2024.11.10 2024.11.10
この記事では、トイレでゴキブリを発見したときの手軽な駆除方法を紹介します。
トイレのドアを開けたとき、ゴキブリがいて焦ることがあるでしょう。そんなときは一旦落ち着いて、精神的ダメージの少ない、安全な退治方法を検討しましょう。
記事では、ゴキブリを処理するときの注意点や、見失ってしまった際の対処法についても詳しく紹介しています。「トイレのゴキブリを今すぐ駆除したい…」「二度とトイレでゴキブリを見たくない」といった方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
トイレのゴキブリ駆除方法【道具がないときも】
トイレで突然ゴキブリに遭遇したとき、予備知識があればパニックに陥らず、冷静に対応できます。また、道具が手元になくても対処する方法はあります。
ここでは、緊急時に役立つ対処法を見ていきましょう。
殺虫スプレーで倒す
市販の殺虫スプレーは、素早くゴキブリを駆除できる手軽な方法です。トイレのような限られた空間では、スプレーを使用して素早く処理することで、ゴキブリの逃げ場をなくし駆除しやすくなります。
使用後はしっかり換気して、薬剤が周囲に残らないよう注意しましょう。
水を張ったバケツを利用する
殺虫スプレーが手元にない場合、水を張ったバケツやトイレ用の洗面器を利用してゴキブリを対処する方法もあります。遠距離からゴキブリを追い詰め、水をかけて一時的に動きを止められるはずです。
水圧や量によって逃げるスピードを緩やかにし、駆除する隙が生まれるでしょう。この方法は薬剤を使いませんが、トイレに水が飛び散ります。日頃からトイレに物が少なく、綺麗な状態であれば多少の水を撒き散らしても問題ないでしょう。
害虫駆除業者に依頼する
「トイレでゴキブリを見つけた」「何匹もいて自力で対応しきれない」「見失ってしまって不安…」といった場合は、害虫駆除業者に依頼すると安心です。業者は、トイレを含む家全体の隠れたゴキブリを確実に探し出し、駆除してくれます。
プロの技術と専用機材を用いることで、ゴキブリの潜伏場所や巣を見逃すことなく駆除するため、依頼者はゴキブリを見ることなく作業完了を待つのみ。
また、トイレを含めた住まい全体をチェックし、ゴキブリの侵入経路を特定し適切な対策を施してくれます。再発防止が徹底され、駆除以降ゴキブリを見ない安心した生活を送れるでしょう。
セーフリーでは、条件を指定して納得の業者が見つかります。広告などであわてて目に入った業者に依頼して後悔しがちなので、業者の検討にぜひご利用ください。しっかり比較検討して、ぼったくり被害などを回避しましょう!
トイレにゴキブリがいる?チェック方法【見失ったら?】
「トイレにゴキブリがいるかも…」「気配を感じる…」など、実際に目で見なくても音やそれっぽいものが視界に入ることも考えられます。
ここでは、トイレ内にゴキブリがいるかどうか確認する方法を見ていきましょう。
フンを確認する
トイレでゴキブリのフンがあれば、どこかにゴキブリが潜んでいる可能性が高いです。トイレ内の角や隙間、配管周りなどに黒くて小さな粒がないか、チェックしてみましょう。
フンは1~2mm程度で、黒っぽく丸みを帯びているのが特徴です。さらに、フンは単なる排泄物ではなく、ゴキブリがフェロモンを発して仲間を呼び寄せる要因になるため、放置すると新たなゴキブリを引き寄せることになります。
暗い場所でのチェック
ゴキブリは暗い場所を好むため、使用時以外は基本的に電気をつけないトイレに潜んでいるケースはよくあります。夜中に電気をつけた瞬間、ゴキブリを見かけたことがある方もいるでしょう。
電気をつけても動きが見えなかった場合、疑わしい気配があるなら慎重にチェックし続けてください。発見して駆除できればベストですが、「逃げられるのが心配…」「怖くて隅々までチェックできない」なら、駆除業者に依頼するのが一番早く安心できます。
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扉を閉めてしまったら
ゴキブリの気配を感じ、驚いて扉を閉めてしまったときは、どう対処すべきか迷うこともあります。このような場合は、慌てずに扉越しで冷静に考え、再度行動を起こすための準備に入ります。
自力で対処するなら、スプレーを用意するなど準備しましょう。自力で対処できない場合は、ゴキブリが扉の隙間から逃げる可能性も考慮し、隙間を塞いで駆除業者に依頼しましょう。
トイレのゴキブリを退治・処理するときの注意点6つ
トイレでゴキブリを見つけたら、迅速に駆除することはもちろん大切ですが、その後の処理方法にもいくつか注意点があります。
- ゴキブリをトイレに流さない
- トイレ便器や床タイルへの熱湯NG
- 叩いて潰さない
- 掃除機で吸わない
- 死骸を放置しない
適切に処理しないと、かえってゴキブリを引き寄せたり、衛生的に問題が出てきます。ここでは、トイレでゴキブリ退治するときに知っておくべき注意点を紹介します。
ゴキブリをトイレに流さない
ゴキブリを駆除した後、トイレに流したくなるかもしれませんが、これはNG行動です。トイレの排水管はゴキブリにとって湿度が高く、生存に適した環境。万が一排水管内で生き残ると、再び侵入してくる可能性があるのです。
また、排水管内に残された卵が孵化し、ゴキブリが増殖するケースも考えられます。そのため、死骸はビニール袋に密閉してから適切に処分しましょう。
トイレ便器や床タイルへの熱湯NG
殺虫スプレーがないときに「ゴキブリは熱湯で駆除できる」と聞いたことがあるかもしれません。しかし、トイレ便器や床タイルに熱湯をかけるのは避けるべきです。
陶器製の便器やタンクの手洗い部は、急激な温度変化によりヒビが入ったり割れる恐れがあります。
熱湯はゴキブリの駆除に効果的ではありますが、使う場所に注意し、トイレの内部ではなく他の場所で使用するようにしましょう。
叩いて潰さない
ゴキブリを見つけたら、驚いてスリッパや新聞紙で叩いてしまうことがありますが、出来れば叩いて潰さない方が良いです。ゴキブリを潰すと、体内の病原菌が飛び散り、不衛生だからです。
菌がトイレ内に付着すると、見えない場所で菌が繁殖するリスクも。殺虫スプレーを使用するか、すぐ駆けつけてくれる駆除業者に依頼しましょう。
掃除機で吸わない
ゴキブリを掃除機で吸うのは避けましょう。掃除機で吸った場合、ゴキブリが中で生き残り内部で再度動き出す可能性も考えられます。
また、掃除機内で体が砕けて臭いや汚れが付着し、掃除機自体の性能に悪影響を及ぼす恐れもあります。ゴキブリの死骸は必ずビニール袋に入れてしっかり密閉し、ゴミとして適切に処理してください。
死骸を放置しない
ゴキブリを駆除した後、そのまま死骸を放置するのもNG。ゴキブリは共食いをする習性があり、死骸があると他のゴキブリを呼び寄せてしまうのです。
新たなゴキブリがトイレ内に集まってくるリスクが高まるため、死骸は速やかに回収し、適切に処分しましょう。駆除したゴキブリの死骸を外に捨てるのも、同様の理由で絶対にNGです。
トイレにゴキブリが出没する理由【考えうる5つの侵入経路】
ここまで解説したように、トイレでゴキブリを見かけることは決して珍しいことではありません。湿気や水分、暗い場所を好むゴキブリにとって、トイレは居心地の良い環境なのです。
対策としては、侵入経路を突き止めるのが予防の第一歩。ここでは、トイレにゴキブリが侵入してくる主な経路を紹介します。
- ドアや窓の隙間
- 換気扇
- 下水管
- 便器と設置面の隙間
- 劣化部分の隙間
順番に見ていきましょう。
ドアや窓の隙間
ゴキブリは非常に狭い隙間を通って侵入できる特性があります。わずか2mm程度の隙間でも、体を滑り込ませてトイレに侵入してきます。
ドアや窓のわずかな隙間から侵入してくるのが、一つのパターンとして考えられるでしょう。
換気扇
トイレの換気扇も、ゴキブリの侵入経路の一つです。換気扇のフィルターやカバーに隙間があると、ゴキブリはそこを通って内部へ侵入します。
換気扇が動いていない状態だと、ゴキブリはいとも簡単に侵入できてしまいます。
下水管
下水管もゴキブリにとっての主な侵入経路となります。長期間使用されていないトイレは排水トラップの水が蒸発し、下水管とトイレの間に隙間が生じることがあります。
この状態になると、ゴキブリは簡単にトイレへ上がってこれるのです。定期的にトイレを使用し、水を流すことで下水管からの侵入を防げるでしょう。
便器と設置面の隙間
便器と床の設置面にわずかな隙間があると、ゴキブリの侵入経路になってしまいます。
古いトイレ設備や設置に不備がある場合、こうした隙間ができやすく、ゴキブリが隠れたり出入りする場所として利用されつづけるでしょう。
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劣化部分の隙間
築年数が経過した家では、壁や床に劣化が見られ、ゴキブリの侵入経路に。
トイレのように湿気が溜まりやすい場所では、劣化した箇所があるとゴキブリが集まりやすくなります。
定期的にトイレ周りの壁や床の状態を確認し、劣化が見られる場合は早めに補修しましょう。
トイレにゴキブリを侵入させない対策5選
トイレにゴキブリが入り込むのを防ぐには、日常的な予防策が必要です。ここでは、トイレにゴキブリを侵入させないための具体的な対策を5つ紹介します。
- ドアは必ず閉める
- 隙間があれば埋める
- 窓や換気扇にネットを取り付ける
- 柑橘系の芳香剤を置く
- トイレ周辺に毒餌を設置しておく
誰でも出来る基本的な対策ばかりですので、すぐにでも取り組んでみてください。
ドアや窓は必ず閉める
トイレを使用した後、ドアや窓が開いたままになっていると、その隙を突いてゴキブリが侵入してくる可能性があります。ゴキブリはほんの少しの隙間でも入り込めるため、使用後はドアをしっかりと閉めるのを習慣にしましょう。
また、網戸が開いたままになっていないか定期的に確認し、外部からの侵入を防ぎましょう。小さな習慣がゴキブリの侵入を大幅に減らせます。
隙間があれば埋める
トイレの中や周辺に、壁や床に小さな隙間があるとゴキブリは入り込んできます。見つけた隙間はパテなどを使って埋めると良いでしょう。
便器と床の設置面や壁際などは注意してチェックし、侵入経路を塞ぎます。定期的に家の中を点検し、劣化によってできた隙間も見逃さずに補修することで、ゴキブリの侵入を防げるはずです。
窓や換気扇にネットを取り付ける
ゴキブリは換気扇や窓の隙間からも侵入してきます。換気扇が停止しているときは、その隙間を通じて室内に入ってくるため、予防策として窓や換気扇にネットを取り付けると良いです。
防虫ネットを使用することで、ゴキブリが侵入する可能性を減らせるはずです。すでに網戸が設置されている場合でも、劣化して穴が空いていないか確認し、必要に応じて修理や交換しましょう。
柑橘系の芳香剤を置く
トイレに芳香剤を置くのは、ゴキブリの侵入を防ぐ一つの方法です。特に柑橘系の香りはゴキブリが苦手とするため、トイレに柑橘系の芳香剤を設置することで寄り付きにくくなります。
ただし、芳香剤を設置するなら天然精油100%の芳香剤を選びましょう。人工的な成分を含む芳香剤は、かえってゴキブリを引き寄せることがあるので注意。
ペットがいる家庭では、ペットが柑橘系の香りを嫌がる場合もあるため、使用時は様子を見ながら設置してください。
トイレ周辺に毒餌を設置しておく
ゴキブリの予防対策として、トイレやその周辺に毒餌を設置するのも効果的です。ゴキブリ用の毒餌は、食べたゴキブリが死ぬだけでなく、その死骸や糞を食べた他のゴキブリも駆除できるため、連鎖的な効果が期待できます。
毒餌はトイレの隅や配管付近など、ゴキブリが通りそうな場所に配置すると効果的。
頻繁にゴキブリが発生する場合や、小さなゴキブリをよく見かける場合は、巣が近くにある可能性があるため毒餌を配置してしばらく様子を見ましょう。
トイレのゴキブリ駆除と対策は害虫駆除業者に依頼しよう!
この記事では、トイレのゴキブリ駆除と対策について解説しました。処理するときの注意点についてもお分かりいただけたかと思います。
ゴキブリは大きな音に敏感ですので、トイレで見つけてもまずは冷静になって対処法を決めてください。自力で駆除するなら殺虫スプレーで、業者に依頼するならドアを一旦閉めて、到着を待ちましょう。
業者選びはセーフリーをご利用ください。ゴキブリの生態や行動に詳しいプロの駆除業者が多数掲載されています。気になる業者を見つけたら、無料見積もりに進んでみてください!
- トイレが使えなくて困る
- 見失って夜眠れない
- 複数匹いて手に負えない
自力での駆除が難しければ
時間帯関係なく
まずは相談を!
トイレのゴキブリ駆除に関するよくある質問
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Q. 古いトイレにゴキブリが湧く理由は?
A.古いトイレでは、配管や便器の設置部分に劣化が生じ、隙間ができやすくなります。さらに、長期間使用されていないトイレでは排水トラップの水が蒸発し、下水管からの侵入を許してしまいます。
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Q. トイレのゴキブリを倒す一番良い方法は?
A.駆除業者に依頼するのが最も確実です。ゴキブリを見なくて済む上、侵入防止対策も講じてくれます。
-
Q. 最悪、叩いて潰しても問題ない?
A.焦ってスリッパやティッシュの箱で潰してしまったら、そのあとの消毒作業を徹底しましょう。