ブレーカーが壊れた!?分電盤故障の症状や修理・交換方法を徹底解説

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ブレーカーが壊れた!?分電盤故障の症状や修理・交換方法を徹底解説

2025.03.02 2025.03.02

本記事では、ブレーカーの故障が疑われる時の対処法などを解説します。
日常生活の電気系統をつかさどるブレーカーが壊れたとなると、焦ってしまう方も少なくないでしょう。

  • ブレーカーが落ちるのは故障?
  • 古いブレーカーは交換するべき?
  • ブレーカー修理はどこに頼めばいい?

上記のような疑問にお答えするほか、記事の後半では、ブレーカー修理・交換費用を抑えるコツもご紹介します。役立つ情報満載なので、ぜひ最後まで参考にしてください。

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ブレーカー故障のよくある症状

ブレーカー故障のよくある症状

最初に、ブレーカーが故障した際によくある症状を見ていきましょう。以下のような現象が起きている場合は、ブレーカーが壊れた恐れがあります。

  • ブレーカーがよく落ちる
  • ブレーカーが熱くなる
  • ブレーカーから焦げ臭いにおいがする
  • ブレーカーから異音がする
  • 分電盤に変形やひび割れなどの目に見える劣化がある
  • 照明が暗くなったり明るくなったりすることが多い
  • 分電盤を取り付けてから10年以上経過している

ブレーカーが熱くなったり焦げ臭いにおいがする、など明らかに異常がある場合には、早急に電気工事業者に依頼するのが安全です。また、設置後10年以上経過して寿命を迎えている分電盤は、異常を感じたら早めに交換しましょう。

壊れたのか悩ましいケースとしてよく挙げられるのは、ブレーカーが頻繁に落ちる現象。故障か否かを見極めるポイントを次の項で解説していきます。

漏電時の症状などは、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

ブレーカーが落ちる原因と対処法【壊れたか否かをチェック】

ブレーカーが落ちる原因と対処法

では、ブレーカーが落ちる原因と、それぞれの対処法を解説していきます。

ブレーカーには大きく3種類あり、そのブレーカーごとに落ちる原因が異なります。まず、それぞれのブレーカーについて、簡単にチェックしてみましょう。

ブレーカーの種類と特徴を以下の表にまとめました。

ブレーカーの種類 特徴
アンペアブレーカー 住宅などの建物全体の電気の総量を管理するブレーカー。アンペアブレーカーが落ちると、建物全体が停電して電気を使用できなくなる。
漏電ブレーカー 建物内の漏電を検知すると電気の流れを遮断するブレーカー。漏電にいち早く気づける重要な役割を担う。
安全ブレーカー アンペアブレーカーをより細分化したブレーカー。決められたエリア内で上限を超えると、そのエリアのブレーカーだけが落ちて電気供給が止まる。

では、それぞれのブレーカーごとの落ちる原因と対処法を見ていきましょう。

さらに詳しく知りたい方はこちら

アンペアブレーカーの場合

アンペアブレーカーが落ちる原因は、契約アンペア数を超えた電気量を使用しているケースがほとんど。契約電流を超える電気利用が日常的に続くと、何度も落ちる事態に陥ります。

落ちた時の様子と、対処法は以下を参考にしてください。

落ちた後の様子 対処法
ブレーカーはONに戻せる ブレーカー自体は問題ないが、電気の使用量を抑える必要がある
ブレーカーは戻せるものの、何度も落ちる 契約電流アップを検討する

頻繁にアンペアブレーカーが落ちるなら、ライフスタイルに合っていな契約電気量である可能性が否めません。一度、電気工事業者などに必要なアンペア数を相談してみると良いでしょう。

漏電ブレーカーの場合

漏電ブレーカーが落ちる原因は、主に漏電が発生した場合。ただし、古いモデルの場合は、アンペアブレーカーと漏電ブレーカーが一緒になっているケースもあるため、落ちた後にそのままONに戻せるなら、漏電とは限りません。

落ちた後の様子 対処法
ブレーカーはONに戻せる ブレーカーは問題ない。アンペアブレーカー時と同様、電気の使用量を抑える。
ブレーカーをONにできない 漏電、もしくは漏電ブレーカーの故障が考えられるので、専門業者に連絡する。

漏電ブレーカーが落ちた時に、漏電か否か、どこで漏電しているのか、などをチェックする方法があります。以下のステップを試してみてください。

  1. 分電盤内のアンペアブレーカー・安全ブレーカーをすべて下げる
  2. 漏電ブレーカーを上げる
  3. 一度下げた安全ブレーカーを端から順に一つずつ上げていく
  4. 安全ブレーカーを上げたときに再び漏電ブレーカーが落ちる箇所を確認する
  5. その箇所の安全ブレーカーを落としたまま、他箇所の電気を復旧させる

漏電している電気回路の特定ができれば、その回路を制御する安全ブレーカーのスイッチのみ落としておけば、その他の電気は使用できるので、一時的な応急措置となるでしょう。

漏電箇所が特定できたら、すぐに電気工事業者へ漏電修理を依頼してください。

漏電ブレーカーの仕組みは、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

安全ブレーカーの場合

安全ブレーカーは、アンペアブレーカーが細分されたブレーカーです。安全ブレーカーが落ちるなら、そのエリアの家電製品を同時に使いすぎだと言えるでしょう。

落ちたブレーカーをそのままONに出来ない時には、事故や故障の恐れが出てきます。

落ちた後の様子 対処法
ブレーカーはONに戻せる エリア内の家電製品を使い過ぎなので、電気使用量を抑える。消費電力の大きい家電の専用回路増設を検討する。
ブレーカーをONにできない 家電のコンセントを抜き、ブレーカーがONにできたら家電が故障しているので買い替えを検討する。もし故障した家電が見つからなければ、配線修理を依頼する必要がある。

漏電や配線修理は、必ず電気工事業者に依頼してください。

ブレーカー修理はDIYできる?

ブレーカー修理はDIYできる?

結論から言うと、ブレーカー修理を素人が実施するのは禁じられています。

感電や火災のリスクが伴うため、漏電や配線、ブレーカーの修理は、電気工事士の資格が必要な作業なのです。

また、ブレーカーが落ちる原因は、過電流や漏電、経年劣化などさまざまで、専門的な知識がないと正確に診断できません。

注意喚起アイコン

一般人が実施すると法律違反となるだけでなく、より深刻なトラブルにつながる恐れがあります。

本来利用できるはずのメーカー保証の対象外になる恐れもあるので、必ず電気工事業者に適切に処置してもらってください。

ブレーカーの修理・交換は電気工事業者へ依頼しよう

ブレーカーの修理・交換は電気工事業者へ依頼しよう

ブレーカーの修理や交換は、電気工事業者へ依頼するべきだとお伝えしました。ここでは、ブレーカーの修理や点検を安心してお任せできる、専門業者の選び方をお伝えします。

  • 電気工事士の資格を持つ業者を選ぶ
  • 見積もりの内訳が明確な業者を選ぶ
  • 口コミや実績を確認する

上記3点を参考にしてください。

電気工事士の資格を持つ業者を選ぶ

ブレーカーは、電気系統に直結する機器なので、不具合が生じた場合は必ず電気工事士の資格を持つ業者に依頼してください。無資格で作業するのは、業者であっても違法行為になります。

「第一種電気工事士」や「第二種電気工事士」の資格が明記されているかチェックして、ブレーカーや分電盤の修理対応実績の多い業者を選びましょう。

見積もりの内訳が明確な業者を選ぶ

ブレーカーの不具合は、おおがかりな交換が必要なケースから、電気を使いすぎただけのちょっとしたトラブルまでさまざま。その分、工事費用にも差が出ます。

見積もりの内容をしっかり確認し、現状のトラブルの対策ができているか、不必要な項目が含まれていないかをチェックしましょう。項目ごとにわけて見積もりを作成してくれる業者を選ぶようにしてください。

不明瞭な見積もりを出す業者は、作業後に追加料金を請求してくるケースもあるので、避けた方が無難です。アフターサービスの有無やキャンペーンなどもうまく利用すると良いですね。

口コミや実績を確認する

口コミ評価や実績の多さも、業者選びには欠かせないポイントと言えるでしょう。

口コミ評価が高く実績が豊富な業者は、信頼度が高い証。口コミの評価だけでなく、具体的な施工の流れや対応の丁寧さなども参考にすると、より安心して依頼できるはずです。

ブレーカーや分電盤は、長く使用する重要な設備なので、工事後の不具合にも対応してくれるか否かなどもあわせて、口コミや公式サイトに目を通してみてください。
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ブレーカー修理・交換費用相場

ブレーカー修理・交換費用相場

ブレーカーの調査や、修理・交換する場合の費用相場をご紹介します。多く見られるメニューと費用相場を、以下の表にまとめました。

ブレーカー本体・ブレーカーにかかわる工事メニュー 費用相場
ブレーカーや分電盤の調査費用 4,000~7,000円
分電盤交換 50,000円~100,000円前後
アンペアブレーカーの交換 3,000円~10,000円
安全ブレーカーの交換 4,000円~10,000円
漏電ブレーカーの交換・増設 6,000円~20,000円
回路の増設 1回路あたり5,000円~10,000円
主幹ブレーカー容量変更 10,000円~30,000円

上記のような工事費用以外にも、現地の状況によって価格は変動します。また、業者によって基本料金や出張費用などが上乗せされるケースがあるので、複数業者から相見積もりを取るのをおすすめします

ブレーカーの修理・交換の費用相場は、以下記事で詳しく解説しています。

ブレーカー修理をお得に済ませる方法

ブレーカー修理をお得に済ませる方法

最後に、もしブレーカー修理が必要となった場合の、修理費用節約ポイントをご紹介します。

  • 火災保険や補助金が使用できるか確認する
  • 複数社で相見積もりを取る
  • 電気回路自体の見直しも依頼する
  • 交換したほうが省エネになる場合も

上記4点、それぞれ参考にしてください。

火災保険や補助金が使用できるか確認する

ブレーカーの修理費用を抑える方法の一つが、火災保険や自治体の補助金を活用する方法。

突発的な事故によるブレーカー故障は、火災保険の補償対象になる可能性があります。契約内容を確認し、適用されるか保険会社に問い合わせてみましょう。また、自治体によっては、省エネ機器への交換や防災対策として、感震ブレーカー付きのモデルへ交換すると補助金が出る場合もあります。

実績が多い業者であれば、火災保険や補助金の適用条件なども詳しいはずなので、自己負担を減らしつつ修理・交換を進められますよ。

漏電時の火災保険補償については、以下記事をチェックしてみてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

複数社で相見積もりを取る

複数業者の見積もりを比較するのも重要です。

電気工事業者によって、修理や交換の費用は異なります。複数の業者から見積もりを取れば、適正価格を把握できるでしょう。

出張費や基本料金、追加料金の有無だけでなく、キャンペーンや割引、アフターサービスなどの項目も考慮しつつ比較検討してみてください。

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電気回路自体の見直しも依頼する

アンペアブレーカーや安全ブレーカーが頻繁に落ちる、などの現象は、電気回路がライフスタイルに合っていないケースが考えられます。ブレーカーを修理・交換するタイミングで、電気回路全体を見直してもらいましょう。

電気の使い方に合わせて電気回路を設定すれば、無駄な電力消費や、故障の原因となる電圧負荷も軽減できるので、結果的にコスト削減につながりますよ。

交換したほうが省エネになる場合も

古いモデルの分電盤やブレーカーを使っている家庭では、新しいブレーカーに交換すると、待機電力を減らしたり、効率よく電気を供給できたりするようになります。

長期的な電気代を計算しつつ、修理費用と交換費用を比較してみるのをおすすめします。

ブレーカーが壊れたら『セーフリー』で専門業者を探そう

今回は、ブレーカー・分電盤が故障した時の対処法や修理先などをご紹介しました。

ブレーカーが壊れると日常生活にも支障をきたします。対処が遅れると火災などのリスクにつながりかねないので、早めに電気工事業者へ相談しましょう。

セーフリーでは、全国のブレーカーの修理・交換に長けた業者を多数掲載しています。緊急時にもすぐに駆けつけてくれる近隣の業者も絞り込み検索できるので、ぜひ活用してみてください!

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  • ブレーカーが落ちるのは故障?
  • 古いブレーカーは交換すべき?
  • ブレーカー修理はどこに頼む?

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ブレーカーの故障時によくある質問

  • Q. ブレーカーが落ちるのは故障でしょうか?

    A.

    ブレーカーが落ちる原因は、必ずしも故障とは限りません。

    一時的な過負荷であれば、電化製品の使用を調整すれば解決しますが、頻繁に落ちたりまたすぐ切れたりする場合は、ブレーカーの劣化や配線トラブルの恐れも。

    違和感があった時点で、電気工事業者に点検を依頼するのが安全です。

  • Q. ブレーカー修理は自分でできますか?

    A.

    ブレーカー修理は、電気工事士資格が必要な作業。資格を持っていないなら、自分でブレーカー修理するのは違法行為です。

    感電や火災のリスクと隣り合わせの作業なので、必ず電気工事業者に依頼しましょう。

  • Q. ブレーカーを交換するか修理するか迷っています。

    A.

    ブレーカーの修理と交換を迷っている場合、まずは故障の原因をチェックしましょう。

    経年劣化や漏電ブレーカーが付いていない場合などは、早めに交換したほうが長期的に見てコストパフォーマンスが良いと言えます。一方、簡単な修理で済む場合は、修理で対応するのも選択肢のひとつ。

    専門業者に状況を見てもらうのをおすすめします。

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