マンション・アパートの電気工事

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マンション・アパートの電気工事はできる?工事内容・流れや費用から賃貸物件の許可まで解説

2024.07.07 2025.02.17

マンションやアパートでの電気工事について解説します。マンションやアパートのような賃貸物件で電気工事するには、管理会社や大家さんの許可を得なければいけません

今回は、マンションやアパートで電気工事する流れから、注意点について解説します。

お住まいのマンションまたはアパートで、電気関係に不具合が発生している場合は、ぜひこの記事を参考に進めてください。

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マンション・アパートでも電気工事は可能?

マンション・アパート

マンションやアパートでの電気工事は可能ですが、いくつかの注意点があります。

まず、専有部と共有部が混在しているため、希望する工事が制限される場合があると理解しておきましょう。共有部は建物全体の構造に関わるため、改変はできません。これは電気工事に限らず、リノベーションやリフォーム時も同様です。

また、騒音問題にも配慮が必要。特にコンセントの増設など、隣室に音が伝わりやすい作業は、事前の連絡が必要になります。

さらに、管理組合や大家の許可を得ることが不可欠です。多くの場合、造作工事は許可制となっており、無断で工事をすると退去時に原状回復を求められる可能性があります。

一方で、賃貸契約によっては、管理組合や大家が電気工事の手配をしてくれる場合もあります。特に古いスイッチやコンセントの不具合については、自己負担なしで修繕できる可能性もあるので、要望を伝えてみると良いでしょう。

マンション・アパートの電気工事は2種類ある

マンション・アパートの電気工事は戸建て住宅とは異なり、2種類の工事方法があります。大きく分けると「専有部分」「共有部分」の電気工事です。

以下でそれぞれの特徴について解説します。

専有部分の電気工事

専有部分とは、賃貸または購入した一室のうち、居住者が専有権を持つ範囲を指します。この専有部分には、室内のコンセントや照明はもちろん、浴室の換気扇やエアコン設備なども含まれます。

専有部分の電気工事は、他の部分と比べてある程度自由度が高いのが特徴。ただし、マンションの場合は、専有部分であっても管理組合の許可を得てから工事をするのが一般的です。

許可さえ得られれば、居住者の希望に沿った電気工事が可能になるでしょう。ただし、建物の構造や安全性に関わる部分については、変更が認められないこともあるため、具体的な工事内容については事前に確認が必要です。

エアコンの電気工事修理費用相場は、以下をご参照ください。

共有部分の電気工事

エレベーターや階段の照明など、居住者全員で共有する電気設備が共有部分に該当します。

これらの共有部分は通常、マンションの管理者が責任を持って管理し、必要な電気工事も実施します。

居住者が共有部分の電気設備に劣化や異常を発見した場合は、速やかに管理組合への報告が大切。これにより、適切かつ迅速な対応がなされ、建物全体の安全性と快適性が維持されやすくなります。

また、分電盤も共有部分として扱われることが多いです。分電盤の点検や交換が必要な場合も、まずは管理組合に相談してから工事を進めてもらいましょう。

マンション・アパートの管理者なら、配電盤・分電盤の電気工事費用や流れが参考になります。

マンションやアパートで電気工事を検討するタイミング

マンションやアパートで電気工事を検討するタイミングは、主に以下の2つです。

  • ライフスタイルが変わったとき
  • 建物が経年劣化したとき

それぞれのタイミングで電気工事を検討する理由について、以下で解説します。

ライフスタイルが変わったとき

マンションやアパートで電気工事を検討する適切なタイミングの一つは、ライフスタイルに大きな変化があったときです。このタイミングが重要な理由は、生活環境の変化に伴い、電気設備の需要や使用パターンが大きく変わる可能性があるからです。

新たなニーズに合わせて電気設備を最適化することで、より快適で効率的な生活環境を整えられます。

具体的には家族が増えた場合、新しい家電製品や設備を導入した際、あるいは在宅時間が増えて電気使用量が増加したときなどが挙げられます。

例えば、子供が生まれて部屋数を増やす際にコンセントの追加が必要になったり、テレワークの開始に伴い、ホームオフィス用の専用回路が必要になったりすることがあります。

このように、ライフスタイルの変化は電気工事を検討する重要なタイミングといえます。

建物が経年劣化したとき

マンションやアパートで電気工事を検討すべき重要なタイミングの一つは、建物が経年劣化したときです。時間の経過とともに電気設備も劣化し、安全性が低下する可能性があるのは戸建てでも賃貸でも同じです。

電気設備の劣化は、漏電による火災リスクを高める可能性があり、居住者の安全を脅かす恐れがあります。

一般的に、新築マンションの電気設備は15年から20年程度で劣化が進むとされています。ただし、周囲の環境によって劣化する期間に多少の変動はあるでしょう。

マンション・アパートにおける主な電気工事の箇所

マンション・アパートにおける主な電気工事の箇所

マンション・アパートでよくある電気工事の箇所として、以下の5つがあります。

  • ブレーカー
  • 分電盤
  • コンセント
  • LAN
  • インターフォン

それぞれの箇所でどのようなケースでどのような工事をするのか、以下で解説します。

ブレーカー

マンションやアパートにおける主要な電気工事の対象として、ブレーカーの変更が挙げられます。ブレーカーの工事が必要となる主な理由は、電気の使用量が設定容量を超えることで、ブレーカーが頻繁に落ちる問題を解決するためです。

ブレーカーが落ちると日常生活に支障をきたすだけでなく、電気機器にも悪影響を与える可能性があるばかりか、機器の故障で出費さえ免れない場合も。

具体的には、一般家庭で使用されている30A~40Aのブレーカーを、より高容量への変更が一般的です。特に15Aや20Aのブレーカーが設置されている場合は、変更を検討した方が良いでしょう。

ブレーカーの増設や電力契約の見直しは、以下をご参照ください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

分電盤

分電盤の管理が重要な理由は、電気の安全使用を確保する上で、分電盤が中心的な役割を果たしているからです。異常発生時に回路を遮断する機能をもつ分電盤は、電気系統の安全性を保つ要となっています。

しかし、分電盤も経年劣化の影響を受けます。

注意喚起アイコン

劣化した分電盤は、緊急時に正常に機能しない可能性も!最悪の場合、火災や感電事故を引き起こす危険性があるのです。

そのため、定期的な点検と必要に応じた更新が不可欠。古い分電盤を最新の安全基準を満たす新しいものに交換することで、電気安全性を大幅に向上できます。

コンセント

マンションやアパートにおける重要な電気工事の一つとして、コンセントの適切な配置と管理が挙げられます。この工事が必要な理由は、現代の生活様式の変化に伴い、電気使用の需要が多様化・増加しているからです。

適切な数と位置のコンセントは、生活の利便性を高めるだけでなく、安全性の確保にも繋がります。

具体的には、パソコンやスマートフォン、タブレットの充電、調理器具や音響機器の使用など、さまざまな場面でコンセントが必要とされます。

コンセント修理や交換は、以下をご覧ください。

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一方で、使用頻度の低いコンセントは定期的な清掃が必要で、放置するとホコリやチリの蓄積により火災リスクが高まる可能性があります。

トラッキング火災対策は、欠かせません。

LAN

マンションやアパートにおける重要な電気工事の一つとして、LAN配線の整備が挙げられます。

LAN配線工事が重要な理由は、現代社会においてインターネット接続が生活の必需品となっているからです。LAN配線は、快適なネット環境に欠かせません。

具体的には、マンション全体での適切なLAN配線の配置や、各部屋への配線拡張が考えられます。これにより、家の中のどの場所でも、安定した高速インターネット接続が可能になります。

インターフォン

マンションやアパートにおける重要な電気工事の一つとして、インターフォンの設置や更新が挙げられます。インターフォンの工事が重要な理由は、防犯意識の高まりに対応し、居住者の安全と安心を確保するためです。

最新のインターフォン設備は、単なる通話機能だけでなく、防犯カメラや録画機能など、高度なセキュリティ機能を備えています。これらの設備は来訪者の確認を容易にし、不審者の侵入を防ぐ役割を果たします。

また、スマートフォンと連携し外出先からも来訪者の確認ができるなど、生活の利便性も向上するでしょう。

賃貸管理者や分譲マンションなら、電気工事設備の見直しの際には以下もチェックしてみてください。

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マンション・アパートで電気工事する流れ

マンション・アパートで電気工事

マンション・アパートで電気工事する流れは、基本的に以下のように進みます。

  1. 大家・管理会社に許可を得る
  2. 電気工事業者を探して問い合わせる
  3. 打ち合わせと現地調査
  4. 見積り・依頼
  5. 施工
  6. アフターフォロー

以下で、一つひとつ具体的な内容について解説します。

1.大家・管理会社に許可を得る

マンションやアパートで電気工事を行う際は、まず大家や管理会社に許可を得てください。無断で工事をすると、契約違反となる可能性があります。

工事の内容や期間、業者の情報を伝え、承認を得るようにしましょう。承認後、工事の安全性を確認するための打ち合わせも必要です。

2.電気工事業者を探して問い合わせる

適切な電気工事業者を探して問い合わせしましょう。この過程では、管理組合が業者を紹介する場合と、居住者自身が業者を選ぶ場合があります。

自身で探す場合は、地域の信頼できる電気工事業者に連絡を取ってみたり、インターネットで検索してみたりしてください。

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マンションで工事の場合、管理組合の許可が必要となる場合が多いため、事前に許可を得ておきましょう。

3.打ち合わせと現地調査

マンションやアパートでの電気工事の重要な段階として、打ち合わせと現地調査があります。古い設備の点検や交換、新規設備の設置など、さまざまな依頼内容に対応するために不可欠です。

マンションの電気系統は複雑であるため、工事前の詳細な調査があります。電気工事業者は現地を訪れ、既存の配線や設備の状態を綿密に確認します。

4.見積り・依頼

電気工事業者は、見積もり調査に基づいて、工事の実現可能性や最適な方法を検討し、具体的な見積もりを作成します。もしコスト面で悩む場合は、複数の業者から見積もりを取ると良いでしょう。

見積もりで納得できた場合には、正式に依頼します。

5.施工

マンションやアパートでの電気工事は、契約締結後に施工段階に入ります。工事の規模や内容によって所要時間は大きく異なり、簡単な工事なら数時間で完了する場合も。

複雑な場合は数日を要することもあります。特に中古マンションの大規模リフォームの場合、1週間程度の工事期間が必要になることもあるでしょう。

安全性を確保するため、作業中はブレーカーを切った状態で行います。

6.アフターフォロー

工事完了後、施工業者はアフターフォローを提供します。もし施工後に何らかの異常や違和感がある場合は、すぐに電気工事業者に連絡しましょう。

業者は迅速に対応し、必要に応じて現場を訪問し問題解決にあたります。このアフターフォローにより、工事の品質が保証され、安全と満足度が長期的に確保されます。

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マンション・アパートで電気工事を依頼するポイント

マンション・アパートで電気工事を依頼する際は「費用・日数」を必ず確認しておきましょう。

それぞれを確認しておくべき理由について、以下で解説します。

費用は適正か

マンションやアパートでの電気工事を依頼する際、費用が妥当であるか必ず確認しましょう。一般的に、マンションの電気工事は、戸建て住宅と比べ高額になる傾向があります。

これは、建物の構造や共有部分の取り扱いなど、マンション特有の要因によるものです。そのため、工事を依頼する前に詳細な見積もりを取得し、予算との兼ね合いをみておきましょう。

複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、より適正な価格での工事依頼ができます。

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日数・工期を確認

マンションやアパートでの電気工事を依頼する際、工期の確認は重要なポイントです。工事の規模や内容によって所要日数は大きく異なり、簡単な作業から2〜3日を要する大規模な工事までさまざまです。

さらに、マンション管理者や他の居住者への配慮として、工事業者の出入りについても事前に連絡する必要があります。

マンション・アパートの電気工事は許可を得てから進めよう

マンションやアパートの電気工事は、必ず許可を得てから進めましょう。箇所によっては許可が必要ではない場合もありますが、どんな場合も事前報告しておくことでトラブルを防げます。

また、許可を得た後は、適正料金で作業をしてくれる業者を選びましょう。

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アパート・マンションの電気工事に関するよくある質問

  • Q. 賃貸物件で電気工事を勝手に進めても良いですか?

    A.

    必ず大家さんや管理会社の許可を得てから進めてください。

  • Q. 賃貸でもコンセントの付け替えはできますか?

    A.

    大家さんの許可があれば、賃貸でもコンセントの付け替えは可能です。

  • Q. マンションの配電盤はどこにありますか?

    A.

    マンションの配電盤は通常、玄関付近や廊下側の壁面に設置されています。

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