汚部屋でもハウスクリーニングを頼める?対応業者の選び方を解説【気になる料金や作業内容も】
2024.12.07 2024.12.07
この記事では、汚部屋のハウスクリーニングの作業内容や申し込みから作業までの流れを徹底解説します。
「部屋が汚れているけれど、どこから手をつけていいか分からない」、このような悩みを抱えつつも放置し続けている方が増えています。汚部屋のそうじは、自分だけで解決しようとせず、ハウスクリーニング業者に依頼すると、プロの技術で徹底的にきれいにしてくれます。
ただし、多くの業者の中で、安心して依頼できる業者を選ぶのが大変重要です。「頼まなければよかった…」とならないために、業者選びのポイントも解説するので、ぜひ、参考にしてください。
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目次
汚部屋でもハウスクリーニングを頼める?【各社対応状況】
汚部屋の清掃はいったいどこへ依頼したらいいのか、と疑問に思う方もいるでしょう。汚部屋の清掃に対応しているサービスが複数あるので、掃除範囲や料金について、具体的に紹介します。
- ハウスクリーニング業者
- 不用品買取業者
- ゴミ屋敷専門業者
各サービスの業者を例にして表でまとめています。
ハウスクリーニング業者A社 | 不用品買取業者B社 | ゴミ屋敷専門業者C社 | |
---|---|---|---|
サービス内容 | 【基本作業】 通常の掃除、頑固な汚れの清掃【オプション】 原状回復作業 (クロスや畳の張替えなど) 不用品回収 脱臭・除菌コーティングなど 【対応不可】 |
【基本作業】 ごみの分別・廃棄・運搬・貴重品の探索【オプション】 害虫駆除 除菌や消臭 ハウスクリーニング 不用品の買取 解体など |
【基本作業】 ごみの仕分け・貴重品探索・搬出・不用品の処分・掃きそうじ【オプション】 害虫駆除・消臭 ハウスクリーニング 不用品の買取(査定無料) リフォーム 解体など |
料金 | 【間取り別】 1k・1DK:28,600円〜 1LDK・2DK:38,500円〜 2LDK・3DK:55,000円〜 3LDK・4DK:71,500円〜【スポット別】 換気扇(レンジフード):18,000円〜 浴室クリーニング:18,000円〜 トイレクリーニング:13,000円〜 |
【積載面積プラン】 Sパック(1K目安)9,800円 Mパック(1DK目安)34,800円 Lパック(2DK目安)54,800円 ※それ以上は要見積も【オプション料金】 水回りハウスクリーニング:15,000円〜 |
【間取り別】 1K・1DK:15,000円 1LDK〜2DK:38,000円〜 2LDK〜3DK:42,000円〜【積み放題プラン】 軽トラ13,200円〜 1t:33,000円〜 1.5t:44,000円〜 2t:55,000円〜 【オプション料金】 |
特徴 | 専用洗剤や機材(高圧洗浄機やポリッシャーなど)を使用した専門的な清掃 研修を受けたスタッフが対応 |
24時間作業可能・中身が見えないように梱包・立会不要
【基本料金に含まれるもの】 |
スタッフは普段着での作業も可能 トラックは離れた場所で駐車 買取査定で値段がついたものは作業費用から差引も |
上記の3つの業者の対応範囲は、次のとおりです。
- ハウスクリーニング業者:掃除のみの対応で、徹底的にきれいになる
- 不用品買取業者・ゴミ屋敷専門業者:ゴミの片づけから、分別や処分まで対応。清掃は対応しないため、オプション
不用品買取やゴミ屋敷専門業者を利用してゴミが無くなっても、部屋の汚れやニオイがなくなるわけではありません。快適な環境づくりには、ハウスクリーニングは不可欠です。
ハウスクリーニングで落ちる汚れと落ちにくい汚れ
汚部屋のハウスクリーニングとは主に、自力で難しい場所の汚れをプロの道具や技術によって落とすことです。
汚れの具合も比較的簡単にできるものから、普段の掃除と違って、頑固なカビや油汚れなど家庭用洗剤では簡単に落とせない汚れまで対応して、落としてくれます。また、キッチンや浴室など、汚れて使えない場所を原状回復できるのも、ハウスクリーニングならではです。ただし、腐蝕した箇所や汚れが浸透した箇所などはきれいになりません。
依頼する場所は部屋全体といった広範囲から、浴室やトイレなどの水回りだけ、キッチンのコンロ汚れだけ、といったピンポイントの依頼も可能です。
基本プランやオプションで対応してもらえる作業範囲
汚部屋の掃除でいえば、主に次のような作業があります。
- 散乱したゴミを選別し片づける
- ゴミを適切に分別し処分する
- ハウスクリーニング作業
- 害虫駆除・消臭
ハウスクリーニング業者では主に清掃のみで、片付けや廃棄は行いません。しかし、不用品買取業を兼ねている場合は、一緒に依頼が可能です。自分が依頼したい内容をあらかじめ決めて、希望に合った業者を選びましょう。
次は、汚れ具合からどのような業者が適しているかを示したものです。業者選びの目安にしてください。
- 部屋が散らかっており軽度の片付けで済む場合⇒ハウスクリーニング業者
- 床が見えない!不用品などの回収が必要⇒不用品回収・遺品整理
- 家中ゴミだらけ!片付けや処分、清掃・駆除なども必要⇒ゴミ屋敷清掃
片付けや処分した後、最終的に家をきれいにするには、ハウスクリーニング業者に依頼しましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
ゴミ屋敷のハウスクリーニングサービスとは?業者選びが大事!【依頼前の注意点も】
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汚部屋のハウスクリーニング費用目安
上記ではハウスクリーニングの作業範囲について解説しましたが、費用の目安は作業内容や範囲によって異なります。
片づけ・不用品の処分 | ハウスクリーニング | |
---|---|---|
料金システム | 部屋の間取り別やトラック詰め放題プランがメイン | ・部屋全体の掃除であれば、間取り別料金 ・スポット依頼であれば、箇所別の料金 |
間取り別料金 | 1K:30,000円〜 1LDK:63,000円〜 2LDK:96,000円〜 |
1DK・1LDK:20,000円〜 2LDK・3DK:40,000円〜 3LDK・4DK:60,000円〜 |
箇所別料金 | ー | キッチン:12,000円〜 トイレ:13,000円〜 浴室:15,000円〜 水回りセット:27,000円〜 |
詳しく費用の内容について解説します。
片づけ・処分の費用
部屋中が日用品や洋服などでちらかっている、ゴミが捨てられずにそのままの状態であれば、分別と片付けが必要です。ハウスクリーニングではあくまでも清掃がメインですので、片付けは清掃の一環として行える程度の軽度な片付けに対応しています。また、ゴミの処分は対応しておらず、依頼主が自治体ごとの決まりに沿って処分します。
しかし、ゴミや生活用品が混ざって大量に溢れている場合は、別途、不用品回収業者やゴミ屋敷専門業への依頼が必要です。こちらでは、分別から片づけ、ゴミの処分までに対応しています。
一般的な費用は、部屋の間取り別の料金やトラックのサイズ毎にプランが設定されています。通常の搬入作業と違い、ゴミの分別から処分費用が含まれるため割高です。また、2階以上の階段、梱包作業、スタッフの増員などによって料金が高くなるため、作業費用の詳細を確認しましょう。
ハウスクリーニング作業の料金
一方、ハウスクリーニングは同じ間取り別であっても、清掃のみなので料金は少し安くなります。
ものを避けたり養生したり、ひどい汚れがあったりなど手間がかかる場合は、料金が高くなります。事前に見積もりをして、予算内でどこを清掃するかを決めるのもよいでしょう。
ハウスクリーニング業者への依頼の流れ【汚部屋でも一緒?】
では、実際にどのような手順で申し込んだらよいのかを解説します。
- 電話やWebで申し込み
- 現地調査、見積もり
- 日程調整、作業の実施
- 作業完了、支払い
詳しく説明します。
1.電話やWebで申し込み
ハウスクリーニング業者は比較サイトを利用して探すのがおすすめ。
地域を選択すれば、複数の地元のハウスクリーニング業者が見つかります。大手から地元密着型の業者まで、複数社に電話やWeb(LINEなど)から見積もりを依頼しましょう。その際は、自分の部屋の状況や希望を伝えると、ミスマッチがおこりにくくなります。
無料見積もり・無料出張の業者を選ぶと、費用がかかりません。
2.現地調査と見積もり
実際に部屋の状況を見ないと、正しく見積もりできません。費用や作業の内容などの説明を受けます。駐車場代など作業以外にかかる費用もチェックしましょう。見積もりをしてもらったからと言って、必ず依頼する必要はありません。断っても大丈夫です。自分の条件や予算にあった業者を選びましょう。
3.日程調整、作業の実施
業者との日程を調整した後は、実際に作業を実施します。業者によっては立会しなくてもよいケースもあります。あらかじめ、貴重品や思い出の品など取っておいてほしいものは話し合っておきましょう。
4.作業完了・支払い
作業完了後は、業者と一緒に仕上がりを確認します。問題がなければ、クレジットカードや現金などで支払います。
もし、その後仕上がりに満足できなかった、故障していたなどのトラブルが生じた場合は、業者へ直接連絡して対応してもらいましょう。損害賠償保険に加入している業者なら、対応してくれる可能性があるので安心です。
汚部屋のハウスクリーニング業者の選び方のコツ3選
汚部屋のハウスクリーニングは業者選びが大事です。ハウスクリーニングだけではなく、片づけや回収も必要であれば、それに対応できる業者を選ばなくてはいけません。次のようなポイントで選びましょう。
多数の実績がある
汚部屋やゴミ屋敷といった清掃の実績があるかを確認するのが重要です。
汚部屋では、害虫の発生や汚れによる腐蝕など普通の清掃とは違う、専門的な技術や洗剤などを要するケースがあります。新品同様にはなりませんが、原状回復できるほどの仕上がりが求められます。
ホームページ上での実績、多数の口コミ、必要な資格(不用品回収なら一般廃棄物収集運搬許可など)を保持していることを確認しましょう。
料金が明確である
料金が安いだけではなく、料金の詳細がわかる業者を選びましょう。
業者の中には料金を安く謳っていても、追加料金やオプションなどで多額の料金を請求されるケースもあります。作業以外では駐車場代、廃棄物の処理費用、3階以上の階段など、追加でかかる費用を事前に確認しましょう。
自分の希望に対応してくれるか
汚部屋の片付けは普通の清掃と違い、依頼主の不安や後ろめたさなど複雑な感情を抱えているケースが多数あります。依頼主の希望に沿った作業になるよう、しっかりヒヤリングしてくれることで、納得のいく片付けが実現できます。見積もりや電話など、丁寧に対応してくれる業者だと安心して依頼できるでしょう。
次では、業者へ依頼する際の「恥ずかしい」や「周囲が気になる」といった不安に対応してくれる業者もあるので、ぜひ、参考にしてください。
汚部屋のハウスクリーニングは恥ずかしい!バレたくないへの対応業者も
汚部屋のハウスクリーニング依頼の際に、プライベートな部分を他人に見せるため、恥ずかしさや片づけられない自分への自己嫌悪などで依頼を躊躇する方も多いのではないでしょうか。
このような気持ちが起こるのは自然なことで、当然です。ですが、汚部屋の清掃業者にとって、慣れているので気にする必要はまったくありません。
どうしても気になる方は自分の希望を伝えて、対応してくれる業者を選びましょう。
- 女性スタッフに依頼する:女性でプライベートな部分を男性に見られたくない方におすすめ
- 立ち会いなしで作業してくれる業者を選ぶ:なるべく業者に顔を合わせたくない方におすすめ
ただし、立ち会わない場合はトラブルが起きないよう、あらかじめしっかり打ち合わせしておくことが重要です。
また、周囲へ汚部屋だとバレたくないという方は、次のように対応してくれる業者を選びましょう。
- 人通りの少ない時間帯で作業する
- ゴミを段ボールに入れて運ぶ
- 少人数で対応する
- 作業着ではなく普段着っぽい服装で行う
- 駐車は家から遠い場所にする
ゴミを段ボールにいれる場合は通常よりも割高になりますが、中身が見えず、引っ越しのように装えるため、かなり有効です。また、近所から声をかけられた場合、むやみに返答しないように事前に打ち合わせするとより効果的です。
汚部屋のハウスクリーニング費用を抑える3つのコツ
汚部屋のハウスクリーニング費用は通常のハウスクリーニング費用に比べて、費用が高くなるケースが多くあります。
- 清掃だけではなく、不用品の回収が必要
- 普通の掃除では落ちない汚れのため、専門的な技術や作業が必要
- 害虫が発生すれば駆除や落ちないニオイのため消毒も必要となる
一人暮らし用のアパートの不用品を丸ごと回収するだけでも、10万円ほどの費用がかかります。費用を少しでも安くするには次のポイントを押さえましょう。
不用品回収とハウスクリーニングを一緒に依頼する
不用品回収業とハウスクリーニング業は通常は別業種になるため、別で依頼しなくてはいけません。しかし、ハウスクリーニング業者の中には、不用品回収業や汚部屋の清掃業などを一緒に行っている業者があります。そういった業者に依頼すれば、別で依頼するよりもスムーズで料金も安くなるでしょう。
買取の利用や自分で片付ける
不用品を減らせばその分の手間が減り、費用を安くできます。まずは、自分でゴミを片付けましょう。食べカスや空の容器など明らかにいらないものから捨てると片付けやすくなります。
不用品はリサイクルショップに持っていくと、お金になる可能性があります。また、不用品回収業者を利用する場合は買取も行っているので、貴金属やブランド品があれば、査定してもらいましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
大量の不用品をまとめて買取してもらうには?遺品整理や断捨離・引越時に役立つ情報
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ただし、メルカリなどのアプリを利用してもよいですが、手間がかかる上にお金になるまで時間がかかるため、おすすめしません。
複数個所から相見積もりを取る
相見積もりをすると、汚部屋のハウスクリーニング費用の相場が分かり、自分の希望に合った業者を選べます。3社以上から見積もりを取るのがベスト。見積もり=依頼しないといけないのではないので、気にせずに依頼しましょう。
また、「他社と悩んでいる」と交渉すれば、値引きしてくれる可能性もあります。
汚部屋のハウスクリーニングは業者選びが重要!後悔しないために…
汚部屋のハウスクリーニングは、部屋を片付けるだけではなく、原状回復して清潔にするには必須です。お部屋の清掃は普段のハウスクリーニングとは違い、専門的な技術や経験を持った、自分の要望に寄り添ってくれる業者を選びましょう。できれば、ハウスクリーニングと不用品回収などをセットで行ってくれるところを選ぶと費用も比較的安くなります。
少しでも汚部屋の悩みを解消したい方は、ハウスクリーニング業者への依頼がおすすめ。
まずは、自宅周辺の業者を検索するために、複数社の口コミや内容を確認できるセーフリーを利用しましょう。
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汚部屋のハウスクリーニングに関するよくある質問
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Q. 汚部屋のハウスクリーニングはどこまできれいにしてくれるの?
A.ハウスクリーニングでは、通常の掃除では落ちない汚れを徹底的にきれいにしてくれます。汚部屋を片づけても、汚れやニオイがなくなるわけではないので、ハウスクリーニングの依頼をおすすめします。
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Q. 汚部屋のハウスクリーニング費用はどれくらいかかる?
A.依頼範囲によって費用が異なります。通常の部屋の清掃であれば、間取り別や箇所別の料金がかかります。一人暮らしの1DKの部屋なら約20,000円〜、浴室なら15,000円〜です。
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Q. 汚部屋のハウスクリーニングを依頼するならどんな業者がおすすめ?
A.汚部屋掃除の実績が多数あること、料金が明確であること、自分の希望に対応してくれるか、の3つのポイントで選びましょう。また、恥ずかしいや周りにバレたくないといった対応をしてくれる業者もおすすめです。