2025.05.30 2025.05.30
本記事では、古いミシンの買取相場を徹底解説します。
「実家にずっとあるミシン、壊れてるけど売れる?」「もしかしたらアンティーク品かも」など、ミシンを売却しようと考えている方もいるでしょう。最近、中古ミシン市場は高く、古いミシンでも売れる可能性が高いと言えます。
この記事では古いミシンの買取相場だけでなく、相場を決める要素や売れる種類なども詳しくまとめました。
記事の後半では、高価買取のコツなども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
古いミシンの種類別の買取相場|いくらで売れる?
まずは、種類別にミシンの買取相場を紹介します。
買取相場 | |
---|---|
足踏みミシン | 1,000円~5万円程度 |
アンティークミシン | 1万円~10万円程度 |
電子ミシン | 3,000円〜20,000円程度 |
コンピューターミシン | 5,000円~50,000円程度 |
ロックミシン | 5,000円~15万円程度 |
業務用ミシン | 5,000円~10万円程度 |
以下で、それぞれの種類の特徴や相場について、さらに詳しく見ていきましょう。
足踏みミシン:1,000円~5万円程度
足踏みミシンは、足でペダルを踏むことで動力を得る、電気を使わないミシンです。レトロな外観と、ゆっくりと丁寧に縫える点が高く評価されています。
古民家風のインテリアとしても人気があり、状態の良いものや希少なメーカーのものは高値で取引されることがあります。実用性はもちろん、その佇まいに価値を見出す人も多いのが特徴です。
アンティークとしての側面も持ち合わせており、保存状態によっては高額査定が期待できるでしょう。
アンティークミシン:1万円~10万円程度
アンティークミシンは、一般的に製造から数十年以上経過した、装飾性の高いミシンを指します。実用性よりもコレクションとしての価値が高く、美しい装飾や歴史的な背景が評価される傾向です。
特に19世紀から20世紀初頭のものは希少価値が高く、保存状態や付属品の有無によって買取価格が大きく変動します。中には、数十万円を超える価格で取引されるものも存在します。
電子ミシン:3,000円〜20,000円程度
電子ミシンは、モーターと電子回路を内蔵し、ボタンやダイヤル操作で縫い模様や速度を調整できるミシンです。基本的な縫い機能に加え、簡単な模様縫いが可能な機種もあります。
比較的新しいものでも、高機能な機種でなければ買取価格はやや低めです。手軽に使えるため、初心者の方や簡単な手芸を楽しみたい方に売れています。
コンピューターミシン:5,000円~50,000円程度
コンピューターミシンはマイコンを内蔵し、豊富な縫い模様や自動糸調子、自動ボタンホールなど多機能なのが特徴です。液晶画面で操作をアシストしてくれる機種も多く、本格的な使い方ができます。
電子ミシンと同じく比較的新しいものの、高機能なモデルは高価買取に期待できます。刺繍機能が搭載されたモデルは、さらに高値で取引される傾向があります。
ロックミシン:5,000円~15万円程度
ロックミシンは、布端のほつれ止めと縫い合わせを同時に行えるミシンです。ニット生地など、伸縮性のある素材の縫製に適しており、既製品のような仕上がりに近づけられます。
1本針2本糸、2本針4本糸など、糸の種類や数によって機能が異なるのが特徴です。プロの洋裁家や、本格的に服作りをする方に需要が高く、機能性に優れているミシンなら高値に期待できます。
業務用ミシン:5,000円~10万円程度
業務用ミシンは耐久性が高く、連続使用に耐えられるように設計されたミシンです。厚手の生地や皮革なども縫製できるパワーがあり、工場やアトリエなどで使用されます。
家庭用ミシンに比べて頑丈な作りで、工業用ミシンと呼ばれることもある種類です。機種や状態によって買取価格は大きく異なりますが、需要の高い機種であれば高値で取引される可能性があります。
古いミシンでも売れる理由【買取相場を決める要素】
なぜ古いミシンが高く売れるのか、疑問に感じる方も多いでしょう。ここでは、高価買取が狙える理由を解説します。
アンティーク品として価値がある
古いミシンは、単なる中古品としてだけでなく、アンティークとしての価値を持つ場合があります。
特に装飾が凝っていたり、歴史的な背景を持っていたりするミシンは、骨董品やレトロなインテリアとしての需要が高い傾向です。
実用性より、そのデザインや希少性、歴史的価値に惹かれるコレクターが存在するため、状態が良いものや珍しいモデルは高値で取引されています。
メーカー品は古くても人気がある
以下のような有名メーカーのミシンは、古くても一定の人気があります。
- JANOME(ジャノメ)
- JUKI(ジューキ)
- brother(ブラザー)
- SINGER(シンガー)
- RICCAR(リッカー)
- HITACHI(ヒタチ)
メーカーの製品は一般的に耐久性が高く、長持ちするものが多いため、中古市場でも需要があります。特にSINGERの足踏みミシンなどは、状態が良ければ1万円〜5万円程度で取引されることも多いでしょう。
また、JUKIの職業用ミシンなども古くてもプロのニーズがあるため、比較的高い価格で売れる可能性があります。
新品が高額な工業用・職業用ミシンは需要が高い
新品の工業用ミシンや職業用ミシンは、一般的に高額です。中古市場でも状態の良いものは高価買取できる可能性が高く、古いものも部品としての価値があれば買取できます。
動かないミシンでも、フットコントローラーや装飾的な外装部品など、需要のある部品があれば買取可能です。
また、厚手の生地を縫製できるパワーのある機種や特殊な縫製に対応した機種は、高値で取引されることがあります。状態や年式にもよりますが、買取相場は5,000円〜10万円程度です。
こんな状態の古いミシンは売れる?【買取相場への影響も】
続いて、壊れている古いミシンや古いミシン台のみでも売れるかどうかを解説します。
壊れている古いミシン
壊れている古いミシンでも、買取OKとなる場合があります。
その理由は主に2つあり、1つ目は部品としての価値です。特に希少な機種や古いメーカーのミシンは、特定の部品が手に入りにくいため、修理目的で部品を求める人がいます。
2つ目は、アンティークとしての価値です。外観に魅力がある場合、修理せずにそのままディスプレイとして飾りたいというニーズがあります。
完全に動かない場合は買取相場が大きく下がるものの、外観の保存状態が非常に良いアンティークミシンなどは、数千円〜1万円程度の値が付くケースもあるでしょう。
30年前や50年前の古いミシン
30年前や50年前の古いミシンでも、十分に売れる可能性があります。特に、有名メーカーのミシンであれば、その耐久性の高さから中古市場でも人気です。
また、アンティークとしての価値が見込まれる場合もあります。50年前のミシンであれば、レトロブームの影響もあり、インテリアとしての需要も期待できるでしょう。
買取相場は、メーカー・機種・状態によって大きく異なります。状態の良い有名メーカーの電子ミシンであれば数千円〜1万円程度、アンティークミシンであれば、1万円を超えることも少なくありません。
古いミシン台のみ
古いミシン台のみでも、買取OKとなる場合があります。
特に、木製のしっかりとした作りのミシン台や、装飾的なデザインのミシン台は、レトロな家具としての需要があります。天板を外して、アイアン脚のテーブルとして再利用する人も多いです。
買取相場としてはミシン本体がないため、それほど高額にはなりにくいですが、状態やデザインによっては数千円〜1万円程度の値が付くこともあります。
付属品がない古いミシン
付属品がない古いミシン本体だけでも、基本的な縫製が可能であれば、中古品としての需要があります。ただし、付属品がない場合は買取価格が減額されることが一般的です。
買取相場は、ミシンの種類や状態によって異なりますが、付属品が揃っている場合に比べて、数千円程度安くなります。本体の価値があれば買取可能なので、まずは査定を依頼してみましょう。
古いミシンを買取相場よりも高く売る5つのコツ
古いミシンを買取相場よりも高く売りたい場合は、以下5つのポイントを押さえましょう。
- 製造年を確認する
- 付属品をセットにする揃えて査定に出す
- 掃除やお手入れをしておく
- 手数料のかからない業者を探す
- まとめて売る
それぞれの内容を詳しく解説します。
製造年を確認する
古いミシンの製造年は買取相場に大きく影響し、一般的には製造年が新しいほど高値がつきやすいとされています。新しいモデルほど機能が充実している場合が多く、中古市場での需要も高いためです。
一方で、非常に古いミシンの場合は、アンティークとしての価値が見出され、高値で取引されることもあります。そのため、製造年を把握しておくことは、おおよその相場感を掴む上で重要です。
製造年が不明な場合は、型番などから調べられることもあります。
付属品をセットにする揃えて査定に出す
ミシンを購入した際に付属していたものは、できる限り揃えて査定に出しましょう。主な付属品としては、以下のようなものがあります。
- フットコントローラー
- 電源コード
- 取扱説明書
- 各種押さえ
- ボビン
- 針
付属品が揃っているほど、購入を検討する側にとって魅力が増し、買取価格アップにつながります。専用のケースや外箱などもあれば、一緒に査定に出しましょう。
掃除やお手入れをしておく
査定に出す前に、ミシン本体や付属品をできる範囲で綺麗にしておきましょう。ホコリや汚れを取り除き、油汚れなどは丁寧に拭き取ることで第一印象が良くなり、査定額アップにつながる可能性があります。
査定士に「大切に使われてきた」という印象を与えることが重要です。また、簡単な動作確認ができる場合は、事前に行っておくと良いでしょう。
手数料のかからない業者を探す
古いミシンは重量があるため、持ち運びには大きな危険が伴います。そのため、出張買取や宅配買取を利用するのがおすすめです。
その際、出張料・査定料・キャンセル料などの手数料が無料の業者を選ぶと、余計な費用をかけずに売却できます。複数の業者に見積もりを依頼し、手数料の有無や買取価格を比較検討しましょう。
まとめて売る
もし、他にも不要なものがあれば、まとめて買取に出すのがおすすめです。まとめ売りをすることで、査定額がアップしやすい場合があります。
業者側も一度に複数の商品を買い取れるため、査定額を上乗せしてくれることがあるでしょう。家具や家電、ミシン以外のアンティーク品などを一緒に査定に出してみてください。
まとめて売るのであれば、自宅まで査定に来てくれる出張買取を利用しましょう。
\重たいミシンも楽々売れる/
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古いミシンを相場よりも高く売りたい!買取業者の選び方
古いミシンを相場より高く売るためには、買取業者の選定が非常に重要です。以下の内容を参考に、ミシンを高価買取してくれる業者を探しましょう。
- 古いミシンの買取実績を見る
- 複数の業者に見積もりを依頼する
- 手数料が無料である
- 口コミや評判が良い
- 出張買取に対応している
まず、古いミシンの買取実績が豊富な業者を選びましょう。実績のある業者は、古いミシンの価値を適正に評価できる専門知識を持っています。
次に、複数の業者に見積もりを依頼することが不可欠です。手数料が無料であるか、口コミ・評判が良いかどうかも確認しながら、比較検討してみてください。
また、大きめのミシンなどは重さもあるので、出張買取に対応している店舗を選ぶのがおすすめです。
セカンドストリートでは、ジャノメやブラザーのミシンの買取実績があります。直接、持ち込んで査定して欲しい場合は、以下の記事も参考にしながら検討しましょう。
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古いミシンを買取相場より高く売るなら複数の業者を比較検討!
今回は、古いミシンの買取相場を詳しく紹介しました。
古いミシンは動かなかったり、かなり古かったりしても骨董品やインテリア、部品として価値があるケースも多々あります。買取相場より高く売るなら、実績のある買取業者を選ぶのが重要です。セーフリーに掲載されている、お近くの買取業者を検索しましょう。
実績や口コミなどを見て選ぶことで、納得のいく金額で売りやすくなります。掲載されているのは優良な業者ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
- 大きくて古いミシンを手放したい!
- 実家にある古いミシンを売りたい
- 古いミシンに値段が付くのかどうか知りたい
古いミシンの高価買取を狙うなら
優良業者を比較検討を!
出張買取でらくらく査定
古いミシンの買取相場に関するよくある質問
-
Q. 古いミシンでも買取できるのはなぜですか?
A.アンティーク品として価値があったり、部品が使えたりする可能性があるためです。
-
Q. 壊れている古いミシンでも買取してくれますか?
A.実績が豊富な専門業者なら、買取できる可能性があります。
-
Q. 古いミシンを買取相場より高く売るコツを教えてください。
A.状態を良くしたり、付属品をセットにしたりするのがおすすめです。