2025.04.19 2025.04.19
この記事では、5年ごとにかかるシロアリ費用について徹底解説していきます。
シロアリの予防や駆除をした後でも、5年ごとの防蟻処理(ぼうぎしょり)が推奨されています。費用もかかりますが、定期的に処理しないと、シロアリにより甚大な被害を受ける危険があるためです。
ここでは、5年ごとにかかるシロアリ対策費用がどれくらいなのかについて詳しく解説していきます。記事後半では、日頃からできるシロアリ対策についても徹底解説。シロアリ被害を防ぎたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
5年ごとにかかるシロアリ費用の相場
シロアリ駆除や予防の施工は、5年ごとに必要なケースが一般的です。5年ごとにかかる費用の相場は業者や地域などにより変動しますが、基本的に1m²あたり1,000~3,000円ほど。坪単位なら1坪あたり3,000~10,000円ほどです。
参考までに、業者の種類別におおまかな相場を見てみましょう。
業種 | 1m²あたりの費用相場 | 1坪あたりの費用相場 |
---|---|---|
大手の業者 | 3,000円ほど | 10,000円ほど |
地域密着型の中規模業者 | 1,500~3,000円ほど | 5,000~10,000円ほど |
ホームセンター | 1,000円ほど | 3,500円ほど |
個人経営の業者 | 1,000円ほど | 2,500円ほど |
ただし、実際にシロアリの被害があるのか、施工する面積はどれくらいかなどの状況によって、費用は大幅に変わります。上記はあくまでも目安として考えておきましょう。
シロアリ対策は5年ごと!費用を払って実施してもらう作業内容
一度徹底的に駆除をしても、シロアリ対策は5年ごとの実施が推奨されています。5年ごとに実施する作業は、基本的に以下の内容です。
- 点検
- 防蟻処理(ぼうぎしょり)
シロアリによる被害がないかをチェックする「点検」では、床下へ入って入念に確認作業を実施します。床下への侵入口がない場合は、侵入口を設置する作業が追加されるケースが多いです。
シロアリによる被害が確認されなければ、シロアリの発生を予防する薬剤を散布したり消毒したりなどの「防蟻処理」が進められます。被害があった場合には、駆除してから消毒する流れになります。
その他、シロアリが発生しやすい環境になっているようであれば、湿気を調節する調湿材や換気扇を設置する作業が追加になる場合もあるでしょう。
費用をかけてもシロアリ対策が5年ごとに必要な2つの理由
現在被害がないとしても、5年ごとの施工が推奨される「シロアリ対策」。なぜ5年ごとに施工が必要なのか、その理由を知っておくのも大切です。
薬剤の効果が5年ほどで切れるため
シロアリの駆除や予防では、専用の薬剤を使用します。薬剤にはさまざまな種類がありますが、全般的に効力が5年ほどで切れてしまいます。効力が切れると地中からシロアリが侵入する恐れがあるため、再施工しなければなりません。
シロアリの予防効果を持続させるためには、薬効を持続させる必要があります。そのため、5年ごとに薬剤を散布してシロアリを寄せ付けない環境を整えるのが大切です。
シロアリ被害が拡大する可能性があるため
今現在被害に遭っていないとしても、シロアリによる被害はいつ発生するか分かりません。また、なかなかチェックする機会がない床下から侵入されるケースがほとんどなので、被害が発生していても気づきにくいのが特徴です。
万が一、シロアリに侵入されたのに気付かず過ごしてしまうと、建物全体が甚大な被害を受ける危険があります。シロアリは建物の基礎や柱に使われる木材を食べて強度を著しく低下させてしまうため、強風や地震などの自然災害で倒壊するリスクもあります。
シロアリ被害を拡大させないためには、5年ごとに点検すると安心です。定期的に点検すれば、万が一被害に遭っていても早めに駆除でき、修復にかかる費用も抑えられます。
シロアリが大量発生した際については、以下記事をご参照ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.03.06 2025.02.18
シロアリ被害の有無をチェック!5年ごとに費用をかけず自分で点検できる?
被害がない場合、わざわざプロの業者に依頼して施工してもらう必要性もないと考える人もいるでしょう。もちろん、自分でも点検や予防をするのは可能です。ただし、プロに依頼するのがオススメされているのには、以下のような理由があります。
- 床下はホコリや砂が多いため体調不良を起こしやすい
- 床下には害虫や害獣がいる可能性がある
- 狭い床下での作業は心身に大きな負担がかかる
- シロアリをしっかり予防するためには専門知識が必要
- 薬剤や噴射機、防護服などを購入する必要がある
シロアリ対策では、主に床下で作業しなければなりません。砂やホコリにまみれるだけでなく、ネズミやゴキブリなどがいる可能性があるため、床下での作業は危険性が高くなります。暗くて狭いため、身体的負担はもちろん、精神的にもダメージが大きいものです。
また、シロアリに関する知識や建物の構造に関する知識がないと、シロアリ対策の効果を十分に発揮できない場合もあります。せっかく作業をしても、シロアリ被害が発生するケースもあるでしょう。
シロアリ対策には薬剤や噴射機、防護服などの装備も必要になるため、心身的に大きな負担があるだけでなく費用負担も大きい点も考慮しなければなりません。
建物と住む人の健康を維持するためには、プロによる施工がオススメです。
5年ごとにシロアリ対策をせずに被害に遭った場合にかかる費用
5年ごとのシロアリ対策には、ある程度まとまった費用が必要です。その点、5年ごとに対策をしなければ出費はゼロ。現時点で被害がないのなら、わざわざ費用をかけて施工する必要性を感じないケースも多いのではないでしょうか。
では、5年ごとに対策をせず、万が一被害が発生した場合を見てみましょう。シロアリが発生すると、建物の木材が食い荒らされてスカスカになってしまいます。床が浮いてきたり腐敗が進んでしまったり、水漏れが発生したりするケースも。
シロアリ被害が進むと、床材や床下、柱、浴室など、被害が大きければ大きいほど修繕費用も膨らんできます。
シロアリ被害に気付かず放置してしまうと、建物全体の修繕が必要な場合もあるため修繕に400~600万円かかるケースも。そのためにも定期的なシロアリ対策をしておく方が、経済的になるわけです。
シロアリの駆除費用については、下記の記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
シロアリ駆除の費用相場を徹底解説!注意点や業者選びのポイントも
2024.02.05 2025.02.19
5年ごとにかかるシロアリ対策費用を安くするなら「相見積もり」がオススメ!
被害を拡大させず建物を守っていくためには、5年ごとにしっかりシロアリ対策をしていくのが大切です。しかし、できるだけ出費は抑えたいもの。少しでも費用を安くするなら、相見積もりがオススメです。
複数の業者から見積もりを取ると、業者による費用の差が見えてきます。ただし、一概に安ければ良いというわけれはありません。多少高くてもサービス内容が充実しているなら、コスパが良いと考えられます。
相見積もりを取れば、業者それぞれの良し悪しが見えてきます。5年ごとにお付き合いを続けていく可能性がある業者だからこそ、複数社を比較検討し、納得できる依頼先を見つけるのが重要です。
費用をかけた予防だけじゃない!シロアリ被害の予防策
5年ごとにシロアリ対策をするのはとても大切ですが、それだけでなく日頃から予防の心掛けを忘れないのも重要なポイントです。
シロアリは、暗くてジメジメとした環境が好きで、木材などを食します。シロアリの特性を踏まえ、日々下記の予防策を実践すると良いでしょう。
- 湿気を溜めない
- 段ボールや木材を放置しない
シロアリ被害を回避するために、ぜひ今日から予防策をスタートしましょう。
湿気を溜めない
湿気が多い場所を好むシロアリを寄せ付けないためには、湿気を溜めないのがとても重要です。1日に数回は窓を開けたり換気扇を付けたりして、室内の湿気を逃がしましょう。
また、床下部分にも湿気を溜めない工夫が必要です。通気口前にモノを置かず風通りが良くしておくと、湿気をためにくくなります。床下はシロアリが住み着きやすい場所なので、忘れずに湿気対策が必要です。
段ボールや木材を放置しない
段ボールや木材は、シロアリのエサになります。特にマツやセンノキなどの柔らかい木材はシロアリが好むため、建物の近くに放置すると危険です。
使う予定がないからと庭などに置いておくと、シロアリが住み着き、そこから建物へ移り住む危険があるので注意しましょう。
「いつか使うかも」「機会があったら捨てよう」と思って放置してしまうとシロアリを寄せ付けてしまうため、使う予定がない段ボールや木材はすぐに廃棄するのがオススメです。
シロアリ対策は5年ごとに費用をかけて実施!リスクを最小限に抑えよう!
年間を通して被害発生の可能性があるシロアリは、一度の駆除や予防だけでなく、定期的に防蟻処理していくのが重要です。5年ごとに費用はかかってしまいますが、被害を防ぐために忘れず実施していきましょう。
セーフリーには、シロアリの駆除や予防をしてくれる業者が多数掲載されています。豊富な口コミを参考にできるため、信頼できる業者を見つけやすいのが特徴です。
セーフリーでシロアリ対策を依頼できる業者を見つけ、5年ごとの防蟻処理を続けていきましょう!
- シロアリ被害を回避したい!
- シロアリ対策費用を安くしたい…
- 快適で安全な自宅を維持したい!
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5年ごとにかかるシロアリ費用に関するよくある質問
-
Q. 5年ごとにかかるシロアリ費用はどれくらい?
A.5年ごとにかかるシロアリ費用は、1m²あたり1,000~3,000円、1坪あたり3,000~10,000円ほどです。
-
Q. シロアリ対策はなぜ5年ごとに必要なの?
A.シロアリ対策は5年ごとに必要なのは、薬効が5年ほどで切れるためです。また、定期的に点検をするとシロアリ被害が拡大しにくいため、5年ごとの施工が推奨されています。
-
Q. シロアリ被害を防ぐためにできることは?
A.シロアリ被害を防ぐためにできることは、以下です。
・湿気を溜めない
・段ボールや木材を放置しない
・定期的に点検する
・5年ごとに防蟻処理をする