2024.11.04 2024.12.05
本記事では、クリアの外壁塗装の特徴からメリット・デメリット、費用相場などを詳しくご紹介します。
外壁というと塗料の種類がいろいろとあり自宅に合うものがどれか悩みますが、クリアにするという選択肢もあります。
ただし、クリア塗装には外壁のタイプによって向き不向きがあるので、慎重に考えなければなりません。
クリア塗装の特徴や費用などを知って、外壁塗装について検討してみましょう。
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目次
外壁のクリア塗装とは?
外壁のクリア塗装とは、下地が透けて見える透明の塗料を使って塗装をすることです。
塗装をするものの透明なので、外壁の色味や素材、木目を活かしながら保護できます。
色を付ける場合の外壁塗装では、同じ色で塗り替えようとしても完全に復元するのは難しいです。
気に入っている外壁のお手入れをしたいときはクリア塗装がおすすめです。
クリアの外壁塗装がおすすめなケース
クリア塗装は、こんな外壁の塗装を行ないたいときにぴったりです。
- デザイン性の高い窯業系サイディング
- 打ちっぱなしのコンクリートブロック
それぞれどのような特徴がある外壁なのかみていきましょう。
デザイン性の高い窯業系サイディング
外壁がデザイン性の高い窯業系サイディングなら、クリア塗装がおすすめです。
窯業系サイディングは、日本国内で広く使用されている外壁材です。
デザインを活かした仕上がりになり、元の外壁をそのまま維持できます。
デザインや色のバリエーションが多く、耐火性に優れていることから安全面も高い外壁の素材です。
レンガやタイルなどの窯業系サイディングが増えている今、外壁塗装を検討するときに選ばれることがあるのがクリア塗装です。
打ちっぱなしのコンクリートブロック
打ちっぱなしのコンクリートブロックとなっている外壁の塗装を行なう際にも、クリアはぴったりです。
コンクリートブロックはそのままの状態では防水性が低いので、汚れやサビがつきやすいです。
コンクリートの表面を保護する目的からも、クリア塗装はおすすめとなっています。
耐用年数を伸ばすことも可能です。
クリアで外壁塗装をするメリット
クリアで外壁塗装を行なうメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- 既存の外壁をそのまま残せる
- 外壁にツヤを出せる
- 外壁を長持ちさせることができる
- チョーキング現象が起きない
- 費用が安くなり工期も短くなる場合がある
それぞれのメリットについて、順に確認していきましょう。
既存の外壁をそのまま残せる
クリア塗装は、既存の外壁のデザインや色をそのまま残せるのがメリットです。
今の外壁が気に入っている、でも徐々に劣化してきているというようなときはクリア塗装を検討してみてください。
既存のデザインを残しつつ外壁の表面をしっかり保護できるのが、クリア塗装です。
外壁にツヤを出せる
既存の外壁にツヤを出せるのもメリットです。
年数が経つとともにくすんでくる外壁ですが、クリアで塗装するとツヤが出て、建てられてからそれほど経っていない住宅のように見えます。
ツヤの出具合には好みがありますが、クリア塗料にもいろいろな種類があるので気に入るものが見つかるでしょう。
外壁を長持ちさせることができる
クリア塗装を行なうと、外壁を長持ちさせることができるのもメリットです。
紫外線をカットしたり、カビや苔の発生を抑える役割をもつのがクリア塗装です。
外壁のデザインを残しつつ、劣化を防げるのがクリア塗装の魅力といえます。
チョーキング現象が起きない
チョーキング現象が起きないのも、クリア塗装のメリットといえます。
経年劣化が進んだ外壁では、触ったときにチョークのような白い粉が付くことがあり、これをチョーキング現象といいます。
紫外線により塗膜が剥がれてしまっている状態です。
一方、クリア塗装であれば塗料に顔料が含まれていないので、チョーキング現象が起きません。
費用が安くなり工期も短くなる場合がある
一般的な塗料では、下塗りや上塗りなどの工程が必要になるので、その分工期がかかります。
しかし、クリア塗装は下塗りの工程が不要なので、工期が短くて済むのです。
ここから、外壁塗装にかかる費用も安く抑えられます。
使う塗料も少なく済み、塗装費用が安くなるのです。
クリアで外壁塗装をするデメリット
外壁のクリア塗装にはデメリットもあるので以下をご確認ください。
- 色付きの場合よりも早めに外壁塗装する必要がある
- 外壁にヒビや傷があると見えてしまう
- 塗膜の寿命が短い
それぞれのデメリットについて、詳細をみていきます。
色付きの場合よりも早めに外壁塗装する必要がある
外壁のクリア塗装は、色付きの塗料を使用する場合よりも早めに外壁塗装する必要があります。
クリア塗装の場合、塗装をしても外壁の劣化状態を隠せないため早めに塗装をしないといけないのです。
新たな劣化症状が出る前に、塗装を行なわなければなりません。
デザインをそのまま残せるなどのメリットが多いクリア塗装ですが、塗り替えのスパンが短くなる点を理解しておいてください。
外壁にヒビや傷があると見えてしまう
クリア塗装では外壁のヒビや傷がある透けて見えてしまいます。塗装の前にヒビなどを補修した際も、直した跡が目立ってしまうのです。
ヒビや傷だけでなく汚れも透けて見えるので、外壁がだいぶ劣化しているときにはクリア塗装することによって見栄えが悪くなります。
塗膜の寿命が短い
塗膜の寿命が短いのも、クリア塗装のデメリットとして挙げられます。
通常の外壁塗装では下塗りや上塗りなどの工程があり、合計で3回重ね塗りをして仕上げます。
しかし、クリア塗装は2回塗りで仕上げるので、通常の塗料に比べると塗膜が1層薄くなるのです。
紫外線や風雨などから外壁を守る役割がある塗膜ですが、その塗膜が少ない分耐久年数が短くなる傾向にあります。
クリア塗装以外の塗料の種類を確認したい方はこちら!
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.09.21 2024.12.05
外壁塗装をクリアにする場合の費用相場
外壁をクリアに塗装する場合、その塗料にもいろいろな種類があり、どれを選ぶかによって費用が変わります。
色付き塗装に比べると、10~20万円ほど安く抑えられるのが特徴です。
クリア塗装に使用されることの多い塗料について、以下に費用相場をまとめたので参考にしてください。
種類 | 費用相場 |
---|---|
アクリル系 | 1,000円~2,000円/㎡ |
シリコン系 | 2,000円~3,500円/㎡ |
ウレタン系 | 1,500円~2,500円/㎡ |
フッ素系 | 3,500円~5,000円/㎡ |
外壁塗装の費用相場もご覧ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.10.01 2024.12.05
外壁のクリア塗装が可能なケース
外壁のクリア塗装は、以下のようなケースにおいて対応してもらえる場合が多いです。
- 外壁がそれほど劣化していない
- 新築から10年未満である
自宅の状況を踏まえて、クリア塗装を業者に依頼できるか考えてみましょう。
外壁がそれほど劣化していない
外壁に汚れや劣化などがそれほどない場合は、クリア塗装が可能です。
クリアで塗装したときに外壁の劣化が目立ちにくく、まるで新築の家のような外見に仕上げられます。
クリア塗装を考えているときは、外壁の状態をよくチェックして劣化している部分がないか調べた上で業者に相談してみましょう。
新築から10年未満である
新築から10年未満である住宅も、クリア塗装に対応してもらえます。
外壁の劣化は新築から10年ほどで出始めるので、それまでにクリア塗装しておくと汚れやヒビなどが少ない状態で塗装が可能です。
次に塗装をするならクリアが良いという場合は、依頼するタイミングを計画的に考えておきましょう。
クリアで外壁塗装ができないケース
クリア塗装に関しては、対応できない外壁もあるので注意が必要です。
たとえば、以下に挙げるような外壁では、クリア塗装が難しいです。
- チョーキングが発生している
- フッ素や光触媒など特殊な塗料が使われている
- コーキングが使用されている
- 過去に一度クリア塗装を行なっている
チョーキングが発生している
塗装してから10年以上が経過しており、外壁に劣化がみられるような場合チョーキング現象が起きている可能性が高いです。
チョーキング現象が発生している外壁にクリア塗装をすると、白くぼけたような仕上がりになってしまいます。
きれいな外壁に仕上げるつもりが、逆効果となる恐れがあるので注意しましょう。
フッ素や光触媒など特殊な塗料が使われている
フッ素や光触媒など特殊な塗料が使用されている外壁に、上からクリア塗装を重ねて塗ることはできません。
塗装をしてからそれほど期間が経っていないのに剥がれてくるようなケースがあります。その他、コーティング済みのサイディングにもクリア塗装は使用できません。
自宅外壁に使われている塗料の種類を確認して、クリア塗装ができるか考えることが大事です。
コーキングが使用されている
コーキングが使用されている外壁にも、クリア塗装は難しいです。
サイディング外壁の場合パネル同士の間にコーキング材が使用されており、雨水の侵入や劣化を防いでいます。
このコーキング部分にクリア塗装を行なうと、塗膜が剥がれたりヒビ割れが発生する場合があります。
コーキングが使われている外壁は、業者によく相談した上でクリア塗装を行なうか考えましょう。
過去に一度クリア塗装を行なっている
過去に一度クリア塗装を実施した外壁には、再度クリア塗装を行なうのは困難です。
劣化したクリア塗装により、上から新たにクリア塗料を塗るとムラができたり白く濁ってしまう場合があります。
外壁のデザインを活かすためのクリア塗装が台無しになるので、過去にクリア塗装をしている外壁は他の塗料を選ぶようにしましょう。
外壁塗装の人気色についてもぜひご覧ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.09.27 2024.12.05
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