20年以上掃除してない…エアコンクリーニングは必要?業者依頼時の注意点やサービスの選び方も解説

2024.07.02 2024.07.15

 

この記事では、20年以上掃除をしていないエアコンの、エアコンクリーニングの必要性や業者サービスの選び方について徹底解説します。

20年以上掃除をせずに使用していると、ニオイやエアコンの効きなどが気になっているケースがほとんどではないでしょうか?「エアコンの故障かな?」「使い続けても大丈夫?」などの疑問が湧く機会も多くなっていることでしょう。

そんな疑問を解決するために、そのまま使い続けるリスクや清掃依頼時の注意点、買い換えの判断基準などを丁寧に紹介します。エアコンクリーニングを依頼するかどうか迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください。

 

エアコン20年以上掃除せずにほっておくとどうなる?

20年以上使い続けているエアコンの汚れやニオイが気になる女性

20年も汚れやホコリを放置していると、以下のようなリスクが高まっていることが予想されます。

エアコン本体の故障

長年蓄積したホコリや汚れは、エアコンに負荷をかけ続けます。

本来の機能が損なわれるだけではなく、熱交換器の劣化や排水溝の詰まりなど、深刻な問題につながる可能性が高くなるでしょう。熱交換器は空気の冷却に大きく関わる部分で、ホコリの妨げによって、冷却効率が大きく低下し、結果エアコンの劣化を加速させます。

また、ホコリによって排水溝が詰まると、水漏れを引き起こし、電子部分にも悪影響を及ぼすでしょう。このような故障の原因となり、エアコン本体の寿命を縮めます。

健康面への悪影響

エアコンの主な汚れは、ホコリやカビ。エアコン内部は温度・湿度・栄養の環境が揃っており、カビが発生しやすい環境です。また、ホコリにはアレルギーの原因となる、ダニの死骸や細菌などが含まれています。

カビやホコリが蓄積したままだと、エアコンによって部屋全体に排出され、住人の鼻や口に入り込むことに。カビ臭いだけでなく、鼻詰まりやのどの痛みなどの症状を引き起こす可能性があるでしょう。具体的には、次のような病気を引き起こすことが考えられます。

  • 気管支炎喘息
  • アトピー性皮膚炎
  • 過敏性肺炎など

乳幼児や高齢者、アレルギー体質の方は要注意です。定期的なエアコンクリーニングを心がけましょう。

電気代の高騰

長年の汚れがエアコンの運転の妨げになることで、正常な運転よりもより多くの電力を消費します。その結果、電気代が高くなるでしょう。

また、最新型のエアコンは20年以上前のエアコンよりも、省エネ性能が優れています。最新型と20年以上前のエアコンを比較すれば、電気代にも大きな差が出てきます

20年以上放置していると、上記のような変化も慣れてしまって、気づきにくくなっている可能性もあります。ぜひ、一度、エアコンに異変がないか確かめましょう。

20年以上掃除していないエアコンも自分でキレイにできる?【お手入れできる箇所と清掃方法】

自分でエアコンのお手入れするための道具

20年以上掃除せずにエアコンを放置していると、ホコリやカビが蓄積している可能性が高いでしょう。

自分でお手入れできる箇所は、エアフィルターや風向きルーパー(エアコンのハネ部分)のような表面的で、簡単に取り外せる部分です。目に見えないエアコン内部は、自分でお手入れできないため、プロのエアコンクリーニング業者へ依頼しましょう。

準備するものは、新聞紙・掃除機・雑巾・使い古した歯ブラシ・台所用中性洗剤です。

お手入れ前は、電源プラグを必ず抜きましょう。

  1. エアフィルターは掃除機でホコリを吸い取り、裏側から水で濡らしながら歯ブラシで洗う
  2. ダストボックスは掃除機で吸い取り、水洗い
  3. エアコンの吹き出し口やハネの部分は、濡れた雑巾で拭く
  4. エアコン本体もホコリを吸い取った後、濡れた雑巾で拭く
  5. 汚れがひどい場合は中性洗剤でつけ置きし、日陰干しする

取り扱いについては説明書やメーカーのホームページで確認しましょう。

20年以上掃除していないエアコンクリーニングは可能?依頼時の注意点も

エアコンクリーニングを依頼する際の注意点

そもそも、20年以上の古いエアコンクリーニングの依頼を引き受けてくれるかどうかですが、基本的には引き受けてくれる業者はあります。しかし、事前にいくつかの注意点があるので、しっかり確認したうえで頼みましょう。

  • エアコンの保証期間が切れている
  • 業者加入の損害賠償保険の対象外
  • 故障などがあってもエアコンクリーニング代の返金はない可能性も

20年以上掃除をしていないエアコンの場合、古すぎて依頼を断られるケースがあるのも事実です。その理由について詳しく解説します。

エアコンの保証期間が切れている

エアコンには、各メーカーが無料で修理できる期間(有料となる場合もあり)を設けています。本体は1年ですが、冷媒回路(圧縮機や配管など)は5年です。また、エアコンの設計上、標準使用期間は最長10年まで。これは、安全上支障なく使用できる期間が10年までということです。さらに、エアコンの部品のストックも10年までなので、修理に必要な部品も調達できなくなります。

すでにメーカーからの保証が切れてしまって、修理も難しいのを覚悟の上で、エアコンクリーニングを依頼するかどうか検討しましょう。

業者加入の損害賠償保険の対象外

エアコンクリーニング業者は基本的に損害賠償保険に加入していますが、20年以上古いものだと保証されません。損害賠償保険はエアコンクリーニングが要因となる故障や不具合を保証するもので、通常は、製造から10年までのエアコンが補償対象です。10年以上のエアコンの故障や不具合は、経年劣化によるものか、エアコンクリーニングによるものかの判断が難しいため、補償の対象外になります。

故障や不具合のリスクはあるが、補償もできないという条件でのエアコンクリーニングの依頼になります。

故障などがあってもエアコンクリーニング代の返金はない可能性も

上記では故障や不具合のリスクや、メーカーの保証期間が過ぎているリスクなどをお伝えしましたが、その上で依頼して不具合や故障があった場合、エアコンクリーニング代の返金はない可能性があります。万が一、不具合や故障しても、保証がないので、修繕費などの費用の補填もありません。

最終的には当事者間の話し合いになるでしょうが、事前に返金や支払いについてはよく業者と確認しましょう。

20年以上掃除していない場合のエアコンクリーニング!業者選びのポイントとは?

エアコンクリーニング業者選びのポイント

エアコンクリーニング業者は次のようなポイントで選びましょう。

  • 業者の掲載ページを確認する
  • 業者の口コミや評価を見る
  • 損害賠償保険の加入の有無や保証内容を確認

上記以外にも、エアコンクリーニング実績やリピート率なども参考となります。

業者の掲載ページを確認する

依頼する業者の身元を確認するうえで、ホームページや情報ページは役立ちます。会社の所在地、電話番号、お問い合わせ窓口の有無などを確認しましょう。

とくに、すぐに連絡が取れるような問い合わせ先があるかどうかは重要。エアコンクリーニングの不具合は、エアコンクリーニング直後にすぐわかることもあれば、本格的に運転して気づくこともあります。「連絡がつかない…」というトラブルも多いようです。

また、顔写真掲載があれば、事前にどんな人物か知れるため、安心感があるでしょう。

業者の口コミや評価を見る

エアコンクリーニング業者の比較サイトの口コミやGoogle評価などから、業者の評判を知るのも重要です。

利用者の正直な感想である口コミは、業者の判断基準のひとつになります。事実、比較サイトの口コミを見て、エアコンクリーニング業者を選ぶ人が多いようです。良い評価であれば安心して依頼しやすいでしょうし、悪い評価であっても、許容できる範囲なのかチェックしておくとよいでしょう。

損害賠償保険の加入の有無や保証内容を確認

ほぼすべてのエアコンクリーニング業者では、万が一に備えて損害賠償保険に加入しています。保証の大まかな内容は以下のとおりです。

  • エアコン本体の故障や不具合
  • エアコンの部品の破損
  • エアコン以外の損害

エアコン以外の損害とは壁や床に汚れや傷がついたなど、作業が原因で起こるトラブルも適用されます。また、保証期間や、トラブル時の対応についても事前に確認しておくと安心です。

20年以上掃除していないエアコンクリーニングの料金相場と作業時間

エアコンクリーニングの料金相場

家庭にある一般的なエアコンクリーニングは、エアコンの種類によって料金が異なります。エアコン内部をクリーニングする機能が付いているものは、おそうじ機能なしのシンプルなものに比べて、料金が高くなります。

エアコンクリーニング費用の目安
(1台あたり)
作業時間
壁掛けエアコン(自動お掃除機能なし)の場合 9,000円~15,000円程度 約90分
壁掛けエアコン(自動おそうじ機能付き)の場合 15,000円~20,000円程度 約120分
室外機のクリーニング 2,500円~4,000円程度 約60分

依頼の前に、次のような点を事前に確認しないと断られるケースもあるので、注意してください。

  • 10年以上の製造日が古いエアコン
  • 海外メーカーのエアコン
  • 自動おそうじ機能付きエアコン

また、詳しい料金は実際に見積りしてもらわないと判断できないため、しっかり打合せしましょう。

20以上掃除していないエアコンクリーニングのベストな時期とは?【買い替え判断の基準も】

エアコンクリーニングのベストなタイミングや買い替えかどうかの判断基準について解説する男性

エアコンクリーニング業者への依頼は、自分でお手入れしても、ニオイやエアコンの効きが良くならないタイミングで依頼しましょう。

また、本格的にエアコンを使う夏や冬の前の時期、つまり、春先や秋に依頼するのがベスト。繁忙期になると、すぐに対応してもらえない可能性が高く、余計な出費もかかります。

また、20年以上使用しているエアコンであれば、エアコンクリーニングか買い替えか判断に悩むこともあるでしょう。家庭用エアコンの平均的な寿命は、10~13年ほどといわれています。20年以上経てば、エアコン自体のニオイや不具合が気になってくるかもしれません。次のようなポイントがあれば、買い替えを検討しましょう。

  • 変な音がする
  • 冷暖房が効かない
  • 掃除しても水漏れする
  • 動かない部品がある

「急に壊れて使えなくなった」や不具合による発火などが起こる前に異変を確認しましょう。

変な音がする

エアコンからの異音の種類によって、さまざまな原因が考えられます。

例えば、「キュルキュル」という音は、エアコンフィルターや熱交換器にホコリが溜まっていることや、空気を冷却する役割の送風ファンのモーターの故障が考えられます。「ガタガタ」の音もエアコン内部の部品の劣化や動作不良の原因によるものなので、故障の可能性があります。このような異音が定期的に聞こえてきたり、大きくなってきたりしたら、買い替えを検討しましょう。

冷暖房が効かない

冷暖房の効きが悪くなった場合、冷媒ガス(空気の冷却に使われる気体のこと)が漏れていたり、コンプレッサー(圧縮器)の不具合であったりといった原因が考えられます。この場合は、買い替えを検討しましょう。

また、エアフィルターの目詰まりやエアコン内部の汚れなどが原因で冷暖房の効きが悪くなる可能性もあります。その場合は、エアコンクリーニング業者へ依頼しましょう。

掃除しても水漏れする

エアコン内部やドレンホース(結露や汚れを外に排出するホース)の汚れを取り除いても、水漏れする場合は部品の亀裂や故障が原因です。

ドレンパン(結亀裂などは露水の受け皿)や内部の部品が経年劣化によって破損、亀裂が生じます。その場合は、速やかに買い替えを検討しましょう。

動かない部品がある

エアコン内部の部品の故障や電源系統などに問題があると、動かなくなります。部品の交換や修理は、20年以上のエアコンでは難しいので、その場合は買い替えましょう。

上記以外では、異臭や焦げたようなニオイがする場合は、発火の恐れがあるため、速やかにエアコンを停止して、買い替えましょう。

20年以上掃除していないエアコンクリーニングは信頼できる業者へ依頼を!

エアコンクリーニング業者の男性

20年以上掃除していないエアコンは、ニオイやエアコンの効きが悪くなるだけではなく、健康に害を及ぼしたり、電気代が高くなったりなど、気づかないうちにさまざまな悪影響を与えます。自分で無理に掃除をせずに、プロの業者へエアコンクリーニングを早めに依頼しましょう。

しかし、20年以上のエアコンの場合、故障のリスクなどもありすべての業者が引き受けてくれるわけではありません。エアコンクリーニング業者を多数掲載しているセーフリーで比較検討するなどして、自分にぴったりの業者を見つけてみてください。

>>優良なエアコンクリーニング業者を探す

20年以上掃除してない…エアコンクリーニングは必要?業者依頼時の注意点やサービスの選び方も解説のよくある質問

  • Q. 20年以上掃除していない古いエアコンでもエアコンクリーニング依頼は可能?

    20年以上古いものでも、エアコンクリーニングを引き受けてくれる業者はいるでしょう。しかし、メーカー保証(最長10年)が切れている、業者の損害賠償保険の対象外となる可能性があるので、断られるケースもあります。

  • Q. 20年以上掃除していないエアコンは自分でお手入れできる?

    エアフィルターや吹き出し口など、簡単に取り外せて、目に見える部分はお手入れできます。しかし、エアコン内部に汚れやカビが蓄積している可能性が高いため、プロの業者に任せるのがおすすめです。

  • Q. 20年以上掃除していないエアコンは、エアコンクリーニング依頼と買い替えどちらがいい?

    10年以上のエアコンの場合、経年劣化による故障が出て、使用できなくなる可能性も高くなります。「変な音がする」「冷暖房が効かない」「動かない」「水漏れする」などの場合は買い替えを検討しましょう。