アンペアブレーカーが上がらない!対処法から予防策まで徹底解説

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アンペアブレーカーが上がらない!対処法から予防策まで徹底解説

2025.03.27 2025.03.27

本記事では、アンペアブレーカーが上がらない事態について詳しく解説します。

アンペアブレーカーが上がらないと停電状態になるので、不安に感じる方も多いはず。

  • アンペアブレーカーが上がらないのは故障?
  • 自分で応急処置できる?
  • まずどこに連絡したらいいの?

上記のような疑問に向けて、緊急時でも参考にしていただける内容にまとめました。トラブルを再発しないための予防策にも触れていますので、ぜひ参考にしてください。

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アンペアブレーカーが上がらない具体的な症状

アンペアブレーカーが上がらない時の症状

最初に、アンペアブレーカーが上がらない時の具体的な症状をチェックしてみましょう。

  • レバーを戻してもすぐ落ちる
  • まったく動かない・固まっている

当てはまる症状を中心に、参考にしてください。

レバーを戻してもすぐ落ちる

ブレーカーのレバーを上げても、すぐに「バチン」と音を立てて落ちてしまう場合は、なにかしらの異常が発生している証拠です。

たとえば、エアコンや電子レンジなど電力を多く消費する家電を、同じタイミングで使った瞬間にブレーカーが落ちるなどのケースが代表例。電気の使いすぎでアンペアブレーカーが作動し、電力を遮断させたのです。

家電製品の電源を切り、再度上げても回復しない場合、家全体に問題がある恐れも。何度試しても改善しない場合は、その場で無理に上げようとせず、すぐに専門業者に相談するのが得策です。

まったく動かない・固まっている

通常、ブレーカーのレバーは手動で上げ下げができますが、固まって動かずお困りの方もいるでしょう。

レバーを上げようとしても動かない、もしくは中途半端な位置で止まっている場合は、内部の部品が摩耗していたり、劣化や故障が起きていたりする恐れがあります。ブレーカーも経年劣化は避けられないので、長年使っていると内部で錆びつく場合もあるのです。

無理に力を入れて動かそうとすると破損の恐れがあるため、慎重に対応しましょう。

レバーの位置が真ん中で止まっている時はチェック!電気が遮断してブレーカーが落ちた時、直接「OFF」の位置まで落ちずに、中間位置に止まるブレーカーもあります。一旦ハンドルを「OFF」の位置に戻してから、上げてみてください。そのまま上げられるなら、劣化ではなく電力の使いすぎと判断できます。

各種ブレーカーが上がらない時の対処法は、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

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アンペアブレーカーが上がらない主な原因

アンペアブレーカーが上がらない主な原因

上記のような症状が起きる原因を見てみましょう。

  • 契約アンペア数が超過している
  • 漏電している
  • ブレーカーの経年劣化や故障の可能性がある

それぞれチェックしていきます。

契約アンペア数が超過している

契約アンペア数の超過が、アンペアブレーカーが落ちる最も多い原因。各住宅では、契約アンペア数が決められており、その電力量を超えるとアンペアブレーカーが落ちて過電流を遮断します。

例えば、契約が30Aの場合、一度に使用できる電力は最大3,000W(100V×30A)です。​電子レンジ、エアコン、ドライヤーなどの高消費電力の家電を同時に使用すると、容易にこの上限を超えてしまい、アンペアブレーカーが落ちるわけです。​

もしアンペアブレーカーが頻繁に落ちるようなら、一度契約アンペア数を確認してみましょう。

  • 電力会社からの検針票や契約書類を確認する
  • 電力会社のウェブサイトやカスタマーサービスに問い合わせる

以下のような手段で、簡単に確認できますよ。

漏電している

漏電とは、電気が本来の経路以外に流れる現象。本来、漏電が検出されると漏電ブレーカーが作動して、電気の供給を遮断します。漏電ブレーカーが設置されていない分電盤では、アンペアブレーカーがその代わりを担い、電力を遮断するのです。

漏電の主な原因として、電気機器の故障や配線の損傷、湿気による絶縁不良などが挙げられます。漏電が疑われる場合、まずは全ての電気機器をコンセントから抜き、ブレーカーを再度上げてみてください。その後、1つずつ機器を接続していけば、再びブレーカーが落ちた家電に漏電の恐れがあります。

そもそも、漏電ブレーカーが付いていない分電盤は、かなり古いモデルと言えます。アンペアブレーカーだけでなく分電盤自体も寿命を迎えているはずなので、交換を視野に入れるのをおすすめします。

ブレーカーの経年劣化や故障の可能性がある

寿命を迎えた古いモデルは、交換がおすすめとお伝えしましたが、一般的に、ブレーカーの寿命は約8年から13年とされています。

長年使用しているブレーカーや分電盤は、内部部品が劣化し、正常に作動しなくなるケースが起こりえます。​ブレーカーが頻繁に落ちたり、逆に作動しなくなるなどの不具合は、経年劣化が原因の場合も少なくありません。

多湿や過電流が多発するような環境下では、アンペアブレーカー自体が故障する場合もあります。一般的な目安より早めに寿命を迎える傾向にあるので、メンテナンスをより強化すべきと言えるでしょう。

ブレーカーが故障しているかの判断は、以下記事を参考にしてみてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

アンペアブレーカーが上がらないときの確認ポイント

アンペアブレーカーが上がらないときの確認方法

実際にアンペアブレーカーが上がらない時の確認ポイントをお伝えします。家庭内で解決できるチェックだけでなく、即専門業者に依頼すべき場合にも触れていますので、それぞれ参考にしてください。

家庭内でできる基本チェック

まず、家庭内でできる基本的なチェックポイントとして、以下2点を試してみてください。

  1. 電化製品の使用状況を確認する
  2. ブレーカーの復旧手順を試す

それぞれ解説していきます。

STEP1:電化製品の使用状況を確認する

アンペアブレーカーが落ちる一番の原因は、電力の使い過ぎ。

取り急ぎ、同時に多くの電化製品を使用していないか確認しましょう。直近で使用していた家電の使用を控えてください。特に、消費電力の高い機器(例:電子レンジ、エアコン、ドライヤーなど)を同時に使用すると、契約アンペア数を超過し、ブレーカーが作動する原因となります。​

ブレーカーが落ちやすい家電の組み合わせを記載するので、参考にしてくださいね。

  • 電子レンジ+電気ケトル+トースター
  • エアコン+ドライヤー+洗濯機
  • IHクッキングヒーター+炊飯器+冷蔵庫 など

キッチンまわりは特に、瞬間的に高電力を消費する家電が多いので、一番にチェックすべき場所と言えるでしょう。

STEP2:ブレーカーの復旧手順を試す

電化製品の使用を抑えたところで、一旦、すべてのブレーカーを「OFF」にしてください。その後アンペアブレーカーを「ON」に戻します。この時、またすぐにアンペアブレーカーが落ちるようなら、過電流ではない別の問題が発生している確率が高いでしょう。

あわせて、漏電ブレーカーが落ちていないかも確認してください。もしアンペアブレーカーだけでなく漏電ブレーカーも落ちている場合は、漏電の疑いがあります。

ブレーカーが落ちた時の戻し方は、以下記事で解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

業者に依頼すべきケース

一時的に電力を使いすぎた、という事態以外は、ブレーカーまわりの不具合が考えられます。以下のようなケースは、早急に業者に連絡してください。

  • 上記の手順を試してもブレーカーが上がらない場合
  • 頻繁にブレーカーが落ちる場合
  • 漏電ブレーカーも落ちている場合

家庭内での基本的なチェックを実施しても問題が解決しない場合、電気設備や配線に深刻な問題が生じているかもしれません。ブレーカーが物理的に損傷していたり漏電していたりするケースは、大きなトラブルにつながりますので、早めの対処が重要です。

また、アンペアブレーカーの落ちる頻度が多いようなら、契約アンペア数自体を見直すのも大切。一過性の過電流も、繰り返し起こるとブレーカーの劣化を早めます。しょっちゅう停電していては、日常生活にも支障をきたしますよね。

注意喚起アイコン

ブレーカーの調子が悪いからと言って、とりあえず自分で修理してみようと考えるのはNG!ブレーカーの修理や交換は、電気工事士資格が必須です。資格を持たない素人が実施するのは、法律違反になりますよ。

上がらないアンペアブレーカーは業者に相談しよう【必要性や費用相場】

上がらないアンペアブレーカーは業者に相談

アンペアブレーカーが上がらない事態が続くなら、専門業者に相談しましょう。プロに依頼する必要性も踏まえ、具体的な費用相場をご紹介します。

プロによる点検の必要性

​アンペアブレーカーが上がらない状態は、電気回路に過負荷やショート、漏電などの異常が発生している可能性も否めません。素人では原因追求が難しいだけでなく、自己判断で解決しようとすると、感電や火災などの重大な事故につながります。

その点、​電気工事士などの資格を持つ専門業者は、電気設備の安全基準や適切な修理方法を熟知しているので、原因解明から適した処理まで、迅速に対応してくれるでしょう。

業者に依頼する費用相場

業者に依頼する際の、よくある工事メニューと費用相場を、以下の表にまとめました。

ブレーカー本体・ブレーカーにかかわる工事メニュー 費用相場
アンペアブレーカーの修理・交換 3,000円~10,000円
安全ブレーカーの修理・交換 4,000円~10,000円
漏電ブレーカーの交換・増設 6,000円~20,000円
分電盤交換 50,000円~100,000円前後
専用回路の増設 1回路あたり5,000円~10,000円
主幹ブレーカー容量変更 10,000円~30,000円
漏電修理 3,000円~

アンペア契約変更で、電力会社に対応していない分電盤だと交換費用がかかります。電力会社では、分電盤交換は請け負っていないので、電気工事サービスを利用しましょう。

>>すぐに電気工事サービスに相談する

ブレーカーの増設費用や交換費用は、以下記事を参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら


アンペアブレーカーが上がらないなどのトラブル予防策

アンペアブレーカーが上がらないなどのトラブル予防策

最後に、アンペアブレーカーが上がらないなどのトラブル予防策を紹介しましょう。

  • 契約アンペア数を変更する
  • 省エネ家電の導入で負荷を減らす
  • 定期的に点検する

上記3点を、詳しく解説していきます。

契約アンペア数を変更する

頻繁にアンペアブレーカーが落ちて過電流状態になるなら、現在の契約アンペア数が日常生活に合っていない証拠と言えます。

契約アンペア数は、電力会社に申し込むだけで引き上げが可能。家族構成やライフスタイルにあわせて、適正なアンペア数に変更しましょう。

お伝えしたように、希望アンペア数にあわせて、分電盤交換工事が必要となるケースもあります。既存の分電盤が対応機種であれば、特に費用もかかりません。

ただし、契約アンペア数を変更すると毎月の電気料金も変動するため、電気料金の見直しも併せて検討すると良いでしょう。

省エネ家電の導入で負荷を減らす

省エネ家電を導入するのも、過電流を防ぐ対策に一役買う方法。たとえば、以下のようなケースは、家庭内の電力負荷を大幅に減らせるでしょう。

  • 冷蔵庫をエコモデルに変更する→年間の消費電力を約30%削減可能
  • エアコンを省エネ性能の高いインバータータイプにする→電力消費量最大50%減

また、LED電球への交換や、節水型の洗濯機・食洗機を導入するのも効果的。ブレーカーへの負荷を減らせるうえに、電気代も削減できますよ。

定期的に点検する

電気設備や配線の劣化や不具合は、ブレーカーのトラブルにつながります。定期的に専門の電気工事士による点検を受ければ、早期に問題を発見し、適切に対策できるでしょう。

家庭内の電力量を管理するブレーカーの中でも、アンペアブレーカーは要となるメインブレーカー。トラブルや不具合の元は、早めに解決させてくださいね。

アンペアブレーカーが上がらないまま戻らないなら業者に相談!

アンペアブレーカーが上がらない時の対処法などをご紹介しました。

アンペアブレーカーが上がらない原因は、契約アンペア超過や経年劣化など、ケースによって異なります。すぐに解決しない場合は、早急に専門業者に相談しましょう。

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アンペアブレーカーが上がらない時によくある質問

  • Q. アンペアブレーカーが上がらないのは故障ですか?

    A.

    アンペアブレーカーが上がらない原因は、故障だけでなく、過電流や漏電などが考えられます。過剰に電力を使用すると、アンペアブレーカーは自動的に遮断します。

    まずは、使用家電の確認や電力使用量を見直してみましょう。

  • Q. 契約アンペア数を見直すにはどうすれば良いでしょうか?

    A.

    契約アンペア数を見直すには、現在の電力消費に合ったアンペア数を知るのが重要。電気工事業者に相談すると、ライフスタイルにあったアンペア数をアドバイスしてくれるでしょう。

  • Q. アンペアブレーカーのトラブルはどちらに相談すべきでしょうか?

    A.

    アンペアブレーカーのトラブルが発生した場合は、電気工事業者に相談するのが最適です。

    電気工事士の資格を持つ専門業者は、ブレーカーや配線などの点検・交換を実施して、安心安全に対応してくれますよ。

    >>電気工事サービスに相談してみる

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