2024.08.20 2026.05.05
エアコンをつけたときに漏電ブレーカーが落ちる場合は、エアコン本体や室外機、コンセント、配線などで漏電が起きている可能性があります。まずはエアコンの使用を止め、ブレーカーを何度も上げ直さないようにしましょう。
漏電ブレーカーが落ちたときは、次の対応を行ってください。
- エアコンの運転を停止する
- ブレーカーを何度も上げ直さない
- 焦げ臭さ、水漏れ、異音がないか確認する
- コンセントやプラグ、室外機を目視で確認する
- 再びブレーカーが落ちる場合は使用を中止する
- 原因が分からない場合は業者へ相談する
漏電は、感電や火災につながるおそれがあります。自分で分解したり、配線や室外機の内部を触ったりせず、安全を確保したうえで原因を切り分けましょう。
この記事では、エアコンで漏電ブレーカーが落ちたときの対処法、考えられる原因、確認方法、依頼先の選び方を解説します。
目次
エアコンで漏電ブレーカーが落ちたときの対処法【まずやること】

エアコンをつけて漏電ブレーカーが落ちたら、まず安全確保を優先してください。原因を調べる前に、エアコンの使用を止め、無理にブレーカーを戻さないことが必要です。
漏電ブレーカーは、電気の異常を検知して電気を止める安全装置です。何度も上げ直すと、感電や発火のリスクが高まります。
エアコンの運転を停止し、漏電ブレーカーを確認する
まずはエアコンの運転を止め、リモコンで電源を切ってください。可能であれば、エアコンのコンセントも抜きます。そのうえで、分電盤を確認し、どのブレーカーが落ちているか見てください。
| 確認するブレーカー | 見るポイント |
|---|---|
| 漏電ブレーカー | 家全体の漏電を検知して落ちる |
| 安全ブレーカー | 部屋や回路ごとに落ちる |
| アンペアブレーカー | 契約容量を超えたときに落ちる |
漏電ブレーカーが落ちている場合は、エアコンや電気設備のどこかで漏電が起きている可能性があります。
ブレーカーを何度も上げ直さない
漏電ブレーカーが落ちたときに、何度も上げ直すのは避けてください。漏電している状態で通電を繰り返すと、感電や火災につながるおそれがあります。
一度だけブレーカーを戻し、すぐに落ちる場合はそれ以上操作しないでください。エアコンの使用を中止し、業者に相談しましょう。
コンセントや室外機など目視できる範囲を確認する
安全を確認したうえで、見える範囲だけ確認します。分解や配線作業は行わず、外から見える異常をチェックしてください。確認する場所は以下です。
- エアコンのコンセント
- 電源プラグ
- 室内機まわり
- 室外機まわり
- 配管穴まわり
- 水漏れや結露の有無
焦げ臭い、プラグが熱い、コンセントが変色している、室外機が水に浸かっているなどの異常があれば、すぐに使用を中止してください。
焦げや水漏れなど危険なサインがないか確認する
次の症状がある場合は、漏電や配線トラブルの可能性があります。
| 症状 | 考えられる危険 |
|---|---|
| 焦げ臭い | コンセントや配線の異常 |
| コンセントが熱い | 発熱・ショートの可能性 |
| プラグが熱い | 接触不良や過電流の可能性 |
| 室内機から水漏れしている | 内部部品への水分侵入 |
| 室外機から浸水している | 室外機内部の漏電 |
| ブレーカーがすぐ落ちる | 漏電が続いている可能性 |
危険なサインがある場合は、自分で直そうとせず、電気工事業者やエアコン修理業者へ相談してください。
ブレーカーが再び落ちる場合は使用を中止して業者へ相談する
一度だけブレーカーを上げても再び落ちる場合は、エアコンの使用を中止してください。原因が分からないまま使い続けると、故障の悪化や感電、火災につながる可能性があります。
近くの業者を探したい場合は、以下から相談先を確認できます。
\危険な作業はプロに相談!/
お住まいのエリアから
ピッタリの業者が見つかる
エアコンの漏電ブレーカーが落ちる原因
エアコンで漏電ブレーカーが落ちる原因は、エアコン本体、室外機、コンセント、配線、外部環境など複数あります。特に多いのは、室外機の浸水や劣化、配線まわりのトラブルです。
原因を自分で断定するのは難しいため、まずは症状を整理し、業者に伝えられる状態にしておきましょう。
エアコン本体の経年劣化や内部の漏電
エアコン本体が古くなると、内部部品や配線の絶縁性能が低下し、漏電が起きることがあります。特に10年以上使っているエアコンでは、経年劣化によるトラブルに注意が必要です。
また、室内機の水漏れや結露が内部部品に影響し、漏電につながるケースもあります。確認したい症状は以下です。
- 冷暖房の効きが悪い
- 運転時に異音がする
- 室内機から水漏れしている
- エアコンをつけた瞬間にブレーカーが落ちる
- 以前より故障や不具合が増えている
このような症状がある場合は、修理できるか、買い替えた方がよいかを業者に確認しましょう。
室外機の浸水・故障・配線トラブル
エアコンの漏電では、室外機まわりのトラブルが原因になることがあります。
室外機は屋外に設置されているため、雨風、湿気、砂ぼこり、虫、落ち葉などの影響を受けやすい部分です。室外機内部に水が入ったり、配線が劣化したりすると、漏電ブレーカーが作動する場合があります。
特に台風や豪雨のあとにブレーカーが落ちる場合は、室外機の浸水や故障を疑いましょう。室外機の漏電については、以下の記事も参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
室外機も漏電するの?チェック方法から対処法・原因・予防策まで徹底解説
2025.02.23 2025.03.03
電源コード・コンセント・配線の劣化
エアコンの電源コードやコンセント、壁内配線の劣化も漏電の原因になります。プラグが緩い、コンセントが焦げている、コードに傷がある場合は、使用を続けないでください。
特に、エアコンは消費電力が大きい家電です。
専用コンセントを使っていない、古いコンセントを使い続けている、電源まわりにホコリがたまっている場合は、トラブルが起きやすくなります。コンセントの異常が疑われる場合は、電気工事業者に確認してもらいましょう。
雨・湿気・害虫など外部環境の影響
雨や湿気、害虫の侵入も漏電の原因になります。配管穴のすき間から水や虫が入ると、電気部品に影響する場合があります。
たとえば、虫の死骸やホコリが電気の通り道を作ると、トラッキング現象が起きることがあります。トラッキング現象は、コンセントまわりでも起こるため、ホコリや湿気を放置しないことが大切です。
配管穴のすき間、室外機まわりの落ち葉、コンセント周辺のホコリは、見える範囲で確認しておきましょう。
エアコン以外の電気設備が漏電している
漏電ブレーカーが落ちたからといって、必ずエアコンが原因とは限りません。同じ回路につながっている別の電気設備や、建物側の配線が漏電している場合もあります。
特に、エアコンを止めても漏電ブレーカーが落ちる場合は、エアコン以外の設備が原因の可能性があります。漏電したときの症状については、以下の記事も参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.10.07 2025.09.26
エアコンが原因かを確認する方法

漏電ブレーカーが落ちたときは、エアコンが原因か、ほかの電気設備が原因かを切り分ける必要があります。
ただし、自分でできるのは安全な範囲での確認までです。分解、配線確認、測定器を使った調査は行わず、危険を感じたら業者へ相談してください。
どのブレーカーが落ちているか確認する
まずは分電盤を見て、どのブレーカーが落ちているか確認します。
| 落ちているブレーカー | 考えられる原因 |
|---|---|
| 漏電ブレーカー | 漏電の可能性がある |
| 安全ブレーカー | 回路で電気の使いすぎや異常がある |
| アンペアブレーカー | 契約容量を超えている可能性がある |
漏電ブレーカーが落ちている場合は、漏電の可能性を優先して考えます。
エアコンを停止して再度ブレーカーを確認する
エアコンが原因か確認するには、エアコンの電源を切り、コンセントを抜いた状態でブレーカーを戻します。流れは以下です。
- エアコンの運転を停止する
- エアコンのコンセントを抜く
- 漏電ブレーカーを一度だけ戻す
- 再び落ちるか確認する
- 落ちなければ、エアコン側に原因がある可能性を考える
- 落ちる場合は、エアコン以外の設備や配線も疑う
ブレーカーを戻してすぐ落ちる場合は、何度も操作せず業者へ相談してください。
コンセント・プラグ・室外機を目視で確認する
ブレーカーを確認したら、次に目視できる範囲で異常がないか見ます。確認する場所は以下です。
- コンセントの焦げや変色
- プラグのゆるみや熱さ
- 電源コードの傷や折れ
- 室外機まわりの水たまり
- 室外機の浸水や異音
- 配管穴まわりのすき間
水に濡れている、焦げ臭い、異音がするなどの異常があれば、使用を中止しましょう。
自分で分解や測定はしない
漏電の確認には専門的な測定器を使う場合がありますが、自分で分解や測定をするのは避けてください。エアコン内部や配線に触れると、感電や故障のリスクがあります。
自分で行うのは、次の範囲までです。
- 運転を止める
- コンセントを抜く
- ブレーカーを一度だけ確認する
- 見える範囲で異常を確認する
- 症状をメモする
原因を特定する作業は、電気工事業者やエアコン修理業者に任せましょう。
エアコンの漏電はどこへ依頼する?修理業者と電気工事業者の選び方
エアコンの漏電は、症状によって相談先が変わります。エアコン本体や室外機の故障が疑われる場合はエアコン修理業者やメーカー、コンセントや配線の異常が疑われる場合は電気工事業者に相談しましょう。
| 症状 | 相談先 |
|---|---|
| エアコン本体の故障が疑われる | エアコン修理業者・メーカー |
| 室外機の故障・浸水が疑われる | エアコン修理業者・メーカー |
| コンセントに焦げ・変色がある | 電気工事業者 |
| 漏電ブレーカー自体の故障が疑われる | 電気工事業者 |
| 原因が分からない | 電気工事業者 |
費用目安は、以下を参考にしてください。
| 依頼内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 漏電調査 | 4,000円~7,000円 |
| コンセント修理・交換 | 3,000円~5,000円 |
| エアコン修理 | 7,000円~ ※エアコンのタイプによって異なる |
| ブレーカー交換 | 50,000円~ |
なお、コンセントは型や状況によって費用が変わります。くわしくは以下の記事を参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
コンセントが壊れた・故障した?危険な症状の見分け方と修理・交換の目安を解説
2025.05.29 2025.05.29
エアコンからの漏電を防ぐ方法|普段からできる対策
エアコンの漏電を防ぐには、水分、劣化、ホコリ、コンセント異常を放置しないことが大切です。日常的に見える範囲を確認し、古い機種や不具合がある機種は早めに点検を依頼しましょう。
古いエアコンは定期的に点検する
10年以上使っているエアコンは、内部部品や配線が劣化している可能性があります。冷暖房の効きが悪い、異音がする、水漏れする、ブレーカーが落ちるなどの症状がある場合は、点検を依頼しましょう。
点検時には、修理で使い続けられるか、買い替えた方がよいかも確認してください。
コンセントや電源コードの異常を放置しない
コンセントや電源コードに異常がある場合は、エアコンを使い続けないでください。確認するポイントは以下です。
- コンセントが焦げていないか
- プラグが熱くなっていないか
- コードに傷や折れがないか
- プラグがゆるくなっていないか
- ホコリがたまっていないか
焦げや変色、熱を持つ症状がある場合は、電気工事業者に相談しましょう。
室外機周辺の浸水や異物を防ぐ
室外機まわりに水がたまる、落ち葉やゴミが詰まる、虫が入りやすい状態になっていると、漏電や故障につながることがあります。普段から次の点を確認しましょう。
- 室外機の周囲に水がたまっていないか
- 排水が流れやすい状態か
- 落ち葉やゴミがたまっていないか
- 配管穴にすき間がないか
- 台風や豪雨のあとに異常がないか
室外機の内部確認や修理は危険です。外から見える範囲だけ確認し、異常がある場合は業者へ相談してください。
エアコンの漏電ブレーカーが落ちたら無理に使わず業者へ相談しよう
今回は、エアコンをつけたときに漏電ブレーカーが落ちる原因と対処法について解説しました。
漏電ブレーカーが落ちたときは、まずエアコンの使用を止め、ブレーカーを何度も上げ直さないようにしてください。
焦げ臭い、コンセントが変色している、室外機が浸水している、水漏れがあるなどの症状があれば、使用を続けるのは危険です。自分でできるのは、エアコンの運転停止、コンセントを抜く、ブレーカーを一度だけ確認する、目視できる範囲で異常を見るところまでです。分解や配線作業、測定器を使った確認は、感電や火災のリスクがあるため避けましょう。
原因がエアコン本体や室外機にある場合は、エアコン修理業者やメーカーへ相談してください。コンセントや配線、漏電ブレーカーの異常が疑われる場合や、原因が分からない場合は、電気工事業者への相談がおすすめです。
セーフリーでは、エアコンやブレーカーを含む電気周りの業者を多数掲載しています。立地や条件から絞り込めるので、理想の業者を見つけやすいです。ぜひエアコンまわりでお悩みがあれば、セーフリーを活用して信頼できる業者に相談してみてください。
>>
- 漏電ブレーカーが何度も落ちる
- エアコンや室外機の異常が気になる
- 感電や火災のリスクが心配

エアコンの異常は
電気の専門業者にお任せ!
安心・安全の作業を依頼!
エアコンつけたら漏電ブレーカーが落ちる原因とは?対処法について解説のよくある質問
-
Q. エアコンの漏電ブレーカーが落ちたらどうすればいいですか?
A.エアコンの運転を停止し、可能であればコンセントを抜いてください。ブレーカーを何度も上げ直さず、焦げ臭さ・水漏れ・コンセントの変色・室外機の浸水などを確認し、再び落ちる場合は業者へ相談しましょう。
-
Q. エアコンをつけると漏電ブレーカーが落ちるのは故障ですか?
A.エアコン本体や室外機の故障が原因の可能性はあります。
-
Q. 漏電ブレーカーを何度も上げ直しても大丈夫ですか?
A.漏電している状態で何度も通電すると、感電や火災につながるおそれがあります。一度戻しても再び落ちる場合は、使用を中止して業者へ相談してください。
-
Q. エアコンの漏電は自分で直せますか?
A.自分で直すのは避けましょう。できるのは、運転停止、コンセントを抜く、ブレーカーの確認、目視での異常確認までです。































