アシナガバチの駆除費用相場は?安く抑える方法と業者選定のポイント
2024.02.20 2024.09.26
今回は、アシナガバチの駆除料金について解説しています。
アシナガバチはスズメバチに比べ軽視されがちですが、刺された場合の危険は大きく、見つけ次第すぐに駆除すべきなのです。そのため、駆除費用の相場を把握し、優良業者を選定できるようにしましょう。
また、安く抑えるためのポイントや事例についても紹介しているため、ぜひ役立ててください。
目次
アシナガバチの駆除にかかる料金相場
比較的大人しい性格のアシナガバチですが、針が強く刺されると強い痛みがあり、場合によってはアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。
そのため、生活圏内に巣を見つけたら、駆除したほうが安心です。
アシナガバチ駆除にかかる料金の相場は、4,000~30,000円ほど。
巣の状況によっては、高くなることもあります。
ほかのハチとの料金比較
ハチの種類によっても、駆除料金の相場は異なります。
- スズメバチ:10,000~50,000円
- アシナガバチ:5,000~30,000円
- ミツバチ:30,000~50,000円
スズメバチは危険性が高いため、相場が高くなっています。
アシナガバチはスズメバチに比べると攻撃性は低いものの刺された場合の危険性は高いため、料金が高くなることもあります。
スズメバチの駆除費用については、こちらの記事も参考にしてください。
駆除料金の内訳
アシナガバチの駆除にかかる料金には、下記のものが含まれます。
- 基本料金
- 追加料金
基本料金の相場は3,000~10,000円と、そこまで高額ではありません。
すぐに駆除できる状況であれば、基本料金だけで済む場合もあります。
追加料金は、巣の状況により決定します。
出張費なども追加料金に含まれることがあるため、事前に確認しておきましょう。
アシナガバチの駆除料金が決まる要素は【大きさ・場所】
アシナガバチの最終的な駆除料金は、「いくら追加料金が発生するか」で決まります。
追加料金は、「巣の大きさ」と「巣の場所」により変動する点が特徴です。
巣の大きさ
巣が大きくなればなるほどアシナガバチの数は増え、駆除に手間がかかります。
15cm以上の大きな巣になると、100匹ほどのアシナガバチが生息していることも。
アシナガバチの数が多いと駆除作業の危険度も増すため、巣が大きいほど追加料金も高くなります。
巣の場所
アシナガバチは、屋根の下や庭木などに巣を作るケースが多いです。
高所にできた巣を撤去するためには、ハシゴなどを使う必要があり、作業には危険も伴います。
そのため、高い場所にできた巣の場合は追加料金が発生するのが一般的です。
また、換気口の中や室外機がある場所など、駆除しにくい場所に巣がある場合も、追加料金の対象になります。
アシナガバチの駆除料金事例を紹介!
巣の状況により費用が大きく変わる、アシナガバチの駆除。
ここでは、実際にアシナガバチを駆除した事例をご紹介するので、参考にしてください。
約11,000円かかった事例
作られてから2ヶ月半ほど経ったであろうと思われる巣が、ウッドデッキ下にあり、10匹ほどの働きバチがいたケースです。
巣の撤去のほか戻りバチ対策を万全に講じて、約11,000円でした。
約15,000円かかった事例
10cmほどの巣が、室外機の中にあった事例です。
作業しにくい場所だったため、約15,000円の駆除料金でした。
約23,000円かかった事例
2階の窓と雨戸の隙間にできた巣を撤去したケースも、あわせて見てみましょう。
30cmほどと巣が大きく、地上から4m以上と高所での作業だったため、約23,000円と高めの料金になりました。
アシナガバチの駆除料金を抑えたい!【節約方法6選】
アシナガバチの駆除料金を抑える方法は、下記6つあります。
- 巣を見つけたらすぐに駆除依頼する
- 相見積もりを取る
- 大家・管理会社へ相談する
- 自治体に相談する
- 補助金を利用する
- 自分で駆除する
巣を見つけたらすぐに駆除依頼する
大きくなればなるほど料金も高くなるアシナガバチの巣は、1日でも早く駆除しましょう。
巣が小さいうちに見つけるコツは、アシナガバチがいないか、こまめに周囲をチェックしておくことです。
アシナガバチが近くを飛ぶようになったら巣がどこかにできた可能性が高いため、周辺を入念にチェックしましょう。
相見積もりを取る
3社以上から相見積もりを取ることで、駆除費用の相場を把握できます。
相見積もりを取る際は、現在の巣の大きさや場所、個数などを詳しく伝えておくと、より明確な駆除料金を出してもらえます。
相見積もりを取ることで、少しでも安い業者への依頼が可能です。
>> 納得の害虫駆除業者を探す
大家・管理会社へ相談する
集合住宅や賃貸住宅に住んでいるなら、大家・管理会社へ一度相談してみましょう。
特に、廊下などの共有スペースに巣ができているなら、大家・管理会社が駆除対応してくれるのが一般的です。
自治体に相談する
自治体によっては、駆除料金を全額または一部負担してくれます。
スズメバチの場合は全額負担してくれる自治体が多いですが、スズメバチに比べると危険性が低いアシナガバチの場合は、一部のみ負担となることもあります。
自治体に駆除依頼するときは、以下の記事もチェックしてみてください。
補助金を利用する
自治体によっては、補助金を活用できることもあります。
駆除料金の一部を補助金で賄えるため、節約するならオススメです。
ただし、補助金の対象はスズメバチのみのことも多いため、内容を詳しく調べておきましょう。
自分で駆除する
高額になることもあるアシナガバチの駆除料金ですが、自分で駆除すれば大幅な節約が可能です。
アシナガバチはスズメバチほど危険ではないため、状況によっては自分で駆除できることもあります。
ただし、刺激を与えると攻撃してくることがあるので、業者へ依頼するのが一番安心です。
自分で駆除するのなら、巣の直系が5cm未満で、高所などではなく安全に作業できる場所にある場合のみにしましょう。
また、アシナガバチは冬になるといなくなり、巣が空っぽもしくは女王バチのみになるため、駆除しやすくなります。
自力で駆除する場合は、こちらの記事も参考にしてください。
アシナガバチ駆除を相場で依頼するには?|業者の選定ポイント
アシナガバチの駆除は、できれば相場から逸脱しない優良な業者へ依頼したいもの。
優良な業者を選ぶなら、下記のポイントを押さえておきましょう。
- 口コミ・実績を確認
- 返答が早いか
- 料金や作業内容が明確か
- 説明・対応の丁寧さ
- アフターフォローの有無
口コミ・実績を確認
優良業者であれば、口コミや実績がしっかり確認できるはずです。
自社ホームページのほか、Googleや口コミサイトなどを参照し、安心して依頼できるかどうかをチェックしてみましょう。
返答が早いか
返答が早い業者であれば、少しでも早く駆除作業を始められます。
アシナガバチの巣は日に日に大きくなるため、少しでも早く返答してくれる業者を選びましょう。
料金や作業内容が明確か
料金や作業内容が不明瞭で、見積もりでは「一式」や「そのほか」などの表記が多い業者は、あまり信頼できません。
どのような追加料金がかかっているのか、どのような作業をするのかを明確にしてくれる誠実な業者がベストです。
説明・対応の丁寧さ
アシナガバチの巣があると、不安が大きくなりがち。
業者選びでは、その不安を汲み取り丁寧な対応をしてくれるかどうかもチェックポイントとなります。
アフターフォローの有無
一度巣を撤去しても、駆除時に不在だったアシナガバチが戻ってくる場合があります。
このようなハチは「戻りバチ」と呼ばれ、駆除作業後1~2週間は注意しなければなりません。
そのため、戻りバチ対策も含めたアフターフォローがある業者を選ぶと安心です。
アシナガバチの駆除は相場で受けてくれる業者を選ぼう!
アシナガバチは自力でも駆除できますが、危険度が高いため業者へ依頼するのがオススメです。巣が大きくなる前に依頼すれば、費用も安く抑えられるでしょう。
アシナガバチを駆除するなら、セーフリーで業者を探してみましょう。
優良業者を多数掲載しているので、対応エリアや費用など、希望に合った業者を見つけられるはずです。
まずは無料見積もりからしてみましょう!
アシナガバチの駆除費用相場は?安く抑える方法と業者選定のポイントのよくある質問
-
Q. アシナガバチの巣ができてしまったらどうしたらいい?
生活圏内に巣ができた場合は、すぐに業者へ依頼して駆除してもらいましょう。
一方で、生活圏外の巣の場合は、刺激せずにそっとしておく方法もあります。 -
Q. アシナガバチの巣を落とすとどうなる?
女王蜂のみしかいない巣であれば、落としても攻撃してくることはないとされています。
ただし、働き蜂が大勢いる巣を落とすと攻撃してくるため、大変危険です。 -
Q. アシナガバチは人を襲うことがある?
アシナガバチは大人しい種類なので、刺激を与えなければ人を襲うことはありません。