2024.11.17 2024.11.17
本記事では、中古コンバインの買取相場について詳しく紹介します。
「コンバインはどこで売却したらいい?」
「コンバインを高く買い取ってもらうにはどうしたらいい?」
こんな疑問をお持ちの方必見!コンバインのような大型機械は価値が高いため、正しい査定項目を理解して適正な価格で買い取ってもらうのがおすすめです。本記事で紹介する高価買取のコツを参考に、高値での売却を目指しましょう。
目次
コンバインの買取相場とは?【メーカー別】
コンバインの買取価格相場は、1万〜200万ほどとなっています。代表的な国内メーカーのトラクターについて、買取価格の相場は以下のとおりです。
メーカー | 型番 | 買取価格 |
---|---|---|
イセキ | HJ698 | 30万円 |
イセキ | HFC330 | 65万円 |
クボタ | ARN219 | 54万円 |
クボタ | ER447 | 120万円 |
三菱マヒンドラ農機 | VG85 | 15万円 |
コンバインと一緒に耕運機の売却を検討している方向けに、耕運機の買取価格相場については、以下の記事も参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.10.22 2024.10.22
コンバインの買取先【農機具はどこで売る?】
コンバインを買い取ってもらうには、以下の4つの選択肢が挙げられます。
- 個人売買
- インターネットオークション
- 農機具販売店
- 農機具専門買取店
それぞれ、メリット・デメリットを交えながら簡単に紹介します。
個人売買
コンバインを売却する際は、知人や近隣の農家などを相手に個人間で売買するのもおすすめです。
個人売買のメリットは、売却価格を自分で設定しやすく、利益を最大化できる点が挙げられます。
近隣の農家や知人に売却する場合、取引がスムーズで、購入者の意向を反映して柔軟に取引できるのも利点です。加えて、購入者に機械の状態や使用歴を直接説明できるため、双方にとって安心感が得られるでしょう。
一方で、取引後に機械の不具合が見つかると関係が悪化する恐れがあるため、売買の前には入念にメンテナンスした上で、双方合意の上で取引する必要があります。また、個人で買い手を見つけるのは手間と時間がかかり、希望価格で売れないこともあるため、時間に余裕がある場合に適しているといえるでしょう。
インターネットオークション
インターネットオークションを活用した売却のメリットとして、全国から多くの買い手が集まり、競争入札によって高値で売れる可能性が高まる点が挙げられます。特に希少価値の高いコンバインや状態が良好なものは、高値で売却できる可能性があります。また、売却が自宅で簡単に行えるため、利便性も高いのが魅力。
しかし、いくつかデメリットもあります。オークションには出品手数料がかかり、最終的な売却額が下がるほか、購入者とのやりとりやトラブル処理が必要になる可能性も。また、機械の引き渡しや配送の手配も手間がかかるため、コストを抑えて高額で売却したい場合は慎重な準備が求められます。
農機具販売店
コンバインなどの農業機械は、農機具販売店への売却も検討しましょう。
農機具販売店では、機械の状態や価値を正確に判断できる専門家が直接査定や整備してくれるため、適正に評価してもらえ、安心して取引が可能です。また、特に販売や買取実績が豊富な販売店に売却すれば、迅速かつ手間が少なく済むでしょう。
デメリットとして、販売店は再販時の利益を確保する都合上、個人売買やオークションに比べて買取価格が低くなる傾向があります。手間を省きたい人には向いていますが、価格を優先するなら他の方法も検討が必要です。
農機具専門買取店
農機具専門買取店に依頼する場合、メリットとしては、農機具販売店と同様に業者が機械の状態や市場価値を的確に判断し、適切価格で買い取ってもらえる点が挙げられます。また、業者によっては出張査定や買取のサービスを実施しているケースもあり、売却までの手間を抑えられる可能性が高いといえます。
デメリットとして、やはり業者の利益分が含まれるため、買取価格は個人間取引に比べるとやや低くなる点があります。また、業者によっては出張査定の条件が決まっていることもあり、対象外の地域に住んでいる場合は出張料がかかる場合もあるため注意が必要です。
コンバインの高価買取を目指すコツ
コンバインの高価買取を目指すには、以下のコツを抑えておきましょう。
- 複数業者に見積もりを依頼する
- 少しでも早く売却する
- 需要が高くなるタイミングに売却する
- 穀物の通り道を中心に綺麗に掃除しておく
- ベルトのテンションを調整しておく
- パーツや付属品を揃えて売却する
- 屋根がある場所で保管する
複数業者に見積もりを依頼する
コンバインを高値で売却するためには、複数の買取業者に見積もりを依頼するのが大切なポイントです。同じ機種でも、業者ごとに評価基準やニーズが異なるため、複数の業者に査定してもらうことでより高く買い取ってくれる業者を見つけられます。
また、複数の見積もりを取得すれば、各業者の対応や条件を比較でき、納得のいく取引が可能となるでしょう。
少しでも早く売却する
農機具は年々劣化するため、売却を決めたら早めに行動しましょう。また、時間が経過すると新しいモデルが登場し、相対的に価値が下がる可能性があるため、早めに売却した方が買取価格も上昇する傾向にあります。
需要が高くなるタイミングに売却する
コンバインの需要が高まる時期の売却なら、高価買取が期待できるでしょう。多くの農家が繁忙期前の準備として春や秋に農機具を新調するため、これらの季節は需要が高まり、買取価格が上昇する傾向にあります。この時期は、農機具の再販が容易であるため、業者も積極的に高値で買い取ってくれることが多いといえます。
穀物の通り道を中心に綺麗に掃除しておく
農機具は、査定時の状態や手入れ具合も買取価格に直結します。特にコンバインについては、穀物が詰まる箇所や刃の周辺は汚れが溜まりやすく、掃除されていないと査定時に悪く見られる原因になります。査定前の清掃で、適切に管理されていた機械と評価され、買取価格が上がりやすくなるでしょう。
ベルトのテンションを調整しておく
コンバインのベルトが緩んでいると部品の劣化が早く進むため、査定時にマイナス評価を受けやすくなります。事前に適切なテンションに調整し、動作確認しておくことで、業者に好印象を与えられ、買取価格の向上が期待できるはずです。
パーツや付属品を揃えて売却する
購入時に付属していたパーツや追加部品が揃っていることで、査定時の評価が高まります。付属品が全て揃っていると、次の所有者がすぐに使い始められるため、機械の価値が上がりやすくなります。
屋根がある場所で保管する
コンバインなどの農機具は、屋外保管すると雨風や紫外線による劣化が進み、錆びや塗装ハゲが起こりやすいため、屋根がある場所での保管が望ましいでしょう。屋内保管されている機械は、見た目の状態が良好であることが多く、査定時に高評価を受ける可能性が高くなります。
コンバインと一緒にトラクターも売却を検討している方は、以下の記事も参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
中古トラクターの買取相場と査定項目とは?高く売るコツを徹底解説!
2024.10.27 2024.10.27
コンバインを売却する買取業者の選び方
コンバインを業者に売却する際は、以下のポイントを意識して業者を選ぶのがおすすめです。
- 自社に整備士や専門家がいるか
- 料金体系が明確か
- 買取実績豊富かどうか
- 出張査定してくれるか
自社に整備士や専門家がいるか
コンバインの価値をしっかり評価してもらうためには、業者に整備士や農機具の専門家が在籍していることが重要です。整備士や専門家がいる業者は、機械の状態や部品のコンディションを適切に見極められるため、より正確な査定が可能になります。
整備士が在籍している業者は、買取後の整備や再販も視野に入れているため、品質の高い機械に対して高値がつきやすい傾向もあるといえます。
料金体系が明確か
コンバインの売却業者を選ぶ際には、料金体系の明確さもポイントです。多くの業者は査定料や出張料を設定しているため、それらの費用が見積もりに含まれているかどうかを事前に確認しておきましょう。また、引取費用や手数料が発生するかどうかもチェックするべきです。
優良な業者は、料金に関して詳細な説明で、取引の透明性を確保するために費用の内訳を開示してくれます。料金体系が明確な業者を選ぶことで、売却手続きがスムーズに進み、安心して取引できるはずです。
買取実績豊富かどうか
買取実績が豊富な業者は、農機具市場や需要について十分な知識を持っているため、適正価格での買取が期待できます。実績のある業者はさまざまなメーカーや機種のコンバインを取り扱っているため、機械の状態や市場価値を正確に判断してくれるはずです。また、口コミが豊富で評価が高い業者は信頼性があり、満足度が高い取引ができるでしょう。
出張査定してくれるか
出張査定してくれる業者は、コンバインの状態を自宅や保管場所で確認してもらえるため、売却の手間が省けるメリットがあります。特に、大型のコンバインを業者に持ち込むのは困難なため、出張査定は大変便利です。また、出張査定では機械の使用状況や整備履歴を直接説明できるため、査定額が上がる可能性もあります。
ただし、出張料がかかる場合もあるため、事前に確認が必要です。費用負担を抑えて査定を受けたい場合には、無料の出張査定に対応してくれる業者を選ぶと良いでしょう。
使わなくなったコンバインはまずは買取査定に!
本記事では、中古のコンバインの買取価格相場や、高く買い取ってもらうコツなどを紹介しました。
コンバインのような農業機械は、常に一定の需要があります。中古品であっても、しっかりメンテナンスが行き届いていれば高値での買取が可能です。また、製造から日数が経つほど査定額が低くなる傾向があるため、自宅に使っていないコンバインがある方は、少しでも早く買取業者に査定してもらいましょう!
セーフリーでは、コンバインをはじめとした農業機械の買取業者を掲載しています。納得の行く買取業者を探している方は、ぜひチェックしてみてください。
コンバインの買取相場は?高価買取のコツや業者の選び方を徹底解説のよくある質問
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Q. 壊れたコンバインでも買い取ってもらえる?
A.壊れているものでも、部品単位で買い取ってもらえる可能性があります。一度査定に出すのがおすすめです。
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Q. 個人間でのコンバイン売却はアリ?
A.お互いに見知った間柄であれば信頼感を持って取引できるためおすすめです。ただし、売却後のトラブルを避けるために機械の状態や整備履歴などをきちんと共有しておきましょう。
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Q. 親が離農し、コンバインや耕運機、トラクターなどまとめて売りたいのですがどんな買取業者がおすすめ?
A.まとめて売却する場合は、出張査定をしてくれる業者を選びましょう。また、買取実績が豊富な業者であれば買取価格を最大化できるはずです。