剪定していくレモンの木

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レモンの木の剪定方法とお手入れ時期【大事な注意点3つも解説】

2024.10.06 2024.10.06

この記事では、レモンの木の剪定について徹底解説していきます。

比較的育てやすい果樹として人気のレモンですが、適切な時期に正しい方法で剪定していかなければなりません。ビタミンCが豊富な実を楽しむためにも、剪定の知識を持っておくことは大切なポイントです。

そんなレモンの木の剪定時期や作業方法を、分かりやすくご紹介。記事の最後では、剪定時に気をつけたい注意点についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

レモンの木の剪定時期はいつ頃がベスト?

レモンの木の剪定時期で悩む女性

レモンの木を剪定するなら、3月が適期です。3月は休眠期なので、剪定によるダメージを受けにくくなっています。特に、強剪定をするなら3月が良いでしょう。

ただし、3月はあくまでも適期で、真夏と真冬以外であればいつでも剪定できます。「混み合ってきた枝をどうしても切っておきたい」「日当たりが気になる」などの場合は、3月を待たず、真夏と真冬を避けて軽く剪定しても問題ありません。

レモンの木剪定の基本【年数・成長段階ごとのお手入れ方法】

レモンの木の剪定方法は、年数ごとに異なります。

  • 1年目
  • 2年目
  • 3年目以降

年数に合わせた正しいお手入れをして、レモンの木を成長させましょう。

1年目

植えたばかりの1年目は、剪定はほぼ必要ありません。まずは大きく成長するのを優先し、害虫や病気が発生した場合のみ剪定するのが基本です。

2年目

2年目は、樹形を整えて不要な枝を切るお手入れをします。1年目同様に、害虫や病気が発生した枝をはじめ、枯れている枝や元気のない枝などを剪定するのが基本です。

あわせて、伸びすぎている枝があれば剪定し、樹形も整えていきましょう。

3年目以降

3年目以降の剪定も、樹形を整えて不要な枝を切るのが基本です。

  • 昨年実を付けた枝
  • 実が付かない枝
  • 混み合っている枝
  • 株の根元から生えている枝
  • 枯れている枝

上記をはじめ、病気や害虫が発生していたり弱っていたりする枝も剪定しましょう。ただし、新しく伸びてきた枝を剪定すると花付きや実付きが悪くなるので、前年までに伸びた枝を中心に剪定するのがおすすめです。

レモンの木を小さくしたい場合の剪定方法

小さく剪定したいと思っているレモンの木

木を小さくするなら、健康で勢いの良い枝を根元から剪定します。これにより高さを抑えることはできますが、同時に不要な枝を切って日当たりや風通しを良くしておくのも大切です。

レモンの木を小さくする剪定は木に大きな負担を与えてしまうため、3月に実施するのが良いでしょう。

【レモンの木剪定の理想形】「開心自然形」とは?

レモンの木は、開心自然形で仕立てるのが一般的。主枝を3本残し、ほかの枝はすべて剪定します。残す3本の主枝も、先端から3分の1を切りましょう。

開心自然形は、樹高が高くなりにくいのが特徴です。レモンの実の収穫がしやすく、管理もしやすくなる点もメリット。

開心自然形にしていくには、主枝を縦に伸ばしすぎないのがポイントです。主枝が理想の高さに達したら、主枝から生えている亜主枝を横に伸ばしていきましょう。

レモンの木の剪定で気をつけたい3つの注意点【お手入れのコツ】

剪定した後のレモンの木

レモンの木を剪定するなら、ここでご紹介する3つの注意点を覚えておきましょう。

  • 枝を切りすぎない
  • トゲも剪定する
  • 剪定後は癒合材を塗る

安全に作業して木を健康に育てるために、ぜひ各注意点の内容もチェックしておきましょう。

枝を切りすぎない

剪定の際、切るのは全体の10~20%ほどに留めるよう心掛けましょう。一気に枝を切りすぎると、木に負担をかけてしまい枯れてしまう場合があるためです。

樹形を整える場合でも、一度にたくさんの枝を切るのは厳禁。少しずつ剪定し、理想の形を目指しましょう。

トゲも剪定する

レモンの木にはトゲがあり、風が吹くとレモンの実がトゲで傷つくことがあります。傷ついた実は病気や害虫が発生しやすくなるので、木の剪定ではトゲもあわせて剪定するのがおすすめです。

トゲでケガをしないよう、十分に気をつけて剪定しましょう。

剪定後は癒合材を塗る

こまめに剪定して日当たりや風通しをしていても、剪定後に癒合材(ゆごうざい)を塗っておかないと病気や害虫が発生するリスクがあります。

細い枝であれば問題ありませんが、太めの枝を剪定したら、必ず癒合材を塗って切り口を保護しましょう。

レモンの木は毎年剪定!3年目からはしっかり手入れしよう!

最初の2年間はそこまで念入りな剪定は必要がありませんが、3年目からは丁寧に剪定していく必要があります。正し時期に正しく剪定できれば、毎年レモンの実を楽しめるでしょう。

大きく生長してしまい手が付けられない場合や剪定の時間がない、手間がかけられない場合は、ぜひ専門の業者を利用しましょう。専門知識とプロの技で、効率的に美しく剪定してもらえます。

レモンの木の剪定を依頼するなら、セーフリーで業者を探してみましょう。条件による絞り込みができるので、自宅の近くにある業者や希望に沿ってくれる業者を見つけやすくなっています。

セーフリーを使って、レモンの木を剪定してくれるベストな1社を見つけましょう。

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レモンの木の剪定方法とお手入れ時期【大事な注意点3つも解説】のよくある質問

  • Q. レモンの木の剪定時期はいつ?

    A.

    剪定は真夏と真冬以外であれば問題ありませんが、休眠期である3月がベストです。

  • Q. レモンの木の剪定方法は?

    A.

    1年目は剪定はほぼ必要なく、2年目も樹形を整える程度で問題ありあません。3年目以降のレモンの木は、不要な枝を切って樹形を整える剪定をしましょう。

  • Q. レモンの木の剪定でのポイントは?

    A.

    レモンの木の剪定で覚えておきたいポイントは、下記3つです。

    ・枝を切りすぎない
    ・トゲも剪定する
    ・剪定後は癒合材を塗る

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