民家の生け垣のイメージ

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生垣伐採パーフェクトガイド!費用目安やDIYの方法を解説【撤去後の目隠しおすすめも】

2025.04.19 2025.05.08

この記事では、生垣の伐採・撤去について詳しく解説していきます。

自宅を囲んで目隠しの役割を果たしたり、葉や花で家全体を演出してくれたりする生垣ですが、大きく木が成長したり、枝葉が伸びたりするため定期的なお手入れが必要です。手入れが面倒、維持費用がかかる、手に負えなくなったなどの理由で、伐採を検討する方も多いでしょう。

そんな方のために、今回は生垣伐採の進め方や費用、自分でできる撤去方法などを解説します。
また、撤去後の目隠しのおすすめや費用相場についてもご紹介。代わりの目隠しの必要性を感じる方は、ぜひ最後までご覧ください。

生垣伐採に適した時期はある?撤去のおすすめタイミング6選!

生け垣を伐採するイメージ

生垣を伐採するのに最適な時期・季節は特別ありませんが、次のようなケースは撤去を考えるタイミングといえるでしょう。

  • 生垣が成長しすぎて手に負えない
  • 生垣が建物を傷つけている
  • 隣家の敷地へと枝葉が侵入している
  • 通路へと伸びた枝葉が通行人や車の障害となっている
  • 古くなって倒木の恐れがある
  • 虫の発生や蜂や鳥が集まりやすくなる

生垣は木や枝が伸びるので、日常的なメンテナンスが欠かせません。放っておくと、見た目が悪くなるだけではなく、隣家に侵入したり通行人の邪魔になったりとトラブルを招く恐れもあります。

また、伸び放題になっている生垣は虫がつきやすく、虫を餌とするさまざまな鳥、花の甘い蜜に集まるハチが寄ってきやすくなります。

上記のようなトラブルを回避するためにも、気になる箇所は速やかに伐採するのがおすすめです。

生垣伐採・撤去の進め方【考えうる3つの方法】

生け垣を伐採する業者のイメージ

生垣を伐採するには次の方法があります。

費用 メリット デメリット
伐採業者へ依頼する 高い
木の種類や大きさによって変動
・きれいに撤去してくれる
・撤去から片付けまで対応
・費用がかかる
自分で伐採する 道具代のみで比較的安い 費用があまりかからない ・チェーンソーなど怪我のリスクがある
・時間や労力がかかる
・片付けも大変
シルバー人材センター 比較的安い 専門業者へ依頼するよりも安く済む ・伐採している自治体が少ない
・予約制などすぐに対応できないケースも

上記の方法について詳しく解説します。

伐採業者へ依頼する

生垣の伐採は、基本的に専門の伐採業者へ依頼するのがおすすめです。生垣は複数の木を伐採する必要があるため、時間も労力もかなりかかります。

また、チェーンソーなどの道具を使ったり、高所や斜面の不安定な場所であったりと、危険を伴う作業です。とくに、チェーンソーを普段使い慣れていない方は、「キックバック」という障害物にあたった際に跳ね返る現象で、大怪我をするという事例もあります。プロの伐採業者なら、安全かつきれいに仕上がるでしょう。

伐採業者に依頼した際の手順は次のとおりです。

  1. 木を伐採する場所を確保する
  2. 木を剪定して短くする
  3. 木に切り込みを入れて倒す

木を伐採する際は、倒木の邪魔にならないよう場所をある程度確保したり、通行の邪魔にならないよう警備員を配置したりなど、周りへの配慮も大切です。

このような点でも伐採業者へ依頼するほうが手間がかかりません。後で業者依頼する際の費用などについても解説しますので、そちらを参考にしてください。

自分で伐採する

費用をなるべくかけたくないなら、個人で剪定するほうが安く済みます。ただし、どんな生け垣でも大丈夫ではなく、無理なく伐採できる木の範囲で行いましょう。

  • 木の高さが3mまで、かつ幹の直径が20cm以下の庭木

はしごを使うような高い木、斜面や足場が不安定な場所に生えている、電線の近くに生えているなどのケースは、自分で行わず、必ず専門業者へ依頼してください。

伐採の手順

生垣の伐採に使う道具は次のとおりです。

  • ノコギリ/チェーンソー
  • 刈り込みバサミ
  • 剪定バサミ
  • スコップやシャベル
  • ビニールシート

服装は夏場であってもケガをしないよう長袖長ズボンの作業服に長靴です。さらに手袋をして、ヘルメットや保護メガネまでするとより安全でしょう。

伐採は次のとおりに行いましょう。

  1. 周囲の安全確認を行い場所を確保する
  2. 木を倒す方向を決める
  3. 不要な枝を切り落とす
    高い位置から下へ進める
  4. 切り口にくの字をつけて倒す
    幹の直径4分の1から3分の1程度の位置
  5. 抜根する/切り株に薬剤を塗布する
  6. ゴミを処分する

木を伐採するだけではなく、根っこまで取り除く(抜根)際は、土を掘って取り除きます。

伐採した枝や幹の処分方法は、自治体によってサイズや量が決められています。あらかじめ確認しておきましょう。もし、処分が難しい場合は、専用業者へ依頼するのも検討してください。

 

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シルバー人材センターへ依頼する

シルバー人材センターは剪定業者よりも費用が安く抑えられますが、高齢者が多いため事故につながるような伐採を引き受けていないところがほとんどです。また、依頼できても4m以下の低木と限られており、抜根作業も引き受けてもらえません。

シルバー人材センターで伐採を依頼する際の料金は次のとおりです。

  • 埼玉県狭山市:16,600円〜 1日1人
  • 東京都小金井市:7,860円〜

※処分費用は別途かかります

もし、上記のような自治体で依頼できたとしても、予約制で数ヶ月待つこともある時間帯や曜日をあらかじめ指定される、など自分の都合に合わせた依頼ができない可能性も十分に有り得ます。

以上のことから、シルバー人材センターよりも専門業者へ依頼するほうが早く確実に対応してもらえるでしょう。

生垣伐採・撤去にかかる費用はいくら位?ケース別の料金相場と内訳

伐採業者に依頼する際のコスト

生垣を伐採する際に次のような費用がかかります。

  1. 伐採・抜根・処分(3m以下の低木を30本伐採):30万円〜
  2. 伐採・処分(3m以下の低木を30本伐採):20万円〜

伐採内容は伐採して抜根まで行う方法と、伐採して抜根を行わずにする方法の2通りです。

生け垣を撤去するのが目的なら、伐採だけでもよく、費用も抜根と比べると少し安くなります。

一方、伐根は完全に根っこや切り株を撤去して、土地を更地にします。「生垣を別の植物に植え替える」「フェンスなど別のものを取り付ける」といった再利用が目的なら、抜根まで行いましょう。

ただし、伐採だけの場合、切った切り株や根っこが残るため、除草剤を塗るなどの後処置が必要がです。

費用については以下の項目で詳しく見ていきましょう。

伐採費用の目安

伐採費用は木の種類、高さやボリューム、幹の太さ、作業人数、作業環境などによって変動します。木の高さ別で料金が設定されているのが一般的です。

木の高さ 料金の目安
3m未満 5,000円/本
3〜5m未満 15,000円/本
5m以上 20,000円/本

ポピュラーな生垣の木の高さは1〜3mと低木に該当するものが多く、高くても5mほどの中木です。ただし、本数が多いので結果的に1本の庭木の伐採より高くなるでしょう。

また、伐採後の切り株をそのままにすると、転倒といったケガのリスク、シロアリや害虫が発生する原因になるケースもあるため、処置が必要です。黒いビニール袋を被せたり、除草剤を注入して根っこを枯らしたり、どのような処置方法がよいかも、業者と事前に打ち合わせしておきましょう。

抜根費用の目安

抜根は切り株よりも下の根を取り除く作業で、木の種類や作業場所、重機の有無などで価格が変動します。抜根は幹周りの大きさで、料金が設定されるのが一般的です。

幹まわりの大きさ 料金の目安
/1本あたり
〜30cm 8,000円
31〜50cm 20,000円
51〜80cm 30,000円
81cm以上 40,000円

生垣の木の太さは一般的に9cmと、1本あたりの木があまり大きくないものがほとんど。生垣の本数や全体的な大きさで値段が変わります。

なお、抜根すると切り株や根っこが残らないので、後の処置は必要ありません。

さらに詳しく知りたい方はこちら

処分費や料金が高くなる項目

上記以外では、必ずかかるのが枝や幹の処分費用です。処分費の目安は、生垣の大きさにより必要なトラックの台数も異なるため、一概には言えませんが、軽トラ1台あたり10,000円〜と考えておくと良いでしょう。

その他で費用が高くなるケースとしては、次のような場合です。

  • クレーン車やユンボなど重機の使用:種類により8,000〜100,000円/日
  • 抜根後の整地:1平方メートルあたり600円〜
  • ガードマンや道路使用許可申請書などの費用
  • トラックが侵入できない狭い場所
  • 斜面など足場の設置が必要な場所

あくまでも上記は参考価格です。正確な料金を知るためにも複数の業者でしっかり現地調査してもらい、見積もりをとりましょう。

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生垣伐採・撤去を頼む業者の選び方【3つのチェックポイント】

伐採業者選びのチェックポイント

生垣の伐採や撤去費用などについて解説しましたが、いざ依頼する際、どんな業者へ依頼したらよいか悩んでしまうでしょう。そんな方は次の3つのポイントをチェックして業者の比較検討をしましょう。

実績が豊富で口コミも良い

生垣の伐採、抜根の作業は、生垣の種類や現場に応じた適切な作業が必要となるため、高い技術と経験が求められます。特に電線が絡むような現場では特殊作業となり、対応できる業者も限られます。業者の公式サイトや業者の検索サイトなどを活用して、どんな伐採や撤去に対応できるのか、実績を確認しましょう。

また、「作業が丁寧」「料金がわかりやすい」などの口コミをチェックするのも大事です。実際に依頼した際のイメージもつきやすく、不安も少し解消しやすいでしょう。

伐採業者の口コミ・実績を確認してみる>>

明瞭な料金体系である

業者が出す見積もりの内訳が分かりやすい、というのも業者選びでは重要なポイントのひとつです。

生垣の伐採や撤去費用は、木の本数が多いため予算が高くなります。上記で伐採や撤去にかかる費用の相場をお伝えしましたが、実際は大きく料金が異なるケースが多いでしょう。不明瞭な内訳が多い、あらかじめ提示された料金よりも高くなった、などのトラブルにならないよう、しっかり内訳を業者へ聞いて確認しましょう。

対応が丁寧である

業者を選ぶ際は、作業の丁寧さはもちろん、周りへの配慮がきちんとできるかどうかも、重要なポイントです。

伐採作業は建物に傷がつかないよう、通行のじゃまにならないように、ある程度広いスペースを確保する必要があります。その際に、安全対策が万全であれば安心して作業が任せられるでしょう。

また、チェーンソーや重機など大きな音を出す道具を使うため、騒音や振動などで近隣トラブルになる可能性もあります。周囲への挨拶など配慮ができる業者のほうが望ましいでしょう。

生垣の伐採後はどうする?撤去後の目隠しおすすめと設置費用目安

生垣伐採の後はフェンスの設置を

生垣の撤去後は景観が良くなる分、道路に面していたり、周囲から見えやすい場所にあったりすると、そのままにするよりも目隠しとして別のものを設置検討するケースが多くあります。それが、フェンスの設置です。

フェンスは生垣のような手入れが必要なく、転倒などの安全対策や防犯の役割もあります。もし、フェンス設置を検討するなら、伐採とフェンス設置を同時に依頼するほうが、手間も費用も余計にかからず済むでしょう。

生垣の伐採からフェンス設置までまとめて依頼する際は、外構・エクセテリア業者が適しています。

フェンス設置の工事内容と費用について解説します。

フェンス設置の工事

フェンス設置は生垣の伐採と抜根後に次のような工程があります。

  • すでにブロックがある場所:ブロックを活かしてフェンスを設置
  • ブロックがない場所:ブロック設置や独立基礎の工事が必要

すでにブロックがある場所は、ブロック塀の上に基礎を作ってフェンスを設置します。一方、土だけの場所は、整地をした後に、ブロックを積んで基礎を設置するか、ブロックを積まずに基礎設置するかなど、依頼内容や現場の状況に応じて施工されます。

フェンスの基礎工事は、1㎡あたり15,000〜25,000円程度です。独立基礎の設置はフェンス1本につき、5,000円〜8,000円程度です。

フェンスの設置費用の目安

フェンスの設置費用はフェンスの種類によって異なります。主なフェンスの種類は以下のとおりです。

  • スチールフェンス:5,000〜10,000円/m
  • アルミフェンス:10,000〜60,000円/m
  • 木目調樹脂フェンス:10000〜30,000円/m
  • ウッドフェンス:30,000〜40,000円/m

スチールフェンスが最も価格が手頃で、種類も豊富です。一方、サビに強いアルミフェンスは丈夫で長持ちしますが、その分費用も高くなります。それぞれの特徴と予算で設置を検討するとよいでしょう。

フェンス施工業者を探す>>

さらに詳しく知りたい方はこちら

生垣伐採は撤去処分や目隠し設置まで頼めるプロ依頼が手軽!まずは相見積りを

生垣を伐採した後

生垣の伐採は植樹の本数も多く、電動工具などを使用する危険な作業ため、プロの業者に依頼して安全に撤去しましょう。撤去には伐採だけや抜根まで必要かどうか、現地調査してもらい、適切な方法で対処することが大事です。そのような実績豊富で信頼できる業者を探すには、複数で比較検討は必須。

まずは、近くの伐採業者を探して、気になる業者から見積もりをとってみましょう。

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  • 生垣の手入れが面倒
  • 費用を少しでも抑えたい
  • 伸び放題の枝をどうにかしたい

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生垣の伐採に関するよくある質問

  • Q. 生垣の伐採費用はいくらですか?

    A.

    約3m以下の低木が30本ある生垣を想定した場合、伐採と処分費用の目安は20万円〜です。詳しい内容は以下で確認しましょう。
    生垣伐採・撤去にかかる費用はいくら位?ケース別の料金相場と内訳

  • Q. 生垣を伐採するなら抜根までしたほうがい?

    A.

    次にフェンス設置など再利用の目的があるなら、抜根までしたほうが良いでしょう。

    伐採業者へ相談してみる>>

  • Q. 自分で伐採する方法が知りたい!

    A.

    自分で伐採する際は3m以下の高さ、かつ幹の直径が20cm以下の木が条件です。まずは枝を切って木の高さを小さくした後、幹に入れ目をいれて伐採してください。
    自分で伐採する

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