2025.07.23 2025.07.31
この記事では、仏壇の買取におすすめの業者を厳選してご紹介します。
「仏壇って、そもそも買い取ってもらえる？」そんな疑問を持つ方が多いのではないでしょうか？実は、仏壇の買取に対応している業者は限定的で、大手買取サービスでも断れるケースも少なくありません。
本記事では、仏壇の買取実績がある業者の紹介に加え、売却時に気になるお祓いや必要な手続きの流れもわかりやすく解説します。
さらに、記事後半では、買取が難しい場合の処分方法もご紹介しますので、ぜひお役立てください。仏壇を売却したい方、実家じまいなどで処分を考えている方に、きっと役立つ内容です。
目次
仏壇は買い取りしてもらえる？【おすすめ業者紹介の前の基礎知識】
仏壇の売却の際に知っておきたい基礎知識を解説します。スムーズに仏壇を売却するためにもぜひご一読ください。
仏壇の買取に対応している業者は少数
基本的に仏壇の買取は可能ですが、中古仏壇の需要が少ないことや、リサイクルに莫大な費用がかかるため、中古の仏壇の買取に対応する業者は限られます。買い取られても数千円程度の査定額になるのが現状です。
一方、仏壇の種類や状態の良いもの、伝統工芸品や美術品として価値がある仏壇であれば、想像以上の高値で売却できるケースもあります。
もし、売却するなら、どの業者も買い取るわけではないので、業者選びが大切です。仏壇の買取実績がある業者にピンポイントで査定を依頼しましょう。
この後、買取実績が豊富な仏壇の買取おすすめ業者をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
買取不可になる仏壇の特徴
以下の仏壇は買取不可もしくは査定がつかない可能性があります。
- 状態が悪い仏壇（著しく劣化、破損、汚損がある）
- 一般的な中古の仏壇（高価な素材や美術的、歴史的価値がない）
- 宗派が特殊な仏壇
- 供養(閉眼供養)が済んでいない仏壇
仏壇は経年劣化しやすく、購入から時間が経過するごとに、傷や汚れ、塗装の剥がれが目立つようになります。くわえて、一般的な量産型の安価な仏壇は、中古になると需要が低くさらに価値が低くなります。
また、故人の魂が宿っているといわれている仏壇は、供養が済んでいないと、買取を拒否される場合も。仏壇の売却の際に必要なお祓いについては、後ほど「仏壇を売却する際の注意点」で詳しく解説しますので、ぜひご一読ください。
より良い条件で売却するには、まずは仏壇の査定を依頼する前に、仏壇の状態や供養の有無を確認しましょう。
仏壇の買取おすすめ業者3選【高額査定・実績あり】
仏壇の買取でおすすめの業者3選を紹介します。
| おすすめサービス一覧 | 買取方法 | 対応エリア | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| 総合買取カイトルピース | 出張のみ | 関東（東京・埼玉・千葉・神奈川） 関西（大阪・兵庫・京都・奈良） 中部（愛知・岐阜・三重・滋賀） 岡山 沖縄 ※店舗拡大中 |
・出張買取専門業者 ・幅広いアイテムの買取に対応 ・即日現金払い |
| 買取本舗七福神 | 店頭 出張 宅配 |
店頭・出張：関東エリア、北海道など 宅配：全国 |
・買取成約率99％ ・他店で断られたアイテムも査定可 |
| なんぼや | 店頭 出張 宅配 オンライン |
店頭：北海道～九州まで 宅配・出張・オンライン：全国 |
・ビデオ通話によるオンライン買取を実施 |
それぞれ詳しく解説していきます。
総合買取カイトルピース
| 買取方法 | 出張のみ |
|---|---|
| 買取エリア | ・関東：東京、埼玉、千葉、神奈川 ・中部：愛知、岐阜、三重 ・関西：大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀 ・中国地方：岡山 ・沖縄 |
| 買取対象アイテム | 家具 家電 スマホ・パソコン・タブレット類 オーディオ、楽器 車のパーツ・カー用品・バイク 骨董品 ミシン ピアノ お酒 釣り用具・キャンプ用品・スポーツ用品 おもちゃ・ゲーム機・ゲームソフトなど 食器類・調理器具 骨董品・美術品 貴金属・宝石 服（ブランド・ノーブランド）他多数 |
| 公式HP | 総合買取カイトルピースHP |
『総合買取カイトルピース』は、出張専門の買取業者です。幅広いアイテムの買取に対応しており、日用品から骨董品まで、不用品をまとめて買取してもらえるのが魅力です。
仏壇の買取にも対応しており、供養が必要な場合も相談に乗ってくれますので、まずは気軽に査定に出してみましょう。
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買取本舗七福神
| 買取方法 | 店頭・出張・宅配 |
|---|---|
| 店頭買取エリア | 関東エリア、北海道など |
| 買取対象アイテム | 金･貴金属、プラチナ、銀シルバー、ダイヤモンド、宝石、時計、ブランド品、切手、お酒、カメラ、骨董品など |
| 買取不可アイテム | 家具・家電、洋服、雑貨類など |
『買取本舗七福神』は、査定方法が豊富な買取業者です。店頭、出張、宅配の中からお好きな方法で仏壇の査定を依頼できます。
仏壇だけではなく仏具も高値がつくこともあるため、ぜひ仏具も一緒に査定に出しましょう。
なんぼや
| 買取方法 | 店頭・宅配・出張・オンライン |
|---|---|
| 店頭買取エリア | 北海道から九州まで ※全国143店舗展開 |
| 買取対象アイテム | ブランド品、貴金属、時計、金骨董品など |
| 買取不可アイテム | 一般的な家具・家電、日用品・雑貨類など |
『なんぼや』は、全国に143店舗を持つ買取業者です。店頭査定の他、出張、宅配でも査定が可能なうえ、オンラインでの査定も実施中。実際に査定に出す前に、おおよその仏壇の査定額がわかります。他社との査定額の比較もできますので、まずはオンライン査定を利用するのもおすすめです。
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仏壇の買取相場は？おすすめ業者への依頼前にチェック
仏壇の買取相場は一般的に数千円程度と、購入価格に比べてかなり低くなりがちです。その理由は以下のとおりです。
- 中古市場で需要が少ない
- 美術品・骨董品としての価値がないケースが多い
- 再販コストがかかる
ただし、仏壇の種類や状態によっては、数万円～20万円前後の高額で買取されるケースもあります。実際に「高く売れるドットコム」では、5万円で買取された実績も。これから紹介する条件に当てはまる仏壇なら、高値が期待できるかもしれません。
仏壇の買取相場と高額査定のポイント【業者の査定前にチェック】
仏壇の中には、数万円～20万円ほどの査定額になるものもあります。以下の特徴に当てはまる仏壇は、買取価格がアップする可能性大です。
- 金仏壇
- 美術品・骨董品としての価値が高い仏壇
- 高級素材を使った仏壇
それぞれ詳しく解説していきます。
金仏壇
金や金箔をふんだんに使った仏壇は、素材そのものの価値が高く、高額査定になります。金は資産価値が高く、値崩れしにくいため、買取業者に歓迎されるアイテムの一つです。
金かどうかわからない場合でも、まずは無料査定を活用しましょう。
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美術品・骨董品としての価値が高い仏壇
美術品や骨董品としての価値が高い仏壇は、高額査定の可能性大です。次のような特徴がある仏壇が該当します。
- 有名仏師や作家が手掛けた仏壇
- 伝統技法で作られた仏壇
- 古くから伝わる歴史的価値のある仏壇
古い仏壇や手の込んだつくりのものは、仏壇の買取業者で査定を受けてみましょう。仏壇の買取実績が豊富な業者は、査定スキルが高いため、価値ある仏壇を正当に査定してくれますよ！
高級素材を使った仏壇
高級素材が使われている仏壇は、素材そのものに価値があり、数万円～数十万円になることがあります。具体的には、下記のような仏壇が当てはまります。
- 黒檀・紫檀などの高級木材を使用している
- 金・銀・プラチナなどが使われている
また、仏壇と一緒に使用される仏具にも価値がある場合があります。仏壇の買取に対応している買取業者であれば、仏具も買取してくれるのが一般的です。仏壇と一緒に査定に出すと、査定額がアップするため、ぜひまとめて査定してもらいましょう。
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仏壇の買取業者へ売却する際の4つの注意点
仏壇の売却をスムーズに進めるために、以下のようなポイントを事前に押さえておきましょう。
家族や親戚と事前に話し合う
仏壇は、ご先祖さまから受け継ぎ、故人の魂が宿るとされているものです。そのため、家族や親戚と話しあった上で同意を得てから売却に進みましょう。
ちなみに、法的には仏壇や仏具、お墓などは「祭祀財産」とされており、処分できるのは祭祀承継者のみ。祭祀承継者以外の人が仏壇を処分する際は、祭祀承継者からの承諾が必要です。この点も含め、仏壇を売却する際は、しっかり話しあいの場を設けましょう。
閉眼供養を済ませる
仏壇は故人の魂が宿るとされているため、売却前には「閉眼供養（へいがんくよう）」を行うのが一般的です。閉眼供養とは、仏壇やお墓など、故人の魂が宿るとされているものから、その魂を抜くための儀式。
買取業者の中には、閉眼供養をしてない仏壇は買取を断る業者も！
閉眼供養すると、仏壇から魂が抜け、仏壇を家具として扱えるようになります。供養方法は宗派ごとに異なるため、菩提寺などに確認しましょう。
買取業者の中には閉眼供養の相談に乗ってくれる業者も。仏壇を売却したい方は、まずは、買取業者に相談してみるのがおすすめです！
仏壇の引き出し内をチェックする
仏壇の引き出しの中には、通帳や貴金属などの貴重品を入れていることも珍しくありません。
貴重品を入れたことを忘れてしまっているケースもあるため、売却前には、必ず引き出しや収納スペースを丁寧に確認してください。
査定がつかない場合も想定する
仏壇は中古市場で需要が少なく、再販が難しいため、買取不可や査定がつかない場合もありえます。
買取業者に査定に出す際は、以下について確認しておきましょう。
- 不用品回収・処分の可否
- キャンセル料や手数料
- 宅配査定で返送してもらう際の送料
多くの買取業者はキャンセル料は無料ですが、査定額がつかない仏壇の回収は、有料・無料と対応がさまざまです。事前に確認しておくことでトラブルを防げます。
この次に、仏壇の処分方法も解説しますので、処分も含めて検討しておくと安心です。
仏壇を業者が買取ってくれないときのおすすめ処分法
仏壇を査定に出して、買取不可になった場合は、以下の方法で処分が可能です。
- そのまま買取業者に回収してもらう（対応業者のみ）
- 不用品回収業者に依頼する
- 粗大ゴミとして処分する（自治体ルールを要確認）
- お寺でお焚き上げしてもらう（費用別途）
仏壇を最も安く処分する方法は、無料で引き取ってくれる業者に依頼することで、処分料はかかりません。
一方、引取対応していない、または処分費がかかる場合は、不用品回収業者に依頼した方が安く済む場合も。また、菩提寺によっては、引き取ってお焚き上げをして貰える場合もありますが、別途費用がかかるのが一般的です。
石川・富山・福井エリアの方は、「
バックステージプロ」のように、仏壇の片付け・供養の相談に対応して
くれる業者もおすすめです。
>>バックステージプロへ相談してみる
仏壇の買取は実績のある業者にまず相談を！
仏壇の買取に対応している買取業者は限られており、どこでも引き取ってくれるわけではありません。ですが、仏具とセットで売却したり、ほかの不用品とまとめて査定に出したりすることで、買取の可能性がぐっとアップします。
まずは、セーフリーで仏壇の買取実績がある業者を探して、査定を依頼してみましょう。
- 仏壇を買取してくれる業者は？
- 仏壇を出張査定して欲しい
- 仏壇と一緒に不用品も買取してほしい
仏壇の買取りは
業者選びが大切
セーフリーで比較検討を！
仏壇買取のおすすめ業者に関するよくある質問
-
Q. 買取業者はどんな仏壇でも買取してくれる？
A.経年劣化が目立つ仏壇など買取不可になるケースもあります。
-
Q. 仏壇を買取してもらう際の注意点は？
A.仏壇を売却する際は、家族や親戚と話しあった上で買取業者に依頼しましょう。また、売却前に仏壇の供養を済ませておく必要があります。
仏壇を買取に出す際の注意点 -
Q. 高額査定になる仏壇は？
A.金箔をふんだんに使った仏壇や、美術的価値が高い仏壇は高額査定になります。
