2025.02.27 2025.02.27
今回は、コンセントが焦げ臭い原因と対処法について詳しく解説します。
コンセントから焦げた匂いがする場合、放置すると発火や火災につながる危険性も。いつもとコンセントの状態の違いや異臭などあれば、早めの点検や修理が必要です。
そこで、この記事ではコンセントが焦げている際の兆候や防ぐためのコツなど分かりやすくご紹介。後半では、安全に使えるようにトラブルの予防法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
【コンセントが焦げ臭い!】いつもと違う兆候とは?
コンセントがいつもと異なる兆候は、以下のとおりです。
- 焦げた匂いがする
- 磁気やプラスチックの損傷
- 色が変化している
- プラグが抜けやすい・ブレーカーが落ちやすいなどトラブルが多い
- 使用中に異音が聞こえる
それぞれ、見ていきましょう。
以下の状況では、まず電源を切り、早めに電気工事サービスへの相談するのが必須です。
焦げた匂いがする
コンセントから焦げた臭いが感じられる場合、迅速に対応する必要があります。この臭いは、内部の配線が過熱しているサインかもしれません。
焦げた臭いは、プラスチックや絶縁体が溶ける際に発生するもので、非常に危険です。
以下の記事では、コンセントがクサいときの対処法などを詳しく解説しています。
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磁気やプラスチックの損傷
焦げたコンセントには、物理的な損傷が見受けられることがあります。とくに、プラスチック部分にひび割れがある場合は、注意が必要です。
この状態を放置すると、内部の配線がむき出しになり、ショートや発火のリスクが高まります。ひび割れが確認された場合は、すぐに使用を停止してください。新しいコンセントへの交換を業者に相談しましょう。
以下の記事では、コンセントがひび割れしてしまった際のポイントを詳しく解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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色が変化している
コンセントの色が変わっている場合も、良くない兆候の一つです。通常、コンセントは白やクリーム色ですが、焦げた部分が茶色や黒に変色してしまうこともあります。
この変色は、過剰な電流が流れたことによって生じ、放置すると火災のリスクが高まります。
プラグが抜けやすい・ブレーカーが落ちやすいなどトラブルが多い
コンセントを使用するたびに問題が発生する場合も、注意が必要です。たとえば、プラグが抜けやすい、過熱する、または頻繁にブレーカーが落ちる場合、何らかの故障が原因である可能性があります。
使用中に異音が聞こえる
コンセントから異音が聞こえる場合、何か問題が発生している証拠です。
たとえば、パチパチという音や、火花が飛ぶような音がする場合は、内部で短絡が起きている可能性があります。
以下の記事では、コンセントにサビがある際に使用を継続しても良いのかどうかについて詳しく解説しています。
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【コンセントが焦げ臭い!】焦げる主な原因
コンセントが焦げてしまう主な原因は、以下の5つです。
- 接触不良
- 過負荷
- コンセントの老朽化
- コンセントのほこりによるトラッキング現象
- コンセントコード・プラグの劣化
それぞれ詳しく見ていきましょう。
接触不良
プラグやコンセントの接触不良があると、電流の流れが制限され、電気抵抗が発生して熱が生じます。この状態が続くと、過剰な熱によってコンセントが焦げる危険性があります。
また、接触不良は火災の原因にもなるため、早期に修理や交換をする必要があるでしょう。
過負荷
コンセントに接続された機器や電化製品の消費電力が規定値を超えると、過負荷が発生し、コンセントが過熱して焦げる可能性があります。
とくに、複数の電子機器を同時に接続した場合にこのリスクが高まるので注意が必要です。
過負荷が続くと、火災の原因になることもあるため、電力使用量を守り、必要に応じてコンセントの交換や配線の見直しが重要です。
コンセントの老朽化
長期間の使用や経年劣化によって、コンセント内部の配線や接点が劣化し、正常に機能しなくなることもあり得ます。
このような状態では、接触不良や過熱が起こりやすく、最終的には火災などの引き起こすことにもなるのです。
コンセントのほこりによるトラッキング現象
コンセントが焦げる主な原因の一つに、ほこりによるトラッキング現象もあります。
コンセント周りに溜まったほこりが湿気を吸収し、導電性を持つことで、微弱な電流がほこりを通じて流れます。
この電流が長時間続くと、過熱して火花を発生させ、最終的にコンセントが焦げることがあります。トラッキング現象は、とくに高湿度やほこりが多い環境で発生しやすく、定期的な掃除と点検が重要です。
以下の記事では、トラッキング火災について詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
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コンセントコード・プラグの劣化
コンセントが焦げる原因の一つとして、コンセントコードやプラグの劣化もあります。長期使用で、コードの絶縁体が擦り切れたり、プラグの接触部分が摩耗したりします。
この劣化により、電流が正しく流れなくなり、接触不良が生じることも。コードやプラグが古くなった場合は、早めの交換で火災防止につながります。
コンセントが焦げ臭いときの対処法
コンセントが焦げ臭いときの対処法として、以下の4つが挙げられます。
- 電源を切る・安全ブレーカーを切る
- 電気工事業者に相談する
- 換気する
- 周囲の物を移動させる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
電源を切る・安全ブレーカーを切る
まず、焦げたコンセントに供給されている電源を必ずオフにし、分電盤の安全ブレーカーを切ります。
コンセントが焦げている部分の安全ブレーカーを落とせば、ひとまず、他の場所で電気を使用しても問題はありません。
ただし、電気工事業者に点検してもらい必要な修理や交換は必須です。
電気工事業者に相談する
コンセントが焦げ臭いとき、上記の応急処置が終わったら、電気工事業者に連絡し状況を相談します。
コンセントが焦げ臭い状態で、放置するのは感電・漏電・火災の可能性もあり危険です。 早めに、電気工事業者に点検・修理してもらいましょう。
専門の技術者が現地で調査し、必要に応じて修理や交換してもらえます。見た目の変化だけではなく、配線内部でトラブルが生じている恐れもあるでしょう。
以下の記事では、コンセントの修理や交換をどこに頼むべきかを詳しく解説しています。ぜひ、気になる方はチェックしてみてください。
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換気する
焦げ臭いや有害なガスが発生している可能性があるため、換気扇を使って空気を循環させ、室内の換気を十分にしましょう。
これにより、室内の有害物質を外に排出し、健康リスクを軽減できるでしょう。
周囲の物を移動させる
コンセントが焦げた匂いがするのであれば、火災となる可能性も皆無ではないため、念のため近くの物を移動させておきましょう。
焦げたコンセントの原因を特定し、適切な対策を講じてもらえることで、再発防止策になります。
以下の記事では、コンセントが焦げた際の対処法について詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
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コンセントが焦げないようにする予防策
コンセントが焦げないようにする予防策として、以下が挙げられます。
- 定期的なメンテナンス
- 過負荷を避ける
- 設置環境を整える
- コンセントカバーを使用
それぞれ詳しく解説していきます。
定期的なメンテナンス
コンセントが焦げるのを予防するには、コンセントの定期的な確認が大切です。自宅では目視で焦げ跡やひび割れがないかチェックするのが基本。
また、プロの電気技師による定期点検を受けるのも、コンセントの安全を確保するために非常に効果的です。
専門家による点検を定期的に受ければ、問題を早期に発見し、重大なトラブルを未然に防ぐことができます。
過負荷を避ける
コンセントは、定められた負荷を超えて使用しないことも非常に重要です。たこ足配線のように多くの電化製品を一つのコンセントに接続すると、電流が過剰に流れ、過熱や火災の原因になることがあります。
接続する機器の消費電力を常に確認し、必要以上にコンセントを使用しないよう心がけましょう。
設置環境を整える
コンセントの設置場所や周囲の環境も非常に重要です。たとえば、湿気の多い場所や熱源の近くに設置されたコンセントは、故障やトラブルを引き起こしやすくなります。
コンセントが乾燥した涼しい場所に設置されていることを確認し、設置環境を整えることで、トラブルのリスクを大幅に減らすことができます。
コンセントカバーを使用
コンセントが焦げるのを防ぐには、コンセントカバーの使用も効果的です。コンセントカバーは、ほこりや異物がコンセントに接触するのを防ぎ、トラッキング現象を抑える役割を果たします。
また、家庭に小さな子供がいる場合、カバーが安全性を高め、誤って電気に触れるリスクを減らします。
また、定期的にカバーを清掃し、破損がないか確認もすれば安心ですね。
コンセントが焦げ臭いなら電気工事業者に依頼が必須
コンセントが焦げ臭いと感じたときは、電気工事業者への依頼が必須です。電気工事士の資格保有者でしか、修理・交換はできません。
コンセントの修理・交換費用相場
コンセントの修理や交換にかかる費用は、一般的に1,000円〜5,000円程度が相場となります。
修理が必要な場合は、診断費用が別途かかることも。交換が必要な場合は、作業費や部品代を含め、約5,000円〜10,000円程度が一般的です。
ただし、設置場所や作業内容によって費用が異なるため、事前に見積もりを依頼しましょう。
以下の記事では、コンセントの交換費用の相場について詳しく解説しています。
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コンセントの点検・交換の目安
コンセントの点検・交換は、一般的に5年〜10年に一度の頻度が推奨されます。しかし、使用状況によっては、より短い期間での点検が必要になる場合も。
たとえば、頻繁に電気機器を接続したり、高負荷の使用がある場合は、定期的にチェックするのが重要です。また、異常が発生した場合(焦げ臭い匂いや過熱、ひび割れなど)は、早急に点検を依頼し、問題があれば交換を検討しましょう。
コンセントを安全に使用するためには、定期的な確認が欠かせません。
コンセントが焦げ臭いなら!トラブルになる前にプロに相談を
今回は、コンセントから焦げた臭いがする場合の原因と対処法について詳しく解説しました。
焦げ臭い匂いは、過負荷や接続不良、経年劣化などが原因で発生します。放置したままにすると発火、漏電・感電、引いては火災のリスクが高まり危険です。
異常を感じたら、すぐに電源を切り、応急処置をしましょう。その後は、早めに電気工事専門業者に点検・相談してください。
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- コンセントから焦げた臭いがする!
- コンセントに異常があったら?
- コンセントが焦げた際の対処法は?
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コンセントが焦げ臭くてお困りの際によくある質問
-
Q. コンセント周りが臭い!どうすればいい?
A.直ちに電源を切り、専門家に相談しましょう。
-
Q. コンセントが焦げていても放置してもいい?
A.コンセントが焦げている場合、放置するのは非常に危険です。焦げた部分はショートや火災の原因になる可能性があります。
-
Q. コンセントは自然発火する?
A.コンセント自体の自然発火は稀ですが、過熱や短絡、劣化した配線が原因で火花が発生し、火災のリスクが高まることがあります。定期的な点検と適切な使用が重要です。