2025.10.08 2025.10.08
この記事では、サイディング(=外壁)がひび割れる主な原因や対処法を徹底解説します。
サイディングのひび割れは、紫外線や雨水による劣化、施工不良、地震やサッシの振動など、さまざまな原因で発生します。小さなひび割れでも放置すると外壁の剥がれや雨漏り、シロアリ被害につながる恐れがあるため、早めの対応が必須と言えます。
記事後半では、
放置するとどうなるのか、リスクの程度や、DIYでの補修についても解説。外壁の状態に不安を感じている方はぜひ最後までご覧ください。
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目次
サイディング(外壁)にひび割れ!4つの原因と適切な対処法

サイディングにひび割れが入ると、美観を損なうだけでなく雨漏りや建物の劣化につながります。原因によって発生しやすい場所や症状が異なるため、まずは代表的な要因を理解しておきましょう。
- 紫外線や雨水による劣化
 - サッシの重み・開け閉めによる振動
 - 地震による振動の影響
 - 施工不良
 
ここでは、サイディングにひび割れが生じる4つの原因を解説します。
紫外線や雨水による劣化
サイディングは長年にわたって紫外線や風雨にさらされると、表面の塗膜が次第に劣化し、防水機能を失ってしまいます。水を吸収した外壁は膨張と乾燥を繰り返し、少しずつ負荷がかかることでひび割れが進行します。
特に日の当たりやすい南面や釘の周辺は劣化が早く、クラックが発生しやすい箇所です。
| 発生原因 | 起こりやすい箇所 | 
|---|---|
| 紫外線による塗膜の劣化 | 南面・直射日光の当たる部分 | 
| 雨水の吸収と乾燥による収縮 | 外壁の釘周りや目地部分 | 
紫外線や雨水が原因のひび割れは、外壁の中でも環境の影響を受けやすい部分に集中して現れます。放置すると劣化が加速してしまうため、定期的な塗装メンテナンス、点検が必須です。
サッシの重み・開け閉めによる振動
窓サッシは重量があり、外壁の一部に常に負担をかけています。そのため、サッシ下部や四隅はひび割れが起こりやすいポイントです。
さらに、日常的に繰り返される開閉動作によって小さな衝撃が蓄積し、外壁材にダメージが広がっていきます。気づかないうちに進行するため、定期的に窓周辺を点検しましょう。
地震による振動の影響
サイディングは比較的地震に強い素材ですが、大きな揺れが加わると歪みに耐えられず、ひび割れが生じてしまいます。
釘周りやサッシの近くなど負荷が集中しやすい部分は特に注意!
地震後に新しいひびを見つけた場合は、早めに専門業者へ相談し被害範囲を確認してもらいましょう。
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施工不良
外壁のひび割れは、経年劣化や自然現象だけでなく施工不良が原因で起こるケースもあります。シーリング材の充填不足や下地処理が不十分、といったのが原因で外壁材に負担がかかりやすくなり、短期間でクラックが発生してしまいます。
新築やリフォーム後に早い段階でひびが目立つようになった場合は、施工不良を疑い担当した業者に連絡しましょう。
サイディング(外壁)のひび割れ修理方法
サイディング外壁に生じたひび割れは、大きさや深さによって補修方法が変わります。小さなひびなら表面の塗装で対応できますが、深刻なものは補修材を充填したうえで塗装し、場合によってはサイディングボード自体を交換する必要があります。
ここでは、代表的な修理方法を3つ紹介します。
外壁塗装
ごく浅いヘアークラックと呼ばれるひび割れであれば、外壁塗装による補修が可能です。
幅0.3mm以下、深さ4mm以下程度の細かなひびで、外壁材まで達していない表面的な損傷が条件!
塗装により新しい塗膜がひびを覆い、見た目が改善されるだけでなく防水性も回復します。定期的に塗装し直せば、大きなひび割れに進行するのを防ぐ効果も期待できます。
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外壁塗装+コーキングの補填
ひび割れが幅0.3mm以上、深さ4mm以上に広がっている場合は、外壁材そのものに影響が及んでいる可能性があります。このような「構造クラック」は塗装だけでは不十分で、まずコーキング材を使いひびを埋めなければいけません。
ひびの断面を整えた後、下地処理からコーキングを充填し、その上から外壁塗装を重ねて耐久性と防水性を確保します。この手順で補修後も長く安心して暮らせる状態を保てます。
サイディングボードを張り替える
ひび割れが大きく進行している、ボードが反り返っている場合は部分的な張り替えが必要です。周囲のコーキングを取り除き、傷んだサイディングボードを撤去し新しいボードに交換する流れです。
既存のデザインと同じものが入手できれば自然に仕上がりますが、築年数が経っていると廃盤になっている場合があります。その場合は似た模様を選ぶか、全く新しいデザインに変更しなければいけません。
色合いや質感の違いが出る場合もあるため、深刻なひびに進行する前に定期的な塗装で予防しましょう。
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サイディング(外壁)のひび割れを放置したらどうなる?要注意の4大リスク

外壁のひび割れは小さなものでも油断は禁物です。放置すると劣化が進み、住宅全体に深刻な影響を及ぼすためです。
- 外壁が剥がれる・破損する
 - シロアリ被害につながる
 - 雨漏りが発生する
 - サイディングの丸ごと張り替えが必要になる
 
ここでは、サイディングのひび割れを放置することで起こり得る4つのリスクを解説します。
外壁が剥がれる・破損する
ひび割れた部分は周囲よりも脆くなっており、そのまま放置すると塗膜や外壁材が剥がれ落ちることがあります。
外壁は建物を紫外線や雨から守る大切な役割を担っていますが、剥がれてしまえば保護機能が低下し、劣化のスピードが一気に早まります。
また、剥がれた外壁片が落下すれば通行人や車両に被害を与える恐れもあり、放置は非常に危険です。
シロアリ被害につながる
外壁のひびから侵入した雨水は内部の木材を湿らせ、シロアリを呼び込む原因となります。
シロアリは湿った木を好んで食害し、柱や梁が弱ってしまうと耐震性が著しく低下する!
見た目は分からなくても内部で被害が進行しているケースも多く、気付いたときには大規模修繕が必要に。外壁の小さなひびはシロアリ被害の入り口になると心得て、早急に補修対応しましょう。
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雨漏りが発生する
ひび割れが深くなり内部へ水が浸入すると、外壁材だけでなく建物内部までダメージが広がり、雨漏りを引き起こします。雨漏りは天井だけでなく外壁からも起こるため注意。
生活空間にまで水が入り込めば、断熱材や下地材が腐食し、修繕規模はさらに大きくなります。雨漏りが確認できる段階では外壁の劣化がかなり進んでいるため、放置せず早めに対処しましょう。
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サイディングの丸ごと張り替えが必要になる
小さなひびであれば塗装やコーキング補修で対応できますが、放置して劣化が進むとサイディングボード自体を交換せざるを得ない状況になります。
凍害や水の侵入でひびが拡大した場合、補修だけでは元に戻せず、部分的または全面的な張り替えが必要です。張り替え工事は費用も工期もかかるため、定期的な点検と早めのメンテナンスで被害を最小限に抑えましょう。
サイディング(外壁)のひび割れ修理費用
サイディング外壁のひび割れ補修にかかる費用は、症状の程度や施工方法によって変わります。窯業系サイディングはもちろん、金属系や木質系でも基本的な補修方法は同じですが、劣化の進行度合いに応じて費用が上下します。
| 修理の方法 | 参考価格(税込) | 工事のポイント | 
|---|---|---|
| 表面ひびの塗装補修 | 約5,000円〜/m² | 0.3mm以下の浅いひびに対応。塗料で表層を覆い直し、防水性を回復させる | 
| 樹脂やシーリング材の注入 | 約2,500〜5,000円/m | 2mm前後の割れに施工。内部に樹脂を流し込み、強度を取り戻す方法 | 
| 大きなひびの充填工法 | 約3,000〜8,000円/m | 幅広や深いクラックに対応。数回に分けて補填し、再塗装で仕上げるケースもある | 
| 欠け部分の成形と塗り直し | 約10,000〜30,000円/箇所 | サイディングの一部が欠損した場合に施工。パテで形を整えてから塗装で保護 | 
| シーリング材の打ち替え | 約900〜1,200円/m | 古い目地を撤去して新しい材に交換。雨水侵入のリスクを防ぐ確実な方法 | 
| シーリングの増し打ち | 約700〜1,000円/m | 既存の目地の上に追加充填。サッシやドア回りの部分補修に多く用いられる | 
| 足場の設置 | 約15万〜20万円 | 2階以上や広範囲工事で必須。工事費用の中でも大きな割合を占める | 
費用はあくまで目安であり、劣化の進行度や施工範囲、立地条件によって変わります。2階以上の補修では足場代が必要になるため、工事全体の見積もりを確認しましょう。
サイディング(外壁)のひび割れ修理でDIY非推奨の理由3つ

サイディングのひび割れは簡単に補修できそうに思えますが、実際は専門知識と技術が必要です。DIYすると以下のようなリスクがあります。
- 補修跡が不自然で美観を損ねやすい
 - 雨漏りや浸水を完全に防げないリスクが高い
 - 適切な材料や道具をそろえるコストが割高になる
 
特に窯業系サイディングは吸水や膨張収縮に弱い!適切な処置を怠るとすぐに再発!
安心して住み続けるために、補修は専門業者に丸ごとお任せしましょう。
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サイディング(外壁)がひび割れが広がる兆候とは?周囲の反り浮きも要チェック!

外壁のひび割れは突然大きくなるわけではなく、その前段階としてさまざまな兆候が表れます。
- 表面が盛り上がって見える「反り」がある
 - 目地のシーリングが剥がれボードが「浮いて」見える
 - 隙間ができて雨水の侵入経路となる
 
特に注意したいのがサイディングボードの反りや浮きです。反りが始まると表面が不自然に盛り上がり、さらに進行すると隙間が生まれ、雨水や湿気が内部へ侵入してしまいます。
こうした変化を放置するとひび割れへとつながり、劣化を早める原因になります。
サイディング(外壁)のひび割れ修理は早期対応・メンテナンスが重要!
本記事では、サイディング(外壁)のひび割れ修理について解説しました。ひび割れが起きる原因から修理費用についてもお分かりいただけたかと思います。
サイディングのひび割れを放置すると、外壁の剥がれや雨漏り、シロアリ被害といった深刻な問題へと発展しかねません。小さな劣化でも早めに修理し、余計な出費を防ぎ住まいを長持ちさせましょう。
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- 外壁に小さなひびがいくつもある…
 - 外壁の大きなひびが目立つ
 - 外壁が剥がれ落ちてきた…
 

外壁のひび割れは放置厳禁!
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        サイディング(外壁)のひび割れに関するよくある質問
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Q. 小さなひび割れなら放置しても大丈夫?
A.どんなに細いひび割れでも放置すべきではありません。わずかな隙間からでも雨水は浸入し、凍害や内部木材の腐食、シロアリ被害につながります。
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Q. ひび割れ補修はDIYでもできる?
A.市販の補修材を使いDIYする方法もありますが、長持ちせず再発するケースが多いです。防水性が不十分だと雨漏りの原因になるため、信頼できる専門業者に依頼した方が安心です。
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Q. 修理にどれくらいの費用がかかる?
A.表面だけのヘアクラックなら数千円〜、樹脂注入やコーキング補修であれば数千円から数万円程度が目安です。まずは見積もりを取り、補修内容を確認しましょう。
 
                









                        
                









