2025.03.09 2025.03.09
この記事では、お掃除機能付きエアコンのダストボックス掃除の必要性や方法について徹底解説していきます。
ダストボックスはその名の通り、ほこりがたまる場所。毎日汚れが蓄積していきます。しかし、「お掃除機能が付いているから、自力での掃除は必要ないのでは?」と考える人もいるでしょう。
そんな疑問に答えつつ、最低限必要なお手入れや、おすすめの掃除頻度についてもご紹介。お掃除機能付きエアコンを使っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
エアコンのダストボックスは掃除が必要?放置するとどうなる?
お掃除機能が付いているエアコンに付いているダストボックスは、自動で除去したホコリなどの汚れを一時的に溜めておく場所です。ここに溜まった汚れは自動的に排出されるわけではないため、定期的に掃除をしなければなりません。
ダストボックスは、汚れが溜まると「おそうじランプ」などで知らせてくれる仕組み。ランプが点灯したら掃除するのが基本です。
ダストボックスを掃除せず放置すると、エアコンから出る風のニオイが不快に感じるようになったり、溜めきれなくなったホコリが熱交換器の目詰まりを起こして運転効率が落ちたりします。
また、ダストボックスから溢れたホコリなどがエアコンの風に含まれるようになると、アレルギー症状が出る場合も。日々の掃除が欠かせません。
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エアコンのダストボックスの掃除手順【具体的なお手入れ方法】
では、エアコンのダストボックスの掃除手順を具体的に見ていきましょう。
- 電源を切る
- ダストボックスを取り外す
- 掃除機で汚れを吸い取る
- 取り切れない汚れは水洗いする
- 乾かして設置する
- リセット操作をする
ダストボックスの掃除の際は、必ずエアコンの電源を落とし、コンセントを抜いておきましょう。
ダストボックスは本体カバーを外すとすぐ見える場所に設置されている機種がほとんど。ツマミが1~4ヶ所ほど付いているので、スライドするなどして外しましょう。
ダストボックスを取り外す際は、汚れが舞い上がらないよう、できる限りゆっくり動かすのがポイントです。
取り外せたダストボックスは、内部の汚れを掃除機でしっかり吸い取ります。この時、取り切れない汚れがある場合は、水洗いすると効果的です。水だけで落ちない頑固な汚れには、中性洗剤を使うのも良いでしょう。
汚れが落ちたらタオルで水分を拭き取ってから陰干しし、しっかり乾燥させてから本体へ取り付けます。
最後に、点灯している「おそうじランプ」をリセットするのも忘れてはいけません。リセットしないと点灯し続けて次の掃除のタイミングが分からなくなってしまうので注意が必要です。
リセット操作は機種によってさまざまなので、取扱説明書をよく読んで操作しましょう。
エアコンのダストボックス掃除をする際のポイント5つ
エアコンのダストボックスを掃除する際は、以下5つのポイントを押さえておく必要があります。
- 手袋やマスクを着用する
- 強い力でこすらない
- 無理な力を加えない
- フィルターも一緒に掃除する
- 変色や変形にも注意
安全に掃除を進めるために、それぞれ確認していきましょう。
手袋やマスクを着用する
ダストボックスにはホコリなどの汚れが多く溜まっているため、掃除の際は必ずマスクを着用しましょう。ホコリやカビなどの汚れが体内に入るとアレルギー症状を起こす場合があるためです。
また、洗剤を使って掃除する際は、手袋を着用すると肌荒れ防止に役立ちます。
強い力でこすらない
ダストボックスの汚れを落とす際、強い力でこすってしまうと傷ついたり破損したりする場合があります。歯ブラシなどを使う場合は、特に強い力でこすらないようにしましょう。また、硬いブラシなどを使うのも避けたほうが安心です。
無理な力を加えない
機種によっては、取り外しや取り付けが難しい場合があります。しかし、無理な力を加えてしまうとエアコン本体が破損したり故障したりするリスクがあるので、注意しなければなりません。
取り外しや取り付けが難しい場合は、自分で無理して作業せず、専門の業者に相談すると良いでしょう。
フィルターも一緒に掃除する
お掃除機能付きエアコンの場合、フィルターは自動で掃除してくれますが、ダストボックスの掃除をする際は一緒にフィルターも掃除しておくのがオススメです。
自動で掃除してくれるとは言っても、油汚れが多かったりタバコを吸う人がいたりすると、フィルターも汚れやすくなるためです。
ただし、お掃除機能付きエアコンのフィルターは取り外しが難しいケースが多いため、無理して外さないのが基本。外せない場合は専門業者にお任せしましょう。
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変色や変形にも注意
ダストボックスは、変色や変形してしまう場合があります。
- 40度以上の熱いお湯
- ドライヤーやストーブの熱風
- 直射日光
- 金属製などの硬いブラシ
- 中性ではない洗剤
熱に弱いダストボックスは、熱いお湯やドライヤーなどの暖房機器、直射日光を避けなければなりません。また、硬いブラシや中性ではない強い洗剤の使用も避けましょう。
エアコンのダストボックス掃除のオススメ頻度
ダストボックスは、基本的に「おそうじランプ」などのダストボックスの掃除が必要なタイミングを知らせるランプが点灯したら掃除します。一般的には、1年に1~2回ほどの頻度になるのが一般的です。
ただし、掃除のオススメ頻度はエアコンの機種によって異なる場合があります。1年に1~2回を目安としつつ、各機種の説明書を読んでベストな頻度を知っておきましょう。
ダストボックス掃除は自分で!エアコン内部清掃も必要な3つの理由
ダストボックスは自分で掃除できますが、お掃除機能付きエアコンの内部は自分で掃除できない機種がほとんどです。お掃除機能が付いているとは言え、内部の徹底的な掃除はしてくれないため、定期的に内部清掃もしていかなければなりません。
内部清掃が必要な理由を、ここでまとめて見てみましょう。
- お掃除機能で掃除できるのはフィルターのみのため
- エアコン内部はホコリやカビが溜まりやすいため
- 内部の清掃をするためには分解が必要なため
お掃除機能付きエアコンの内部はとても複雑で、分解するのには専門知識と技術が必要。そのため、専門の業者へ依頼して掃除してもらうのが一般的です。
専門の業者に清掃してもらうと、普段手が届かない奥の部分まで徹底的に汚れを落としてもらえます。汚れやカビが一掃されると、運転効率が上がりホコリやカビなどの汚れがないキレイな風が出てきます。
業者によって料金は異なるため、複数社から見積もりを取って比較検討してみると良いでしょう。
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エアコンのダストボックス掃除は定期的に!内部清掃は業者におまかせ!
エアコンのダストボックスの汚れを放置すると、ニオイが気になったりエアコンの効きが悪くなったりします。そこで、定期的に掃除をして、快適に使っていくのが大切です。
また、エアコン内部は業者に徹底的に掃除してもらうのも重要。エアコンには日々汚れが溜まるため、手が届かない奥までしっかり掃除してもらいましょう。
セーフリーには、エアコン掃除を依頼できる業者が多数掲載されています。比較検討して、信頼できる業者を見つけましょう!
- ダストボックスの汚れが気になる…
- エアコンのニオイが気になる…
- エアコンを快適に使いたい!
ダストボックスは定期的に掃除!
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プロに相談!
エアコンのダストボックス掃除に関するよくある質問
-
Q. エアコンのダストボックス掃除をしないとどうなる?
A.エアコンのダストボックス掃除をしないと、ホコリが溢れて運転効率が落ちたり、不快なニオイがしたりします。
-
Q. エアコンのダストボックス掃除のオススメ頻度は?
A.エアコンのダストボックス掃除のオススメ頻度は、年に1~2回です。機種によって異なるため、詳しくは使用している機種の説明書を確認しましょう。
-
Q. エアコンのダストボックス掃除の手順は?
A.エアコンのダストボックス掃除の手順は、以下のとおりです。
1.電源を切る
2.ダストボックスを取り外す
3.掃除機で汚れを吸い取る
4.取り切れない汚れは水洗いする
5.乾かして設置する
6.リセット操作をする