安全ブレーカーが上がらないのはなぜ?原因や対処法を徹底解説

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安全ブレーカーが上がらないのはなぜ?原因や対処法を徹底解説

2025.03.26 2025.03.27

本記事は、安全ブレーカーが上がらない時の対処法をご紹介します。

安全ブレーカーとは、細分化したエリアごとの電力をつかさどるブレーカー。安全ブレーカーが上がらないエリアは電力が遮断されている状態なので、焦る方も少なくないでしょう。

安全ブレーカーが上がらない原因やトラブル発生時のチェックポイントを踏まえて、より暮らしやすい日常生活につながる適切な対処法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

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安全ブレーカーが上がらない原因

安全ブレーカーが上がらない原因

最初に、安全ブレーカーが上がらない原因を3点、解説します。

  • 回路が過電流になっている
  • 漏電によって安全装置が作動している
  • ブレーカーが劣化している

詳しく見ていきましょう。

回路が過電流になっている

安全ブレーカーは、各部屋や特定の回路ごとに設置されていて、そのエリアで過電流が発生すると電気を遮断します。過電流とは、電気回路が許容する以上の電流が流れる状態。過電流を遮断する機能によって、火災などの事故を防げるのです。

たとえば、消費電力の大きい電化製品を複数同時に使用すると、回路の容量を超えて過電流が発生するため、安全ブレーカーが作動します。再度上げようと思っても、過電流の原因を解消しない限り、再び落ちて上がりません。

安全ブレーカーは、つまみごとに「洗面所」や「キッチン」など、場所の名称が記載されているケースが多く、そのエリアごとにブレーカーを上げたり下げたりできます。どこかで過電流が起きても、家全体の電力を遮断しなくて済むわけですね。

漏電によって安全装置が作動している

漏電も、安全ブレーカーが上がらない原因のひとつ。漏電とは、本来電気が流れるべき配線や機器以外の場所に電気が流れてしまう状態です。電源コードが傷ついて内部の線がむき出しになったり、水が入り込んでショートしたりすると、漏電が発生します。

漏電すると、危険を察知する漏電ブレーカーが作動し、電気の供給を止めます。漏電が解消するまでは、そのエリアの安全ブレーカーは上がりません。

ブレーカーが劣化している

一般的に、ブレーカーの寿命は8年から13年程度とされていて、安全ブレーカーも経年劣化は避けられません。​劣化したブレーカーは、正常な電流範囲内でも誤作動を起こし、頻繁に落ちるケースがあります。

湿気の多い場所や温度変化の大きい場所に設置されている場合、劣化が進行しやすいと言えるでしょう。

ブレーカーが故障しているかどうかは、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

安全ブレーカーが上がらないときのチェックポイント

安全ブレーカーが上がらないときのチェックポイント

安全ブレーカーが上がらない時、まず以下の2点を実施して状況をチェックしてみましょう。

  • 他のブレーカーの状態を確認
  • 家電製品の電源を切ってみる

順番に解説していきます。

他のブレーカーの状態を確認

まず、分電盤内の他のブレーカーを確認してみましょう。一般的に、安全ブレーカーの他、メインブレーカーと呼ばれるアンペアブレーカー、漏電ブレーカーが設置されています。

アンペアブレーカーが落ちていないか

アンペアブレーカーは、電力会社と契約したアンペア数以上の電力を使用すると落ちる仕組み。つまり、アンペアブレーカーが落ちると、家の中のすべての電気が使えなくなります。

アンペアブレーカーは、契約アンペア数を超えたままの状態で戻しても、上げたそばからまた再び落ちます。一旦、アンペアブレーカーが落ちる前まで使用していた電化製品の電源を落としましょう。アンペアブレーカーまで作動するほど急に大きな電力を消費する家電として、電子レンジやドライヤーなどが挙げられます。

アンペアブレーカーが上がらない時の対処法は、以下記事を参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

漏電ブレーカーが落ちていないか

漏電していると漏電ブレーカーが落ちる、とお伝えしました。つまり、分電盤を確認したときに、漏電ブレーカーが落ちていた場合はどこかで漏電が発生している恐れがあります。

漏電ブレーカーと一緒に安全ブレーカーが落ちているなら、その安全ブレーカーのエリアで漏電が発生していると考えられるでしょう。以下の手順で、漏電が疑われる原因をチェックしてください。

  1. 安全ブレーカーが落ちているエリアの電化製品をすべてオフにする
  2. 安全ブレーカーのスイッチが中間位置やオフになっていることを確認
  3. オフにした安全ブレーカーを再度オンにする
  4. 電化製品の電源を一つずつ順番に入れる
  5. 特定の電化製品を使用した際にブレーカーが再度落ちる場合、その製品が原因と考えられる

過負荷や一時的な不具合のみでブレーカーが作動していた場合は、上記2.3の動作で正常に復旧できる場合もありますよ。

各種ブレーカーが上がらない時の対処法は、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

家電製品の電源を切ってみる

単純に、電化製品の使い過ぎで安全ブレーカーが落ちているケースも多々あります。

対象となる部屋にある家電などの電源をオフにしてからブレーカーを上げてみてください。前の項で解説した漏電チェックで該当する家電がなければ、電気の使い過ぎだと判断できるでしょう。

電気の使用方法を見直すか、回路を分けるかすると、安全ブレーカーが落ちる頻度が減らせるはずです。次の項から、具体的な対処法を見ていきましょう。

安全ブレーカーが上がらないときの対処法

安全ブレーカーが上がらない時の対処法

安全ブレーカーが上がらないときの対処法を、解説していきます。

  • 電気の使用状況を見直す
  • ブレーカーの正しいリセット手順を確認する
  • 回路を分けて電力を分散させる

上記3点、それぞれ参考にしてください。

電気の使用状況を見直す

安全ブレーカーが上がらない原因のひとつとして、同じ回路で多くの電化製品を同時に使用して、過剰な電力を消費したケースがある、とお伝えしました。

各電化製品の消費電力を確認し、電子レンジやドライヤーなどの高消費電力の機器は、同時使用を避けましょう。それだけで安全ブレーカーが落ちるのを防げるはずです。

ブレーカーの正しいリセット手順を確認する

ブレーカーが上がらない場合、正しいリセット手順を試してみましょう。

ブレーカーが上がっている状態から電気が遮断した時、ハンドルが「ON」と「OFF」の中間位置に止まるブレーカと、直接「OFF」の位置まで落ちるブレーカがあります。ブレーカーのハンドルが中間位置で止まっている場合は、一度完全にオフの位置に戻してからオンにしてみてください。

​また、電気の使いすぎが原因でブレーカーが作動した場合、すぐにはリセットできないケースがありますので、しばらく時間をおいてから再度操作してみましょう。

回路を分けて電力を分散させる

一つの回路に電化製品が集中していると安全ブレーカーが落ちる原因になるとは言え、電化製品の消費電力を考えながら使用し続けるのも大変ですよね。

もし継続して多くの電化製品を使用する場合は、電化製品を異なる回路に分散するのもおすすめ。たとえば、キッチンの家電製品とリビングの家電製品を別々の回路に接続すれば、各回路の負荷を軽減できます。

電気工事業者に相談すれば、安全ブレーカーを増設したり、回路を見直したりなど、ライフスタイルにあわせて提案してくれるでしょう。

ブレーカーの増設費用は、以下記事を参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

上がらない安全ブレーカーは業者へ依頼!【費用相場は?】

上がらない安全ブレーカーを業者依頼する時の費用相場など

電気使用量を抑えても安全ブレーカーが上がらない、もしくは頻繁に落ちるようなら、専門業者に相談しましょう。プロに相談すべき理由や費用相場などを紹介していきます。

  • プロによる点検はなぜ必要か
  • 業者に依頼する際のポイント
  • 業者に依頼する費用相場

それぞれ、参考にしてください。

プロによる点検はなぜ必要か

安全ブレーカーが上がらない時の状況は、過負荷、漏電、ブレーカー自体の故障、あるいは配線の不具合など、多岐にわたります。不具合の原因を正確に特定して安全に対処するためには、専門知識と経験が必須。

そもそも、ブレーカーの修理や交換などの工事は、電気工事士資格が必要です。​無資格の素人が自己判断で済ませると、感電や火災といった重大なリスクを伴うだけでなく、法律違反に当たるので、専門家による点検は不可欠なのです。

業者に依頼する際のポイント

業者に修理を依頼する際は、以下のポイントをおさえて業者を選定しましょう。

  • 電気工事士の資格を持っているかどうか
  • ブレーカー修理や交換の実績が豊富か
  • 明確な見積もりを作成してくれるか

上記のポイントをもとに、複数業者の見積もりを比較検討してください。本当に必要な工事か否か、相場が適切かどうか、をしっかり判断するのが大切です。

費用相場は、次に解説していきますね。

業者に依頼する費用相場

安全ブレーカーの修理や交換にかかる費用は、以下のような価格が一般的です。

修理・交換費用メニュー 費用相場
調査費用 4,000~7,000円程度
専用回路増設 1回路あたり5,000円~10,000円
安全ブレーカー交換 4,000円~10,000円

安全ブレーカー本体の価格は、2,000円程度から。上記の工事メニューに部品代や出張費などの経費が加算されるのが一般的です。ただし、故障の程度や作業内容によって費用は変動するため、複数の業者から相見積もりをもらってくださいね。

各種電気工事の費用相場は、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

安全ブレーカーが上がらないトラブルを未然に防ぐ電気管理法

安全ブレーカーが上がらないトラブルを未然に防ぐ電気管理法

最後に、安全ブレーカーが上がらないなどのトラブルを防ぐ管理方法をご紹介します。

  • 部屋ごとの電力使用量を把握する
  • コンセントの過剰なタコ足配線を避ける
  • 定期的に点検する

上記3点を、参考にしてください。

部屋の電力使用量を把握する

安全ブレーカーは、特定の回路で過剰な電流が流れると、電力供給を遮断するために作動するので、​同じ回路で使用する電化製品のバランスを考慮する必要があります。

過電流になりがちな家電の組み合わせを見てみましょう。

  • キッチンまわり:電子レンジ(1,200W)+電気ケトル(1,200W)+IHクッキングヒーター(1,500W)
  • 冬場の暖房機器:エアコン(暖房運転・1,500W)+電気ストーブ(1,000W)+ホットカーペット(800W)
  • 浴室・洗面所まわり:ドライヤー(1,200W)+洗濯乾燥機(1,500W)+電気ヒーター(1,000W)

上記のようなケースでは、使用するタイミングをずらすか、専用回路を増設するなどの対策を練ると、安全ブレーカーが落ちにくくなりますよ。

過剰なタコ足配線を避ける

タコ足配線とは、1つのコンセントに複数の電源タップを接続し、過剰な数の電化製品を使用している状態。耳が痛い方も多いでしょうが、タコ足配線は回路に過度な負荷をかけるので、大変危険です。

どうしてもタコ足配線になってしまうなら、コンセントの増設を検討するのをおすすめします。

定期的に点検する

電気設備の老朽化や劣化は避けられないとは言え、野放しにしているとショートや漏電の原因になります。コンセントや配線の損傷も気付きにくいので、あわせて定期的に点検すべき。

​こまめなメンテナンスが、各種ブレーカーや分電盤の故障防止につながるので、日頃から信頼できる電気工事業者を選んでおくと安心ですよ。

安全ブレーカーが上がらないまま戻らない!業者探しを手軽に!

今回は、安全ブレーカーが上がらない時の対処法をご紹介しました。

安全ブレーカーが頻繁に落ちて上がらない現象が続くなら、電気回路の見直しを検討すべきと言えるでしょう。そのまま使用し続けると、停電が増えて不便なだけでなく、漏電などのリスクも起こりえます。

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安全ブレーカーが上がらない現象に関するよくある質問

  • Q. 安全ブレーカーの役割を教えてください。

    A.

    安全ブレーカーは、各部屋や特定の回路ごとに設置され、そのエリアで過電流が流れた際に電気を遮断します。

    エリアごとに異常な電流を検知するため、家全体の停電に至る前にトラブルに気付ける、重要な装置と言えるでしょう。

  • Q. 特定の安全ブレーカーだけ頻繁に落ちるのはなぜですか?

    A.

    特定の安全ブレーカーだけ頻繁に落ちる原因として、以下が考えられます。

    • その回路に過剰な電力が流れている
    • コンセントや配線がショートした
    • 電気機器の故障による漏電

    まずは使用家電を減らし、それでも改善しない場合は専門業者に点検を依頼しましょう。

  • Q. 安全ブレーカーの電気回路を見直したいです。

    A.

    安全ブレーカーの電気回路を見直すには、まず現在の使用状況を確認しましょう。特定の回路に高消費電力のアイテムが集中しているなら、別の回路に分けると負荷を分散できます。

    必要に応じて回路を増設できるので、専門の電気工事士に相談してみましょう。

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