2025.04.16 2025.04.26
この記事では、ウッドデッキ撤去の費用について徹底解説していきます。
庭の模様替えや劣化による安全性確保のためなど、ウッドデッキの撤去を検討する理由はさまざま。撤去作業には手間と時間がかかるため、専門業者に任せるのが安心です。業者選びに際しては、費用相場を知っておくと良いでしょう。
ここでは、ウッドデッキ撤去の費用相場や高くなる要因とともに詳しくご紹介します。記事後半では、安く抑えるコツについても徹底解説。コスパ良くウッドデッキを撤去したい人は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
費用をかける?ウッドデッキ撤去を考えるべきタイミング
リフォームや売却、模様替えなどのほかにも、ウッドデッキの撤去を考えるべきタイミングがあります。撤去を検討すべきタイミングは、主に以下です。
- 木材が寿命を迎えた時
- 腐食や害虫被害に遭った時
- 法規制への対応
当てはまるタイミングがないか、まずはチェックしてみましょう。
造園にかかる費用については、以下の記事がオススメです。
さらに詳しく知りたい方はこちら
造園費用の相場はどのくらい?料金の決まり方から安く抑えるコツまで徹底解説
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木材が寿命を迎えた時
木材が寿命を迎えると、ウッドデッキの安全性が低くなってしまいます。一般的な寿命は、ハードウッドなら20年ほど、ソフトウッドの場合は数年ほど。木材の寿命を基に、安全性の不安が出てくる前に撤去して新しくするなど対策すると良いでしょう。
また、木材は使用環境によって寿命が短くなる場合もあります。たとえば屋外で雨風の影響を受けやすいなら、一般的な寿命よりも短いタイミングで木材の耐久性が著しく低下するケースもあるでしょう。
腐食や害虫被害に遭った時
木材に水分が染み込むと、木材腐朽菌が増殖します。木材腐朽菌が増殖を続けると、腐食が進んで木材の耐久性が低下しウッドデッキの安全性が確保できなくなってしまいます。特に、湿度が高い地域に住んでいる場合は注意が必要です。
また、木材を食い荒らすシロアリなどの害虫被害に遭うケースもあるでしょう。シロアリなどに食い荒らされた木材は、内部がスカスカになり倒壊するリスクが高くなります。
腐食や害虫被害が進んでいると、撤去しなければならないケースも多いです。庭の害虫対策については、以下の記事でご確認ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
お庭・庭木の害虫対策はこれで完璧!虫がつきやすい樹種と退治方法も徹底解説
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法規制への対応
ウッドデッキも、法律に則って設置しなければなりません。そのため、合法的に伐採されていない木材を使ったり、建築基準法を遵守していないウッドデッキは撤去しなければならない点も覚えておきましょう。
また、法律の改正や条例の追加や修正などにより、法規制が変わる場合もあります。法規制が変わると、今まで問題なかったウッドデッキも撤去の必要が出てくるケースがあるので注意が必要です。
ウッドデッキ撤去にかかる費用の相場
ウッドデッキの撤去にかかる費用の相場は、2~15万円ほど。費用に幅があるのは、大きさや状況などによりかかる料金が大きく変わるためです。
ウッドデッキの大きさ別では、以下が撤去費用の相場です。
- ~10m²:20,000~50,000円ほど
- 10~20m²:50,000~100,0000円ほど
- 20m²~:100,000円~
ウッドデッキの撤去では、基本料金や人件費、廃材の処分費のほか、出張費などがかかります。そのため、上記相場はあくまでも目安として考えておきましょう。
ウッドデッキ撤去費用に影響する要因とは?【料金が高くなるケースも】
ウッドデッキ撤去費用は、状況により大きく変動するのが特徴です。そこで、どのような要因が費用に影響するのか、どのようなケースで費用が高くなるのかを見てみましょう。
ウッドデッキ撤去費用に影響する要因
ウッドデッキの撤去費用は、以下の要因によって変動します。
- 使用されている材料
- デッキの構造
- デッキがある場所
- 時期
- 地域
- 追加作業の有無
使われている材料が特殊だったり構造が複雑だったりすると、撤去作業が困難になる場合があります。また、デッキが2階以上の場所にあるなどで作業の難易度が高くなると費用は高くなりがちです。
撤去を請け負う業者が繁忙期かどうかも、費用に影響します。あわせて、都市部か地方かによっても費用は違います。
撤去以外に追加で作業を依頼する場合は、費用が高くなるケースがほとんどです。
ウッドデッキ撤去費用が高くなるケース
費用に影響する要因をふまえ、料金が高くなるケースをチェックしてみましょう。
- 一般的ではない木材や金具を使っている
- 階段が手すりがある
- 複雑な構造をしている
- 2階以上の高所にある
- 重機が入りにくい場所にある
- 敷地や道路が狭くトラックが入れない
- 年度末などの繁忙期での依頼
- 都市部での依頼
- 撤去とあわせて新設も依頼
上記の中でも、高所にあるウッドデッキを撤去する際は、足場が必要になるケースもあります。足場を設置するだけでも費用は大幅に高くなるため、まずは見積もりを取ってみるのがオススメです。
ウッドデッキ撤去の費用を安く!自分で解体は可能?
ウッドデッキの撤去は、専門の知識と技術があるプロに依頼するのがオススメ。何も知識がなく技術もないまま作業すると、ケガをする危険があるためです。
また、解体した木材は、種類によって一般的なゴミとして処分できない場合もあります。たとえば基礎のブロックや天然木以外のデッキ材は、産業廃棄物扱いになるため、専門業者へ廃棄依頼しなければなりません。
それでも自分で解体するという場合には、正しい手順で作業し、廃材処分の手筈を整えておく必要があります。そのために、必要な費用の目安と手順を知っておくと良いでしょう。
自分で撤去する際に必要な費用の目安
自分でウッドデッキを撤去する際にかかるのは、解体に使う道具の購入費と廃材の処理費。あわせて、10,000~30,000円ほどかかるのが一般的です。
解体に必要な道具では、バールや電動ノコギリ、電動ドライバーなどが挙げられます。
自分で解体する手順
自分で解体するなら、以下の手順で進めましょう。
- 板塀やラティスを外す
- 床材を外す
- 骨組みを解体する
- 床束・束石を除去する
- 廃材を処分する
作業の際はケガをしないよう厚手の手袋を着用し、慎重に進めましょう。
重労働となりがちなウッドデッキの撤去は無理をせず専門業者に任せるのがオススメです。
ウッドデッキ撤去費用を安く抑える2つのコツ
ウッドデッキの撤去費用をできるだけ安く抑えるなら、以下2つの方法が有効です。
- できるところまで自分で作業する
- 相見積もりを取る
特に、相見積もりを取るとコスパが良い業者を見つけやすいので是非実践してみましょう。
できるところまで自分で作業する
撤去作業すべてを依頼するのではなく、できるところまで自分で解体し、残りの難しい部分のみプロに依頼する方法です。特に、作業時間によって費用が決まる業者の場合、できるところまで解体しておくと作業時間が減って費用を抑えられます。
ただし、危険度が高い場所での作業は、無理して解体するのは避けましょう。まずは見積もりを取り、作業の難易度や費用感を掴んでおくのがオススメです。
相見積もりを取る
見積もりは、1社からだけでなく複数社から取って比較するのが費用を抑える秘訣です。相見積もりを取れば、現状でかかる費用の相場を知れるだけでなく、各社のサービスの違いや対応の違いを比較できます。
より安い業者を見つけやすいのはもちろんですが、多少高くてもサービス内容に満足できる業者も見つけやすいのが大きなメリットです。
また、現地調査をした上で見積もりを出してくれ、細かな詳細まで教えてくれる業者なら、安心度が高いでしょう。
ウッドデッキ撤去の費用を抑えるなら相見積もりがオススメ!
ウッドデッキの撤去は重労働になりがちなので、安く抑えるなら自分で無理なくできるところまで作業し、あとは業者に任せてしまうのが安心です。相見積もりを取れば料金や作業内容を比較できるので、納得できる依頼先を見つけやすくなります。
信頼できる業者を見つけ、ウッドデッキ撤去をスムーズに進めましょう。
- ウッドデッキを解体撤去したい
- 庭の雰囲気を変えたい
- コスパ良くウッドデッキを撤去したい!
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ウッドデッキ撤去の費用に関するよくある質問
-
Q. ウッドデッキ撤去はいくらかかる?
A.ウッドデッキ撤去にかかる費用は、2~15万円ほどです。
-
Q. ウッドデッキ撤去費用が高くなるケースとは?
A.ウッドデッキ撤去費用が高くなるケースは、主に以下です。
・特殊な材料や構造のウッドデッキ
・作業難易度が高い場所にある
・繁忙期での依頼
・都市部での依頼
・追加作業がある -
Q. ウッドデッキ撤去費用を安く抑えるコツは?
A.ウッドデッキ撤去費用を安く抑えるコツは、以下2点です。
・できるところまで自分で作業する
・相見積もりを取る