2026.02.01 2026.02.01
本記事では、古い/昔の切手の買取相場や売却先を紹介します。
実家や自宅の片付けをしていると、古い切手や昔の切手がまとめて見つかることは珍しくありません。「もう使えないし処分するしかないかも」「でも、もしかしたら価値があるのでは?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
実は、古い切手のなかには、今でも需要があり買取対象となるものがあります。
そこで本記事では、古い切手に価値があるか、高く売れる切手の特徴、高値が付きやすい切手一覧を紹介します。
また、どこに売ればよいか迷っている方に向けて、おすすめの売却先や選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
古い/昔の切手に価値が付く条件とは?買取前に知っておきたい基礎知識

古い切手は骨董品のような価値があると思われがちですが、実際には「古さ」だけで高値がつくケースは限定的です。
まずは、どのような切手に価値が宿るのか、査定の基本となる前提知識を押さえておきましょう。
古いだけでは価値はない【昭和30年以降はほぼ額面どおり】
「古い切手=お宝」というイメージが強いですが、残念ながら昭和30年代以降に発行された切手は、その多くが額面以上の価値を持ちません。
理由は、当時の日本で巻き起こった空前の「切手ブーム」にあります。需要に応えるために発行部数が大幅に増え、多くの人が収集し保管しており、現在でも市場に大量の在庫が残っているためです。
また、特定の行事を記念して発行される「記念切手」や「特殊切手」も、ブーム以降のものは希少性が低く、買取価格は額面通り、あるいは額面を下回るケースが一般的です。
とはいえ、昭和30年以降の切手も未使用なら額面と同等の価値があるので、絶対に捨てるのはNG。価値ある切手の特徴や売却先などを確認して、お得に現金化しましょう。
外国切手も種類によっては買取対象になる
世界各国の切手も買取対象になりますが、日本国内の市場で高い価値が認められるのは、その大半が「中国切手」です。
特に1960年代から1980年代にかけての中国切手は現存数が極めて少ないため、コレクターの間で非常に高値で取引されています。
アメリカやヨーロッパの外国切手も買取自体は可能ですが、流通量が多いため、多くはまとめ売りとしての査定になりがちです。
使用済み切手でも価値がつくケースがある
一般的に切手は「未使用」であることが買取の条件と思われがちですが、使用済み(消印あり)でも価値がつくケースが存在します。
例えば、明治時代や大正時代の初期切手、戦時中の特殊な郵便物などは、たとえ使用済みであってもコレクターが喉から手が出るほど欲しがります。
消印そのものに価値が付くこともある
切手そのものよりも、その上に押された「消印」に価値がつくという特殊なケースもあります。
例えば、特定の地域で短期間しか使われなかった消印や、歴史的な事件の当日に押された日付の消印、あるいは非常に美しく鮮明に押された「満月消印」などは、消印コレクターにとって大きな魅力です。
ただし、こうした消印の価値判断には極めて専門的な知識が必要なため、一般的な不用品買取業者では取り扱わない、あるいは価値を見落とされるケースも少なくありません。
古い/昔の切手の買取相場|価値がある・ない場合

古い切手の買取相場は、切手の種類や状態によって大きく二分されます。まず、現在でも郵便局で販売されているような「普通切手」の場合、買取相場は額面の5割〜9割程度となるのが一般的です。
特に額面が50円以上の切手は使い勝手が良いため、比較的高い料率で買い取ってもらえます。
一方で、1950年代以前の「記念切手」や「特殊切手」は、希少価値によって額面を大きく上回るプレミアム価格がつくことがあります。
「シートかバラか」も査定に大きく影響し、四隅に余白がついたままのシート状態であれば、コレクション価値が高まり、バラ切手よりも査定額が数割アップするでしょう。
売れる古い/昔の切手の特徴【買取額アップに期待】

査定時に有利に働く、高額買取の4つのポイントを解説します。
現存数が少ない切手
切手の価値を決める最大の要因は、「希少性」です。発行期間が極めて短かったもの、発行枚数そのものが制限されていたもの、あるいは震災や戦争などで焼失し、現存する枚数が限られている切手は、市場に出回ることが稀なため、価格が高騰します。
例えば、戦前の記念切手の中には、数枚しか確認されていないような幻の逸品も存在し、オークションなどでも注目の的となります。
エラー切手
製造過程で何らかの不備が生じた「エラー切手」は、本来は検品で破棄されるべきものですが、稀に市場に流出することがあります。
色が抜けている「色抜け」、印刷が上下逆さまになった「逆刷り」、目打ち(切り込み)がずれている「目打ちズレ」などは、その珍しさからコレクターの間で非常に高く評価されます。
不良品に見えますが捨てずに査定に出すのがおすすめ!
中国切手
特に1960年代後半から1970年代の「文化大革命」時代に発行されたものは、当時は切手の収集が「資本主義的な趣味」として禁じられていたため、現存数が非常に少なく、高値で取引されます。
代表的な「赤猿」などは、1枚で数十万円から数百万円の査定がつくこともある、切手買取の主役です。
保存状態が極めて良い切手
切手は紙製品であるため、湿気や日光に弱く、劣化しやすい性質をもっているのが特徴です。
そのため、数十年経っても「色あせがない」「裏面の糊が残っている」「シミや折れがない」といった完璧なコンディションを保っている切手は、それだけで価値が跳ね上がります。
高額買取に期待できる古い/昔の切手一覧【相場目安あり】

具体的にどのような切手が高く売れるのか、代表的なものを相場目安とともに紹介します。
毛沢東切手
中国の建国者である毛沢東が描かれた切手は、中国切手の中でも非常に人気です。「毛主席の長寿を祝う」や「毛主席の最新指示」などのシリーズがあり、当時の政治的背景を強く反映しています。
数万円〜数十万円。全種類揃ったセットであれば、100万円を超える査定が出ることも珍しくありません。
見返り美人切手
1948年に発行された「切手趣味週間」の記念切手です。菱川師宣の浮世絵をモチーフにした美しいデザインで、日本国内の切手ブームの火付け役となりました。
サイズが通常の切手より大きく、縦長なのが特徴です。買取相場はバラで1,000円〜3,000円、シートであれば1万円〜3万円程度で、状態により大きく変動します。
皇室記念切手
天皇即位やご成婚など、皇室の慶事を記念して発行される切手です。特に戦前に発行されたものは発行枚数が少なく、歴史的価値も相まって高値で取引されます。
買取相場は明治・大正時代のものなら数千円〜数万円、昭和以降のものは額面程度の価値になることが多い傾向です。
オリンピック記念切手
1964年の東京オリンピックを記念して発行された切手などが有名です。
当時は大量に発行されたため、単体での価値はそれほど高くありませんが、全種セットやシート状態、初日カバー(FDC)などは収集価値が認められます。
買取相場は数百円〜数千円で、希少な外国のオリンピック切手であれば数万円になることもあります。
赤猿切手
1980年に中国で発行された十二支の「申(さる)」が描かれた切手です。中国切手ブームの象徴であり、最も有名なプレミアム切手の1つとなります。
金粉などが施された豪華な装飾が特徴ですが、この金粉が酸化しやすいため、状態が良いものは稀少です。買取相場は1枚で10万円〜15万円前後、シート(80枚綴り)であれば数千万円の価値がつくケースもあります。
オオパンダ切手
1963年と1973年に中国で発行された、愛くるしいパンダの姿が描かれたシリーズです。第1次(3種類)と第2次(6種類)があり、特に第1次は発行枚数が少なく人気が集中しています。
買取相場は第1次セットで数万円、第2次セットで1万円〜2万円程度です。
国際文通週間シリーズ
1958年から毎年発行されている、浮世絵などを題材にしたシリーズです。特に第1回の「京師(歌川広重)」などは、発行枚数が少なく非常に高い人気があります。
買取相場は、初期の「京師」や「箱根」などはバラでも数千円、シートなら数万円程度です。
古い/昔の切手はどこで売る?おすすめの買取方法

古い切手は、どこに持ち込んでも同じ値段で売れるわけではありません。店舗によって「バラは不可」「使用済みは不可」といった条件も異なるため、自分の持っている切手に合わせた売却先を選びましょう。
主な売却先は、以下の3つです。
- ネットオークション・フリマサイト
- 専門買取業者/切手コレクター専門店
- 総合買取業者
ヤフオク!やメルカリなどは、マニアックな切手を探しているコレクターと直接取引ができる一方、出品・梱包・発送の負担があり、トラブルのリスクも少なくありません。
専門業者は切手の知識が豊富な鑑定士が在籍しており、「使用済み」や「消印」に価値があるもの、中国切手の真贋などを正確に判断してほしい場合に最適です。
実家の片付けなどで、切手以外にも古銭や骨董品、ブランド品などが大量にある場合には総合買取業者を検討しましょう。自宅まで来てくれる「出張買取」を利用すれば、重い荷物を運ぶ必要もありません。
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郵便局では買取してもらえない
よくある勘違いとして「郵便局に持っていけば買い取ってもらえる」といったものがありますが、郵便局では切手の現金化(買取)は一切行っていません。郵便局でできるのは、以下の対応のみです。
- 他の郵便用品への交換
- 郵便料金の支払いとしての使用
1枚につき数円の手数料を払うことで、新しい切手などに交換できます。また、手紙や小包の送料として額面通り使用することも可能です。
ただし、郵便局での対応は「未使用」に限ります。あまりに古い切手や汚れがひどいものは交換を断られることもあるため、注意が必要です。
現金に変えたいのであれば、必ず買取業者を利用!
古い/昔の切手を高く買取してもらうコツ

続いて、高価買取のコツを紹介します。
バラさずシートのまま査定に出す
もし切手が1枚ずつ切り離されていない「シート」の状態で残っているなら、絶対にそのままの状態で査定に出しましょう。
コレクター市場では、四隅の余白(耳紙)まで揃ったシート状態は非常に価値が高く、バラ切手よりも査定額がアップします。切り離してしまうと価値が半減してしまうこともあるため、注意しましょう。
状態を整えて仕分けする
大量の切手がある場合、「普通切手」と「記念切手」、「額面別」に仕分けしておくだけで査定がスムーズに進み、評価が上がることがあります。
また、切手はピンセットで扱うのが基本です。素手で触ると皮脂がつき、数年後にシミの原因となるため、できるだけ綺麗な状態を維持して持ち込みましょう。
切手の知識が豊富な専門業者へ依頼する
最も重要なのが、切手の価値を正しく判断できるプロに任せることです。特に中国切手や戦前の切手は、偽物も多く出回っているため、真贋を見極める確かな目が必要です。
専門業者なら1枚1枚の希少性を加味したプラス査定が期待できます。
まとめて買取してもらう
切手だけでなく、家に眠っている不用品を「まとめて査定」に出すのも有効な戦略です。買取業者にとって、一度の訪問や査定で多くの商品を買い取れることは、コスト削減につながります。
その分を査定額に上乗せしてくれるケースが多いため、実家の片付けなどで出た他の不用品も一緒に相談してみましょう。
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古い/昔の切手は需要あり!高価買取を狙うなら比較検討を
古い・昔の切手は、すべてが高額で売れるわけではありませんが、現在も一定の需要があります。特に中国切手など希少性の高いものは、高価買取が期待できるでしょう。
納得できる査定額で売却するためには、複数の業者を比較検討するのが重要です。切手の査定額は業者ごとに差が出やすく、比較することで条件の良い売却先が見つかりやすくなります。
セーフリーには、切手をはじめ幅広いアイテムを扱う業者が多数掲載されています。手数料無料の業者も多いので、ぜひ気軽に利用してみてください。
\まとめて査定で買取UP/
- 実家から大量の切手が出てきた…
- 古い切手って売れる?
- 他の不用品もまとめて売れたら助かる

切手を含む不用品のまとめ売りは
自宅に来てくれる出張買取が便利!
気になる業者を比較検討
古い/昔の切手の買取に関するよくある質問
-
Q. 古い切手なら高く売れますか?
A.いいえ、古いからと言ってすべての切手が高く売れるわけではありません。
-
Q. 古い/昔の切手の買取相場はどれくらいですか?
A.切手の種類によって大きく異なりますが、プレミア品であれば数万円以上の価値が付くケースも多々あります。
-
Q. 古い/昔の切手の査定はどこに依頼すべきですか?
A.専門知識を持つ買取業者への依頼がおすすめです。実績豊富な業者であれば、適正な価格で査定をしてくれます。


























