カーポートの掃除方法6ステップとコツを徹底解説【届かない屋根清掃まで完全ガイド!】
2024.06.28 2024.08.30
この記事では、カーポートの掃除方法について詳しく解説します。
砂ぼこりなどの汚れがたまって目立ちやすいカーポート。汚れを放置すると、家正面の景観を損なうだけでなく、カーポート自体の寿命を縮めてしまうものです。傷みやすいカーポート屋根や、手が届かない箇所の清掃方法まで、丁寧に解説していきます。
記事後半では、落ちない汚れがある際に役立つコツなどもご紹介。これから掃除される方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
カーポート掃除の必須アイテム9選!
カーポート掃除の必須アイテムは以下9つです。
- 脚立
- スポンジ(柄付き)
- 雑巾/柔らかい布
- ほうき
- バケツ
- 中性洗剤
- ホース
- 軍手
- 保護メガネ
ここでは、このうち特にしっかり選んで欲しい「スポンジ」と「保護メガネ」のみ取り上げます。
スポンジ(柄付き)
通常のスポンジよりも、柄付きのスポンジがおすすめ。カーポートの高い場所や奥まった部分など、手が届きにくい場所も容易に掃除できます。
ニトリや無印良品などの家具・インテリアショップ、または、100円ショップでも購入可能!
保護メガネ
カーポートの掃除では、ゴミやホコリだけでなく、洗剤などの飛散物が発生することがあります。目の負傷や炎症を防ぐために、保護メガネを着用することがおすすめです。
また、屋外作業のため、太陽の光による目への負担も懸念すべき点です。UVカット機能付きの保護メガネを使用することで、紫外線から目を守り、目の疲れやダメージを防ぐことができます。
カーポート掃除の方法【手軽な手順6ステップ!】
基本的なカーポートの掃除手順は、以下6ステップです。
- カーポート周囲の片付け
- ほこりやゴミの除去
- 水で洗い流す
- 洗剤で洗浄する
- 水ですすぐ
- 乾燥させる
それぞれのステップについて、以下詳しく見ていきましょう。
1.カーポート周囲の片付け
必要な掃除道具や保護アイテムを用意したら、まずはカーポート周囲の作業スペースを確保します。
カーポート周囲の片付けは、安全面はもちろん、作業の効率を上げるためにも重要です。作業スペースを確保するために車や物を移動させる際は、どこに移動するか事前に計画しておきましょう。また、洗剤や汚れの付着を避けたい物(自転車やバイクなど)も、可能な限り遠ざけた場所に置いておくことが必要です。
作業前にカーポートの周囲を整理しておくことで、より効果的に、安心して掃除を進めることができます。
2.ほこりやゴミの除去
洗浄作業をスムーズに進めるため、カーポート表面にある大きなゴミや落ち葉を、ほうきなどで取り除きます。ゴミが残っていると、洗浄中にさらに汚れが広がってしまう恐れがあるので、事前にしっかりと除去しておくことがおすすめです。
また、カーポート周囲の排水溝にゴミや落ち葉が詰まると、掃除中やその後の雨天時に水が溜まり、排水不良を引き起こす可能性があります。作業前に掃き掃除をすることで、このようなトラブルを防止できます。
3.水で洗い流す
ホースでカーポート全体を水で濡らし、表面の汚れを柔らかくします。水圧を調整しながら、天井、柱、床など、全体にわたって丁寧に洗い流しましょう。
カーポートの汚れのほとんどは、水で洗い流すことができると言われています。この段階で、軽い汚れはできる限り落としておくことがポイントです。
4.洗剤で洗浄する
バケツに水を入れ、適量の洗剤を加えて混ぜたら、柄付きスポンジやブラシでカーポートの表面を掃除します。特に汚れが固着している場所は、軽い圧力を加えながら徹底的に落としていきましょう。
高い場所は脚立を使って、安全に掃除するようにしてください。天井の表面だけでなく、柱も忘れずに掃除しましょう。
5.水ですすぐ
カーポート全体の洗浄が終わったら、十分な量の水を使ってしっかりとすすぎます。隅々まで水を行き渡らせ、洗剤が残らないよう、丁寧に洗い流しましょう。
洗剤が残ってしまうと、表面にくすみが残ったり、耐久性が低下する可能性があります。水圧を調整しながら、天井や柱、床面のすべての部分を細かく確認し、洗剤が十分除去されていることを確認します。
6.乾燥させる
雑巾や柔らかい布を使って、カーポートの表面を丁寧に拭き取ります。細かい汚れや水滴が残らないよう、注意深く作業しましょう。
汚れが頑固な場合は、濡れた雑巾でやさしくこすって取り除き、その後乾いた雑巾で再度拭きます。仕上げの段階なので、表面がしっかりと綺麗になるよう、十分な時間をかけて作業してください。
最後は自然乾燥させて、カーポートの掃除は完了です!
カーポート掃除しても…なかなか落ちない汚れの落とし方
長い期間、掃除をせずに放置していたカーポートの汚れは、落ちにくいものもあるかもしれません。特に落ちない汚れがある場合は、以下の方法も試してみましょう。
- カーポート専用の洗剤を使う
- 高圧洗浄機を使う
- 専門の業者に依頼する
それぞれの方法について、以下簡単に解説します。
カーポート専用の洗剤を使う
カーポート専用洗剤や、高圧洗浄機用の洗剤を使用することで、落ちにくかった汚れも除去することができます。使用する際は、製品の指示に従って適切な濃度で希釈し、カーポートの素材に適したものを選びましょう。
高圧洗浄機を使う
高圧洗浄機を使用して、強力な水圧で汚れを吹き飛ばすのも方法の一つです。洗浄機のノズルを汚れに近づけて、一定の距離から高圧の水を当てることで、効果的に汚れを落とすことができます。
ただし、洗浄中はカーポートの素材を傷つけないように注意し、周囲の環境にも十分配慮して使用しましょう。
専門の業者に依頼する
自分で掃除しても落ちない頑固な汚れには、専門の業者に依頼するのが最も確実な方法です。プロの技術と専用の機材で、個人では除去が難しい汚れにもしっかりと対応してくれます。
業者を選ぶ際には、口コミやレビューをチェックして質の良い業者を選ぶことが重要です。さらに、専門業者が提供する保証やアフターケアのサポートについても確認すると安心。プロの業者の効率的な探し方については、本記事の最後に記載していますので、ぜひご覧ください。
>> セーフリーで業者徹底比較!自身にぴったりのハウスクリーニング業者を見つけて依頼しよう
カーポート掃除の適切な頻度はどのくらい?
カーポートの掃除は、家正面の景観を保つだけでなく、素材の劣化を防ぐためにも定期的に行うことが重要です。適切な掃除頻度は以下のポイントを考慮して決めると良いでしょう。
月に1回が基本
カーポートの掃除は、月に1回が基本です。定期的に掃除することで、汚れの蓄積を避けることができ、掃除の手間も楽になります。その他、以下の時期に行うのもおすすめです。
季節ごとの大掃除
季節の変わり目に行う大掃除の一環として行うのも効果的です。
特に秋の終わりには落ち葉が多く、また春には花粉などが飛び散ります。このような時期の節目にしっかりと掃除しておくと、カーポートを清潔に保つことができるでしょう。
快適な生活空間を保つために、季節の変わり目は積極的な掃除を心がけてみてください。
天候や環境による頻度調整
地域の天候や環境によっても、掃除頻度を調整することが重要です。
例えば、海沿いの地域では塩分が付着しやすいので、カーポートの様子を見ながらこまめに掃除をする必要があります。また、工場地帯や交通量の多い場所では、排気ガスや粉塵が付着しやすいため、このような環境下でも定期的な掃除がおすすめです。
イベントや行事の前
家族のイベントや来客予定がある場合、その前にカーポートを綺麗にしておくのもおすすめ。
このような機会があるごとに掃除しておけば、無理に計画を立てなくても定期的な清掃をしていることになるでしょう。来客にも良い印象を与えることができるので、ぜひ心がけてみてください。
カーポート掃除の注意点【3つのポイント】
初めてカーポートの掃除を行う方にとっては、「高所が心配」「なにに気をつけて作業すれば良いのだろう」と不安に思う点もあるかと思います。効率よく安全に行うためにも、以下の3つのポイントに注意して掃除に取り組んでみてください。
二人以上で作業する
カーポートの掃除では、掃除を行う人のほか、脚立をおさえ、周囲の安全を確保する役割の人も必要です。
脚立を使用する際はバランスを失いやすく、一人では安全が保てません。事故やケガのリスクを最小限に抑えるためにも、必ず二人以上で作業するようにしましょう。
作業中には互いに声を掛け合い、協力して作業を進めることで、より円滑に作業を進めることができます。
近隣への配慮を忘れない
カーポートの掃除を行う際には、近隣への配慮も大切です。特に高圧洗浄機などの機械を使用する場合、早朝や深夜を避け、昼間の時間帯に行いましょう。
また、掃除中に近隣の車や建物に水や汚れが飛び散らないようにすることも大事です。周囲に不快感を与えることのないよう、十分注意してください。
カーポートの掃除を行う前に、近隣の方々とコミュニケーションを取れる機会があれば、「明日カーポートの掃除予定なので少し音がするかもしれません」などと事前にお知らせするとより良いでしょう。
屋根の上には乗らない
カーポートを掃除する際には、屋根の上には絶対に乗らないことが重要です。
屋根は設計や材質によって強度が異なり、人が乗ることが想定されていない場合がほとんど。屋根に無理に乗ると、屋根材が破損し、怪我の原因になる恐れがあります。高い部分の掃除には必ず脚立を使用して、安全に作業するよう心がけましょう。
カーポート掃除はなかなか難しい…まずはプロに相談を!
カーポートには手が届かない箇所もあり、素人の掃除ではバランスを崩すなどそれなりのリスクを伴います。長いこと掃除していないケースでは、くたくたになるまで掃除しても、落とせない汚れがあるような場合も。
自力での掃除が難しそうなケースや、やってみても落ちなかった場合は、専門の清掃サービス利用がおすすめです。
- ・短時間でカーポートをきれいにすることができる
・高いところでの作業が不安な方にとって、安心で便利
といったメリットは大きなもの。自分では難しい掃除も、プロに頼むことによってより短時間で、安全に済ませることができます。
ハウスクリーニング業者の比較検討の際は、多数の業者が掲載されている「セーフリー」が大変便利です。気になった業者をいくつか選んで、まずは問い合わせてみましょう!
カーポートの掃除方法6ステップとコツを徹底解説【届かない屋根清掃まで完全ガイド!】のよくある質問
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Q. カーポート掃除はどのくらいの頻度で行うべき?
A.カーポートの掃除は、月に1回が基本です。その他、季節の変わり目や来客前など、環境や状況に応じて定期的に掃除することが効果的です。
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Q. カーポート掃除を安全に行うためのポイントは?
A.脚立を使用する作業は、事故や怪我を避けるために必ず二人以上で行いましょう。軍手や保護メガネの使用も効果的です。
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Q. カーポート掃除をプロに依頼する場合の費用相場は?
A.カーポート洗浄の費用相場は、1台用で7,000〜1万円、2台・3台用で2万円〜3万円と言われています。地域ごとに違うため、お住まいの地域で検索してみてください。