リフォーム時の電気工事おすすめ箇所と費用は?各部屋の配線見直し徹底解説

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リフォーム時の電気工事おすすめ箇所と費用は?各部屋の配線見直し徹底解説

2024.12.08 2024.12.08

この記事では、リフォーム時の電気工事について徹底解説していきます。

新築時には気付けなかったけれど、いざ生活してみると「コンセントが使いづらい」「スイッチの位置が不便」などの不満が出てくるもの

リフォームは、家族やライフスタイルに合わせて配線まわりを工事する絶好のチャンスです。リフォームのタイミングで見直すと良い電気系統や費用相場、配線工事の依頼先などを徹底解説します。より住みやすいマイホームに向けた役立つ情報満載です!

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リフォーム時の電気工事おすすめ箇所9選【見直すべき配線まわりはココ!】

リフォーム時の電気工事おすすめ箇所

最初に、リフォーム時におすすめの電気工事場所をチェックしてみましょう。見直しすると良い工事箇所を表にまとめました。

見直しすべきエリア おすすめ工事箇所
部屋の電気配線まわり ・コンセント
・ブレーカー
照明まわり ・スイッチ
・照明器具
キッチンまわり ・ガスコンロ
・火災報知器
通信配線まわり ・インターフォン
・防犯カメラ
・LAN配線

それぞれの箇所ごとに解説していきます。

コンセントの数や位置

日々暮らしていると、「ここにコンセントがあればいいのに」と考えるケースも少なくないでしょう。

ちょうどよい場所がないために延長コードで使用したり、数が足りずたこ足配線を放置したりするのは、転倒や漏電の原因となり大変危険。

毎日使うコンセントは、ライフスタイルや家事動線を考慮した場所にあると、日常がだいぶスムーズになります。移設や増設が可能なリフォーム時に、コンセントの場所や数を一度見直すのがおすすめです。

コンセント増設時の費用相場は、以下記事で詳しく解説しています。

古いブレーカー・分電盤

古い分電盤やブレーカーも見直しポイント

古い分電盤を使い続けるとブレーカーが正しく機能せず、漏電や火災につながる恐れがあります。古いだけでなく、IHコンロやエアコンなどの消費電力の多い家電を使用するのには、アンペア数を確保する必要も。頻繁にブレーカーが落ちる、アンペア数がギリギリ、などのケースは、分電盤もリフォームしましょう。

以下のようなケースには分電盤のリフォームが必要です。

  • 交換:耐用年数(15年目安)の経過や故障発生時
  • 回路数の増設:一般用電化製品の使用量が増えた際
  • 専用回路の増設:エアコンや食洗機など消費電力が大きい電化製品用を導入する時

エアコンをつけたらブレーカーが落ちる原因や、分電盤の交換費用などは以下記事をチェックしてみてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら


スイッチの数や位置

築年数の古い家は特に、部屋やライトからスイッチまでの動線が悪く、不便なケースもあるでしょう。スイッチの数や位置もライフスタイルに合っているかチェックしてください。

小さな子どもでも操作しやすいホタルスイッチや、時間帯によって調光できるスイッチなどが人気です。古いスイッチや部屋の雰囲気に合わないスイッチも、リフォームの機会に新しくすると雰囲気が一気に変わりますよ。

新しい照明器具へ

照明器具を新設したり、取り付け場所を移動したりするのも可能です。古い蛍光灯は、省エネ効果がなく電気代がかさみますし、玄関灯も、場所を考慮しないと夜の出入り時に虫が気になるケースも。

廊下・玄関、除夜灯の設置も考慮すると、より快適に暮らしやすくなるでしょう。

引掛シーリングなら自分で交換しやすいですが、照明器具が重い場合は、落下防止のために天井に穴をあける固定工事が必要。引っ掛けシーリングがない場所に照明を取り付けるときも、配線工事が必要なので、リフォーム時にあわせて検討するのが得策です。

さらに詳しく知りたい方はこちら

ガスコンロからIHキッチンへ

ガスコンロをIHキッチンへ交換する工事も、リフォーム時に多く見受けられます。

現在使用しているコンロの形式によって、コンロのみの交換で対応可能か、キッチン全体のリフォームが必要かを判断してもらいましょう。

ガスではなく電気系統になるので、電盤工事・ガス栓の撤去・ガスからIHへ加熱の方式を変えるための配線工事、などもろもろの工事が発生します。

ガスコンロからIHキッチンへ交換する電気工事の詳細は、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

火災報知器の設置・交換

火災報知器の設置や交換も、リフォーム時にチェックしましょう。

消防法の第17条と各市町村の条例に基づき、住宅用火災報知器の設置は義務化されています。義務化された理由は、住宅で火災が起きた際に、逃げ遅れによる死者数の割合が多いため。

キッチンだけでなく、2階の寝室や階段など、住宅や住まいの構造に応じた設置場所が細かく決められています。特に、古い戸建ては火災報知器が設置されていない場合もあるので、必ず確認してください。

インターフォン新機種への取り替え

インターフォンを、新しい機種に取り替えるのも人気の施工内容です。インターフォンは、以下の3つの方法から電源を供給します。

  • 電気コード式…コンセントに電源コードを繋いで電源を供給
  • 乾電池式…乾電池を定期的に交換
  • 電源直結式…インターフォンを直接配線する

外観にこだわりがあるなら、配線が見えない電源直結式がおすすめですよ。

防犯カメラの設置

防犯カメラの設置も、セキュリティ強化のために昨今注目されています

玄関先や駐車場、勝手口などに設置するケースが多く、状況によって外壁に穴を開けるなどのおおがかりな配線工事が必要になります。

防犯カメラの配線方法などは、以下記事を参考にしてください。

LAN配線の新設

リモートワークが増えてきた影響もあり、LAN配線の新設もよくあるリフォーム内容。Wi-Fiを使いたい部屋に電波が届かない、ネットの表示速度が遅いなどのストレスは、LAN配線を新設すれば解消できます。

LAN配線には、有線と無線の2種類があるので、特徴を比べてみましょう。

  • 有線LAN:通信速度が速く安定しているが、スマートフォンやタブレットは接続できない
  • 無線LAN:通信環境によってムラがあるが、通信圏内ならどこでもネット接続可能

ライフスタイルにあわせてLAN配線を新設すれば、ストレスなくインターネットを使えますよ。

リフォーム時の電気工事を成功させるコツ2選【失敗知らずの配線計画】

リフォーム時の電気工事を成功させるコツ

リフォーム時の電気工事によって、より住みやすくするためのコツをご紹介します。

  • 家での過ごし方を振り返る
  • 庭や駐車場の電気系統も考慮する

それぞれ、見ていきましょう。

家での過ごし方を振り返る

リフォーム時には、家族がどのようなライフスタイルか、どんな時に不便と感じるか、を見直すのが重要です。

リビングで読書や作業する時間が長いなら、適宜調光できる照明や、家電配置に合ったコンセントの位置が必要でしょう。キッチンや洗面所では、日々の家事動線を意識し、多めの電源を確保するとストレスが減るはず。

リフォーム前に生活習慣を振り返れば、その後の生活が快適になるだけでなく、効率的で無駄のない電気配線になりますよ。

庭や駐車場の電気系統も考慮する

つい忘れがちなのは、屋外の電気設備。庭や駐車場の電気系統も見直しましょう

庭でバーベキューや夜に涼んだりする場合は、外部用のコンセントや防水仕様の照明があると良いですね。駐車場には、防犯カメラや電気自動車用の充電設備などの需要が考えられます。

屋外に防犯カメラを設置する場合は、以下記事に役立つ情報が満載ですよ。

さらに詳しく知りたい方はこちら

リフォーム時の「各部屋」おすすめ電気工事【室内編】

リフォーム時の「各部屋」おすすめ電気工事

部屋ごとの、おすすめの電気工事もご紹介します。

  • リビング・ダイニング
  • 寝室
  • キッチン
  • お風呂・脱衣所
  • トイレ
  • 廊下・玄関・階段

それぞれ、参考にしてください。

リビング・ダイニング

リビング・ダイニングでは、利便性や雰囲気が向上する電気工事がおすすめ。新しく導入したい家電や照明に着目してみましょう。

例えば、床近くのコンセントを増設すると、お掃除ロボットの充電場所が確保できて、掃除の負担が軽減できます。また、ダウンライトやテープライトを設置すれば、空間全体がおしゃれで魅力的な雰囲気に一変するでしょう。

寝室

寝室も、電気工事で大きく雰囲気が変わります。

新しい読書灯や手元灯をベッドサイドに設置すれば、就寝前のリラックスタイムがより充実するはず。

また、古めかしいシーリングライトを交換して、色温度を調整できるモダンなライトにすれば、空間全体の雰囲気が洗練されるだけでなく、省エネ効果もUPしますよ。

キッチン

最近のシステムキッチンはIHや食洗機など便利な機能が盛りだくさん。ただし、それぞれに適したコンセントが必要です。消費電力も高いので、電力量も増やしましょう。

レンジフードをスマートなデザインに交換する時の配線も、しっかりチェックすると良いですね。

お風呂・脱衣所

お風呂や脱衣所にも、あると便利な家電がありますよ。

湿気の多いお風呂まわりには、浴室防湿ライトを導入すべきでしょう。また、寒い季節にスポットヒーター、夏には扇風機などを出し入れできたら便利ですね。

トイレ

ウォシュレットや暖房便座などの機能も欲しいところ。

適切な位置に専用のコンセントを増設すれば、見た目がスッキリするだけでなく、掃除がしやすくなりますよ。

トイレのコンセントを増やす方法は、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

廊下・玄関・階段

廊下や玄関、階段などの照明をセンサーライトにするのもおすすめ

暗い中、両手がふさがっていたりスイッチの場所が分かりづらかったりする時に、自動でぱっと明かりがつくのは、細かい点ながらとても便利な機能と言えるでしょう。

リフォーム時電気工事の料金相場【配線費用が通常時より安い?】

リフォーム時電気工事の料金相場

リフォーム時の電気系統の工事に焦点を当てて、費用相場を見てみましょう。

以下の表は電気工事費用の相場ですが、依頼先や全体のリフォーム内容によって変動します。リフォーム時にまとめて工事すれば、費用が割安になるケースもありますよ。

電気工事の種類 工事の詳細 工事費用の相場
コンセントの交換・増設・位置変更 コンセントの交換
コンセントの位置変更・新設
3,000円〜5,000円
10,000円〜30,000円
ブレーカー・分電盤の交換 ブレーカー・分電盤の交換
回路数の増設
専用回路の増設
3,000円〜80,000円
スイッチの交換・増設・位置変更 スイッチの交換
スイッチの位置変更・新設
3,000円〜
8,000円〜
照明器具の取り付け 照明器具の取り付け
新たな照明器具の設置
4,000円〜
50,000円〜150,000円
IHキッチンへ交換 IHクッキングヒーターへの設備交換 50,000円〜70,000円
火災報知器の設置・交換 火災報知器の設置・交換 5,000円〜30,000円
インターフォンの取り付け 電源直結式インターフォンの取り付け 5,000円〜30,000円
防犯カメラ 配線・壁の穴あけ・設置 10,000円~50,000円
LAN配線の新設 LAN配線の新設 10,000円〜150,000円

電気工事の見積もりの見方や依頼時のコツなどは、以下記事で詳しく解説しています。

リフォーム時の電気工事はどこに依頼?【配線技術が高い&良心的価格なら】

電気工事を頼む場合、どちらに依頼するのが一番お得で安心でしょうか。主な依頼先の種類・特徴を解説します。

主な依頼先 特徴
電気工事業者 電気工事の実績があり、専門性の高い技術が安心。
リフォーム会社 さまざまな工事を一貫して請け負えるため、複数業者とやり取りする必要がない。電気工事は外注する体制も多い。
家電量販店やホームセンター 電気機器・製品を購入するタイミングで工事を依頼できるが、外注工事のため費用は高め。
ハウスメーカー 設計・配線の自由度が低い場合がある。広告費などが加味されて、全体的な費用はやや高め。
住宅設備メーカー メーカーの電気設備・製品の購入時に工事の手配ができる。人件費・広告費の比重が大きく、費用は高め。
工務店 地域密着型が多く、施工内容の希望も通りやすい。費用は業者によってまちまち。

リフォーム時には、ライフスタイルにあわせた細かい希望が出てくるもの。細やかな要望に応えてくれる、専門性の高い電気工事業者に依頼するのが一番おすすめと言えます。

費用面に関しても、人件費や広告費に比重が多かったり、外注によるマージンが上乗せされない依頼先を選んだほうが、全体的なコストパフォーマンスがUPするでしょう。

電気工事の依頼先を決める時は、以下記事も参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

リフォームの際の電気工事業者の選び方【4つのチェックポイント】

最後に、リフォーム時の電気工事業者の選び方をお伝えします。チェックすべきポイントは、主に以下の4点です。

  • 依頼する配線工事の実績がある
  • 見積もり時に現地調査を実施してくれる
  • 補償の体制がしっかりしている

一番重要な点として、希望する配線工事の実績が豊富な業者を選びましょう。公式サイトの施工事例や口コミなどを比較するのをおすすめします。

事前の現地調査をしっかり実施してくれたり、アフターフォローが充実している業者も安心できますね。

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リフォーム時の電気工事選びは慎重に!配線の相談や見積もり依頼なら…

リフォームのタイミングで見直せる電気系統について、施工が多い種類やおすすめの依頼先などを解説しました。

より居心地の良いマイホームにするために、配線工事は長い付き合いができる電気工事業者に依頼したいですね。

セーフリーでは、多くの電気工事業者の概要や口コミを掲載しています。希望の条件で絞り込み検索もできるので、自宅近くで評判の良い業者を簡単に見つけられますよ。気になる業者が見つかったら、まずは気軽に問い合わせてみてください!

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リフォーム時の配線工事に関するよくある質問

  • Q. 使いやすいコンセントの配置はどうやって決めればいいですか?

    A.

    コンセントの配置は、家族の動線や家電の使用頻度をベースに決めましょう

    専門業者に最適な配置をアドバイスしてもらうと良いですよ。

  • Q. 電気系統の工事もハウスメーカーにお願いすべきでしょうか?

    A.

    ハウスメーカーに電気工事を依頼すると、設計や工事の一貫性が保たれる利点があるものの、費用は高めになりがち

    一方、専門の電気工事業者に直接依頼れば、同等の品質でコストを抑えられるケースが多く見られますよ。

  • Q. 電気系統の計画はどこに相談すれば良いですか?

    A.

    電気系統の計画は、家庭の電気事情を網羅した電気工事専門業者に相談するのが断然おすすめ

    セーフリー」で評判の良い電気工事業者を探してみてください。

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