中古マンションの鍵交換をすべき5つの理由!費用や注意点も解説

中古マンションの鍵交換をすべき5つの理由!費用や注意点も解説

2023.12.22 2023.12.22

中古マンションの鍵交換をすべき理由を5つご紹介します。鍵交換にかかる費用やベストなタイミング、注意点などにも触れていくので、ぜひ最後までご覧ください。
中古マンションに住む予定、または住み始めた人に参考になる情報をまとめました。安心して住めるよう、鍵交換について詳しく押さえておきましょう。

中古マンションの鍵交換をすべき5つの理由!

理由

中古マンションの鍵は、以下の理由から交換すべきです。当てはまる項目があったら、鍵の交換を検討してみてください。

前の居住者が合鍵を作っている可能性がある

中古マンションは、以前に誰かが住んでいた場所です。前の居住者が悪意をもって合鍵を作って、そのまま隠し持っているかもしれません。
合鍵を作っているかどうかもはっきりとわからないため、不安を抱えながら住み続けることになります。中古マンションに関しては、前の居住者が合鍵を持っているかもしれないため、鍵交換をしておくと安心です。

防犯性が低い

前の居住者が合鍵を作っていたらと思うと、安心して住めなくなります。防犯性も低くなり、留守の間に鍵を開けて部屋の中に侵入されるかもしれません。
以前に誰かが住んでいたという中古マンションの特徴から、鍵の交換をせずにいるとどうしても防犯性が低くなってしまうのです。

防犯面を強化するためにも、鍵の交換はしておきたいです。

鍵の本数が足りない

中古マンションを購入し鍵を受け取ったとき、何人家族かによって本数が足りないケースがあります
2本しかないけれど、鍵が必要な家族が4人いる場合、鍵の本数が足りません。鍵の交換を行ない、新しい鍵で本数を作ってもらう必要があります。
鍵の本数が足りないときにも、鍵の交換をすると必要な本数を作ってもらうことができ助かります。

鍵の開閉がしづらい

中古マンションの築年数によっては、劣化によりドアの開閉がしづなくなっていることがあります。
鍵を差し込んで回したときに動かしにくい状況が実際にあり、昔ながらのギザギザとしたディスシリンダータイプの鍵の場合は年数とともに施錠しづらくなりやすいです。
鍵交換をするとスムーズに差し抜きや施錠ができるため、快適になります。
鍵の開閉がしづらいことから、鍵の交換を決める場合もあるのです。

電子錠に変えたい

購入した中古マンションの築年数が経過している場合、鍵自体も古く劣化しているでしょう。
中古マンションの購入を機に、電子錠に変えることもできます
より使いやすく、セキュリティ面も強化できる電子錠に変えられるという理由から鍵交換を行なう人も多いです。

鍵交換にかかる費用はいくら?誰が負担する?

鍵と電卓

 

鍵交換が必要な理由について5つ紹介した次に、気になる費用について見ていきます。
費用はいくらくらいかかるのか、誰が負担するのか確認しておきましょう。

鍵の経年劣化による交換の場合

鍵の経年劣化により交換が必要になった場合の費用は、約20,000円~です。鍵の劣化状況に合わせて部品を変える際は、部品代や施工費が前後します。
業者に一度見積もりを出してもらい、検討する流れが安心でしょう。

鍵交換にかかる費用は、基本的には自己で負担します。
一方、マンションの管理会社やオーナーに負担してもらえるケースがあります。
鍵の調子が悪い、築年数が経っているマンションであるときは、鍵交換について管理会社などに相談してみましょう。

個人的な問題から鍵を交換したい場合

防犯面で個人的にセキュリティの高い鍵に変えたい、使いやすいよう電子錠に変えたい場合など、費用は自己負担と思っておきましょう。
費用は、施工内容によって異なります。一部ご紹介するので、ご覧ください。

・セキュリティの高い鍵に変える・・・10,000円~30,000円ほど
・電子錠に変える・・・30,000円~90,000円ほど

鍵交換の費用についてはコチラの記事も参考にしてください。

鍵交換のベストなタイミングは2回!

いつ

中古マンションで鍵交換を行なうとき、ベストなタイミングはいつなのでしょうか?適したタイミングが主に2回あるので、鍵交換を検討中の人はチェックしておいてください。

入居の直前

鍵交換に適したタイミングの1回目が、入居の直前です。
前の入居者が退去したときに鍵の交換をすることがありますが、退去後に業者がクリーニングに入るかもしれません。
人が出入りしている段階での鍵交換は、防犯上のリスクが生じます。より安心して鍵の交換を行なうためにも、入居の直前が良いでしょう。

リフォームが終わった後

鍵交換にベストなタイミングの2回目が、リフォームが終わった後です。リフォームでは、様々な業者が出入りをして作業を行ないます。リフォームが終わる前に鍵の交換をしてしまうと、やはり防犯面が不安です。
いくら信頼できる業者であっても、安心して暮らすためにはリフォームの後に鍵交換を行なうのがおすすめです。

中古マンションで鍵を交換するときの注意点

注意

続いて、中古マンションで鍵を交換するときの注意点を挙げていきます。注意点を参考に、鍵の交換を慎重に行ないましょう。

管理会社にきちんと連絡をする

はじめに、管理会社に連絡をするのを忘れないようにしましょう。
中古マンションをはじめとした集合住宅は、管理会社によって規約が決まっています。規約の中には鍵交換に関する事項もあるため、鍵の交換をしたいと思ったらまずは管理会社に連絡しましょう。
鍵交換に関する規約がわかり、業者の紹介なども手伝ってもらえます。

オートロックとの連動について考える

購入した中古マンションがオートロックを導入しているなら、オートロックの連動についても考えなければなりません。
前の居住者が使っていた鍵に非接触のICチップが残っていたら、新しい鍵にICチップを付け替えるだけで使用できます。
ICチップを新しく増やしたい場合は、管理会社が指定する業者に依頼して複製してもらいましょう。
指定業者がないときは、ICチップを複製してくれる業者を探して依頼する流れになります。

マンションの共用部分を確認する

マンションでは、エントランスやゴミ捨て場などの鍵が同じものになっている場合があります。
自宅の玄関ドアを開けるときと同じ鍵でエントランスなどの開閉ができるので、毎日の暮らしのなかでとても便利です。
一方、鍵の交換を管理会社指定の業者で依頼し、マンションの共用部分も使用できる鍵にしてもらいましょう。
管理会社に連絡をするというのに加え、共用部分の鍵についても事前に確認しておいてください。

専門業者に依頼して鍵を交換してもらう

鍵の交換は、必ず専門業者に依頼しましょう。管理会社が紹介してくれる業者であれば、より安心です。
鍵交換を行なっている業者のなかには、悪質な業者も存在します。防犯面も考え、鍵の交換を依頼する業者は慎重に選びましょう。

エントランスのオートロックと鍵交換の関係

鍵

中古マンションのなかには、エントランスにオートロック機能がついているところがあります。防犯性が高いため、オートロック機能がついている中古マンションが良いという人もいるはずです。しかし、中古マンションに移り住んだときに鍵の交換を考えているなら、オートロックとの関係についても事前に確認が必要です。

オートロックがない中古マンションの鍵交換

オートロックがついていない中古マンションなら、鍵の交換は自室のみでOKです。
管理会社に問い合わせて許可を得た上で、鍵の交換を行ないましょう。
自室とはいえ、玄関のドアはマンションの共用部分に当たります。
無断での鍵交換は管理会社とのトラブルを招く恐れがあるので、注意してください。

オートロックがついている中古マンションの鍵交換

中古マンションにオートロックがついている場合も、管理会社に連絡をして許可をもらうことから始めます
オートロックつきのマンションで鍵交換をする際は、オートロックと連動する鍵をメーカーに注文すると、1本の鍵でエントランスと玄関の開閉が可能です。

ただし、交換にかかる費用が割高になるので注意が必要です。
鍵の納期が1ヵ月近くかかることもあるので、覚えておきましょう。
少しでも早く鍵の交換をしたい場合は、オートロックと連動させずに玄関の鍵のみを新しいものに変える方法もあります。

スピーディーに新しい鍵が手に入るのはメリットですが、エントランス用と玄関用とでいつも2本の鍵を持ち歩かなければなりません。
オートロックがついている中古マンションは、鍵の連動について慎重に行ないましょう。

中古マンションで使われる鍵の種類と鍵交換にかかる費用相場

いろいろな鍵

中古マンションで使われる鍵の種類と交換にかかる費用相場について、さらに詳しく説明します。鍵の交換を依頼する前に、鍵の種類とその費用相場について知識を得ておきましょう。今回は、マンションで使用されることの多い鍵の種類について挙げていきます。

中古マンションで使用される鍵の種類一覧

中古マンションの鍵といっても、いろいろな種類があります。
防犯性の高さや費用も変わってくるので、一つずつ確認していきましょう。

ディスクシリンダー

家の鍵として昔から幅広く使用されているのが、ディスクシリンダーです。
ギザギザとした形で、鍵穴の中には外筒や内筒などの部品が組み込まれています。
内筒が開店するのを防ぐため、板状のディスクを使ったディスクタンブラーと呼ばれる仕組みが使われているのが特徴です。

鍵穴に鍵を差し込んでディスクのロックが解除されると、鍵が開きます。
比較的構造がシンプルな鍵で、修理や交換がしやすいです。
一方で防犯面に弱いという難点があります。

ピンシリンダー

ピンシリンダーは、シリンダーの中にピンと呼ばれる部品が入っている鍵です。
鍵を差し込んで、中のピンを所定の位置に押し上げることで解錠します。

複数あるピンの高さが決まった位置に揃わないと鍵が回転しないので、そう簡単には開けられません。
ディスクシリンダーと同じくピッキングの被害に遭いやすい鍵の種類なので、防犯性に優れているとはいえません。

ディンプルシリンダー

ピッキングを防ぐために作られたのが、ディンプルシリンダーです。
仕組みはピンシリンダーと同じですが、内部の構造が複雑なため簡単に開けることはできません
ギザギザではなく、表面だけが凸凹しているのが特徴です。

新しい住宅に使用されるケースが多いので、築年数が浅い中古マンションにも使用されているか場合があります。

鍵交換にかかる費用相場

中古マンションに使用されることの多い鍵の種類について説明しましたが、それぞれの鍵をいくらくらいで交換できるのか費用も見ておきましょう。

ディスクシリンダー・・・10,000円~20,000円
ピンシリンダー・・・10,000円~20,000円
ディンプルシリンダー・・・15,000円~30,000円

中古マンションの鍵交換は鍵屋に依頼するのがおすすめ!

鍵屋

中古マンションで鍵の交換をするなら、専門業者である鍵屋に依頼するのがおすすめです。鍵屋で依頼するのが良い理由を2つご紹介しましょう。

短時間で作業が完了する

鍵の交換は、やはりプロである鍵屋に依頼しましょう。鍵の在庫さえあれば、即日で交換に来てくれる業者もあります。種類を調べたり新しく購入する必要なく、業者にすべて任せることができるので便利です。

鍵に関するプロなので、短い時間であっという間に取り付けてもらえるのもポイントです。少しでも早く新しい鍵に交換したい場合は、すぐに対応してくれる鍵屋に尋ねてみましょう。

ドアの破損を防げる

鍵屋に鍵の交換を依頼すると、ドアの破損も防げます。鍵の取り付けは、詳しくない者がすると逆に壊してしまうことがあるので注意したいです。

その点鍵屋なら、経験豊富なスタッフが鍵の交換に来てくれます。鍵の交換のはずがドアが壊れてしまったら元も子もないので、プロに依頼するのがおすすめです。

中古マンションの鍵交換に関するお悩みは『鍵のトラブル・セーフリー』にご相談!

中古マンションで鍵の交換が必要な理由から、鍵屋がおすすめな理由までを解説しました。
前の居住者のことや鍵の状況などを考えると、中古マンションの場合は鍵を交換しておく方が良いでしょう。
オートロックの有無や共用部分の鍵のことも踏まえ、どの鍵が適しているか考えてみてください。
中古マンションの鍵交換でお困りの場合は、『鍵のトラブル・セーフリー』にぜひご相談ください。

中古マンションの鍵交換をすべき5つの理由!費用や注意点も解説のよくある質問

  • Q. 中古マンションで鍵を交換しないとどのようなリスクがありますか?

    中古マンションは、以前に居住者がいた住宅です。
    そのため、以下のようなリスクがあることを理解しておきましょう。

    ・前の居住者が合鍵を隠し持っているかもしれない
    ・古い鍵である場合防犯性が低くなる

    上記のリスクから、中古マンションでは鍵を交換しておくと安心です。

  • Q. 鍵屋の選び方を教えてください。

    対応エリアを確認するだけでは、多くの鍵屋があって悩んでしまいます。
    そこで、次のポイントを押さえながら鍵屋を選んでみてください。

    ・料金体系がわかりやすい
    ・実績や口コミが豊富
    ・鍵に詳しいプロが在籍

  • Q. 鍵屋に依頼する場合の費用相場を教えてください。

    鍵屋で鍵の交換を依頼する際、種類や作業内容によって費用が変わってきます。
    相場は、およそ10,000円~90,000円と幅広いです。
    鍵の種類によっても料金が異なるのが特徴です。
    気になる業者が見つかったら、費用について詳しく確認しておきましょう。