2024.04.24 2024.11.29
この記事では、自転車の鍵交換方法について種類別に3通りご紹介します。使用している鍵の種類によって交換方法が異なるので、必要な工具や手順を確認して作業を進めましょう。
鍵の種類ごと、業者に依頼した場合の費用相場や、鍵を交換する際の注意点にも触れているので、参考にしてください。自分で作業するのに不安を感じるときは、業者に相談する方法もおすすめです。業者のメリットも挙げるので、納得のいく形で鍵交換ができます。
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スマイルレスキュー新谷は、玄関・車・金庫などをはじめとしたあらゆる鍵の開錠や交換などを手掛けています。防犯設備士が在籍しているため、プロの目線で鍵交換・補助錠取付などにも迅速対応しています。
目次
【種類別】自転車の鍵を交換する方法3選
自転車の鍵は、手順を押さえながら作業を進めると自身でも交換できます。以下に自転車の鍵交換方法について種類別にご紹介するので、ぜひ参考にしてください。手順を一つずつ押さえて、自転車の鍵を交換してみましょう。
リングロックの交換方法
自転車に備え付けられている鍵として一般的なものに、リングロック(馬蹄錠)があります。鍵の定番ともいえるリングロックですが、長く使っていると動かしにくくなるのも事実です。新品のリングロックに交換する方法を説明していくので、実践してみてください。
Step1.必要な道具を揃える
最初に、必要な道具を揃えることから始めましょう。必要な道具は、ドライバーと新しいリングロックの2つのみでOKです。
プラスドライバーがないときはマイナスドライバーでも代用できます。ただし、マイナスドライバーを使うときは、ネジ山がつぶれないよう気を付けて作業してください。
Step2.後輪に付いているネジを外す
リングロックは自転車の後輪に付いているので、両サイドにあるネジをドライバーで外していきます。外れたネジは、なくさないよう置き場所に気を付けてください。
Step3.古いリングロックを取り外す
ネジが外れたら、簡単に古いリングロックを取り外せます。取り外した古いリングロックは、新品のものと混同しないよう別の場所に置いておきましょう。
Step4.新しいリングロックを取り付ける
次に、新しいリングロックを取り付けていきます。新しいリングロックの裏にある取付金具にバンドを差し込んで、バンドの両サイドをフォークに合わせて手前に曲げてください。
手前に曲げる作業では後でもできますが、荷台が付いている自転車の場合は曲げにくくなるので先に作業しておくと良いです。
Step5.ネジでしっかりと固定する
バックフォークにリングロックを取り付けたら、タイヤなどに当たっていないことを確認してネジで固定します。プラスドライバーと付属のネジを使うと、無事に取り付けられるでしょう。
シリンダーロックの交換方法
次に、シリンダーロックの交換方法を見ていきます。鍵がギザギザしているタイプであるシリンダーロックは、まず解錠することから始めましょう。鍵穴をつぶさないよう、慎重に作業してみてください。
今回は、鍵そのものを失うなどして持っていない場合における解錠方法からご紹介します。
Step1.ヘアピンを2本用意する
シリンダーロックを解錠するため、ヘアピンを2本用意します。一般的にみられる、普通のヘアピンで大丈夫です。
Step2.ヘアピンの1本を「レ」の字に曲げる
2本のうち1本のヘアピンを「レ」の字になるよう、曲げていきます。少し力を加えるとヘアピンは曲げられるので、「レ」の字の形にしておきましょう。
Step3.もう1本は全部伸ばしておく
もう1本のヘアピンは、全部伸ばして直線状にします。折りたたまれているヘアピンを、順に伸ばしていくとまっすぐになります。
Step4.「レ」の字のピンを鍵穴に挿す
次に、「レ」の字にした方のピンを鍵穴に挿します。差し込む方を間違えないよう、ヘアピンの形をよく確認してから作業を行ないましょう。
Step5.その上から全部伸ばしたピンも挿しこむ
「レ」の字のヘアピンを差し込んだ上から、直線状のヘアピンも挿してください。
Step6.直線状の方のピンを動かして位置を探る
直線状の方のピンを動かしながら位置を探って、解錠できるか試してみます。感覚的な部分があるので、実際にやってみるしかありません。鍵が開く場所を特定できたら、無事に解錠できます。
Step7.「レ」の字のピンが回って解錠できる
鍵の位置がわかると、「レ」の字のピンが回る仕組みになっています。「レ」の字のピンが回ると、鍵が開くサインです。
シリンダーロックを外せたら、次に新しいものに交換しましょう。事前に自転車のアルミフレームのサイズを確認し、取り付けられるものを用意しておいてください。シリンダーロックはホームセンターなどで購入できるので、説明書を見ながら取り付けてみましょう。
プレスキーの交換方法
最後に、プレスキーの交換方法について解説します。鍵を押し込んで解錠するタイプが、プレスキーです。プレスキーの交換方法も、まずは今ついている鍵の解錠から始めましょう。
Step1.ビニール傘を用意する
ビニール傘についている傘鍵を使うと、効率よく解錠できます。傘を開くときに押すボタン部分の部品を取り出すと金属が出てきますが、これがプレスキーの形に似ているため解錠のときに活用できます。
数百点程度で購入できるビニール傘を用意して、ボタン部分の金属を取り出してみましょう。傘をわざと折る必要があるので、リーズナブルなビニール傘で十分です。
Step2.傘を折って筒部分をペンチで広げる
傘のボタン部分の金属は、傘を折って筒部分をペンチで広げて取り出します。ペンチで筒を広げると、その中から傘鍵を取り出せるという仕組みです。ペンチで筒を広げるとき、手を挟むなどして怪我しないよう慎重に作業してください。
Step3.筒の中から傘鍵を取り出す
傘の筒の中にある傘鍵を発見したら、取り出しましょう。この傘鍵を使って、プレスキーの解錠を行ないます。
Step4.傘鍵を自転車の鍵穴に差し込み位置を探り当てて解錠する
傘鍵を自転車の鍵穴に差し込んで、カチャカチャと位置を探っていきます。解錠できる位置がわかると、無事に鍵が開けられます。実際に動かしてみて感覚がつかめるので、自身の手で鍵が外れる位置を探ってみてください。
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自転車の鍵を交換すべきケース
自転車の鍵は、どのようなときに交換する必要があるのでしょうか?自転車の鍵交換は、以下に挙げるケースにおいて必要といえます。
鍵が壊れた
鍵が壊れて機能しなくなっているときは、速やかに新しいものに交換すべきです。自転車側についている錠部分が破損し、鍵を入れても解錠や施錠ができない場合があります。
鍵そのものが折れたり欠けるなどして使えなくなるケースもあるため、壊れているとわかったら自転車に合う新しい鍵を取り付けましょう。壊れたままでは解錠などができないので、自転車を使用できません。鍵や錠部分に異変が起きていると感じたら、早めに鍵交換について考えておくと良いでしょう。
鍵が劣化している
鍵が劣化しているときも、新しいものに交換すべきです。サビたり一部が欠け始めている状態の鍵は、差し込めたとしてもうまく回せないなどのトラブルに発展しやすいです。劣化具合がひどいと差し込むことすらできない場合もあります。
鍵の劣化は自転車の防犯面にも大きく影響するので、傷んでいると思ったら交換を検討してみましょう。
鍵を紛失した
自転車の鍵を紛失したときも、鍵を交換すべきです。身の回りのものの中に鍵がないか確認し、見つからなかった場合は早めに鍵交換を行ないましょう。
うっかり落とした鍵を誰かが拾うことで、自転車を盗まれる可能性もあります。自転車が犯罪に使われると、自転車保険に加入している人が疑われる場合があるので、トラブルを防ぐためにも鍵交換をしておくと良いです。
自転車店で錠前を壊してもらう、ワイヤー錠ならワイヤーカッターで切断するなどして鍵の解錠は可能です。鍵をなくしたときは慌てず、何からすべきかを考え対処しましょう。
自転車の鍵交換にかかる費用相場
自転車の鍵は、種類によって交換にかかる費用が異なります。上記で挙げた鍵の種類ごとに費用相場をまとめたので、参考にしてください。
- リングロック:800円~2,000円程度
- シリンダーロック:800円~3,000円程度
- プレスキー:1,000円程度
鍵交換を業者に依頼した場合の費用は、部品代や工賃を含めると5,000円~10,000円が相場です。鍵を破壊してもらうだけなら、1,000円ほどで対応してもらえます。
業者によって料金システムが異なるので、お住まいの地域に駆け付けてくれるところが見つかったら詳細を確認してみてください。
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自身で自転車の鍵交換をする際の注意点
自転車の鍵交換は、新しい鍵や工具を用意して手順を押さえると自分でも対応できます。その一方で、鍵交換する際の注意点もあるのでチェックしておきましょう。より安全・確実に鍵交換ができるよう、以下の点を押さえておいてください。
事前に防犯登録済みであるのを確認する
自転車屋で購入した自転車であれば、基本的には防犯登録がされています。しかし、通販やリサイクルショップなどで購入した自転車に関しては、防犯登録がされていない場合があります。
防犯登録をきちんとしておくと、鍵交換している際に怪しまれても自分の自転車であると説明できるので安心です。防犯登録をしていないと、不利な状況に立たされる場合があるので注意が必要です。
トラブルに発展しないよう、自身の自転車が防犯登録済みであるのを確認してから鍵交換に移りましょう。
自宅の敷地内で行なう
自転車の鍵交換を自分で行なうとき、できるだけ自宅や集合住宅の敷地内で作業しましょう。街中の駐輪場などで交換作業をしていると、通行人から不審に思われる可能性があります。泥棒やイタズラと間違えられてしまう恐れがあるので、作業をする場所には注意してください。
自宅の庭やマンションの駐輪場といった場所で、周囲から見られても不審に思われないようにしましょう。室内や明るい時間帯に鍵交換を行なうのも、怪しまれないための対策といえます。
自転車の鍵交換を業者に依頼する4つのメリット
自転車の鍵交換は自分でも対応できますが、業者に依頼するとよりスムーズに交換してもらえます。業者に自転車の鍵交換を依頼するメリットについて4つまとめたので、ご覧ください。
困っているときにすぐ来てくれる
業者は、自転車の鍵交換で困っているときにすぐに駆け付けてくれます。お住まいの地域が業者の対応エリア内であれば、最短即日で作業に来てくれるところもあるほどです。
自転車の鍵交換は、紛失や故障などの場合急を要します。自身で交換するのは難しそう、自転車の鍵に詳しくないので困った・・・といった事態にも、スピーディーに対応してくれます。
自分で新しい鍵や工具を用意する必要がなく、すべて業者に任せられるので心強いです。余計に状況が悪化してしまいそうと不安に感じるときは、業者に相談してみましょう。
プロなので失敗するリスクがない
鍵のトラブルに対応している業者は、鍵のプロです。プロなので、様々な種類の自転車の鍵も、確実に取り付けてくれます。
自身で交換作業をしていると状況によっては失敗するリスクがありますが、業者に頼めば心配不要です。鍵の種類ごとに、取り外しから取り付けまで丁寧に作業してくれます。新しく買った鍵がダメになったという事態も避けられるので、鍵交換がうまくできるかわからない場合は尋ねてみてください。
鍵交換に自信がないとお悩みの人にとって、鍵業者の存在は大きいでしょう。
鍵を壊さないよう検討してくれる
鍵を紛失したり鍵そのものが破損して機能しないときは、どう対処すれば慌ててしまいます。そんなとき業者は、鍵を壊さずに済むよう最適な方法を考えてくれるので頼もしいです。
新しい鍵を購入する場合、種類によってはそれなりの費用が発生します。業者に相談することで、新しい鍵を購入する費用を抑えられるかもしれません。
高性能な鍵を自転車につけている、何とかして今の鍵を使えるようにしてほしいという要望にも、全力で応えてくれます。
新しい鍵も用意してくれる
自分で自転車の鍵を交換する場合、新しい鍵をホームセンターや通販などであらかじめ購入しておかなければなりません。一方、鍵業者に依頼すると新しい鍵の用意もしてくれます。
工具を持っていない、どんな鍵にすれば良いかわからないと困っているときも、業者が臨機応変に対応してくれるので安心です。自分の自転車に合わない鍵を買ってしまったといったトラブルも避けられるでしょう。
鍵を用意する時間がないくらい緊急である場合も、鍵業者なら迅速に駆け付け素早く対処してくれます。
自転車の鍵交換は『鍵のトラブル・セーフリー』におまかせ!
自転車の鍵を交換する方法について、種類ごとに手順をご紹介しました。鍵の種類ごとや業者に依頼した際の費用相場も押さえておくと、費用面で不安を感じずに済みます。同時に鍵交換する際の注意点も把握し、安全・確実に鍵トラブルを解決してみましょう。
自転車の鍵交換でお困りの際は『鍵のトラブル・セーフリー』にもぜひご相談ください。鍵の紛失や故障、交換など、様々な状況に対応しています。サービスやエリア、詳細条件からぴったりの業者が見つけられるのが魅力です。自身のお悩みや地域に合う業者がすぐに見つかるので、自転車の鍵トラブルもあっという間に解決できるでしょう。自転車の鍵交換を業者に依頼したい場合は、ぜひご覧ください。
【種類別】自転車の鍵交換方法3選!費用相場や注意点も解説のよくある質問
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Q. 自転車の鍵はどのように交換すれば良いですか?
A.自転車の鍵は、種類によって交換方法が異なります。いくつか例を挙げるので、ご覧ください。
・リングロックなら:ネジを外して古い鍵を取り外し、新しいものを取り付けてネジで固定すればOK。
・シリンダーロックなら:ヘアピンで解錠し、自転車のアルミフレームに合う新しい鍵を取り付ける
・プレスキーなら:傘鍵を使って解錠し、新しいものに取り換える -
Q. 鍵の交換はどのようなときにすべきですか?
A.自転車の鍵交換は、次のような場合に検討すると良いでしょう。
・鍵が壊れた
・鍵が劣化している
・鍵をなくした -
Q. 鍵交換にかかる費用はいくらくらいですか?
A.自転車の鍵交換にかかる費用は、種類や業者に頼むかどうかで変わってきます。一部、例をご紹介しましょう。
・リングロック:800円~2,000円程度
・シリンダーロック:800円~3,000円程度
・プレスキー:1,000円程度
・業者に頼んだ場合:5,000円~10,000円(部品代や工賃含む) -
Q. 自分で自転車の鍵を交換するときの注意点を教えてください。
A.自転車の鍵交換を自身で行なう場合、次の点に注意しながら作業を進めてください。
・防犯登録済みの自転車であるのを確認する
・自宅の敷地内で作業する -
Q. 自転車の鍵交換を業者に依頼するメリットを教えてください。
A.自転車の鍵交換を業者に頼むと、こんな嬉しいメリットがあります。
・困っているときにすぐ来てくれる
・プロなので失敗するリスクがない
・鍵を壊さずに済むよう検討してくれる
・新しい鍵の用意も頼める
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