2023.11.29 2024.12.05
この記事では、トイレの床の黒ずみの掃除方法をご紹介します。
黒ずみの原因や使える洗剤、トイレの床材に合わせた掃除方法などを解説。この記事を読めば、ご自宅のトイレの床の黒ずみをどのようにとればいいかわかります。
ぜひトイレの掃除の際に参考にしてください。
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目次
トイレ床の黒ずみの原因は?落とせる汚れ?
トイレの黒ずみはいろいろな汚れが混ざったものです。どのような汚れがトイレの床につきやすいのでしょうか。
トイレの床の黒ずみの原因:尿の飛び散り
おしっこをしたときやふたを閉めずに流した時などに尿の飛び散りが起こります。尿にはアンモニアやカルシウムなどが含まれており、それが汚れとして付着します。最初は目に見えなくても、成分が酸化することで黒ずみとなります。
トイレの床の黒ずみの原因:ほこり
ほこりが飛び散った尿などに付着し、黒ずみの原因になることがあります。トイレは衣類の着脱を行うため、ほこりが舞いやすい場所です。知らず知らずのうちに舞ったほこりが他の汚れに付着し、黒ずみの原因となります。
トイレの床の黒ずみの原因:皮脂
スリッパを履かずにトイレを使用した場合、皮脂が床につくことがあります。皮脂汚れは放置すると参加して黒ずみになります。また、皮脂汚れにほこりなどが付着するなどして床が黒ずんでしまうこともあります。
いろいろな汚れが混ざって黒ずみとなっているケースも多いです。
トイレの床の黒ずみの原因:カビ
トイレの床は汚れが付着しやすい環境です。それを栄養にして黒カビが発生することがあります。他の汚れと違うのは、斑点状に汚れが広がる点です。黒カビの場合、普通のトイレ用洗剤では落としにくいので漂白効果のある洗剤を使います。
トイレ床の黒ずみ汚れの落とし方【適切な掃除方法で!】
トイレの床の黒ずみはどうしたら落ちるのでしょうか。代表的な落とし方と、おすすめの洗剤をご紹介します。
トイレ用洗剤で床の黒ずみを落とす
尿の飛び散りやほこりによる汚れの場合は、トイレ用の洗剤を使うことで掃除ができます。洗剤を濡れたぞうきんなどに洗剤をしみこませ、優しくふき取っていきます。トイレ掃除用ふき取りシートなどもおすすめです。
重曹やアルカリ電解水などアルカリ性洗剤で落とす
頑固な黒ずみにはアルカリ性の洗剤がおすすめ。黒ずみは酸性の汚れなので、中和できるアルカリ性の洗剤がよく落ちます。
重曹は水に溶けにくいためお湯で溶かして使用します。だいたい100㏄に5gぐらいが適量です。汚れに重曹水をスプレーするなどして、ブラシやぞうきんなどでこすって汚れを落とします。
アルカリ電解水も同じようにスプレーをして汚れをふき取ります。
オキシクリーンで黒ずみを落とす
オキシクリーンでもトイレの床の黒ずみを落とすことができます。オキシクリーンをしみこませたぞうきんで黒ずみをふき取ってください。その後、水拭きをしてオキシクリーンが床に残らないようにしましょう。
ふき取らずに放置すると床材を傷めることがあります。
カビならカビキラーやハイターで落とす
黒ずみの原因が黒カビであれば、カビ取り剤の出番です。カビキラーやトイレハイターなどを使って黒ずみをとります。
しかし、床材によってはカビ取り剤を使わない方がいいものもあるので注意が必要です。ワックスが取れてかえって汚くなってしまったり、シミになってしまったりすることがあります。
床材を傷つけないよう、洗剤選びは慎重に
トイレ床の黒ずみ落としはフロア材に注目!【掃除の仕方を変える】
トイレの床がどのような材質でできているかによって、掃除の方法を買えましょう。適切でない方法で掃除してしまうと、床材を傷めてしまうことがあります。
クッションフロアの床の黒ずみを落とす
クッションフロアとはビニール素材でできた床材で、多くの住宅に用いられています。撥水性があり、汚れが付きにくいのがポイントです。
クッションフロアは傷がつきやすいため、ブラシやメラミンスポンジなどの使用は控えましょう。トイレ用洗剤などでぞうきんを湿らせ、優しく磨いて汚れを落とします。
タイルの床の黒ずみを落とす
タイルの黒ずみを落とす場合、トイレ用の洗剤を薄めたものを使用します。汚れが落ちにくい場合はメラミンスポンジなどを使って汚れをこすり落としてください。
タイルとタイルのすき間の目地を掃除するときは、ハイターなどのカビ取り剤を使います。タイル自体にはメラミンスポンジなどを使っても大丈夫ですが、目地は柔らかい素材が使われていることがあるので、研磨剤の使用は控えましょう。
フローリングの床の黒ずみを落とす
フローリングの床の黒ずみは、トイレの洗剤を使うよりフローリング用のスプレーやシートがおすすめです。黒ずみを落とした後は、水拭きをして洗剤を残さないようにしましょう。
トイレ床の黒ずみを予防する方法
トイレの黒ずみをいったんきれいに掃除しても、予防をしなければまた黒ずんできてしまいます。トイレの黒ずみを付けないためには、日々の予防が大切です。具体的にどのような予防策があるのでしょうか。
ただし、以下の予防法は、あくまで黒ずみを取った後、また黒ずんでしまうのを防ぐ方法です。予防をしても「黒ずみが消えていくことはない」ので、黒ずみを放置するのはやめましょう。
スリッパをはく
スリッパを履くことで床に皮脂が付かず、汚れが付きにくくなります。スリッパを履かずにトイレに入ると、足の裏についたトイレの汚れが廊下やリビングまで運ばれてしまいます。トイレにはスリッパを用意し、こまめに洗濯するようにしましょう。
トイレマットを敷く
トイレマットを敷くことで、尿の飛び散りが床につくのを防げます。また、足のうらの皮脂も床につかなくなるので、床に汚れが付きにくくなります。
トイレマットもこまめに洗濯をして清潔を保ちましょう。
ふたを閉めて流す
ふたを閉めて流すことで、流した時の水の飛び散りを抑えることができます。尿の飛び散り以外にも、汚れや菌は水を流すときに空気中に飛び散りやすく、においなどの原因となります。トイレを清潔に保つために、流すときはふたを閉めて流しましょう。
座って用をたす
男性の方は、立って用を足す人もいますが、これも尿の飛び散りの原因となります。床や壁を汚さないためにも、座って用を足しましょう。
週に1度は床を拭く
週1回程度は床の拭き掃除をしましょう。きれいに見えてもトイレの床には汚れが付きやすいものです。ぬらしたぞうきんで水拭きすることで、黒ずみの予防になります。
予防策を心掛けることで床の黒ずみはできにくくなります。しっかりと予防し、もし黒ずみができてしまったら早めに落とすようにしましょう。
トイレ床の黒ずみが落ちないときはプロに相談
トイレの床の黒ずみが落ちないときはプロに頼みましょう。
無理に黒ずみをとろうとすると床を傷つけてしまうことがあります。また、広範囲に広がっていたり、掃除をしても落ちなさそうな黒ずみがあるときもプロに相談しましょう。プロなら床材に適した洗剤を使ってピカピカにしてくれます。
あれこれ道具や洗剤を買って試すより、プロに任せて一発できれいになる方が時間もお金も節約できますよ!
トイレ床の黒ずみはカビ?単なる汚れ?【見極め方から掃除方法まで】のよくある質問
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Q. トイレの床材によって掃除方法は違いますか?
A.下記のように、床材にあった掃除方法を選択しましょう。
クッションフロア…トイレ用洗剤をぞうきんにとり、優しくふき取る
フローリング…フローリング用の洗剤を使ってぞうきんで拭く
タイル…トイレ用洗剤を使う。落ちない場合はメラミンスポンジなどの研磨剤
タイルの目地は、ハイターなどのカビ取り剤を使う -
Q. クエン酸でトイレの黒ずみは落ちる?
A.クエン酸は酸性なので、どちらかというと黒ずみの掃除には不向きです。トイレの床の黒ずみには中性かアルカリ性の洗剤がおすすめです。
尿石などの黄ばみであればクエン酸で掃除することができます。 -
Q. カビか汚れかはどうやってみわければいいの?
A.カビはだんだん広がっていきます。そのため、前より黒ずみの範囲が広がっていたらカビの可能性が高いです。
また汚れはトイレ用洗剤などで落ちますがカビは落ちません。
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