2025.02.01 2025.02.01
この記事では、湿気を好むチャタテムシ、ダニなどの害虫対策を、除湿・掃除・退治に分けて徹底解説します。
「梅雨は家の中がジメジメ……。どうやって除湿するのがいいの?」
「殺虫剤は、くん製タイプとスプレータイプどっちがいいの?」
といった疑問をお持ちの方も必見です。
記事後半では、虫が湧いて来やすい場所別の対策も解説します。チャタテムシを始めとする湿気が大好物な害虫対策をしたい人は、ぜひ参考にしてください。
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目次
湿気を好む虫対策法【除湿編】
湿気をそのまま放置していると、ジメジメとした環境が大好きなチャタテムシやゴキブリなどの虫がわいてしまいます。気持ち悪い虫を発生させないためには、除湿から始めましょう!以下では、直ぐにできる除湿方法を3つご紹介します。
定期的に窓を開けて換気する
除湿は、定期的に窓を開けて換気するだけでも効果的です。
窓を開けるときは、2ヵ所以上の窓を開けて空気の通り道を作るよう意識しましょう。また、窓を全開にするよりも、10〜15センチ程度小開きにしたほうが効率的に空気を入れ替えられます。換気扇や扇風機を使うと、部屋全体の換気ができます。
雨の日に窓を開けて換気をするか悩む人もいるかもしれませんが、家に雨が入ってくるほどの大雨でなければ窓を開けたほうが除湿できるとされています。ただし、窓を開けっ放しにしていると、雨が部屋の中に入ってくる可能性があるので要注意です。
お風呂の換気扇を24時間稼働させる
お風呂に換気扇がついている人は、換気扇を24時間稼働させることをおすすめします。
換気扇を24時間オンにしておくことで、湿気が溜まりがちなお風呂の空気を外に出してくれます。また、お風呂のカビの繁殖を防ぎ、清潔なお風呂が長続きする効果もあります。
換気扇を回す際は、お風呂のドアを閉めると効率的に湿気を除去可能です。お風呂のドアを開けっ放しにしていると、脱衣所に湿気が移動してしまいます。
また、24時間稼働させると、電気代がかさむことを心配する人もいるかもしれません。お風呂の換気扇の消費電力は10〜15Wであるとされており、つけっぱなしにしても1ヵ月で300円前後。
カビや虫対策として、換気扇は24時間稼働させる方が、虫対策の費用がかかるよりも経済的ですね。
除湿機を使う
窓がついていない場所の除湿をしたい人や、しっかりと除湿をしたい人は、除湿機の使用をおすすめします。
除湿機は1時間あたり4〜15円と少々高額ですが、除湿効果が高いのが魅力です。除湿機は、適用畳数にあったものを選ぶことをおすすめします。また、手入れのしやすさや、消費電力など、長く使うことを考慮に入れて選べるといいでしょう。
除湿機を使用する際は、部屋を除湿し過ぎないように注意が必要です。空気がカラカラになりすぎると、喉がカラカラになったり、インフルエンザや風邪を引きやすくなったりします。湿度計を見て40〜60%以内に調整しましょう。
湿気を好む虫対策法【掃除編】
湿気を好む虫は、カビやホコリなどを餌にするため、掃除をしてきれいにしておくことで繁殖を防げます。以下では、湿気を好む虫対策に効果的な掃除方法をご紹介します。
掃除機をかける
掃除機をかけることで、簡単に床にあるホコリや小さなダニを取り除けます。
掃除機をかける際は、フローリングの溝にある細かいホコリを吸えるように、フローリングと平行にかけることが重要です。ホコリは、家具の裏や隙間、部屋の隅に溜まりやすいため、できればものを動かしながら掃除機をかけると効果的です。
本を虫干しする
本の湿気を飛ばすためにも、虫干しをおすすめします。
久しぶりに読もうと思った本に小さな虫を見つけた経験がある人も多いのではないでしょうか。湿気を好む虫である「シミ」「チャタテムシ」は、本も好物です。
本を虫干しする際は、直射日光に当てないようにしましょう。直射日光を当てると、本が日焼けしてしまい、黄ばんでしまう原因になります。風が弱くカラッとした晴れの日に、日陰に本を立てて風を通すことをおすすめします。
段ボールを捨てる
段ボールのゴミができたら、すぐに捨てることを意識しましょう。
段ボールにある隙間は、虫の巣になり卵を産み付けられることもあります。また、段ボール自体が虫の餌になるため、段ボール内で虫がどんどん増殖する可能性も。
段ボールを再利用するために置いておきたい場合は、段ボールを天日干ししたり、乾燥剤を使ったりと段ボールを乾燥した状態で保存しましょう。
段ボールを放置するリスクとゴキブリを防ぐ方法を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
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ゴキブリは段ボールが好き!駆除方法4つと大量発生を防ぐ6つの工夫
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畳をエタノールで拭く
畳は湿気を含みやすく、虫の餌場になるため、定期的なお手入れが必要です。掃除機や固く絞った雑巾でのお手入れに加えて、カビ対策で畳をエタノールで拭くことをおすすめします。
重曹やお酢などで消毒をすると、水分が残ってしまい、逆にカビになる原因になります。エタノールは家中どこでも消毒に使用できるので、この機会に購入を検討してください!
湿気を好む虫対策法【退治編】
湿気を好む虫がわいている場合は、効率的な退治が重要です。以下では、おすすめの害虫退治方法についてご紹介します。
くん製タイプの殺虫剤を使う
部屋全体の虫を駆除したい場合は、くん製タイプの殺虫剤をおすすめします。くん製の殺虫剤は、短時間で冷蔵庫の裏や家具の下まで広がり、湿気を好む虫を駆除してくれます。
くん製タイプの殺虫剤を使用する際は、火災報知器がならないようにカバーしなければいけません。
また、魚や虫などのペットを飼っている人は、くん製タイプの殺虫剤の影響を受けて死んでしまう可能性が高いです。殺虫剤の影響がない場所にペットを避難させたうえで、殺虫剤を使用するようにしましょう。
スプレータイプの殺虫剤を使う
長い殺虫効果が欲しい人は、スプレータイプの殺虫剤をおすすめします。
スプレータイプの殺虫剤は、1プッシュで数日から数ヶ月ほど効果が持続します。くん製タイプのものと異なり、事前準備がないため楽に殺虫できます。
ただし、ゴキブリのように大きな虫には効果がない場合もあるので、対象害虫をチェックしたうえで購入してください!
業者に害虫駆除を依頼する
湿気対策や、掃除をしても害虫被害を繰り返している人は、プロの害虫駆除業者への依頼をおすすめします。
害虫駆除のプロの目線で、どこから害虫が入ってきているのか・どのように対処すればいいのかなどを総合的に判断してくれます。今後どのように対策をすればいいのかについても助言してもらえるため、気になる人は業者を探してみてください!
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湿気を好む虫対策【場所別で徹底しよう】
湿気を好む虫は、次のような湿気がこもる場所を巣にします。
- お風呂
- 押入れ
- 和室・畳
- キッチン
- カーペット
- 窓まわり
湿気を好む虫が家のどの場所に出てくるかによって、対処法が微妙に異なります。以下では、場所別の対処法を簡単にご紹介します。
お風呂
毎日水を使用するお風呂は、湿気が残りやすい場所です。
お風呂に害虫が出ている場合は、お風呂場を換気扇で乾かしたり、虫の侵入経路を塞いだりする対策が必須です。また、お風呂に出る虫は排水口のゴミを餌にしていることが多いため、餌を減らすためにも排水口の掃除が必要です。
お風呂に出た虫は、お湯をかけると簡単に退治できます。巣を作っている虫を退治したい場合は、殺虫剤を使うと良いでしょう。
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押入れ
押し入れは換気されることが少ないため、湿気がこもる場所のひとつです。
押し入れの扉を開けるだけでも除湿効果がありますが、さらに除湿したい人は除湿剤を使用したり、長く着ていない服や布団を天日干ししたりと対策をするといいでしょう。
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和室・畳
和室や畳は湿気を吸う素材であるため、対策をしなければ虫の餌場になることも。和室や畳は手入れを間違えると、カビてしまうこともあるので要注意です。
和室や畳をお手入れする、乾燥させることを意識しましょう。例えば、天日干しをしたり、アイロンや布団乾燥機を使ったりして、湿気を取り除くのがポイントです。
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キッチン
水を使うキッチンは、シンク周りの湿気に注意が必要です。シンク下はお手入れをサボってしまいがちですが、定期的な湿気・カビ対策を推奨します。
湿気対策は、シンク下の扉を開けるだけでも効果があります。加えて、湿気を吸い取る新聞紙や湿気除去グッズを設置すると、より除湿が可能です。
カーペット
普段あまり掃除頻度が少ないカーペットで、湿気を好む虫が繁殖している可能性があります。
カーペットのお手入れ方法は
- 掃除機をかける
- 中性洗剤を溶かしたぬるま湯で水拭きをする
- 天日干しをする
- 布団乾燥機で乾燥させる
などがあります。ホットカーペットは温まっているから大丈夫と思ってしまう人もいるかもしれません。実は、ホットカーペットはダニの繁殖に適した温度であるため、ホットカーペットも対策が必要です。
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窓まわり
窓周りは結露した水が落ち、湿気やすい場所のひとつです。
結露しにくい窓ガラスにリフォームしたり、結露防止シート・スプレーなどを使ったりして、湿気を防ぐといいでしょう。
虫対策は、家をきれいに掃除するのが基本。ハウスクリーニングを依頼すれば、プロの技で手の届かなかったところをスッキリきれいにしてくれます。
新築のようなきれいな部屋に戻り、快適に暮らせるようになるでしょう!
虫対策は湿気対策から!除湿・掃除をルーティン化しよう
湿気を好む虫を出さないようにするためには、毎日の除湿や掃除が重要です。すでに虫が湧いている場合は、殺虫剤を使って虫を丸ごと退治するといいでしょう。
「自力で対策しても湿気虫が出てきてしまう……」「すぐに害虫をどうにかしたい」という人は、害虫駆除業者への依頼をおすすめします!害虫駆除業者を探す人は、複数から業者を簡単に探せるセーフリーをご利用ください。
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湿気を好む虫対策!除湿と掃除、退治方法を解説【発生させないコツも】のよくある質問
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Q. 湿気が高くなると出てくる虫の対策法は?
A.湿気対策に、換気扇を24時間稼働させたり、本を虫干ししたりする方法があります。
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Q. 湿気が高いと出て来やすい虫は何?
A.チャタテムシやダニなどが湿気が高いと出てきやすくなります。
-
Q. 湿気虫はどうやって退治すればいい?
A.くん製やスプレータイプの殺虫剤を使ったり、害虫駆除業者に依頼したりすることをおすすめします。