2025.03.10 2025.03.10
この記事では、カビだらけの汚い窓をどうしたらいいか、対処法について徹底解説していきます。
結露が発生しやすい時期には、窓にカビが増殖してしまう場合があります。カビだらけの窓は、景観が悪くなるだけでなく健康被害をもたらすケースがあるので早めに対処しなければなりません。
記事後半では、カビを再発させない予防法についても徹底解説。汚い窓を卒業したい人は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
窓がカビだらけになる原因は?汚い理由からまずチェック!
窓にカビが発生するのは、主に結露が原因です。
結露は、外気と室内の気温の差が大きくなった際に発生する現象。窓は外気と室内の空気が接する場所なので、室内の暖かい空気が冷たい外気によって一気に冷やされてしまいます。
暖かい空気に含まれる水分が冷たい外気に触れて水滴に変化し、窓に付いたのが結露です。気温差が大きければ大きいほど、結露の量も多くなります。
結露した窓周辺は、室内の暖かい空気もあり高温多湿状態になるため、カビが増殖しやすくなります。室内の空気中に浮遊するホコリなどの汚れは養分となり、結露を放置するとカビはあっという間に増殖してしまう、というメカニズムです。
結露を放置する以外にも、部屋干しや加湿器の使用により室内の湿度が高いと、カビが増殖しやすくなります。
カビだらけの窓の掃除方法!汚いパッキン・サッシ・窓枠等の汚れ落とし
窓がカビだらけになってしまったら、正しい方法で掃除しなければなりません。基本的に、できたばかりの軽度なカビなら、中性洗剤をつけた雑巾で拭き掃除すれば落とせます。水拭きと乾拭きをして、洗剤成分や水分を残さないのがポイントです。
中性洗剤で落とせなくなったカビは、パーツそれぞれに適した方法で落としましょう。
- 窓のゴムパッキンのカビ
- 窓枠のカビ落とし(木枠の黒ずみなど)
- 窓ガラス・サッシのカビ落とし(アルミサッシ等)
どのパーツを掃除する場合でも、塩素系漂白剤を使う場合は、必ず換気し、ゴム手袋とマスクを着用しましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
窓枠カビ掃除の方法と予防策を徹底解説!【黒ずんだパッキンやサッシはどうする?】
2023.07.04 2024.12.05
窓のゴムパッキンのカビ
ゴムパッキンは、カビが増殖しやすい場所の一つ。なかなか落ちないカビには、塩素系漂白剤を使いましょう。
- ゴムパッキン表面の汚れを水拭きで軽く取っておく
- カビ部分にキッチンペーパーを置く
- キッチンペーパーの上から塩素系漂白剤をスプレーする
- キッチンペーパーをカビ部分にしっかり密着させて15分放置する
- 乾いたキッチンペーパーでで拭き取る
- 水拭き・乾拭きをする
ゴムパッキンに、キッチンペーパーをしっかり密着させるのがポイントです。
窓枠のカビ落とし(木枠の黒ずみなど)
窓枠の頑固なカビ汚れは、以下の手順で落としましょう。
- ゴムパッキン表面の汚れを水拭きで軽く取っておく
- カビ部分に塩素系漂白剤をスプレーする
- スプレーした部分をラップで覆う
- 30分~1時間放置する
- 雑巾で拭き取る
- 水拭き・乾拭きをする
なお、木枠の場合は塩素系漂白剤などの強い洗剤を使うと素材が傷んでしまうため、濃度75~80%ほどの消毒用エタノールを含ませたティッシュで拭き掃除するのがオススメです。
ただし、木枠のカビが黒くなってしまっている場合は、消毒用エタノールだけでは落とせない場合もあるでしょう。落とせない場合は、専門業者へ依頼するのが安心です。
窓ガラス・サッシのカビ落とし(アルミサッシ等)
窓ガラスやサッシは、ゴムパッキンのようにカビが目立たないケースも多いです。一見キレイに見えても、拭くと真っ黒になりカビが発生している場合も多くあります。
- ゴムパッキン表面の汚れを水拭きで軽く取っておく
- 塩素系漂白剤を染み込ませたキッチンペーパーをカビ部分に置く
- キッチンペーパーを置いた部分をラップで覆う
- 5~30分放置する
- 雑巾で拭き取る
- 水拭き・乾拭きをする
サッシ下のレール部分などの細かい場所は、綿棒などを使うと効率的に掃除できます。
さらに詳しく知りたい方はこちら
サッシのカビ取りはこれでバッチリ!軽症〜頑固なカビ落としまで【手軽な再発予防策も解説】
2024.08.02 2025.02.27
カビだらけの窓はプロへ!清掃依頼がオススメな3つの理由【一旦リセットを】
窓のカビ落としは自分でもできますが、カビだらけになってしまったら、業者へ依頼して一掃してもらうのがオススメです。
プロに依頼するメリットは、以下3つが挙げられます。
- 頑固なカビもしっかり落ちる
- 手間をかけずにキレイになる
- 以後の掃除がラクになる
プロに依頼すべき理由を、それぞれ見てみましょう。
頑固なカビもしっかり落ちる
カビは、時間が経てば経つほど根を張り、落としにくくなってしまいます。塩素系漂白剤を使っても落とせない、頑固なカビになってしまうこともあるでしょう。
プロに依頼すれば、落とせない頑固なカビもしっかり落とせます。また、木枠など塩素系漂白剤を使えない場所のカビ落としも、プロに依頼するのがオススメです。
手間をかけずにキレイになる
軽度なカビならまだしも、頑固なカビは落とすのには手間がかかります。時間を置いて拭き掃除する必要があり、時間もかかるでしょう。
その点、プロの業者に依頼すれば手間も時間もかけずに窓がキレイになります。「自分の時間を減らしたくない」「掃除している時間がない」という場合は、業者依頼がオススメです。
以後の掃除がラクになる
一度プロに汚れを一掃してもらえば、その後の掃除は簡単に拭き掃除などをすれば良いだけとなります。増殖し続けるカビに悩まされることなく、短時間でパッと窓掃除を終えられるようになるのもメリットです。
カビだらけの窓を放置するリスク
カビだらけの窓を放置すると、空気の循環により部屋のあちこちにカビが発生する可能性があります。エアコン内部など、普段目にしない部分でカビが増殖する場合もあるため注意しなければなりません。
カビ胞子が体内に入ると、咳や鼻づまりなどのアレルギー症状が出る場合があります。窓まわりはもちろん、エアコン内部でカビが増殖すれば、エアコンから出る風によって健康被害が出るリスクも高くなります。
さらに詳しく知りたい方はこちら
エアコンは一年でカビだらけ?!よくある原因と対処法・予防策を徹底解説
2025.02.07 2025.02.07
カビだらけにしない!窓のカビ予防【5つのコツ】
発生してしまったカビを除去するのには、手間も時間もかかります。そこで、できるだけカビを発生させないための予防策を講じておくと良いでしょう。
- こまめに換気する
- 室温と湿度に気をつけ結露させない
- 定期的に窓や窓まわりを掃除する
- 断熱材を貼る
- 結露しにくい窓に交換する
上記の対策をしていればカビを発生しにくくできるので、それぞれチェックしていきましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
冬の結露対策パーフェクトガイド!効果の高い予防法11選【手軽なひと工夫も】
2024.12.09 2024.12.09
こまめに換気する
窓を開けたり換気扇を付けたりして、こまめに換気すると室内の湿気を効率的に逃がせます。室内の湿度が高ければ高いほど結露は多く発生しカビの原因となるため、湿度を低くしておく対策が有効です。
室温と湿度に気をつけ結露させない
室温や湿度が必要以上に高くなると、結露の量も多くなってしまいます。寒い時期は暖房機器や加湿器の使用により高温多湿になりやすいですが、結露にも配慮して適切な設定にすることは非常に大切です。
室温は20度ほど、湿度は40~50度を目安にすると良いでしょう
さらに詳しく知りたい方はこちら
レースカーテンのカビ取り方法4選!白く戻す最強のやり方は?【黒カビ撃退!】
2024.12.09 2024.12.09
定期的に窓まわり全体を掃除する
定期的に窓や窓まわりを掃除しておくと、カビの養分となる汚れを溜めにくくできます。汚れていないからといって掃除しないのではなく、1週間に1回は拭き掃除をするなど、定期的にお手入れするのが有効です。
また、結露が発生したらすぐに拭き取るようにしましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
カーテンレールの掃除方法!長年の汚れを落とせる裏ワザから日常お手入れまで解説
2024.06.18 2025.02.25
さらに詳しく知りたい方はこちら
カーテンの掃除方法完全ガイド!カビやシミ汚れは落とせる?【レースやレールまで】
2024.07.06 2025.02.25
断熱材を貼る
断熱材を窓に貼れば、結露が発生しにくくなります。断熱材はホームセンターなどで手軽に手に入るので、寒くなる前に対策しておくと良いでしょう。梱包用の発泡剤(プチプチ)でも代用できます。
断熱材は、窓全面に貼るのがポイントです。
結露しにくい窓に交換する
断熱材を貼ると、見栄えが良くなくなる場合もあります。そこで、窓そのものを結露しにくいタイプに変える方法も効果的です。
コストはかかりますが、一度交換してしまえばその後の結露対策がラクになるのがメリットです。
カビだらけの窓でも大丈夫!清掃業者選びのポイント3選
業者へ窓掃除を依頼するなら、ここでご紹介する3つのポイントを押さえて業者を選びましょう。
- 料金・サービス内容が明確
- 補償がある
- 実績が豊富・口コミが良い
カビだらけの窓をしっかりキレイにするために、ポイントそれぞれの内容もご紹介します。
料金・サービス内容が明確
料金やサービス内容は、明確に記載されている業者を選ぶのがオススメ。料金やサービス内容が不明瞭になっていると、後から追加請求が発生するリスクがあるためです。
また、料金は相場から逸脱しない業者を選びましょう。
- 小窓:1,000~3,000円ほど
- 腰高窓:1,000~3,000円ほど
- 掃き出し窓:1,000~3,000円ほど
- 天窓:3,000~5,000円ほど
上記が相場となるので、目安にしておくのがオススメです。
さらに詳しく知りたい方はこちら
窓ハウスクリーニングの費用相場は?利用するメリットや業者の選び方を徹底解説
2024.08.22 2024.12.05
補償がある
ハウスクリーニングでは、作業中に破損などのトラブルがあった場合に備える補償を完備している業者があります。補償完備の業者なら、万が一の事態があっても安心です。
実績が豊富・口コミが良い
実績が豊富な業者は、利用者からの信頼度が高いと考えられます。また、豊富な経験から独自の掃除ノウハウを持っていて、徹底的にキレイにしてもらえる可能性が高いです。
あわせて、口コミの件数や内容も確認しておくと安心です。
カビだらけの窓は放置NG!落ちない汚れはプロに任せよう!
カビは放置すればするほど落としにくくなるため、早めに除去するのが大切です。すでに頑固なカビ汚れになってしまっているなら、プロに依頼して一掃してもらいましょう。
セーフリーでは、窓のカビを掃除してくれる業者を多数掲載しています。最低料金が一目で確認できたり口コミ数や評価も確認できたりするため、希望に合う業者を見つけやすいのが特徴です。
まずは自宅近くの業者を検索し、納得できる依頼先を見つけましょう!
- 窓がカビだらけで汚い…
- 頑固なカビが落とせない…
- 窓のカビを一掃したい!
窓の頑固なカビ汚れは
プロに頼んで
一掃するのがオススメ!
カビだらけの窓に関するよくある質問
-
Q. 窓にカビが発生するのはなぜ?
A.窓にカビが発生する原因は、主に結露です。結露を放置すると、カビが発生します。
-
Q. カビだらけの窓の掃除方法は?
A.カビだらけの窓の掃除方法は、以下です。
1.中性洗剤をつけた雑巾で拭き掃除をする
2.水拭き・乾拭きをする -
Q. 窓のカビを予防するコツは?
A.窓のカビを予防するコツは、下記5つです。
・こまめに換気する
・室温と湿度に気をつけ結露させない
・定期的に窓や窓まわりを掃除する
・断熱材を貼る
・結露しにくい窓に交換する