10年以上クリーニングしていないエアコン

10年以上クリーニングや掃除していないエアコンはリスクだらけ?知っておきたい対処方法

2023.05.04 2024.07.15

 

10年以上クリーニングをしていないエアコンには、目に見えない多くのリスクが潜んでいます。

この記事では、10年以上クリーニングをしていないエアコンの正しい対処方法を知りたい人へ向け、おすすめの方法や知っておきたいリスク、放置年数ごとに変化する状態の目安などについて解説します。

目次

10年以上エアコンクリーニングや掃除をしていないエアコンのリスク

10年以上掃除せず放置したリスクの高いエアコン

長期間に渡ってクリーニングを怠っていたエアコンには、以下のようなリスクが考えられます。

本体の故障

蓄積した汚れは、エアコンの正常な稼働に支障をきたします。故障の前には、少なからずなんらかの兆候(動作不良や冷暖房効果の低下など)があります。汚れによって起こった異変を放置していると、故障の大きな原因となります。

フィルター掃除していないために目が詰まって負荷がかかっているエアコン室内機

電気代の上昇

汚れが蓄積したエアコンは、冷暖房機能が低下しています。正常な状態と同様の効果を発揮するためには、より多くのエネルギーを消費しなければなりません。効率の悪いエネルギー消費は、電気代上昇に繋がります。

フィルター掃除せずエアコン室内機に負荷がかかって電気代UP 請求額に驚く人

健康面の懸念

エアコンの汚れの原因は、蓄積した埃や繁殖したカビです。増加した埃やカビによって、くしゃみや鼻詰まり、咳などの症状が起こる可能性があります。放置しておくことで、さらに重篤な健康被害を誘発する可能性も否定できません。

フィルター・ファン掃除していないためにエアコン室内機から撒き散らされたカビで体調を崩す人たち

10年以上クリーニング・掃除していないエアコンの自力対処

エアコン掃除の自力対処 ファン掃除を始める女性

エアコンのクリーニングを自力で行う際には、注意しなければならないポイントがあります。

部分的な清掃にとどめる

エアコンは精密機械であり、内部の構造は複雑です。自力でクリーニングを行う際には、表面の清掃やフィルターの交換程度に留めましょう。

エアコンフィルターくらいなら、素人でも簡単に取り外せます。水洗いができ、自力でもリスクや負担を掛けることなくクリーニングすることができます。

内部のクリーニングや分解は行わない

エアコンの分解など、本格的なクリーニングはおすすめできません。専門的な知識や技術を持たない人の自力クリーニングは、故障や事故のリスクを孕んでいます。

10年以上放置していたエアコンのクリーニングは、容易ではありません。自力対処を行う際は、限定的な範囲に留めましょう。

10年以上クリーニング・掃除していないエアコンの対処は専門業者へ

エアコンクリーニング業者に依頼して高圧洗浄機で室内機の奥深くのしつこい汚れを落としてもらっている様子

自力対処が難しいエアコンのクリーニングは、専門の業者に依頼する方法がおすすめです。専門業者の利用には様々なメリットがあります。

徹底的なクリーニング

専門業者は、エアコンの内部まで徹底的にクリーニングを行います。一般には手に入りづらい専用の機材や薬剤を用いて、分解した内部やそれぞれのパーツごとにクリーニングを施します。

自力では難しい部分に至るまでクリーニングを実施することで、エアコンの汚れをほぼ完璧に取り除くことができます。

手間や時間の節約

自力でのクリーニングは手間や時間を浪費します。クリーニングに慣れていない人であれば、準備だけでも大きな手間でしょう。

専門業者に依頼すれば依頼者に物理的な負担は一切なく、事故や怪我などのリスクもありません。安全性を担保した上で、手間や時間を浪費することなくクリーニングを終えることができます。

10年以上クリーニング・掃除していないエアコンは業者に依頼できないことも

エアコンクリーニングを専門業者に依頼できないことも

10年以上クリーニングを怠っているエアコンの状態は様々です。状態次第では、業者依頼が難しいケースがあることも事実です。業者でも対応が難しい代表的な事例をまとめました。

①エアコンの保証期間が過ぎている

エアコンの保証期間は、メーカーや保証対象により異なっています。

一般的には、「本体保証期間:購入から1年間」、「保証用性能部品保有期間:製造打ち切り後10年間」であることが多く、製造年が古いモデルほど保証期間が短い傾向にあります。

10年以上クリーニングを怠っているエアコンは、本体や部品の保証期間が切れていたり、すでに部品が手に入らなくなっている事例も珍しくありません。

保証期間切れや部品の入手が困難であることを理由に、クリーニングを依頼できない専門業者があるのです。

②業者が加入している損害賠償保険の対象外

エアコンクリーニング専門業者の多くは、作業中のトラブルを想定した損害賠償保険に加入しています。故障や破損、水漏れや漏電など、様々なトラブルを保証するための保険は、業者にとって重要な制度です。

保険の内容は保険会社によって異なりますが、製造から10年以上経過している古いエアコンは、保険の対象外である可能性があります。

保険適用外のエアコンに対するクリーニング作業は、業者であってもリスクを伴います。あまりにもリスクが高い場合などには、依頼を断られてしまう事例もあるでしょう。

それでも依頼が可能な業者はある

保証期間が過ぎていても、クリーニングを請け負ってくれる業者は存在します。依頼の際には、トラブルの際に保険の適用を受けられないなど、いくつかの制約が生じるかもしれません。

具体的な判断は、各業者によって異なります。気になる際には、それぞれの業者に確認してください。

10年以上クリーニング・掃除していないエアコンを業者に依頼する際の費用相場

業者のエアコンクリーニング費用相場 電卓

エアコンのクリーニングを、専門業者に依頼する際の費用相場をまとめました。ただし、具体的な費用はエアコンのタイプや状態によって異なります。

以下に示すのは、保証期間や損害賠償保険適用範囲内のエアコンクリーニングにおける費用相場です。

10年以上クリーニングを怠っているエアコンの場合には、費用相場以上の料金が必要になることが想定されます。正確な料金を確認する場合には、各エアコンクリーニング業者に見積もりを依頼してください。

エアコンクリーニングの一般的な費用相場

(※保証期間や損害賠償保険適用範囲内のエアコンを想定しています)

エアコンの種類 費用の目安
壁掛けタイプ(セルフクリーン機能なし) 1台あたり7,000円〜15,000円程度
壁掛けタイプ(セルフクリーン機能なし) 1台あたり15,000円〜20,000円程度
天井埋め込みタイプ 1台あたり25,000円〜40,000円程度
室外機のクリーニング 1台あたり2,500円〜4,000円程度

10年以上クリーニングしていないエアコンを業者に依頼する際のポイント

エアコンクリーニング中の業者スタッフ

エアコンクリーニングの専門業者は、少なくありません。依頼する業者を選ぶ際には、以下のポイントを押さえておきましょう。

保証期間や損害賠償保険適用外でも対応できる業者

10年以上クリーニングを怠っているエアコンは、保証期間や損害賠償保険の適用外である可能性があります。どれだけサービスが充実していても、依頼を受けてもらえなければ意味がありません。

業者を選ぶ際には、事前にエアコンの状態を伝えてください。正しい情報や状態を伝え、判断を求めましょう。

事前の見積もりを行なっている業者

エアコンのクリーニング費用は、個別の状態によって異なります。具体的な料金を把握するためには、事前の見積もりが必須です。事前見積もりを行なっていない業者を選んではいけません。

明確な料金プランを提示している業者

わかりやすい料金体系や需要に応じたプランなど、具体的な料金を掲げている業者は良心的です。基本料金が明確化されていれば、おおよその費用を把握できます。

料金に関する情報は、各業者の公式HPから確認できます。業者を選ぶ際には、複数の業者を比較してみると良いでしょう。

10年以上クリーニングしていないエアコンは買い替えが必要?

10年以上クリーニングしていないエアコンの買い替え

10年以上クリーニングを怠っているエアコンを保有している場合には、買い替えを検討したくなるかもしれません。ただし、安易な買い替えは損をしてしまうリスクがあります。

買い替えの有無は、以下の内容を考慮した上で判断しましょう。

クリーニングして継続利用した方がお得

依頼できる専門業者が見つかれば、10年以上放置していたエアコンのクリーニングは可能です。エアコン内部の汚れによってエネルギー消費量が増え、電気代が上がってしまっている状況なので、早めに業者に依頼しましょう。

エアコンクリーニング業者に依頼して室内機の奥深くまで汚れを落としてもらっている様子

10年以上クリーニングを怠っていたエアコンであれば、汚れを除去することで電気代が劇的に減少する場合もあるでしょう。

また、買い換えるにしても、最新のエアコン本体の価格は数万円〜十数万円です。取り付け工事の料金などを考慮すると、かなりのコストがかかります。

保有しているのエアコンがまだ動くなら、エアコンクリーニングを行うことをおすすめします。

本体の買い換え目安

依頼できるクリーニング業者が見つからない場合や見積もりを依頼しても断られてしまうほど古い機種の場合は、本体購入を検討しましょう。

本体を買い替える時期・タイミングとしては、20年程度を目安に検討すると良いでしょう。

10年以上クリーニングしていないエアコンを放置してはいけない理由

10年以上エアコンを放置してはいけない理由

クリーニングを怠っている状態のエアコンには、以下のような変化が起こっています。

クリーニングが日々難しくなっていく

蓄積している汚れは増加していきます。汚れが増えれば増えるほど、クリーニングに必要な費用も上昇していきます。また、交換が必要な部品なども、製造から時間が過ぎるにつれて手に入りづらくなります。

故障や健康被害のリスクが上昇している

汚れが蓄積することで、故障や健康被害のリスクも上昇しています。エアコンを使用している空間には、埃やカビの胞子が舞っているかもしれません。

エアコン内部でカビが大量発生していたよくあるケースでしっかり業者に掃除してもらっている様子

購入当初は何事もなく過ごせていても、長い期間を掛けて汚れが堆積したことで、ある時期から体に変調をきたす可能性は否定できません。

放置年数ごとの状態や適切な対処法

エアコンの適切なクリーニング頻度は、1年に一度(使用頻度により異なる)です。適切な頻度のクリーニングを怠ると、時間の経過と共に様々な変化が起こります。

以下に、エアコンのクリーニングを怠っている年数ごとの汚れの状態や、推奨したい対処方法をまとめました。

放置年数 汚れの状態 対処方法
3年 軽度(外部に違和感はない状態。稼働も正常だが、内部には汚れが蓄積し始めている) 専門業者に依頼
5年 軽度〜中度(外部の変化や稼働の変化は目立たない状態。一見すると正常だが、内部には汚れが蓄積している) 専門業者に依頼
10年 高度(送風口からでも埃やカビがはっきりと確認できる状態。異臭や冷暖房効果の低下など) 保証対象外でも可能な専門業者に依頼
20年 重度(エアコン内部や外部に汚れや変色が顕著な状態。稼働に支障をきたす可能性もあり) 保証対象外でも可能な専門業者に依頼(できない場合には買い替え)
エアコンの状態は、使用頻度などによって異なります。状態には個体差がありますが、10年以上クリーニングを怠っているエアコンの内部は確実に汚れています。
エアコンは定期的なクリーニングによって、長く使用することが可能です。10年以上エアコンのクリーニングを怠っている場合には、専門業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

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10年以上クリーニングや掃除していないエアコンはリスクだらけ?知っておきたい対処方法のよくある質問

  • Q. エアコンのクリーニングに保証期間はありますか?

    クリーニング業者の多くは、保証期間を設けています。期間の詳細は業者によって異なりますが、一般的に3日〜1週間程度です。

  • Q. エアコンのクリーニングをしないとどうなりますか?

    エアコン内部に汚れが蓄積していきます。汚れの原因は埃やカビであることが多く、エアコンの稼働や人体に悪影響を及ぼす可能性があります。

  • Q. 放置したエアコンの使用を再開する際、クリーニングはした方が良いですか?

    必ずした方が良いです。ただし、自力でのクリーニングには限界があります。クリーニングの際には、専門の業者に依頼しましょう。