ブラインド掃除のキホン!日常の清掃方法〜汚れない裏ワザまで徹底解説
2024.07.08 2024.07.08
こちらの記事では、ブラインドの掃除方法を詳しくご紹介します。
ブラインドは、手軽に開閉できる一方で、外気や部屋のほこり・汚れを吸収しやすいアイテム。定期的な清掃が必須ですが、できれば手間をかけずに手軽に掃除したいですよね。
ブラインドを外さずにできる掃除方法を、ブラインドの素材ごとに詳しく解説していきます。記事の後半では、掃除が楽になる裏技もお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
ブラインド掃除のキホン【習慣化したい日常お手入れ】
ブラインドは横スラットという形状から、ホコリがたまりやすい特徴は否めません。しかし、日々のメンテナンスはとてもシンプルで簡単です。
用意するものは「ハンディモップ」のみ。掃除方法も、以下の通りいたって簡単です。
- ブラインドのコードやグリップを回してスラットを水平にする。
- ハンディモップで、左右に優しくなでるようにして表面のホコリを取り除く。
こまめに掃除する習慣を付ければ、見た目だけでなく清潔感も簡単に保てます。
ブラインドの頑固な汚れ落とし【素材&形状別の掃除方法】
日々お手入れの習慣を付ければメンテナンスしやすいブラインドですが、実際は掃除を先延ばししてしまう方も少なくないでしょう。
頑固な汚れが蓄積してしまった時の掃除方法を、ブラインドの種類ごとの特徴に合わせてご紹介します。
ウッド(木製) ブラインド |
アルミ ブラインド |
バーチカル(縦型) ブラインド |
---|---|---|
・木製なので、水に弱い ・重量、高級感がある ・木の素材を傷めないよう注意が必要 |
・水や洗剤に強い ・軽量で取り扱いやすい ・静電気が起こりやすい アルミ製のお手入れ詳細 |
・縦型のスラット(ルーバー)が特徴 ・布製、プラスチック製、ビニール製など様々な素材がある ・手垢や汚れがつきやすい 縦型ブラインドのお手入れ詳細 |
上記の表を元に、それぞれ解説していきます。
ウッドブラインド
ウッドブラインドは天然木を使用しているため、水や洗剤などを使用した掃除は推奨されていません。基本的には、こまめに掃除するのが一番です。
アルミブラインドなどと比較すると、木製のブラインドは静電気が発生しにくく、ホコリや汚れがつきにくい点がメリット。そのため、お手入れも日々簡単にできる方法をこまめに掃除しましょう。
準備するもの
- ハンディモップ
- 柔らかい布
手順
- ブラインドのスレットを水平にし、ハンディモップで優しくなぞるようにホコリを取り除く。
- 1枚1枚、柔らかい布で丁寧にこすり取る
天然木は、水によって反りが生じやすく、水洗いすると開閉に支障がでる恐れがあります。極力、ハンディモップなど乾いた素材でほこりや汚れを除去しましょう。
アルミブラインド
アルミブラインドの頑固な汚れは、台所用合成洗剤などを使用しましょう。汚れだけでなく黒ずみも取り除けます。
準備するもの
- ビニールシート2枚(養生用)
- 台所用合成洗剤
- ハンディモップ
- ゴム手袋
- バケツ
- ぞうきん
- 軍手
手順
- ほこりや液だれに備えて、ブラインドの下にビニールシートを敷く
- 台所用合成洗剤を水で薄め、洗剤溶液をつくる
- ブラインドのスラットを水平にし、ハンディモップでほこりを取り除く
- 2.の洗剤用液に軍手ごと浸し、軍手を絞る
- ゴム手袋の上に軍手を重ねてはめ、スラットを1枚ずつ指ではさみ、左右にすべらせながら両面を拭いていく
- スラットを水平に保ったまま、しっかり自然乾燥させる
アルミ製のブラインドは、重曹などのアルカリ性の洗剤を使うと変色や腐食の原因になるため、使用は避けてください。
バーチカルブラインド
縦型のルーバーがポイントのバーチカルブラインドは、ほこりが蓄積しにくいとはいえ、手垢などがつきやすい傾向も。
ガラス繊維素材やアクリルコーティングなどの洗えない素材は、日々ハンディーモップでほこりをとり、汚れがついた場合は、水をしっかり絞ったきれいな布で軽く拭き取りましょう。
ウォッシャブルの場合は、以下手順を参考にしてください。
準備するもの
- 洗濯ネット(複数枚)
- 水洗い可能な紐
- 洗濯機
手順
- メーカーごとの取扱説明書に沿って、ルーバーをとりはずす
- ルーバー上部のハンガー部分に、紐を通し10枚程度を目安にまとめる
- まとめたルーバーごとに洗濯ネットに入れて、洗濯表示にしたがって洗濯する
- 手洗い表示のルーバーは、ぬるま湯につけこんだあとしっかりすすぐ
- 軽く脱水したあとしわをのばして陰干しして、しっかり乾かす
- しわが気になる場合は1枚ずつアイロンをかけ、再び吊るす
日頃のお手入れをこまめにすれば、洗濯機で丸洗いする回数も減らせて負担が軽減するでしょう。
ブラインド掃除の注意点【清掃の前にチェック!】
ブラインド掃除の注意点も、あわせてお伝えします。
- 素材により掃除方法が大きく異なる
- 破損しやすい
- しっかり乾燥させないとカビることも
それぞれ解説していくので、参考にしてください。
素材により掃除方法が大きく異なる
ブラインドは木製、アルミ製、プスチック製などの様々な素材が存在しているため、それぞれに適した掃除方法が必要です。
木製ブラインドはやわらかい布で軽く拭く程度にとどめる、アルミ製やプラスチック製は素材を傷めない洗剤を選ぶ、など、それぞれ注意して掃除しましょう。
素材ごとの適切な掃除方法を把握しないと、ブラインドの寿命を縮めてしまう可能性があります。
破損しやすい
ブラインドは遮光調整が便利なアイテムですが、破損しやすいというデメリットも。
ブラインドが故障する主な原因は3つあります。
- 「スラット」が折れる(衝撃に弱く折れたり曲がったりする)
- 「コード」がちぎれる(ブラインドの上げ下げで使うコードがちぎれる)
- 「ギア」の不良(ブラインドを所定の位置で固定できない)
特にブラインドのスラットは薄くて軽いため、掃除の際に力を入れすぎると曲がったり折れたりしてしまいます。スラットが変形するだけでも開閉がむずかしくなるので、掃除は丁寧に扱いましょう。
しっかり乾燥させないとカビることも
ブラインドを掃除した後にしっかり乾燥させないと、湿気が残ってカビの原因になります。特に湿気の多い場所や多湿の季節には、カビが増殖してしまいます。
冬場でも注意が必要なのは、結露。窓に結露が発生すると、気付かぬうちにブラインドにも水滴が付き、カビの発生につながります。木製のブラインドは、カビが発生すると落としにくくなるので、結露を防ぐための対策も忘れずに実施しましょう。
窓の結露対策は、以下記事からも確認できます。
さらに詳しく知りたい方はこちら
窓枠カビ掃除の方法と予防策を徹底解説!【黒ずんだパッキンやサッシはどうする?】
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ブラインド掃除が必須の理由3選【汚れやすい原因とは?】
ブラインドがなぜ汚れやすいのか、その原因をまとめました。
- 外気の排気ガスや雨風が付着している
- 横スラット構造でほこりをためやすい
- 静電気がほこりを吸収しやすい
それぞれ、確認していきましょう。
外気の排気ガスや雨風が付着している
ブラインドは窓際に設置されているため、外気に直接触れる機会が多いアイテム。
特に都市部では、車の排気ガスや工場からの排出物など、空気中に浮遊するほこりやチリがブラインドまで届きます。雨風が強い時に空気中の汚れがブラインドに付着すると、湿気もあいまって汚れがこびりつきやすくなります。
人為的に付着する汚れ以外にも、想像以上に汚れが蓄積しているのです。
横スラット構造でほこりを溜めやすい
ブラインド特有の横スラット構造は、ほこりが残りやすい傾向があります。日常的な空気の流れや室内の活動だけでも、ほこりがスラットの上に積もり、そのまま放置しているとみるみる蓄積されていきます。
ブラインドの構造自体が、どうしてもほこりが溜まりやすい原因と言えるでしょう。
静電気がほこりを吸収しやすい
ブラインドの素材によっては、静電気が発生しやすいケースも。
アルミやプラスチック製のブラインドは、静電気を帯びて空気中のほこりや微粒子を引き寄せ、吸着させます。特に乾燥した環境や冬季には、静電気の発生が顕著になり、ほこりの吸着が増加します。
つまり、ほこりを寄せ付ける静電気もブラインドが汚れる原因の一つ。静電気防止スプレーを散布したり、こまめにハンディーモップなどで一拭きするだけで、だいぶ違うでしょう。
ブラインドをキレイに保つ裏技とコツ【掃除の手間を半減】
最後に、ブラインドをキレイに保てる裏ワザやコツをご紹介します。
- 柔軟剤を表面に塗る
- 部屋の湿度を下げすぎない
- 窓掃除を実施する
上記3点を、試してみてください。
柔軟剤を表面に塗る
柔軟剤には静電気防止効果があります。そのため、ブラインドの表面に柔軟剤を塗ると、静電気を抑えられるのです。
柔軟剤を数滴溶かした水をぞうきんに含ませ、ブラインドの表面を拭くだけの簡単な作業。
静電気が少ないと、ホコリが付きにくくなるので掃除も格段に楽になるはずです。
部屋の湿度を下げすぎない
湿度が低いと、ほこりが発生してブラインドなどに溜まりやすくなります。静電気が発生しやすくなり、ほこりを引き寄せてしまうのです。
真夏や湿度の高い梅雨時期にかかせないエアコンや除湿器ですが、これらのアイテムをあまり使いすぎて湿度が下がってしまいがち。必然的に静電気やほこりが増えます。
つまり、湿度を下げ過ぎないように心がけるだけで、ブラインドが汚れにくくなると言えるでしょう。湿度が低すぎると健康面への影響も出てしまうので、適度な湿度を保つように心がけましょう。
窓掃除も定期的に実施する
こまめにブラインドを掃除しているはずなのに、なぜかすぐ汚れる気がする場合には、窓まわりも掃除しましょう。
外気の汚れや雨風を前面に受け止めている窓は、かなり汚れやすいもの。窓と密接している以上、窓をキレイに保てば、比例してブラインドが汚れにくくなります。
窓掃除については、以下記事もあわせてご覧ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
窓掃除のやり方は?正しい手順や効果的な方法・コツ【ガラス面から網戸まで徹底解説】
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ブラインド掃除で落ちない汚れがあるなら…プロの業者依頼が確実!
ブラインドの具体的な掃除方法を詳しくご紹介しました。
細かい構造のブラインドでも、日々の習慣でキレイな状態は保てます。一方で、掃除を怠ると静電気でほこりや汚れを吸収し、しつこい黒ずみが落ちにくくなることも。
こまめな掃除が面倒な方は、定期的にプロのクリーニング業者へ依頼するのがおすすめです。
セーフリーに掲載しているプロのハウスクリーニング専門業者なら、放置していたブラインドの清掃も迅速に対応してくれます。
無料で見積もりしてくれる業者に、まずは相談してみましょう。
ブラインド掃除のキホン!日常の清掃方法〜汚れない裏ワザまで徹底解説のよくある質問
-
Q. ブラインドは水洗いできますか?
A.「浴室タイプ」「耐水タイプ」などの、水洗いできるブラインドも存在します。しかし、一般的なブラインドを水洗いするのは難しいでしょう。特に木製のブラインドは、湿気を溜め込まないようにハンディーモップなどで乾拭きする程度にしてください。
-
Q. ブラインドは外さずに掃除できますか?
A.ハンディモップでほこりを取ったり、絞ったぞうきんで優しく水拭きしたりするなどの方法があります。素材に適した方法でこまめに掃除すれば、わざわざ外さなくても綺麗な状態を保てるはずです。
-
Q. ブラインドだけでもクリーニングは頼めますか?
A.ハウスクリーニングの専門業者は、ブラインドだけのクリーニングにも対応しています。専門の知識と道具を用いて、自力では取れないような汚れもきれいに落としてくれれます。比較サイトの「セーフリー」で、ブラインド掃除に強い業者を探してみましょう。
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