2025.06.25 2025.06.25
本記事では、エアコンが冷えない時の応急処置法をご紹介します。
酷暑に、エアコンが冷えないと焦りますよね。ただし、すぐに修理を依頼する前に、まずは自分でできる応急処置があるのをご存じでしょうか。
そこで、だれでもすぐに試せる簡単な対処法や原因などをまとめました。結局、応急処置だけでは直らず修理すべきタイミングや、安心できる業者の選び方も参考にしてください。
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目次
エアコンが冷えないときの応急処置方法
早速、エアコンが冷えない時の応急処置方法を紹介していきます。
- フィルターを掃除する
- 室外機のまわりを片付ける
- 電源プラグを抜き差ししてみる
- 番外編:サーキュレーターを併用する
番外編を含め、できる範囲で実施してください。
フィルターを掃除する
エアコンが冷えないと感じた時に、まず手軽にできるのがフィルター掃除です。
汚れやほこりで目詰まりしたフィルターは風を通しにくく、冷房効率を大きく下げます。掃除が滞っているなら、掃除機でほこりを吸い取ったり、水洗いして乾かしたりしてみましょう。フィルター清掃だけで、冷房効果が改善するケースは多く見られます。
室外機のまわりを片付ける
室外機は外へ熱を放出するため、まわりに物が多いと熱がこもります。熱がこもって周辺温度が上がると、電力消費が増えるにもかかわらず冷えにくくなる、という悪循環が起こるのです。
室外機の周囲をすっきりさせ、風通しを良くしてみましょう。室外機の上に物を置いているのはおすすめできません。
電源プラグを抜き差ししてみる
エアコンが冷えない時、電源プラグを一度抜いてリセットしてみるのも応急処置のひとつ。制御部の不具合がリセットされ、動作が回復する場合があります。
運転を止めてからプラグを抜き、5~10分以上放置してから再度差し込むと、内部基板が初期化され、センサー異常や表示エラーなどが解消されるかもしれません。
エアコンのリセット方法は、以下記事を参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
エアコンの効きが悪い場合リセットで直る?試したい操作方法を解説【メーカー別の注意点も】
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番外編:サーキュレーターを併用する
エアコンの動作自体の改善とは異なりますが、電気工事業者が駆けつけるまでの間の応急処置として、サーキュレーターを活用するのをおすすめします。
サーキュレーターで室内の空気を効率よく循環させれば、体感温度を下げる効果が期待できます。エアコン自体の冷えが悪くても、サーキュレーターを使えば一時的に室温上昇を抑えられるでしょう。
エアコンが冷えない原因【応急処置が効くもの・効かないもの】
応急処置して少し余裕が出たら、エアコンが冷えない原因を探っていきましょう。
- フィルターが汚れている
- 室外機周辺の風通しが悪い
- 冷媒ガスが不足している・漏れている
- エアコンや室外機が故障している
上記4点を、詳しく解説していきます。
フィルターが汚れている
エアコンの冷却性能が低下する原因として一番多いのは、内部のフィルターがほこりやゴミで目詰まりしている状態です。応急処置の項でもお伝えした通り、フィルターが汚れているだけで、冷房効果は著しく低下します。
フィルターの掃除効果は、想像以上。エアコンが一生懸命冷やそうとして電力を使っていても、フィルターで堰き止めていたら、エアコン本体の負担が増えるだけでなく、電気代の無駄遣いにつながります。
室外機周辺の風通しが悪い
室外機の周囲に障害物があるのも、大きな原因のひとつ。
室外機は、屋内の熱を外へ放出する重要な役割を担うため、通気性が悪い場所では熱がこもって本来の性能を発揮できなくなります。
壁や物置、草木などが密集していると、熱交換効率が半分近くに低下するとまで言われています。エアコンは冷気を出しているのに部屋が冷えないという、電力の無駄遣いになるのです。
室外機が原因のエアコン不調は、以下記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
エアコンの効きが悪い原因は室外機?対処法を徹底解説【ぬるい風しか出ないetc.】
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冷媒ガスが不足している・漏れている
エアコンの冷却回路にある冷媒ガスが不足したり漏れたりしている場合、室内の熱を室外へ移すための熱交換がうまく働かず、常温の風しか出ない現象が起こります。
配管の接続部や室外機まわりでごく微量に漏れている場合は、冷気が弱くなるだけで、明確なエラー表示が出ないケースが多く、ユーザーが気づきにくい原因になります。
ガス不足の特徴や原因は、以下記事で詳しく解説しています。
エアコンや室外機が故障している
素人が手出しできない最大の原因は、エアコンや室外機本体の故障。
室外機のコンプレッサーが故障していると、圧縮がうまくいかず冷房機能が低下します。ファンモーターや基板の不具合、センサーの故障も冷房効果に影響を与える要因です。複数の要因が重なっているケースもあるため、専門業者に修理・交換を依頼する流れになるでしょう。
エアコンが冷えないときの修理目安【応急処置が効かないなら】
応急処置が効かず、修理が必要になるサインを5つ挙げていきます。
- 運転中に異音がする
- 運転ランプが点滅している
- 室外機のパイプに霜がついている
- 水漏れしている
- ガス漏れしている
当てはまるようなら、早めに修理を依頼してください。
運転中に異音がする
動作中に、「ポコポコ」「キュルキュル」「ガガガ」といった異音が聞こえる場合は、ファンのバランス不良、圧縮機の故障、ドレンホースのつまりなどが考えられます。
音の種類によって修理が必要な部位が異なるだけでなく、そのまま故障個所が増えかねないので、早期に専門業者に相談しましょう。
運転ランプが点滅している
ランプが数分点滅する霜取り運転や予熱運転は正常ですが、消えずに点滅し続ける場合は、なにかしらのエラーが起きている証拠。室温センサーや基板異常、通信トラブルなどが考えられますが、素人には判断が難しいでしょう。
点滅が続くようなら、それだけでプロの点検・修理を検討すべき目安になります。
室外機のパイプに霜がついている
冷房運転中に、室外機の配管に霜や氷が付くのは、冷媒圧低下や循環不良の兆候。取り付け不良や断熱材不足、ガス漏れや圧力異常など、原因は多々ありますが、いずれにしろ、室外機まわりを整理する応急処置程度では改善できません。
運転中にずっと霜が消えないなら、専門業者による点検が必要です。
水漏れしている
室内機やドレンホースからの水漏れは、つまりや設置不良、ドレンパンの損傷が原因です。
エアコンがうまく機能しないだけでなく、カビや基板故障、感電のリスクも伴うため、軽症でも早めに修理を依頼してください。
天井エアコンからの水漏れは、以下記事で詳しく解説しています。
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ガス漏れしている
ガス漏れなどが原因で冷媒ガスが不足している場合も、業者を呼びましょう。ガスの補充は専門業者に一任すべき作業です。また、ガス不足の原因が配管の損傷などから発生するガス漏れなら、その修理もあわせて依頼する必要があります。
微量のガス漏れでも、健康被害や引火が起きかねないので、早めに対処してください。
応急処置が効かず冷えないエアコンは専門業者に相談しよう
修理すべきサインが出ているエアコンは、エアコン修理の専門業者に相談してください。安心できる業者の選び方や費用相場を解説していきます。
安心できる専門業者の選び方
エアコンが冷えない原因をすぐに判断して適切に修理してくれる業者は、以下のポイントを押さえて絞り込んでみてください。
- エアコン修理の実績が豊富
- 事前見積もりが明確
- 口コミや評判が高い
絶対条件として、エアコン修理の経験が豊富な業者を選びましょう。さまざまな場数を踏んでいる業者は、見積もり内容もわかりやすく、追加費用が発生するケースも事前に説明してくれるはず。
必然的に、口コミでの評判も高い業者が多いでしょう。
エアコン修理を依頼する業者の選び方は、以下記事で比較検討しています。
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エアコン修理の費用相場
エアコンが冷えない場合の症状にあわせた施工メニューと費用相場を、以下の表にまとめました。
症状 | 想定される主な原因 | 修理費用の目安(税込) |
---|---|---|
冷媒ガス補充・ガス漏れ配管修理 | ガス漏れ・圧力低下 | 1万円~5万円程度 |
コンプレッサー・冷媒回路の故障修理 | 圧縮機不良・回路全体の劣化 | 6万円~10万円程度 |
室内機・ドレンホースの水漏れ修理 | 設置不良・ドレンパンの損傷 | 1万円~5万円程度 |
室外機ファン・四方弁などの部品故障修理 | 熱交換や冷媒切替の部品損傷 | 3万円〜10万円程度 |
冷媒補充や軽微な部品修理であれば1万5千〜5万円程度で対応可能ですが、コンプレッサーや回路全体の交換が必要な場合は、高額になります。
修理すべきか交換すべきか、電気工事業者と相談してみるのをおすすめします。
エアコン修理の費用相場は、以下記事で詳しく解説しています。
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エアコンが急に冷えなくなった時の応急処置法をご紹介しました。
エアコンが冷えない症状は、必ずしも故障とは限りません。自分でできる掃除などを試してみて、改善されないようなら専門業者に相談してみましょう。
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エアコンが冷えない時の応急処置に関するよくある質問
-
Q. 自分でできる応急処置はありますか?
A.エアコンが冷えない場合、まずフィルターの掃除や室外機周辺の風通しを確認しましょう。電源プラグの抜き差しやリモコン操作でのリセットも有効です。
詳しくは「エアコンが冷えないときの応急処置方法」を参考にしてください。
-
Q. エアコンが冷えないのは故障ですか?
A.エアコンが冷えない原因は故障だけでなく、フィルターの汚れや室外機の風通し不良、冷媒ガス不足などさまざまです。
自己判断が難しい場合は、専門業者に点検を依頼するのが安心です。
-
Q. 修理業者が来てくれるまでの対処法を教えてください。
A.修理業者が来るまでの対処法として、エアコンの冷えを助けるために、サーキュレーターや扇風機を併用して室内の空気を循環させましょう。
不具合が悪化する恐れがあるので、無理にエアコンを使い続けるのは避けてください。