度や刃の長さなど、さまざまな種類のカーブバサミがありますので、以下の基準で選びましょう。

  • ショートカーブ:小型犬や顔周りや足先の細かい部分のカットに使用
  • ミドルカーブ:中型犬や体全体の輪郭作りのカットに使用
  • ロングカーブ:大型犬や大きな丸みを出したい部分のカットに使用

スキバサミ(毛量を減らす用)

スキバサミ(毛量を減らす用)

画像引用元:
https://amzn.asia/d/3cjyQQc

特徴 用途
・毛量を調整するためのハサミ
・刃の形状やすき率によって種類がある
・全体の毛量を調整
・部分的に毛量を減らす
・自然な仕上がりにする

〇おすすめスキバサミ:LOYELEYスキバサミ

スキバサミは、毛を全部切るのではなく、一部の毛をカットすることで、自然な仕上がりにできるハサミです。

スキバサミには、スキ率がハサミごとに設定されています。スキ率とは、一度にカットされる毛の量のことで、スキ率が高率になればなるほど、多くの毛がカットできます。

どのくらい毛量を減らしたいのかを考えて、スキ率を基準に選ぶとよいでしょう。

■スキ率の目安

  • 高率:毛量を大幅に減らす際に使用
  • 中率:一般的な毛量調整に使用
  • 低率:細かな調整や毛先を軽くする際に使用

犬のトリミング用ハサミを選ぶポイント

犬のトリミング用ハサミを選ぶポイント

犬のトリミング用のハサミは形状や機能もさまざまあります。

ここでは犬のトリミング用ハサミを選ぶポイントについて解説していきます。

ハンドルの形状

犬のトリミング用ハサミのハンドルは、手にフィットし、長時間使用しても疲れにくいことが重要です。

ハンドルの形状は、「オフセットハンドル」が長時間使用しても疲れにくく、初心者にもおすすめです。実際に持ってみて、自分の手にフィットするかどうかを確認し、長時間使用しても疲れにくい形状を選びましょう。

形状 特徴
オフセットハンドル ・親指と人差し指の間に段差がある形状
・手が小さい方や握力が弱い方でも使いやすい
メガネハンドル ・親指と人差し指が一直線に並ぶ形状
・力を入れてカットしたい場合に適している
・プロのトリマーがよく使用するタイプでコントロール性が高い

 

先端の形状

犬のトリミング用ハサミを選ぶうえで、先端の形状は重要なポイントです。犬種やトリミングしたい部位によって、最適な形状が異なります。

初めてのかたは、丸い先端のものを選ぶとよいでしょう。尖った先端のハサミは、細かい部分のカットや、線を描くようなカットに適しています。

形状 特徴 使用用途
丸い先端 ・初心者におすすめ
・全身のトリミングに幅広く使用できる
・小型犬・顔周り・足回りデリケートな部分
尖った先端 ・細かい作業に適している
・線を描くようなカットができる
・デザインカット

ネジの調節機能

トリミング用ハサミのネジ調節機能は、刃の開き具合を調整できます

カットの精度を上げたり、さまざまなカットに対応したりできるので便利です。

■ネジ調節機能の役割

  • ネジを回して刃の開き具合を細かく調整できる
  • 適切な開き具合に調整してカットの精度が向上する
  • 毛の量や硬さやカットしたい部分に柔軟に対応できる

切れ味がよいもの

素材 特徴
ステンレス鋼 ・トリミングシザーの主流
・錆びにくい
・耐久性が高い
・切れ味が長持ち
コバルト鋼 ・切れ味が鋭い
・プロ用に多く採用
モリブデン鋼 ・耐久性が高く
・切れ味が安定
・家庭用シザーにも多く採用

切れ味が悪いハサミは、途中で変に毛が切れてしまいます。その結果、見栄えが悪くなってしまったり、切れてない毛を引っ張って愛犬が痛がったりすることも。

また、トリミングの時間が長引くことになるので、安価で粗悪なハサミではなく、切れ味のよいものを選ぶようにしてください。可能であれば実際にハサミに触れて、切れ味を確認することをおすすめします。

以下のようなメーカーであれば安心して使えるハサミといえるでしょう。

  • 株式会社ドーワインターナショナル
  • 東京利器
  • 内海

初心者には犬のトリミングシザーセットがおすすめ

初心者には犬のトリミングシザーセットがおすすめ

犬のトリミング用のハサミをひとつずつ選んでいくのが大変というかたは、トリミングシザーセットも視野に入れてみてください。

ここでは、トリミングシザーセットのおすすめ理由について解説していきます。

必要なハサミを一度で揃えられる

トリミングシザーセットはストレートシザー、ミニバサミ、スキバサミ、カーブシザーなど、犬の全身をトリミングするために必要なハサミがセットになっています。

初心者でも選びやすいように必要なものが厳選されており、必要なハサミがそろっているので、購入すればすぐにトリミングができます。

また多くのセットには、収納ケースが付属しているのでハサミを安全に保管できます。

選ぶ際には、カットシザー、スキバサミ、カーブシザーなど、必要なハサミが全て揃っているか確認しましょう。

おすすめのトリミングシザーセットは以下のものを参考にしてください。

  • Latuna トリミング ハサミセット
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  • ライフパッション ペットトリミングセット
    (https://amzn.asia/d/0P2FRdK)

一式を安く購入できる

個別にハサミを購入するよりも、セットで購入する方が断然お得です。また、トリミングシザー専門メーカーの製品は品質が高い傾向にあります。

トリミングシザーセットを選ぶ際は、シザーの種類や数、スキ率など、セットの内容をしっかりと確認しておくのがベスト。愛犬の毛質やトリミングのレベルに合わせて、最適なセットを選びましょう。

トリミング用ハサミの安全な使い方

トリミング用ハサミの安全な使い方

トリミングを行う際にはいくつかのポイントを押さえないと、愛犬や飼い主のケガにつながります。

こちらではトリミング用ハサミの安全な使い方を解説します。

足裏や肛門周りの毛はミニバサミを使う

ミニバサミは、刃先が小さく、細かい部分のカットに適しています。また、小さく軽いので初心者でも扱いやすく、細かい部分の毛をカットする際にコントロールしやすいです。

そのため、足裏や肛門周りなど、皮膚に直接刃が触れる可能性が高い箇所を安全にトリミングできます。肉球を傷つけないように、ゆっくりと丁寧にカットしましょう。

また、肛門周りは汚れが溜まりやすいので、トリミング前によく洗ってからカットするようにしてください。

目の周りはハサミの向きに注意

目の周りでは、ハサミの向きを間違えると、思わぬ事故につながる可能性があります。不意な動きで犬に当たってしまうと、大変危険です。

絶対に刃先を犬の方に向けてカットせず、常に飼い主さん自身の方に向けて、毛をすくい上げるようにカットしてください。また、犬が暴れないように安全な体勢で固定したり、声かけやコミュニケーションを常にしてください。

動かないようにすることで、愛犬が怪我をするリスクを抑えられます。

ハサミを水平に一定のリズムで行う

トリミング用ハサミを安全かつ適切に使うためには、一定のリズムで水平にカットすることが重要です。一定のリズムでカットすることで、力加減が安定します。

毛の流れに沿って、一定の力でカットできるのでより美しい仕上がりになります。また、作業効率が上がり、短時間でトリミングが完了するのでおすすめです。

カットする箇所に対して水平にハサミを動かすことで、皮膚を傷つけるリスクを減らせます。

初心者はハサミの扱い方や力加減に慣れるために、紙や犬型のレッスンドールで練習するのもおすすめです。

ほかには、トリミングの動画を見ることでも正しいカット方法を知ることができます。

自信がない場合には犬のトリミングサロンの検討を

トリミングを行う場合には、ストレートバサミ、ミニバサミ、スキバサミ、カーブバサミが一般的なハサミです。愛犬のサイズや、飼い主さんが疲れにくい形状など、さまざまな要素を総合的に判断して選択するようにしてください。

ハサミ選びに迷うかたは、犬の全身をトリミングするために必要なハサミがセットになっているトリミングシザーセットがおすすめです。

愛犬のトリミングには、ハサミの向きやリズムに注意して、安全かつスムーズに行いましょう。

ハサミの購入や手間、作業の難易度を考慮して、自信がない方はトリミングサロンでプロに依頼することも検討してみてください。

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