2025.12.02 2025.12.02
本記事では、引っ越しで水槽を安全に運ぶ方法や、生体(熱帯魚・金魚・メダカなど)を無事に移動させるための注意点を解説します。
水槽はそのままでは運搬が難しく、割れやすく重量もあるためしっかり準備しないといけません。また、自力で運ぶ方法と専門業者に依頼する方法があるので、それぞれ手間や制約について知っておきましょう。
引っ越し前の準備や新居での設置手順、運搬時のコツまで分かりやすくまとめています。安全に水槽を移動させたい方はぜひ参考にしてください。
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 2名作業 | 12,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 2名作業 | 12,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 2名〜作業 | 24,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 2名〜作業 | 24,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 2名〜作業 | 24,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 家財の配送 | 7,000円〜 |
| 荷造り・荷解き | 要見積り |
| 梱包資材の販売 | 要見積り |
| お荷物の一時保管 | 要見積り |
| エアコン・ウォシュレットなどの電気工事 | 要見積り |
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目次
引っ越しで水槽は運べる?そのままはNG!安全に運ぶ方法を解説

水槽はガラス製で割れやすく、重量もあるため引っ越し時は配慮しなければいけません。「水を張ったまま魚ごとそのまま運べたら楽なのに」と思われる方は少なくありませんが、実際は無理です。
揺れや衝撃で水槽が破損しやすく、生き物にも強いストレスがかかってしまいます。
自分で運ぶ方法
水槽引っ越しの基本は、生体と水槽を分けて運ぶことです。水やレイアウト用品を取り出し、水槽は空の状態にして運搬します。
熱帯魚や金魚は輸送中の環境次第で体調を崩しやすいため、ケアしながら運ぶ必要があります。
業者依頼する場合
一方、水槽本体に関してはサイズが大きく重たいため、自力で運ぶのが難しい場合は引っ越し業者へ運搬を依頼するのが一般的です。
また、多くの引っ越し業者が生体の運搬に対応していません。水槽の運搬は可能か前もって確認し、安全に運搬してもらえるようしっかり打ち合わせしておきましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
水槽の引っ越し業者おすすめ3選|費用は?生物と一緒に運搬できる?熱帯魚・金魚・メダカ別の配送方法も
2025.10.31 2025.10.31
水槽の引っ越し前に新居の状態をチェック!【8つのポイント】
水槽を無事に引っ越し先へ設置するには、新居の状態を先に確認しておきましょう。いくら丁寧に運んでも、新居に置くスペースや設備が整っていなければ、魚たちを安心して迎えられないからです。
特に水槽は重さがあり床への負荷も大きいため、入居前にしっかりチェック!
新居の下見をする際は、次のポイントを見てください。
- 水槽の設置が大家・管理会社に許可されているか(賃貸の場合)
- 水槽を置ける十分なスペースがあるか
- 設置場所の床が水平で傾きがないか
- 直射日光が当たらない場所が確保できるか
- すぐ近くに電源が取れるかどうか
- 床が水槽の重さ(耐荷重)に耐えられる造りか
- エレベーター・階段・廊下など運搬ルートが確保できるか
- 玄関から設置場所まで水槽を横にした状態で運べる広さがあるか
水槽は大きくなるほど重量が増え、90cmクラスになると200kgを超えることも珍しくありません。床が支えきれないと破損や事故につながる恐れがありますので、管理会社への確認は必須です。
水槽の引っ越し全体像【1ヶ月前からの流れ】

水槽と生き物を安全に移動させるには、急な環境変化を避けながら段階的に準備を進めてください。引っ越し当日に慌てないためにも、1ヶ月前から余裕をもって計画しておきましょう。
ここでは、全体の流れを簡潔にまとめています。
- 引っ越し先が水槽OKか確認し設置場所を決める
- 引っ越し業者へ水槽本体の運搬を依頼しておく
- 少しずつ水質を新しい環境に近づける
- 水温を常温へゆっくり調整していく
- 前日から餌を控え水質悪化を防ぐ
- 当日に生体の梱包と水槽を準備する
- 新居で水槽を設置し落ち着いた環境を整える
この流れに沿って進めると、生体のストレスを抑えながらスムーズに引っ越しできます。
水槽の引っ越し手順【準備〜梱包まで】
ここでは、引っ越し当日に向けた準備から梱包までの流れを整理します。必要な道具を揃え、手順通りに進めればスムーズに作業できるようになります。
【必要道具】
- 飼育水を入れるポリタンク
- 発泡スチロール箱やクーラーボックス
- 輸送用のビニール袋(パッキング袋)
- 乾電池式エアーポンプ
- バケツやフタ付き容器
- 新聞紙、緩衝材、ダンボール
- 砂利や水草を入れる容器
準備から梱包までの作業は以下の手順で進めましょう。
- 水槽内の飼育水を移す
- 水槽内のレイアウトを取り出す
- 生体(熱帯魚・金魚)を飼育ごと移す
- ろ過装置・ポンプを外して掃除する
- 水草や砂利を取り出す
- 水槽や生体を梱包する
順番に解説していきます。
1.水槽内の飼育水を移す
まずは水質変化を防ぐため、生体にとって安心できる飼育水を確保します。ポリタンクを使い、できるだけ澄んだ水を抜き取っておきましょう。
底のほうまでかき回してしまうと濁りやすいため、上層のきれいな部分を中心に取ります。
用意したバケツにも予備の飼育水を少量入れておき、生体の一時待機場所として利用します。
2.水槽内のレイアウトを取り出す
流木や石、水草などの飾りは生体を傷付けないように先に取り出します。乾いてしまうと水草が弱るため、濡らした新聞紙で包み、ビニール袋や容器へ入れて保湿した状態で運びましょう。
水槽を軽くする意味でも、できるだけ余計なものは取り除いておくのがおすすめです。
3.生体(熱帯魚・金魚)を飼育ごと移す
魚は最後に捕まえます。水をある程度抜いたら網を使いバケツへ移しましょう。その後、輸送用のビニール袋に飼育水と一緒に入れます。
短距離なら袋を発泡スチロール箱へ入れて保温すればOKです。長距離の場合は乾電池式エアーポンプで酸素を補給し、酸欠を防ぎます。
同じ水槽で暮らしている仲間同士でまとめて入れると、無駄なストレスを与えにくいです。
4.ろ過装置・ポンプを外して掃除する
ろ過装置などの機材は取り外し、軽く洗浄します。その際、バクテリアを完全に洗い流してしまわないよう注意してください。
飼育水でサッと濯ぐ程度にし、フィルターは乾燥させず袋に入れておきましょう。到着後すぐに立ち上げられる状態を保ちます。
5.水草や砂利を取り出す
底砂は水槽に残したままでは重量が増し、運搬中に割れるリスクがあります。必ず取り出し、袋に分けて入れましょう。
ソイルは崩れやすいため、状態が悪ければ引っ越しを機に新調するのも良い判断です。再利用する砂利や砂は水のついた袋に入れて乾燥を防ぎます。
6.水槽や生体を梱包する
最後に水槽本体を保護します。毛布や緩衝材でしっかり包み、ダンボールに収めて割れやすいガラス面を守ります。
水槽台がある場合も同様に養生してください。生体の入った発泡スチロール箱は運搬中に横倒しにならないよう固定し、揺れを極力抑えながら新居へ向かいます。
水槽の引っ越し手順【新居での設置・立ち上げまで】

新居へ運んだら、できるだけ早く飼育環境を整えましょう。魚は温度変化や振動で疲れているので、落ち着ける状態をスムーズに作ってください。
まずは水槽台がしっかり水平か確認し、配線や電源が取れるかチェックします。
手順は次の流れで進めましょう。
- 水槽台を水平に設置し、電源の位置を確認する
- 底砂やレイアウト素材を配置する
- 持参した飼育水を入れ、不足分はカルキ抜きした水で補う
- ろ過装置・ポンプを稼働させて水質を整える
- ビニール袋のまま魚を浮かべて水温を合わせる
- 少しずつ水槽の水を袋に入れながら水合わせ
- 魚をゆっくり水槽へ戻し、機材の異常を確認する
生体を戻す際は、とにかく急がないことがポイントです。温度や水質の急変は体調不良につながりやすいので、時間をかけてなじませてあげてください。
引っ越し直後はストレスが最大の状態になっているため、数日は餌を控えめにし、照明も弱めにしてあげると回復が早まります。泳ぎが安定し、呼吸の荒さが見られなくなってきたら、少しずつ普段の飼育サイクルへ戻してOKです。
水槽の引っ越しで覚えておきたい注意点
水槽の運搬は精密機器の移動と同じくらい慎重さが必要です。さらに、生体を伴う場合は引っ越し先に到着するまでの環境変化によって命に関わるケースもあるため、扱い方を理解しておきましょう。
引っ越し業者は熱帯魚や金魚を運べない
一般的な引っ越し業者では、生体を荷物として扱うことができません。水槽本体であっても、水を抜いた状態でなければ断られるケースがほとんどです。
見積もり時に「水槽の運搬が可能か」「どの状態なら対応できるか」必ず確認しておきましょう。熱帯魚や金魚は基本的に自分で運ぶ前提で計画を立てる必要があります。
航空会社により生体が持ち込めない場合がある
遠方への引っ越しで飛行機を利用する場合、生体持ち込みのルールは航空会社ごとに異なります。小型容器であれば機内持ち込み可能な場合もありますが、ポンプや電装機器の利用が禁止されることも。
規定に合わないと搭乗時に断られるため、必ず確認しておきましょう。
個人賠償責任保険に加入しておく
賃貸住宅で水槽を扱う場合、破損や水漏れによる漏水事故が起こると、階下の住戸への被害が高額賠償につながる恐れがあります。
火災保険とは別に、水漏れによる損害が対象となる「個人賠償責任保険」に加入しておくと安心です。保険内容に「水槽事故が対象か」忘れず確認しましょう。
生体の種類ごとの運搬方法を理解する
生体は特性に合わせて運搬しなければいけません。熱帯魚と金魚、メダカの違いについて解説します。
熱帯魚の場合
熱帯魚は水温変化に非常に敏感です。保温対策し、暑さや寒さが厳しい季節は特に注意しましょう。
同じ種類ごとにまとめてパッキングすると、無用なストレスを避け水合わせもスムーズになります。
金魚・メダカの場合
熱帯魚に比べ温度変化に強いものの、安心して良いわけではありません。極端な温度差を避け、できるだけ適温を維持します。
運搬時間が長い場合は保温材や断熱ケースを使うとより安全です。
水槽は割らないように保護して運搬する
ガラス水槽は重量があるうえ割れやすく、家具よりも取り扱い難易度が高いです。エアクッション素材で包み、角に保護材を当て衝撃を吸収できる状態で運びましょう。
引っ越し業者に運んでもらう場合も、オプションなどはできるだけ利用し安全第一で運搬を依頼してください。
水槽の引っ越しはプロの業者に任せるのが安心・確実!
本記事では、水槽の引っ越し手順や注意点、生体の安全な運搬方法を解説しました。
熱帯魚や金魚などの生体を扱う際は、わずかな温度変化や振動でもストレスがかかり、命に関わることもあります。入念に準備し、水槽や周辺器具の運搬は扱いに慣れた専門業者に依頼しましょう。
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水槽の引っ越しに関するよくある質問
-
Q. 水槽は自分で引っ越しできる?
A.可能です。水槽本体・機材・生体をそれぞれ分けて運び、生体は保温・酸素管理をしながら輸送します。ただし、安全面を考えると引っ越し業者へ依頼すべきです。
-
Q. 熱帯魚や金魚などの生体はどうやって運べば良い?
A.飼育水と一緒に専用袋または容器に入れ、保温・酸素供給を確保します。手順のポイントは次の通りです。
- きれいな飼育水を容器に確保しておく
- 生体は袋(パッキング袋)に入れ、発泡スチロールで保温
- 長時間輸送では乾電池式のエアーポンプで酸素補給
- 新居では「水合わせ」をしてから水槽へ戻す
-
Q. 水槽の引っ越しを業者に頼むメリットは?
A.自力運搬と比べるメリットは以下の通りです。
- 大型水槽でも安全に運んでもらえる
- 梱包資材や固定方法をお任せできる
- 階段・狭い通路などでも搬出入がスムーズ






















