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2024.05.28 2024.06.13
今回は、天然石の種類による買取相場などについて解説しています。
「どの天然石が高く売れるの？」
「天然石を高く売るにはどうすればいい？」
天然石の買取を検討中の方に向け、上記のような疑問にお答えします。
また、天然石はどこで売却するべきなのか、買取価格がつかないケースについても紹介しています。ぜひ参考にしてください。
目次
買取の前に！そもそも天然石とは？【特徴・魅力】
天然石はその名の通り、自然界で形成された石を指し、人工的な合成石とは異なる特性をもちます。プレゼントとしてよく選ばれやすいのは、これらの石はジュエリーやパワーストーンとしても人気があるためです。
天然石の定義
天然石に厳密な定義は存在しませんが、天然石は一般的に人の手によって合成されていない、自然界で形成された石のことを指します。宝石、半貴石、さらに一見すると普通の岩石や鉱石も含まれます。
つまり、自然に存在するほぼすべての石が、天然石として扱われるのです。
天然石とパワーストーンの違い
天然石とパワーストーンの大きな違いは、石に特別な力があるかどうかです。すべての天然石がパワーストーンとしての役割を果たすわけではなく、特定のパワーストーンは、人々に心理的な安心感や身体的な好影響を与えるとされています。
パワーストーンと呼ばれる石は、特定の治癒や運気向上の効果が期待されるものです。
高価買取が期待できる天然石【種類と相場】
天然石の中でも、特に価値が高いとされるのが以下の9種類です。
| パワーストーンの種類 | 買取相場 |
|---|---|
| ダイヤモンド | 20,000〜30,000円 |
| ルビー | 4,000〜10万円 |
| サファイア | 5,000円〜50万円 |
| アメジスト | 2,000〜10,000万円 |
| エメラルド | 5,000〜50万円 |
| オパール | 10,000円〜数十万円 |
| アクアマリン | 10,000〜15万円 |
| 翡翠 | 2,000〜3,000円 |
| 珊瑚 | 10,000〜100万円程度 |
美しさ、希少性、その石がもつ意味から高価買取の対象になりやすいでしょう。また、各石には特有の評価基準があり、その基準に基づいて価格が決定されます。
ダイヤモンド
ダイヤモンドは、地球上で最も硬い物質として知られ、その硬度から「強靭な精神」や「硬い絆を結ぶ」といった意味合いを持つことが多い宝石です。
ダイヤモンドの価値は4C（カット、カラー、クラリティ、カラッ）によって評価されます。特に研磨された形や透明度が高いもの、珍しい色のカラーダイヤモンドは、高く評価されるでしょう。
市場では、通常のダイヤモンドが2万円から3万円で取引されるケースが多いですが、特別な特性をもつものは10万円から100万円を超えることもあります。
ルビー
ルビーは燃えるような赤色で知られ、特にミャンマー産の「ピジョンブラッド」は最も価値が高いとされます。非加熱の鮮やかな赤色が特徴のルビーの多くは、その希少価値から高価買取の対象に。
加熱処理により色が変化したルビーもありますが、自然な色のものほど価値が高いでしょう。ルビーの買取相場は、4,000円から60,000円程度で、非常に優れた品質のものは100,000円を超えることもあります。
サファイア
サファイアは、鮮やかな青色が特徴的で、知恵の象徴として古代から珍重されています。サファイアの買取価格は、色の鮮やかさや透明度によって大きく変わり、5,000円から500,000円の範囲で取引される場合が多いです。
特に深い青色のものは高価であり、アクセサリーとしても人気が高いでしょう。
アメジスト
アメジストは神秘的な紫色で知られ、スピリチュアルな意味合いも持ち合わせています。特にパワーストーンとしての需要があり、部屋に飾る原石やアクセサリーとして身につけられることが多いでしょう。
アメジストの買取価格は、重量やサイズ、色の鮮やかさ、そして形状によって変動しますが、一般的な原石は2,000円から10,000円程度が相場です。特にウルグアイ産や高品質なブラジル産は価格が高くなる傾向に。
鑑別書がある場合、さらに高価買取が期待できます。
エメラルド
エメラルドは鮮やかな緑色で知られ、新生や再生を象徴する宝石です。石の価値は、カットの質、含有するインクルージョン（内包物）の少なさ、そして産地によって大きく異なります。
エメラルドの買取価格は、5,000円から500,000円まで幅広く、特に含浸処理を施していない自然なエメラルドは高値で取引されます。希少価値の高いエメラルドは、上記の相場を超えることもあるでしょう。
オパール
オパールは、光の角度によって色が変わる遊色効果が特徴的な石です。中でも「プレシャスオパール」は、オーストラリア産が高く評価されます。
オパールの買取価格は、数百円から10,000円程度で始まりますが、美しい遊色効果を示すものは数十万円に達する場合も。原産地や遊色効果の質によって価格が大きく変動するため、買取前は専門的な査定を受けましょう。
アクアマリン
アクアマリンは、その名の通り海のような青色が特徴的な宝石です。特に高品質なアクアマリンは、濃いブルーで透明度が高く、内部にインクルージョン（内包物）が少ないことが評価のポイント。
最高品質のアクアマリン（Sランク）は、市場において1カラットあたり約10,000円から始まり、10カラットの大きな石では15万円以上の価格で取引されるケースもあるでしょう。
一方、ブルーが薄すぎるか透明度が低いアクアマリンの多くは、BやCランクに分類され、価格は1万円以下となります。
翡翠
翡翠（ジェイド）は、東洋で非常に人気が高く、硬玉（ジェイダイト）と軟玉（ネフライト）の2種類に分類されます。市場で一般的に取引されているのは硬玉の翡翠で、より高い評価を受けています。
硬玉翡翠の価格は、一般的に2,000円から3,000円程度で取引される場合が多いですが、特に品質が高いものや大きな石は3万円から100万円以上の価値がつくことも。
売却を検討するときは、専門知識をもった業者に相談しましょう。
珊瑚
珊瑚は海から採取される宝石で、色のバリエーションが非常に豊富です。白、ピンク、赤色などがありますが、中でも赤珊瑚、特に血赤珊瑚（オックスブラド）は非常に高値で取引されます。
この種の珊瑚は濃い赤色が特徴で、ヨーロッパを含む国際市場で高く評価されているのです。珊瑚の取引はワシントン条約により規制されており、これが価格の高騰に一役買っているでしょう。
高品質な原木の珊瑚は100万円を超える価格で取引されるケースもあり、天然石の中でも特に高価な部類に入ります。
天然石の買取はどこに依頼すべき？買取方法も紹介
天然石の買取を検討するときは、どこに売却するかが重要です。リサイクルショップやネットフリマなど選択肢は色々ありますが、宝石や特定の石の買取に特化している宝石買取専門業者がおすすめでしょう。
宝石買取専門業者は天然石の専門的な知識をもっているため、適正価格での買取が期待できます。また、買取方法も多岐にわたるため、自分の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。
買取方法の種類
天然石の買取は、主に以下3つの方法があります。それぞれに特徴があるため、自分のニーズに合った選択をしましょう。
- 店頭買取
- 出張買取
- 宅配買取
店頭買取
店頭買取は、直接店舗に持ち込み、その場で査定を受ける方法です。即時に査定結果が分かり、その場で現金化も可能。
直接対面で話ができるため、不明点や疑問をすぐに解消できるのがメリットです。
出張買取
出張買取は、業者が直接お客様の自宅や指定の場所に訪れて査定を実施する方法です。大量の天然石や大きなサイズの石を持っている場合、運搬の手間を省けるため便利です。
自宅で完結するため、プライバシーが保たれるという点も魅力でしょう。
宅配買取
宅配買取は、専用のキットに石を梱包し、郵送で業者に送る方法です。全国どこからでも利用可能で、自宅から一歩も出ることなく買取手続きを進められます。
ただし、梱包の際に細心の注意が必要であり、運送中の事故や紛失のリスクも考慮する必要があるでしょう。
天然石の買取で査定額をアップさせる4つのコツ
天然石の買取価格をアップさせるためには、いくつかのコツがあります。
- メンテナンスなどで状態を整える
- 付属品・証明書を揃えておく
- 買取相場を把握しておく
- 複数の買取業者を比較する
天然石を買取に出す前に、4つのコツについて見ていきましょう。
メンテナンスなどで状態を整える
天然石を買取に出す前は、状態をできるだけ良好に保つことが重要。石に付着している汚れや油分をクリーニングし、可能な限り元の輝きを取り戻しましょう。
また、小さなキズや欠けがあれば、専門家に相談して修復が可能かを確認してください。石の外観を整えることで、査定額が大幅にアップするケースもあります。
付属品・証明書を揃えておく
天然石の買取価格を高めるためには、付属品や証明書が完備されていると有利です。特に天然石の証明書は、石の真正性や品質を証明するものであり、買取業者が価格を決定する際の重要な要素となります。
買取相場を把握しておく
買取に出す前に、天然石の現在の市場価格を調査しておきましょう。インターネット上の情報や、同じ種類の買取価格を参考にすることで、相場を把握しやすくなります。
買取相場は、業者から提示された価格が、適正かどうかの判断材料になるのです。
複数の買取業者を比較する
一つの業者だけに査定を依頼するのではなく、複数業者に査定を依頼することをおすすめします。業者間での価格競争が生まれ、より高い価格で買い取ってもらえる可能性が高まるでしょう。
また、各業者の評判やサービス内容を考慮し、最も信頼でき、好条件を提示する業者を選ぶようにしてください。
【注意点】天然石で買取価格がつかないケースとは
天然石を買取に出しても、期待した価格がつかない、またはまったく価格がつかない場合があります。以下4つの要因に当てはまると、天然石の価格がつかないかもしれません。
- 状態が悪い
- 需要が少ない
- 品質や希少性において価値が低い
- 買取業者の知識・技術が少ない
ここでは、天然石の買取価格が低くなる、または買取価格がつかない理由について解説します。
①状態が悪い
天然石が外的要因で傷ついていたり、割れていたりすると価値が大きく低下します。特に、表面のスクラッチ（引っかき傷）や内部のクラック（亀裂）は、石の美観と価値を著しく損なうため、査定結果に大きく影響するでしょう。
石のメンテナンスや修復が可能かどうかも、買取価格に大きく影響するため、売却前は状態をできるだけ改善してあげてください。
②需要が少ない
市場における需要の低さも、天然石の買取価格に大きく影響します。天然石が一般的に人気がない、または現在のトレンドと合わない場合、その石に対する需要は低くなります。
需要が少ないと、自然と買取価格も下がるため、売却を考えるときは市場の動向を把握しておくと良いでしょう。
③品質や希少性において価値が低い
天然石の品質や希少性が低い場合、買取価格に反映されます。一般的に、色の鮮やかさ、透明度、内包物の有無などが品質を左右する要素とされています。
また、比較的多く採れる石や、一般的な産地の天然石は希少価値が低く評価されがち。これらの要因により、査定が低くなるケースがあります。
④買取業者の知識・技術が少ない
買取を依頼する業者の専門知識や技術が不十分な場合、その石の真の価値が正確に評価されない場合があります。特に希少な天然石や特殊な石の場合、専門的な評価が必要となるため、適切な知識をもった業者に依頼することが極めて重要でしょう。
業者選びは慎重に行い、必要であれば業者の評判や過去の取引例を調査してください。
天然石の買取は無料査定からはじめよう！
今回は、天然石の買取相場を一覧で紹介しました。高価買取のコツや、買取時の注意点、天然石の売却先についてもお分かりいただけたかと思います。
天然石は種類や状態、その時の需要などさまざまな要素で買取価格が変動します。そのため、天然石や宝石買取専門業者に複数問い合わせ、無料査定するのがベスト。
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天然石の買取相場一覧！高価買取の4つコツと買取時の注意点も解説のよくある質問
-
Q. 天然石の買取基準は？
天然石は色の鮮やかさ、透明度、内包物の有無などで評価が決まります。
-
Q. ジュエリーは高価買取が期待できる？
天然石と他の貴金属が合わさったジュエリーは、高価買取が期待できるでしょう。
-
Q. 天然石とパワーストーンの違いは？
天然石の中でも、特別な力が宿っている石のことをパワーストーンと呼びます。
