コウモリ駆除に補助金は使える?費用相場や業者依頼を安く抑えるコツを徹底解説!
2024.09.03 2024.09.03
この記事では、コウモリ駆除の際に使える補助金について徹底解説していきます。
コウモリを駆除するにはそれなりの費用がかかりますが、なかには自治体で補助金を用意している場合があります。自治体の補助金以外で活用できる制度が見つかることもあり、事前の調査が欠かせません。
なるべく駆除費用を安く抑えるコツも解説するので、コウモリ被害でお困りの方は、ぜひお役立てください。
目次
コウモリ駆除に使える補助金はある?
日常生活に支障をきたす害獣や害虫の駆除や補助金は、基本的に地方自治体が管理しています。たとえばスズメバチ駆除は、無料で引き受けてくれる自治体もあります。
しかし、コウモリ駆除に使える補助金を用意している自治体は、ほとんどありません。
ちなみに、農林水産省による鳥獣被害に対する交付金はありますが、コウモリは対象にはなりません。
補助金以外でのサポートが受けられる場合はある
自治体が用意しているのは、補助金だけではありません。害獣駆除の管理をしている自治体は、さまざまなサポートを提供している場合があります。
- 駆除方法の説明
- 予防策の紹介
- 駆除業者の紹介
- 駆除アイテムの貸し出し
- 一般道の落ちていた死骸の回収
上記をはじめ、さまざまなサポートを提供している自治体もあります。ただし、サポート内容は自治体それぞれで異なるため、必ずしも全てのサポートが受けられるわけではありません。
コウモリ被害によるリフォームなら補助金が利用できることもある
コウモリ駆除の補助金はないケースがほとんどですが、コウモリの被害を受けてリフォームを考えているなら、補助金が使える場合があります。
たとえば、下記のようなケースです。
- コウモリによる大量のフンの被害を受け、壁や床をリフォームする
- コウモリが住み着いたことで損傷した屋根裏をリフォームする
ただし、リフォームのための補助金は、コウモリのフンなどの清掃には使えない点は覚えておきましょう。
コウモリ駆除の補助金が無いなら…お金をかけずに自力で退治可能?【撃退の流れ】
コウモリは、鳥獣保護法で殺傷が禁止されている生物です。そのため、自力で駆除する際は傷つけたり殺したりしないよう配慮しなければなりません。
鳥獣保護法を踏まえて、自力で撃退するための手順は、下記のとおりです。
- 追い出す
- また侵入されないようにする
シンプルな手順ですが、殺傷せず退治するのは簡単ではありません。それぞれ、具体的にご紹介します。
1. 追い出す
自力で対処する場合、コウモリを追い出すことしかできません。追い出すための有効な方法は、下記の3つです。
- 忌避剤を使う
- コウモリが苦手なニオイを活用する
- LEDライトや超音波を使う
市販の忌避剤を使ったり、ハッカやナフタレンなどのコウモリが苦手なニオイを使ったりすると、追い出し効果が見込めます。
また、明るいLEDライトや超音波を活用して、寄せつけない方法も効果的です。
コウモリは軒下や屋根裏などに住み着くケースも多いため、追い出し作業の際はケガや転倒に十分注意しましょう。
2.また侵入されないようにする
一度追い出しに成功しても、再度侵入され住み着かれては意味がありません。そこで、下記の対策をして侵入されないようにしておきましょう。
- フンを掃除する
- 忌避剤を使う
- 隙間をすべてふさぐ
フンが残っているとコウモリはまた寄ってきてしまうため、徹底的に掃除する必要があります。ただしフンには菌が多く含まれるため、決して素手では触らないようにしましょう。
また、忌避剤を定期的に散布して近寄らないようにするほか、侵入される可能性がある家の隙間はすべてふさぐことも重要です。
補助金なしでもコウモリ駆除費用を安く抑えるコツ
コウモリを徹底的に駆除するなら、費用をかけても専門の業者へ依頼するのがベストです。自力で撃退しても再度住み着かれるリスクがあるだけでなく、高所作業でケガや転倒の危険があるためです。さらに、場合によってはコウモリを殺傷してしまい法律違反になってしまう危険もあります。
そこで、業者に依頼してコウモリ駆除する際に費用を安く抑えるコツを4つ知っておきましょう。
- 早めに駆除を依頼する
- 複数の業者から見積もりを取る
- 現地調査や見積もりが無料の業者を選ぶ
- 賃貸の場合は管理会社が対応してくれる場合がある
少しでもお得に駆除するために、それぞれのコツについてご紹介します。
早めに駆除を依頼する
コウモリがいることに気付いたら、少しでも早く駆除を依頼しましょう。時間が経てば経つほどフンなどの被害が広がるだけでなく、個体数が増えて巣の規模が広がってしまいます。
巣が大きくなれば作業も大変になるため、費用も高くなりがちです。少しでも費用を抑えるためには、早めの駆除が大切です。
複数の業者から見積もりを取る
業者によって費用は異なるため、複数社から見積もりを取りましょう。複数社からの見積もりを見比べると、現状での費用相場が分かるだけでなく、費用を抑えられる業者を見つけやすくなります。
ただし、費用だけで業者を選ぶのは良くありません。コウモリが再度住み着いてしまうような手抜き作業しかしない業者である可能性があるためです。「安くてもしっかり退治できる業者選び」でご紹介するポイントを押さえて業者を選ぶことが大切です。
現地調査や見積もりが無料の業者を選ぶ
コウモリが住み着いている現状を見ないと、具体的な費用は算出できません。
そこで現地調査や見積もりを出す業者がほとんどです。この時、現地調査や見積もりを無料で提供している業者なら、費用を抑えられます。
見積もりなどを依頼する前に、費用が発生するかどうかもしっかりチェックしておきましょう。
賃貸の場合は管理会社が対応してくれる場合がある
賃貸住宅に住んでいるなら、自分で業者に依頼しなくても、管理会社側で駆除してくれる場合があります。特に、共有スペースにコウモリが住み着いているなら、管理会社が対応してくれるケースがほとんどです。
なかには費用を自分で負担しなければならないケースもあるかもしれませんが、賃貸に住んでいる場合は、駆除業者へ依頼する前に、まず管理会社へ相談するのが原則です。
コウモリ駆除の補助金なしでも先延ばしは厳禁!安くてもしっかり退治できる業者選び
コウモリをしっかり駆除したいなら、費用を抑えられるだけでなく、徹底した作業をしてくれる業者を選ばなければなりません。
- 実績や評判は問題ないか
- 作業内容を丁寧に説明してくれるか
- アフターフォローがしっかりしているか
コウモリ駆除の業者選びでは、上記3つのポイントを押さえておきましょう。
実績や評判は問題ないか
業者のホームページで、実績が豊富にあるかを調べておきましょう。実績が豊富な業者は、それだけ顧客からの信頼が厚く、徹底した作業をしてくれると考えられるためです。
作業内容を丁寧に説明してくれるか
コウモリは鳥獣保護法によって殺傷が禁止されているため、細心の注意を払いながら作業しなければなりません。これを踏まえ、どのような作業をするのかを丁寧に説明してくれる業者を選ぶと安心です。
作業内容の説明が曖昧だったり見積もりに作業内容が明記されていなかったりする業者は、適切な作業をしてくれない可能性があります。
質問に対して真摯に答えてくれるかどうかなど、接客の丁寧さも業者選びのポイントになります。
アフターフォローがしっかりしているか
保証を含め、アフターフォローがしっかりしている業者なら、安心して依頼できます。いくら再侵入予防を施しても、状況によってはまたコウモリが住み着く可能性もあるためです。
アフターフォローがしっかり完備されている業者であれば、トラブル発生時や再度コウモリが住み着いた場合でも、しっかり対処してもらえます。
補助金なしでもコウモリ駆除をコスパ良く!業者を比較検討して選ぼう!
コウモリ駆除では、補助金が用意されていないケースがほとんどです。ただし、コウモリの被害によるリフォームでは補助金が使えたり、コウモリ駆除のための情報を提供してくれたりするケースもあるため、まずは自治体に問い合わせてみると良いでしょう。
駆除作業は業者依頼が基本になりますが、費用を抑えるなら相見積もりを取るなどして、比較検討しながら最適な1社を選ぶことが重要です。
セーフリーには、コウモリ駆除を請け負う業者を多数掲載しています。複数の業者を比較検討しやすい環境が整っていますので、ぜひ複数の業者から見積もりを取って希望に合う業者を見つけましょう。
コウモリ駆除に補助金は使える?費用相場や業者依頼を安く抑えるコツを徹底解説!のよくある質問
-
Q. コウモリ駆除で使える補助金は?
コウモリ駆除で使える補助金はほとんどありません。自治体によっては用意している場合があるので、住んでいる場所の自治体に問い合わせてみると良いでしょう。
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Q. コウモリ駆除の費用を抑えるコツは?
コウモリ駆除の費用を抑えたいなら、下記を実践しましょう。
・早めに駆除を依頼する
・複数の業者から見積もりを取る
・現地調査や見積もりが無料の業者を選ぶ
また、賃貸の場合は管理会社が対応してくれる場合があるので、事前に問い合わせてみましょう。 -
Q. コウモリ駆除を業者依頼する場合の費用相場は?
コウモリ被害1ヶ所につき、20,000~30,000円が相場です。