2024.11.04 2024.12.05
この記事では、60坪の住宅を外壁塗装する際の相場を解説します。
外壁塗装の費用はさまざまな要素で決まります。
そのため一概にいくらとは出しにくいです。そこで、60坪の外壁塗装の費用を計算する方法についても解説。
この記事を読めば、お住まいの外壁塗装の費用をおおよそ掴めるようになり、業者選びのポイントもわかります。
ぜひ最後までお読みいただき参考にしてください。
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DEEDは、埼玉県川越市で雨樋・屋根・外壁・バルコニーなどのなどの工事を行っています。お客様の状況に応じた最適な修理方法を提案し、できるだけ負担の少ない工事を心がけているのが最大の魅力です。強風や大雨で屋根や雨樋や外壁の修理が必要になった際には、ぜひご依頼をご検討ください。
目次
60坪の外壁塗装の費用相場:120万円~
60坪の外壁塗装の費用相場は120万円~ですが、あくまでも目安です。実際の費用は、建物の状態や使用する塗料、施工内容などによって変わります。
60坪の外壁塗装費用が120万円~と概算される要素は以下の通りです。
- 塗料費:30〜40%
- 材料費:10%
- 工事代・人件費:20〜30%
- 足場代:15〜20%
- その他雑費など:10〜15%
外壁塗装の費用を抑えるのであれば、耐久年数と予算を考慮して、最適な塗料を選んでください。また、オフシーズンに施工することで、費用を抑えられることがあります。
オプションをつける業者もいます。オプションをつけないといけない理由を確認し、必要だと思ったオプションだけを選びましょう。
費用を抑えながらも、満足できる施工を行ってもらうために、複数の業者から見積もりを取って比較検討するようにしてください。
60坪の外壁塗装費用の計算方法
120万円〜という60坪の外壁塗装の相場はあくまでも目安です。外壁面積や使用する塗料、付帯部分の有無などによって実際にかかる費用は異なります。
こちらでは、外壁塗装の費用を出す際に必要な計算方法を解説します。
外壁面積の計算方法
- 60坪×3.3×(面積計算の係数)=外壁の面積(㎡)
外壁面積を計算する際には、図面から延べ床面積と係数を掛け算するのが理想です。
坪数しかわからない場合は、3.3をかければ、おおよその面積を出せます。ただし、坪数から外壁面積を出す場合、延べ床面積より大幅に差が出ることも。
また、面積計算の係数は、一般的な住宅であれば、1.2〜1.5で計算されます。係数は延床面積が大きくなるほど、小さい数字を使った方が実測値に近くなります。
係数を1.5とするなら、60坪の住宅の外壁面積は297㎡くらいです。
塗料費用の計算方法
- 外壁面積× 0.15L/㎡×塗装回数×塗料の単価=塗料費用(円)
塗料の費用は1㎡あたりの単価表示であることが多いです。実際に60坪の外壁での塗料費用は建物によって異なることから一概に言えないのが現実。
塗料の費用を計算するには、まずは以下の数値を出してください。
- 塗装面積(例:300㎡)
- 塗料の1㎡あたりの塗布量: (例:0.15L)
- 塗料の単価(例:シリコン塗料2,300円)
- 塗装回数:下塗り・中塗り・上塗りの3回
塗料の相場については以下の表を確認してください。
種類 | 費用相場 |
---|---|
アクリル塗料 | 1,500円〜1,800円 |
ウレタン塗料 | 2,000円〜2,500円 |
シリコン塗料 | 2,200円~2,800円 |
ラジカル塗料 | 2,400円〜3,000円 |
フッ素塗料 | 3,500円〜4,500円 |
無機塗料 | 4,500円〜5,500円 |
上記の数値を出せれば、塗装面積に、塗料の1㎡あたりの塗布量と塗装回数を掛け算し、塗料の使用量を算出します。
計算した塗料の総量に、塗料の単価を掛け算することで、塗料の総費用が算出されます。
例の数値であれば、必要な塗料の量は、300㎡ × 0.15L/㎡ × 3回 = 135Lです。
そして、シリコン塗料の2,200円を掛け算すると、塗料の総費用は、135L×2,200円=297,000円となります。
付帯費用の計算方法
- 付帯部分の面積×0.15L/㎡×塗装回数×塗料の単価=付帯費用(円)
付帯部分の費用は、外壁塗装と同じく、塗装面積に塗料の費用を掛け算すれば求まります。付帯部分は以下のようなものがあります。
- 雨樋
- 軒天
- 破風板
- 鼻隠し
- 雨戸・シャッター
- ウッドデッキ
- 帯板、幕板など
付帯部分の計算方法は業者によって若干異なることも。付帯部分の費用は、建物全体の状況や、その付帯部分の劣化具合など、様々な要素によって決まるケースもあります。
60坪の外壁塗装の費用が変わる要因
お住まいの住宅の外壁塗装の費用を算出するには、さまざまなポイントを押さえなければなりません。
こちらでは、外壁塗装の費用が変わる要因を解説します。
建物の塗装面積
塗装面積が大きくなればなるほど、使用する塗料の量も増えます。塗料は外壁塗装の費用の中でも大きな割合を占めるため、面積が大きくなるにつれて費用も高くなります。
同じ60坪の住宅でも形状や特徴によって塗装面積に差が出るものです。
例えば、窓が多い住宅であれば、塗装面積はせまくなります。一方で、付帯部分が多く窓が少ない住宅であれば、塗装面積は広くなります。
塗装面積は、「㎡単位」で表記されていることが多いため、坪数しかわからない方は㎡に直してください。
坪単位を塗装面積に直す場合には「坪数×3.3×(面積計算の係数)=外壁の面積(㎡)」でおおよそ求まります。
建物の形状
外壁塗装の費用は、建物の形状によっても変わります。同じ60坪の建物でも、形状によって作業難易度や塗装面積が異なり、結果として費用が変わります。
外壁面積の計算に使用される係数は1.2〜1.5で計算されることが多いです。しかし、建物の形状が複雑であれば、係数が1.7程度になることもあります。
◾︎建物の形状によって費用が変わる具体例
- 凹凸の多い建物
- ベランダやバルコニーが多い建物
- 尖塔やドームなど、特殊な形状の建物
上記のような建物は通常でも費用は高くなりがち。定期的に外壁の点検を行い、小さなヒビなどを早めに補修することで、大規模な改修費用がかかるのを避けられます。
建物の築年数
築年数が経つにつれて、外壁は劣化していきます。築年数が古い建物ほど、外壁のヒビ割れ、コケやカビの発生、塗膜のはがれといった、劣化が進んでいることも。
築年数によって必要な工事が異なり、築年数が浅い建物であれば、高圧洗浄と塗装だけで済むケースがほとんどです。
一方で、築年数が古い建物では、ヒビ割れ補修やシーリング工事など、追加の工事が必要になることがあります。
ただし、築年数が浅いからといって、必ずしも費用が安くなるわけではありません。築浅の建物でも、外壁に問題があれば、追加工事が必要になることがあります。
使用する塗料の種類
使用する塗料の種類やグレードによって費用も変わってきます。塗料の種類による違いは耐久性や性能が主です。
塗料の種類と費用相場を以下の表にまとめましたので、参考にしてください。
種類 | 費用相場 |
---|---|
アクリル塗料 | 1,500円〜1,800円 |
ウレタン塗料 | 2,000円〜2,500円 |
シリコン塗料 | 2,200円~2,800円 |
ラジカル塗料 | 2,400円〜3,000円 |
フッ素塗料 | 3,500円〜4,500円 |
無機塗料 | 4,500円〜5,500円 |
耐久年数が長い高性能な塗料ほど、価格が高くなる傾向があります。一度外壁塗装をしたら長く使いたいという方はフッ素や無機塗料などがおすすめです。
安く抑えたいのであれば、アクリルやウレタン塗料を使用する方もいます。ただし、耐用年数が短いため、定期的なメンテナンスが不可欠です。
耐久性や性能、価格などを総合的に比較し、最適な塗料を選びましょう。
外壁塗装に使う塗料の種類についてはこちら!
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屋根塗装の有無
外壁塗装時に屋根塗装を同時に行えば、一度の足場組みで両方の塗装が可能です。
一方、外壁塗装のみを行う場合は、外壁塗装後に屋根塗装を行う際に再度足場を組む必要があり、その分費用がかかります。
屋根塗装を外壁塗装と同じタイミングで行えば、約35万円。屋根塗装だけを行うとなれば、約40万円~65万円がかかります。
瓦屋根は塗装が必要ありませんが、屋根塗装が必要な屋根材の塗装頻度は、10年~15年に一度が目安です。
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60坪の外壁塗装を依頼する業者選びのポイント
外壁塗装を検討する際に、依頼する業者選びは最も重要と言えるポイントです。業者選びに失敗すると、外壁塗装の品質どころか、トラブルになってしまうリスクも。
こちらでは悪徳業者に依頼することがないように、外壁塗装業者を選ぶ際のポイントを解説します。
自社施工かどうか確認する
自社施工とは、請け負った工事を、その会社の職人たちが直接行うことを指します。
下請け業者に丸投げすることなく、自社で責任を持って工事を完遂するため品質には安心できます。
また、下請け業者を挟む必要がないため、中間マージンが発生しません。費用を抑えられ、責任の所在が明らかです。
自社施工は外壁塗装業者にとっては強みです。会社のホームページや見積もり時に聞くと、自社施工かどうか確認できます。
アフターフォローを確認する
60坪の外壁塗装を依頼する際には、施工品質だけでなく、アフターフォローも確認しましょう。
外壁塗装工事は、一度済ませれば全て完了というものではありません。工事後の住宅を守るためにも重要なポイントです。
5年~10年など、業者が指定する保証期間中の不具合は、費用なしで修理してもらえます。また、定期的な訪問点検をしてくれる業者もいます。
資格や保険の有無を確認する
資格や保険の有無は、業者の信頼性を判断する上で重要なポイントです。以下のような資格や行政の許可を持っているかどうかを確認することをおすすめします。
◾︎信頼できる資格や許可
- 塗装技能士資格
- 外装劣化診断士
- 行政の建築業の許可
- 足場の組立て等作業主任者
- 有機溶剤作業主任者
また、外壁塗装業者が保険に加入していれば、万が一、工事中に事故が発生した場合でも、被害者に適切な補償ができます。
そのほか、何かトラブルが発生した場合でも、資格や保険がない業者よりも、安心かつスムーズです。
60坪の外壁塗装は相場と比較して選ぶのがベスト!
60坪の外壁塗装の相場は120万円〜です。しかし、住宅の形状や状態、使用する塗料によっては相場よりも高くなります。
外壁塗装をする際には、業者選びが重要です。安いからといって依頼して手抜きされたといった事例もあります。
計算方法も解説しているので、相場と自身の住宅の場合の外壁塗装費用を計算しておきましょう。その上で複数の業者を比較し、信頼できる業者選びをしてください。