アパートに引っ越し中の人が撮影した画像

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アパートの引っ越し完全ガイド!やることチェックリストも【手続き・注意点まで徹底解説】

2024.11.06 2024.11.22

この記事では、アパートの引っ越しでやることや必要な手続きなどを徹底的に解説します。

引っ越しが決まって、やるべきことの多さに驚く人は少なくありません。しかし、やることや必要な手続きを事前に理解しておくと、スムーズに引っ越しができます。

本記事では、アパートの引っ越しでやることや手続きを、時系列順にわかりやすく解説します。その他、引っ越しの際の注意点荷造りのコツなど役立つ情報満載ですので、これを読めば漏れなく引っ越し準備ができますよ!

ぜひ引っ越し前の準備にお役立てください。

アパートの引っ越しでやることチェックリスト【必要な手続き一覧!】

アパートの引っ越しのチェックリストのイメージ画像

それでは、さっそくアパートの引っ越しでやることを解説していきます。時系列に沿って解説しますので、このまま『やることリスト』としてお使いください。

アパートの引っ越しのやること・手続きは以下です。

(準備をするタイミング目安) やるべきこと
引っ越しの1か月前 ・大家さんや管理会社に退去通知をする
・不用品の処分を開始する
・引越し業者に見積を依頼
引越しの2週間前 引越しの荷造りを開始
・ライフラインの解約・申し込み
・住所変更手続き
引越しの1週間前 ・引越しのあいさつ回り
・冷蔵庫の食物の整理
・引越し先への手土産の準備
引越しの2日前 ・冷蔵庫・洗濯機の水抜きや霜取り
・ゴミ出し
引越し前日 引越し日のスケジュールチェック
・荷物の最終チェック
・引越しの挨拶
引越し当日 ・引越し作業の確認
・ガス栓の閉栓の確認
・部屋の退去立ち合い・鍵の返却
・新居で荷物の搬入・片付け
引越し後 ・引越し後の手続き
・管理人引越し先のご近所さんにあいさつ
・部屋の片づけ

 

それぞれ詳しく解説していきます。

1.引っ越しの1か月前にやること

アパートの引っ越し1か月前にやることは、以下です。

  1. 大家さんや管理会社に退去通知をする
  2. 不用品の処分を開始する
  3. 引越し業者に見積を依頼

通常は、退去の申し出は引っ越しの1か月前ですが、2か月前に設定されているケースも。退去通知の時期は、契約書に記載してありますので確認しましょう。

退去通知をする時期を過ぎてしまうと、余分に家賃を払うことになる可能性があるため注意が必要です。

この時期には、徐々に不用品の処分も始めましょう。粗大ゴミやリサイクルゴミなどは処分に時間がかかることも考えられるためです。

そして、引っ越し業者への依頼も引っ越し1か月前にするのが一般的です。特に、3月・4月の繁忙期はすぐに予約が埋まってしまうため、早めに見積もりを依頼しましょう。引っ越し業者から見積りをとる方法は、下記記事を参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

2.引っ越しの2週間前

引っ越しの2週間前にやることは、以下です。

  1. 引越しの荷造りを開始
  2. ライフラインの解約・申し込み
  3. 住所変更手続き

引っ越し2週間前になったら、荷造りを開始しましょう。引越しの荷造りは、下記のような使用頻度の低い物品から始めるのがポイントです。

  • オフシーズンの洋服
  • 日用品のストック
  • 本・雑誌
  • 趣味グッズ

一方、新居ですぐに使う物は、ダンボールにまとめて入れておくと便利ですよ。荷造りは、引っ越しの2~3日前までに終わらせると、引っ越し当日に慌てず、余裕を持って新生活をスタートできるでしょう。

そして、ライフラインの解約・新規申し込みもこの時期に済ませましょう。申し込みを忘れると、新居で電気やガスが使えず不便を強いられます。各種住所変更手続きも、退去の2週間前には済ませておくと安心です。

3.引っ越しの1週間前

引っ越し1週間前にすることは、以下です。

  1. 引越しのあいさつ回り
  2. 冷蔵庫の食品の整理
  3. 引越し先への手土産の準備

引っ越し1週間前になったら、近所へのあいさつを始めましょう。そして、冷蔵庫に入っている食品の整理も開始します。引っ越しの2日日前には、冷蔵庫の水抜きの必要があるため、逆算して計画的に消費することが大切です。また、引っ越し先の手土産もこの時期に準備しておきましょう。

近年は、引っ越し先での挨拶はしない人も増えています。しかし、小さなお子さんがいるご家庭などは、挨拶しておくとご近所付き合いがスムーズになることが多いですよ!

4.引っ越しの2日前

引っ越しの2日前にすることは、以下です。

  1. 冷蔵庫・洗濯機の水抜きや霜取り
  2. ゴミ出し

引っ越し2日前になったら、冷蔵庫と洗濯機の水抜きと霜取りをしましょう。水が残ったままだと、運搬の最中に水漏れをして他の荷物を濡らしてしまう可能性があるためです。引っ越し業者は、水抜きが済んでいない冷蔵庫や洗濯機には対応しないケースも!

冷蔵庫や洗濯機の運搬を自力でする方は、下記記事も参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

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また、ゴミは、各自治体のルールに基づき指定日に指定の回収場所に出しましょう。しっかり回収日を確認した上で、計画的にゴミ出しすることが大切です。

5.引っ越しの前日

アパートの引っ越し前日にやることは、以下です。

  1. 引越し日のスケジュールチェック
  2. 荷物の最終チェック
  3. 引越しの挨拶

前日は、引っ越し当日のスケジュールと荷物の最中チェックをします。引っ越しの挨拶が終わっていない場合は済ませておきましょう。引っ越しの荷物の準備が終わらない場合の対処法は、後ほど解説しますのでぜひご一読ください。

6.引っ越し当日

アパートの引っ越し当日にやることは、以下です。

  1. 引越し作業の確認
  2. ガス栓の閉栓の確認
  3. 部屋の退去立ち合い・鍵の返却
  4. 新居で荷物の搬入・片付け

引っ越し業者が到着したら、作業に立ち会いましょう。ガス栓の閉栓は基本的には立ち合いが必要ですので、事前にガス会社に連絡して予約を取る必要があります。

すべての荷物の搬出が終わったら、部屋を退去し、鍵を管理会社や大家さんに返却し、引っ越し先に移動します。新居での荷物の搬入が終了したら、料金を支払います。(現金払いの場合)

後は搬入された荷物の片付けですが、今すぐ使わないものから収納していきましょう。

7.引っ越し後

アパートの引っ越し後にやることは、以下です。

  1. 引越し後の手続き
  2. 管理人引越し先のご近所さんにあいさつ
  3. 部屋の片づけ

引っ越し後は以下の住所変更が必要ですので、漏れのないよう一つずつ確認して行いましょう。

  • 住民票
  • 国民健康保険
  • 国民年金
  • 印鑑登録
  • マイナンバー
  • 運転免許証・車両証明
  • 車検証

お子さんがいらっしゃる方は、転入先の学校で転校手続きが必要です。ご近所への挨拶は、隣の部屋や上下の部屋には当日か翌日にはすませましょう。引っ越しの時間帯が夕方や夜間の場合は、前日までに挨拶し、引っ越しが遅い時間になることを伝えると、ご近所トラブルを避けられるでしょう

片付けは、生活する中で徐々にやればOKですが、日常生活ですぐに使う物は、すぐに規定の場所に収納し、他の荷物も1週間を目標に片付けるとスッキリしますよ!

アパートの引っ越しをする際の注意点3選【やることが多くても忘れないで】

アパートの引っ越しの注意点を解説する女性

アパートの引っ越しはやることもが多いため、パニックになってしまったり、準備が不十分なまま引っ越し当日を迎えてしまう人も。

ここでは、アパートの引っ越しの注意点を解説します。

  1. 部屋の原状回復をする(賃貸アパートの場合)
  2. 不用品は計画的に処分する
  3. 後回しできない手続きを覚えておく

それでは、詳しく解説していきます。

部屋の原状回復をする(賃貸アパートの場合)

賃貸アパートの場合は、部屋の原状回復は借主の義務です。つまり『退去する際は、入居時の状態に戻す必要がある』ということです。

床や壁など、経年劣化は仕方ありませんが、カビが発生していたり、極端に汚れていると、敷金の戻りが悪くなるため注意しましょう。ゴミ屋敷や汚部屋化していると、敷金だけでは足りず、清掃料金を別途請求される恐れも!

  • ゴミや不用品を放置しない
  • 念入りに掃除する
  • 破損した箇所は修繕する

上記の3つを実行すれば敷金の戻りが良くなりますよ!自力では難しい場合は、業者への依頼も検討しましょう。引っ越し業者の中には、部屋の掃除、荷造り、搬入・搬出まで対応している業者も!

引越し準備で忙しくて、掃除にまで手がまわらない方には最適の方法と言えるでしょう。

>>近くの業者を探す

さらに詳しく知りたい方はこちら

不用品は計画的に処分する

アパートの引っ越しでは、退去時は入居した状態でなければいけません。荷造りに気を取られ不用品の処分が後回しになると、退去日に間に合わない可能性も!

粗大ゴミやリサイクルゴミなどは、各自治体が指定する日に出す必要がありますので、計画的に処分しましょう。運搬手段がない、どうしても指定の日に出せない場合は、不用品回収業者に依頼すれば即日回収してもらえますよ。

また、引っ越し業者の中にも、不用品回収に対応している業者がありますので、見積りの際に確認しましょう。

後回しできない手続きを覚えておく

引っ越しの準備をしている時は、荷造りや新居で必要な物の準備に追われ、必要な手続きを忘れてしまう人も。手続きの中には、引っ越し後でもOKなものもありますが、中には、忘れてしまうと生活に支障が出る手続きも!

申請場所
子どもの転園・転校手続き 役所(公立)
園・学校(私立)
ガス・電気の申し込み ネット
新居での駐車場契約(必要な人) 駐車場管理会社

上記だけは、忘れないようにしましょう。特に、電気・ガスの申し込みは、新生活を始めるためにマストです!転出・転入届けなどは、引っ越しの後14日以内で大丈夫ですが、転出届は引っ越し前にやっておくと安心でしょう。

アパートの引っ越しが間に合わない場合にやること3選!

アパートの引っ越しが間に合わず焦っている女性

読者の方の中には「引っ越しの準備が終わらなかったら?」と不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

引っ越しはやることが多いため、多忙な方や小さなお子さんがいる方は、思うように準備が進まないこともあるでしょう。ここでは、アパートの引っ越しが間に合わない場合の対処法を解説します。

対処法としては以下の3つがあげられます。

  1. 引っ越し業者に荷造りも依頼する
  2. 引っ越しの日を変更する
  3. とにかく荷物をまとめて搬出する

それぞれ詳しく解説します!

引っ越し業者に荷造りも依頼する

引っ越しが間に合わないと感じたら、荷造りを引っ越し業者に依頼するのも一つの方法です。引っ越し業者の中には、荷造り・搬出・搬入のセットプランを提供している業者も。

引越し日の変更ができず、予定している日にしか引っ越しができない方にとっては最良の方法と言えるでしょう。

引っ越しの日を変更する

引っ越し準備が間に合いそうにないと思ったら、引っ越しの日を変更する方法もあります。引っ越し業者は、予定日の3日前までに延期の連絡をすれば、キャンセル料は発生しないことが国土交通省の『標準引越運送約款』で定められています。

一方、引っ越し予定日前々日からのキャンセルには、以下の料金がかかりますので注意しましょう。

  • 当日のキャンセルまたは延期:見積もり金額の50%以内
  • 前日のキャンセルまたは延期:見積もり金額の30%以内
  • 前々日にキャンセルまたは延期:見積もり金額の20%以内

キャンセル料を払って自力で荷造りをするより、引っ越し業者に荷造りを依頼した方がコストパフォーマンスが高い可能性も!とにかく、引っ越し準備が間に合わないのに、連絡をしないのは厳禁です!

とにかく荷物をまとめて搬出する

荷造りが間に合わない場合でも、とにかく荷物をまとめて部屋から出す方法もあります。小物や衣類は、ダンボールに機械的に積み込みます。

残り時間が限られている場合は、荷物を分類する暇はありません。とは言え、むやみやたらに詰め込むと、破損の心配がある上、引っ越しの後が大変!

  • 割れ物だけの専用ダンボールを作る
  • 引っ越し当日に使うものは1箱にまとめる

上記の2点だけ気を付けましょう。引っ越し前日でも助けにきてくれる人がいれば、お願いするのも一つの方法です。

しかし、できるだけ引っ越しは準備万端で当日を迎えたいもの。荷造りのコツを抑えておけば、やることが多くて期限までに終わるでしょう。引っ越しのコツや、必要な準備のコツは、下記記事でご確認ください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

アパートの引っ越しはやることをリストアップして計画的に!

アパートの引っ越しを業者に依頼した人が撮影した画像

アパートの引っ越しは、やることや必要な手続きが多数!やることをリストアップして計画的に進るのが大切です。

引っ越しの中で、もっとも時間を取られるのは荷造りですが、多忙で荷造りの時間がない方は、引っ越し業者に依頼するのがおすすめですよ!

セーフリーには、迅速なサービスをリーズナブルな料金で提供している引っ越し業者が多数掲載されています。

割引キャンペーンの有無やサービス内容など、希望条件を選択して絞り込み検索ができるため、きっと自分にぴったりの引っ越し業者が見つかりますよ!

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アパートの引っ越し完全ガイド!やることチェックリストも【手続き・注意点まで徹底解説】のよくある質問

  • Q. アパートの引っ越しで一番先にやることは?

    A.

    管理会社や大家さんへの退去申告と、引っ越し業者の依頼です。

  • Q. アパートの引っ越し準備はいつから始めればいいの?

    A.

    退去の申請は3か月前。引っ越し業者の依頼は1か月前、荷造りは最低でも2週間前から始めましょう。

  • Q. アパートの引っ越しで忙しくても、後回しにできない手続きは何?

    A.

    ライフラインの開通手続きだけは忘れずしておきましょう。引っ越し当日に電気やガスが使えないと非常に不便ですので、入居2週間前後になったら手続きするのがおすすめです。

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