2025.04.19 2025.04.19
この記事では、羽アリを自分で駆除する方法について徹底解説していきます。
羽アリが発生したら、すぐにでも自分で駆除したいもの。自分で駆除するなら、正しい方法で作業するのが大切です。使用を避けるべきアイテムもあるため、どの道具なら駆除できるかを知っておきましょう。
ここでは、自分で羽アリを駆除する際の正しい方法を詳しくご紹介します。記事後半では、日頃からできる羽アリの予防法についても徹底解説。羽アリに悩まされたくないなら、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
自分で羽アリを駆除する4つの方法
羽アリを自分で駆除するなら、以下4つの方法が有効です。
- 掃除機を使う
- 粘着テープを使う
- ポリ袋を使う
- 水や熱湯を使う
状況に合わせて、適切な方法で駆除しましょう。
掃除機を使う
羽アリは掃除機の風圧で死滅するため、飛び回る羽アリを効率的に駆除するなら、掃除機がオススメです。大量に発生した羽アリもまとめて駆除しやすいので、ぜひ実践してみましょう。
注意したいのは、サイクロン式の掃除機です。羽アリを吸い込むと内部に死骸が張り付いてしまい除去に手間がかかるため、紙パック式の掃除機を使いましょう。
掃除機で吸い取った羽アリは、ほとんどが吸い取った瞬間に死滅します。ただし、一部生き残る場合があるため、1日ほど時間を置いてから袋に密閉して処分しましょう。
粘着テープを使う
粘着テープでも、羽アリ駆除が可能です。飛び回っていると捕獲が難しいですが、どこかに止まったタイミングを見計らえば、サッと捕獲してそのまま処分できます。
粘着テープで駆除すれば、羽アリを観察して種類が特定できるのが大きなメリットです。また、羽アリの出入口が見つかったら、粘着テープでふさいでおくのも良いでしょう。
ポリ袋を使う
羽アリが出てきている場所を特定できているなら、ポリ袋を使うのがオススメです。発生源となる穴や隙間部分にポリ袋を設置してテープで固定しておくだけで、出てきた羽アリを自動的にすべて捕獲できます。
ポリ袋が羽アリでいっぱいになってしまったら、密閉して処分し、新しいポリ袋を設置しましょう。
水や熱湯を使う
浴室で羽アリが発生した場合は、水や熱湯を使うのが便利です。シャワーを使えば、飛び回る羽アリも効率的に駆除できます。
浴室で水や熱湯を使う際には、排水口に死骸が詰まってしまわないよう注意しなければなりません。
羽アリを自分で駆除したい!発生源の見つけ方
羽アリを見つけたら、駆除と並行して発生源を見つけなければなりません。いくら駆除しても、発生源がそのままでは羽アリが発生し続けるためです。また、発生源が分かれば効率的に羽アリ駆除ができます。
羽アリは、穴やひび割れなどの隙間から室内へ入ってくるケースが多いです。飛んできた方向を観察し、発生源を探してみましょう。
羽アリの発生源になりやすいのは、以下の場所です。
- 床下
- 畳の下
- 押し入れ
- 柱の中
- キッチン
- 浴室
- タイルの下
ちなみに、窓の外やベランダなどに羽アリが発生しているなら、室内で発生しているのではなく屋外から飛んできた可能性が高いでしょう。
羽アリは、4~11月頃に発生します。特にジメジメした梅雨は、羽アリが多く発生しやすい季節です。
自分での羽アリ駆除で使ってはいけないアイテム【理由も解説】
羽アリを駆除する際には、使ってはいけないアイテムがあります。
- 殺虫スプレー
- 蚊取り線香や燻煙剤
- 毒エサタイプの殺虫剤
なぜ使ってはいけないのか、それぞれ解説していきます。
殺虫スプレー
殺虫スプレーを使用すると羽アリの駆除は可能ですが、殺虫成分が散布されて近くにいた羽アリが逃げてしまいます。
「駆除」のみが目的であれば問題ありませんが、羽アリは発生源を見つけて対処しなければならず、逃げられてしまうと対処が難しくなってしまいます。
特に羽アリがシロアリだった場合、逃げられると巣の発見が難しくなるだけでなく、本来の巣とは別の場所で巣を作られて被害が拡大しやすいため注意しなければなりません。
蚊取り線香や燻煙剤
蚊取り線香や燻煙剤も、羽アリが逃げて被害拡大のリスクがあるため使用を避けたほうが安心です。
また、殺虫スプレー同様に目の前の羽アリには効果があっても、巣の根本的な駆除はできず発生源の特定も難しくなるので、別の方法での駆除がオススメです。
毒エサタイプの殺虫剤
毒エサタイプの殺虫剤は、羽アリには効果がありません。羽アリはエサを取るために活動しているのではなく、新しく巣を作って繁殖するために飛んでいるためです。
一部の羽アリに効果があったとしても、全体的な効果は見込めないため、別の方法で駆除しましょう。
羽アリを自分で駆除!シロアリかクロアリかの見分け方
羽アリは、「シロアリ」と「クロアリ」のどちらかです。シロアリだった場合、建物の木材を食い荒らされてしまう危険があります。そこで、羽アリが発生したらシロアリなのかクロアリなのかを見分けましょう。
見た目では、以下のような違いがあります。
シロアリの羽アリ | クロアリの羽アリ | |
---|---|---|
羽 | 模様が薄い | 模様が濃い |
触覚 | まっすぐで数珠状 | 「く」の字状 |
胴体 | 寸胴 | くびれてる |
発生時期や時間帯、発生場所の違いも見てみましょう。
シロアリの羽アリ | クロアリの羽アリ | |
---|---|---|
発生時期 | 4~9月頃 | 6~11月頃 |
活動する時間帯 | 昼間・夕方から夜 | 昼間 |
発生場所 | ・柔らかい木材 ・段ボール の他、コンクリートなどにも発生する |
・お菓子 ・白米 ・砂糖 など、食材に発生する |
見た目だけで判断が難しい場合は、発生時期や場所も参考にしてどちらの種類なのかを見分けましょう。
シロアリの羽アリについては、以下の記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.02.05 2025.02.18
羽アリはシロアリ?!自分で駆除した後は業者に依頼すべき理由
発生した羽アリがシロアリだった場合は、プロの業者へ依頼して徹底的に駆除するのがオススメです。シロアリは建物の木材を食べてしまい、内部がスカスカになってしまうためです。
羽アリが発生するのは、シロアリの巣が満杯状態になり、新しい巣が必要になったため。いくら羽アリを駆除しても、残っている巣には数万~数百万匹ものシロアリが生息していると考えられます。
シロアリを徹底的に駆除するには、床下へ入り的確に薬剤を散布するなどしなければなりません。専門的な知識や道具が必要なので、プロに任せるのが安心です。
また、プロに任せて駆除しないと、シロアリ被害が拡大し建物に甚大な被害を与えてしまう危険があります。強風や地震などによって倒壊するリスクもあるため、早めに業者へ依頼するのがオススメです。
以下の記事では、シロアリの羽アリが大量発生した場合について解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
シロアリの羽アリが大量発生!駆除方法や業者依頼の費用相場を徹底解説!
2025.03.19 2025.03.19
羽アリは自分で駆除!今日からできる予防策5つ
羽アリやシロアリを発生させないためには、プロによる駆除だけでなく日頃からの予防も必要です。
- 夜はカーテンを閉める
- 網戸は必ず閉める
- 忌避スプレーやハッカ油を使う
- 湿気を溜めない
- 段ボールや木材を放置しない
上記5つの予防策が効果的なので、今日から実践していきましょう。
夜はカーテンを閉める
羽アリは明かりに集まる習性があります。室内に発生源がある場合は防ぎようがありませんが、外にいる羽アリを室内に入れないためには、明かりを漏らさない工夫が必要です。
そこで、夜はカーテンを閉めて明かりが漏れないようにしましょう。
網戸は必ず閉める
屋外の羽アリを室内に入れないためには、侵入できる隙間をなくさなければなりません。侵入路として注意したいのが、窓です。換気などの目的で窓を開けるなら、必ず網戸を閉めましょう。
夜は特に、明るい場所に羽アリが集まってしまうので注意が必要です。
忌避スプレーやハッカ油を使う
羽アリを寄せ付けにくい、忌避スプレーを散布しておくのも有効です。侵入路になる可能性がある穴や隙間などに定期的に散布すると、寄せ付けにくくなります。ただし、寄せ付けにくいだけで完全な侵入予防策にはなりません。
また、ハッカ油スプレーの散布も忌避効果があります。
- 水:90ml
- 無水エタノール:10ml
- ハッカ油:3~4滴
上記をしっかり混ぜてスプレーしましょう。スプレーボトルは、溶ける可能性があるポリスチレン(PS)以外のモノを選ぶのがポイントです。
湿気を溜めない
湿気が多く溜まると、シロアリが発生しやすくなるので注意しなければなりません。室内なら窓を開けたり換気扇をまわしたりして、湿気をこまめに逃がしましょう。
シロアリが発生しやすい床下は、通気口の前をスッキリさせて通気性を良くしておくのが大切です。通気口前はモノを置かないようにし、雑草は除去しておきましょう。
段ボールや木材を放置しない
シロアリは、段ボールや木材をエサとします。そのため、放置された段ボールや木材に住み着いて食い荒らし、住居へ移り住む危険があります。
使わない段ボールや木材は、放置せずできるだけ早めに捨てるのが大切です。
自分での羽アリ駆除は正しい方法で!シロアリなら業者依頼で徹底駆除がオススメ!
自分で羽アリを駆除するなら、殺虫スプレーなどを使わず、掃除機や水などを使うのが効果的です。また、羽アリがシロアリかクロアリかを見分け、発生源も特定しておくと徹底駆除を目指しやすくなります。
羽アリがシロアリだった場合、建物の基礎や柱を食い荒らされている可能性が高いです。被害が広がる前に、専門の業者へ依頼してシロアリをしっかり駆除しましょう。
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- 羽アリをすぐに駆除したい!
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羽アリを自分で駆除する方法に関するよくある質問
-
Q. 自分で羽アリを駆除する方法は?
A.自分で羽アリを駆除する方法は、以下が有効です。
・掃除機を使う
・粘着テープを使う
・ポリ袋を使う
・水や熱湯を使う -
Q. 羽アリがシロアリだった場合の対処法は?
A.羽アリがシロアリだった場合、床下でシロアリが大量に発生している可能性が高いです。シロアリは木材を食い荒らして内部をスカスカにしてしまうため、建物の強度が下がってしまう危険があります。すぐにシロアリ駆除をするのがオススメです。
-
Q. 羽アリ駆除で使ってはいけないアイテムは?
A.羽アリ駆除で使ってはいけないアイテムは、以下です。
・殺虫スプレー
・蚊取り線香や燻煙剤
・毒エサタイプの殺虫剤