2025.02.05 2025.02.28
ここでは、外壁塗装でローンが通らない原因から対処法、ローンが通りやすくなるコツなどを解説します。外壁塗装でローンを組むメリット・デメリットまで、ぜひご覧ください。
外壁塗装は、劣化状態や坪数などから数十万円~数百万円の費用が発生する場合があります。高額な費用になるため、ローンを組むことを考える人も多いでしょう。外壁塗装でローンを組む際に困ったときは、この記事を参考に検討してみてください。
目次
外壁塗装でローンが通らない原因
外壁塗装でローンが通らない原因には、以下が考えられます。
- 職業や年収が基準を満たしていない
- 健康状態が悪い
- 勤続年数が短い
- 年収に対して返済負担率が高すぎる
- 未払いや滞納金がある
ローンが通らない原因を知り、対策をとっていきましょう。
職業や年収が基準を満たしていない
外壁塗装でのローンを組めないとき、職業や年収が基準を満たしていない点が原因として挙げられます。職業については、無職や専業主婦など以外ならローンを組むことは可能です。
ローンを組む際、職業だけでなく年収も関係してきます。外壁塗装のローンでは、最低年収が200~300万円としているところが多いので、これに満たない場合は審査に通らない可能性が出てくるのです。
健康状態が悪い
健康状態が悪い場合、団体信用生命保険に加入するのが難しく、その結果外壁塗装でローンを組めないことがあります。特に、病気療養中であるときは加入できない可能性があるので、自身の健康状態もローンの審査には関係してくる点を理解しておきましょう。
どの金融機関も、長期にわたってきちんと返済してもらえるかどうかを重視しています。健康状態が悪いと返済能力に不安が生じるため、ローンに通るのが難しくなる場合があるのです。
勤続年数が短い
外壁塗装のローンでは、勤続年数も審査の対象になります。自営業なら2年以上、給与取得者なら1~2年以上収入があるのが条件として求められます。勤続年数がこれより短いと、雇用の安定性がないと判断され、審査に通りにくくなるのです。
金融機関によっては勤続年数が3年以上必要なところもあるので、転職などを繰り返している際は注意が必要です。
年収に対して返済負担率が高すぎる
年収に対してのローン返済負担率が高すぎる場合も、ローンが通らないことがあります。返済負担率とは、年収に対するローンの年間返済額がどれくらいの割合占めているかというものです。
一般的な返済負担率は、以下の通りです。
- 年収250万円未満:25%以内
- 年収400万円以上:35%以内
また、外壁塗装のローンを組む段階で車のローンなどがあると、その点も考慮して返済負担率は計算されます。
未払いや滞納金がある
未払いや滞納金があると、外壁塗装のローンは通りにくくなります。このような場合、返済能力が低いとみなされ、審査に通らない可能性が高まるのです。外壁塗装でローンを組むのを検討しているときは、未払いや滞納金をきちんと解消しておかなければなりません。
また、個人事業主や会社経営者に関しては、納税証明書の提出をする必要があることも理解しておきましょう。
外壁塗装のローンに通らないときの対処法
外壁塗装のローンに通らないときは、以下に挙げる対処法で対応することが可能です。
- 外壁塗装をDIYする
- クレジットのカードローンを利用する
- 住宅ローンの中に外壁塗装費用を含める
- 信販会社のローンを利用する
対処法について、それぞれ詳しく解説します。
外壁塗装をDIYする
外壁塗装のローンに通らない、まとまったお金をすぐに用意できない、そんなときはDIYをする方法があります。DIYでも扱いやすい塗料を選ぶと、自身で外壁塗装が可能です。
必要な道具を揃えたり、足場の設置や近隣住民への周知などすべきことがいくつかありますが、工程をきちんと理解した上で行なうと外壁を塗装できます。
外壁塗装でローンを組むのが難しいときは、DIYを検討してみてください。
※外壁塗装のDIYについてはこちらをチェック!
さらに詳しく知りたい方はこちら
外壁塗装はDIYでも可能!必要な道具・手順・費用など徹底解説
2024.10.01 2025.03.01
クレジットのカードローンを利用する
外壁塗装のローンに通らないとき、クレジットのカードローンを利用する方法があります。外壁塗装にかかる費用が比較的安く収まる場合、比較的簡単に借りれるクレジットのカードローンです。
ただし、リフォームローンなどに比べると金利が高いところがほとんどなので、すぐに返せる範囲の少額を借りる場合にしておくと良いです。
住宅ローンの中に外壁塗装費用を含める
中古住宅を購入するときのリフォームの一つとして外壁塗装を検討しているなら、住宅ローンの中に外壁塗装の費用を含めることができます。一体型のローンにすることで、外壁塗装のためだけに新たにローンを申し込む必要がありません。
手続きや審査も一度で済み、手数料などもお得になります。住宅ローンの中に外壁塗装の費用を含めると、返済負担率が減るのもメリットです。
信販会社のローンを利用する
外壁塗装にそれほどの費用がかからなさそう、頭金の支払いで不足分だけを借りたい、そのようなときに利用できるのが信販会社のローンです。銀行より審査が厳しくないためスムーズに手続きを進められ、急にまとまったお金が必要になったときに心強いです。
一点、金利は銀行よりも高くなるという点は理解しておいてください。
外壁塗装でローンが通りやすくなるコツ
外壁塗装では、ある程度まとまった費用が発生することが多いためローンを検討することになるでしょう。しかし、ローンの審査に通らないとなると、どう対応したら良いか戸惑ってしまいます。
そこで、以下に記載するローンが通りやすくなるコツを押さえて、無事に外壁塗装に取り掛かれるようにしましょう。
- 審査のゆるいローンに申し込む
- 外壁塗装を最低金額で申し込む
- 夫婦の年収を合計する
- 他のローンの返済を終えておく
- 自己資産を増やす
- 不要なクレジットカードを整理する
審査のゆるいローンに申し込む
外壁塗装のローンを無事通過するためには、審査のゆるいローンに申し込むのがポイントです。様々な金融機関があるなか、比較的審査がゆるいところもあります。
一つの金融機関でローンの審査が通らなかったからといってあきらめるのではなく、他の金融機関でも申し込みをしてみましょう。ローンの申し込みをする金融機関候補をいくつか挙げておくと、一つの金融機関で審査に通過できなかったときも冷静に対応できます。
外壁塗装を最低金額で申し込む
借りる額面が少なければ、審査に通りやすくなります。そこで、外壁塗装を最低金額で申し込んでみましょう。抑えられるところを抑えて費用を安くすると、ローンの審査に通りやすくなるのです。
最低金額で申し込むといっても家の広さや塗料などによってかかる費用が異なるので、まずは見積もりをとり詳細を確認してから最低金額でローンを組めるか考えてみましょう。
夫婦の年収を合計する
夫婦の年収を合計するのも、外壁塗装でローンに通過しやすくなるコツです。一人の収入で審査に通過するのが難しい場合、夫婦の年収を合算して申し込むと返済額の比率が低くなるので審査に通りやすくなります。
金融機関ごとに年収を合算するにあたって条件があるため、ローンを申し込む先での確認が必要です。夫婦の年収を合計する場合、将来休職する可能性があるかなどで返済負担率が上がり、返済が多くなる可能性もあるので理解しておきましょう。
他のローンの返済を終えておく
外壁塗装のローンに通らないとき、他のローンが残っているという場合があります。収入に対してきちんと返済してもらえるかという返済能力は重要なので、他にもローンを抱えているときは審査に通過しにくくなります。
そのため、いくつかのローンを抱えている場合は、外壁塗装の前にできるだけ早く完済しておくのが望ましいです。
自己資産を増やす
自己資産を増やすのも、外壁塗装でローンに通りやすくなるポイントです。自己資産が多いほど金融機関からの信頼は高まり、審査に通りやすくなります。たとえば以下のような方法で資産を増やせます。
- 保険の解約
- 資産の売却
不要なクレジットカードを整理する
日々の生活で使うことの多いクレジットカードですが、外壁塗装でローンを組む際に一度整理してみるのがおすすめです。多くのクレジットカードを持っていると、借入枠として判断され、審査に通りにくくなる可能性があります。
使っていないクレジットカードがあれば、思い切って解約してみてください。クレジットカードを解約することで、外壁塗装のローンを組める場合があります。財布の中もすっきりするので、ぜひクレジットカードの整理をしてみましょう。
外壁塗装でローンを組むメリット・デメリット
外壁塗装でローンが通らないときの対処法や審査に通りやすくなるポイントなどをご紹介しましたが、ローンを組むメリット・デメリットについても把握しておきましょう。外壁塗装でローンを組むメリット・デメリットには、以下が挙げられます。
~メリット~
- 外壁塗装のためにまとまったお金を用意しなくて良い
- グレードの高い塗料を選べる
- 他のために資金を残しておける
- 工事にかかる初期費用を抑えられる
~デメリット~
- 返済計画を立てる必要がある
- 金利がかかる
- 他の金融機関で借入れできなくなる可能性がある
お得に外壁塗装をするならセーフリーをチェック!
外壁塗装とローンについて、通らない原因から対処法、通りやすくなるコツなどを解説しました。かかる費用によっては、外壁塗装でローンを組む必要があります。ここから、じっくり業者を比較して、費用内訳などを確認することが大切です。
優良業者に依頼して納得できる費用で外壁塗装をしてもらいたいときは、セーフリーで業者の検索をしてみてください。エリアや詳細条件から、信頼できる業者を効率よく見つけられます。口コミも参考にしながら、外壁塗装業者を比較・検討してみましょう。
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良心的な価格で外壁塗装を引き受けてくれる優良業者に依頼しよう!
外壁塗装でローンが通らないに関してよくある質問
-
Q. 外壁塗装でローンが通らない原因は何ですか?
A.外壁塗装でローンが通らない原因としては、以下の点が考えられます。
- 職業や年収が基準を満たしていない
- 健康状態が悪い
- 勤続年数が短い
- 年収に対して返済負担率が高すぎる
- 未払いや滞納金がある
職業や年収、その人の健康状態などが審査の際に重要視されるのがわかります。
-
Q. 外壁塗装のローンが通らないときの対処法を教えてください。
A.外壁塗装のローンが通らず困っているときには、以下のような対処法があります。実践できる方法があるか、検討してみましょう。
- 外壁塗装をDIYする
- クレジットのカードローンを利用する
- 住宅ローンの中に外壁塗装費用を含める
- 信販会社のローンを利用する
外壁の状態、持っているクレジットカードの機能などを確認し、外壁塗装に取り掛かれるようにしてください。
-
Q. 外壁塗装でローンが通りやすくなるコツはありますか?
A.外壁塗装でローンが通りやすくなるコツとしては、次の点が挙げられます。自身に合う方法はどれか、順にチェックしてみてください。
- 審査のゆるいローンに申し込む
- 外壁塗装を最低金額で申し込む
- 夫婦の年収を合計する
- 他のローンの返済を終えておく
- 自己資産を増やす
- 不要なクレジットカードを整理する