合鍵作成の疑問を完全解決！依頼できる場所・料金相場・注意点等

合鍵作成を依頼できる場所

合鍵の作成、どこで頼めばいいか迷いますよね。実は、さまざまな場所で合鍵を作ることができます。それぞれのメリット・デメリットを把握して、自分に合った場所を選びましょう。

鍵専門店

鍵専門店は、その名の通り鍵に関する専門知識と技術をもったスタッフが常駐しているため、安心して合鍵作成を依頼できます。一般的な鍵はもちろん、特殊な鍵やセキュリティ性の高いディンプルキーなど、幅広い種類の鍵に対応しています。

また、鍵の防犯対策やセキュリティに関する相談にも乗ってもらえるので、より安全な鍵選びが可能です。

メリット	デメリット
・幅広い種類の鍵に対応 ・専門知識を持つスタッフに相談できる ・セキュリティ性の高い鍵も作成可能 ・鍵の修理や交換も可能	・料金が比較的高め ・店舗数が少ない

ホームセンサー

ホームセンターは、日用品やDIY用品など幅広い商品を取り扱う大型店舗で、合鍵作成サービスを提供している店舗も多数存在します。手軽に立ち寄れるため、利便性が高い点が魅力です。

ただし、特殊な鍵やセキュリティ性の高い鍵を作りたい場合は、鍵専門店の方が適しているでしょう。

メリット	デメリット
・比較的安価に作成できる ・店舗数が多く、アクセスしやすい ・短時間で作成できる ・その他の買い物と一緒に済ませられる	・対応できる鍵の種類が限られる ・専門知識を持つスタッフが少ない ・待ち時間が発生する場合がある

合鍵作成できるホームセンター

合鍵作成サービスを提供しているホームセンターは、以下の通りです。

• カインズホーム
• ムサシ
• コメリ
• コーナン
• DCMサンワ
• DCMホーマック
• ビバホーム
• ダイユーエイト
• チャンピオン
• 島忠

料金やサービスは、ホームセンターによって異なります。また、店舗によっては対応していない場合もあります。自身のニーズに合ったホームセンターを選ぶためにも、事前に各ホームセンターのウェブサイトで確認しておくのがおすすめです。

オンラインサービス

オンラインサービスは、インターネットを通じて合鍵の作成を依頼できる便利なサービスです。自宅にいながら24時間いつでも注文でき、鍵の郵送でやり取りするため、店舗に足を運ぶ必要がありません。

ただし、鍵の郵送に時間がかかることや、セキュリティ面での不安があることに注意が必要です。時間に余裕があり、セキュリティ対策がしっかりしているサービスを選ぶようにしましょう。

メリット	デメリット
・24時間いつでも注文可能 ・自宅に居ながら作成できる ・幅広い鍵に対応 ・鍵の写真を送るだけで注文できる	・鍵の郵送が必要 ・送料がかかる ・実物を見て確認できない ・セキュリティ面で不安がある

正規ディーラー

正規ディーラーは、自動車メーカーの純正部品を取り扱う販売店です。自動車の鍵は、高度なセキュリティ技術が搭載されていることが多く、特にスマートキーやイモビライザーキーなどの特殊な鍵は、正規ディーラーでの作成が推奨されます。

ただし、料金が高額で納期がかかる場合があることには注意が必要です。事前に予約が必要な場合もあるので、余裕を持って問い合わせましょう。

メリット	デメリット
・特殊な鍵やセキュリティ性の高い鍵に対応している ・純正部品を使用するため、品質が保証されている ・メーカー保証が受けられる	・料金が最も高額 ・納期がかかる場合がある ・予約が必要な場合がある

【種類別】合鍵作成にかかる時間と料金相場

合鍵作成にかかる時間と料金相場は、以下の通りです。

鍵の種類	時間	料金相場
ディスクシリンダー錠	5分～10分程度	500円～1,500円程度
ピンシリンダー錠	5分～10分程度	500円～1,500円程度
ディンプルシリンダー錠	10分～60分程度	2,000円～5,000円程度

それぞれの鍵の特徴も含めながら、詳しく解説します。

ディスクシリンダー錠

ディスクシリンダー錠は、鍵の両側に円盤状のギザギザがあり、鍵穴が縦に開いているタイプの鍵です。1970年代に普及し、現在でも古い住宅や建物で見かけることがあります。

ディスクシリンダー錠は構造がシンプルなため、他の鍵と比べて安価に作成できます。また、短時間で作成できるため、すぐに合鍵が必要な場合に便利です。

• 作成時間：5分～10分程度
• 料金相場：500円～1,500円程度

ただし、ディスクシリンダー錠は防犯性が低いため、現在では新規の住宅や建物にはほとんど使用されていません。セキュリティ面を重視する場合は、より防犯性の高いピンシリンダー錠やディンプルシリンダー錠への交換がおすすめです。

ピンシリンダー錠

ピンシリンダー錠は、鍵の片側にギザギザがあり、もう片側には複数の穴が開いているタイプの鍵です。現在、最も一般的な鍵であり、住宅やオフィスなど、幅広い場所で利用されています。

ピンシリンダー錠は構造がシンプルで、大量生産されています。ディスクシリンダー錠よりも防犯性は高いものの、安価かつ短時間で合鍵が作れる点は同じです。

• 作成時間：5分～10分程度
• 料金相場：500円～1,500円程度

ピンシリンダー錠は、比較的安価で作成しやすいですが、防犯性能はディンプルシリンダー錠に劣ります。セキュリティ面を重視する場合は、より防犯性の高いディンプルシリンダー錠への交換や、補助錠の設置を検討しましょう。

ディンプルシリンダー錠

ディンプルシリンダー錠は、鍵の表面に複数のくぼみ（ディンプル）があるタイプの鍵です。従来のピンシリンダー錠よりも複雑な構造をもち、防犯性が高いとされています。

そのため、製造コストはほかの鍵よりも価格は高めです。また、 合鍵作成には専用の機械が必要となるため、時間がかかる場合があります。

• 作成時間：10分～60分程度
• 料金相場：2,000円～5,000円程度

なお、一部のディンプルシリンダー錠は、メーカー認定の鍵業者でしか合鍵を作成できない場合があります。事前の確認が必要です。

合鍵作成できない？複製が難しい鍵の種類

合鍵は、基本的にどんな鍵でも作成できると思われがちですが、実はそうではありません。セキュリティ性の高い鍵や特殊な鍵は、複製が難しい場合があります。ここでは、複製が難しい鍵の種類と、その理由について解説します。

オートロックと自室の両方を開錠できる鍵（重合キー）

重合キーは、1本の鍵でオートロックの共用部分と自室の玄関など、複数の鍵を開けられる便利な鍵です。しかし、セキュリティ上の理由から複製が制限されている場合があります。

重合キーを複製したい場合は、管理会社や大家さんに重合キーの複製を希望する旨を伝えましょう。複製が許可されるかどうか、必要な手続きなどを確認します。

カードキーなどの特殊な鍵

カードキーやICチップ内蔵キーなどの特殊な鍵は、複製が困難な場合があります。これらの鍵は、セキュリティシステムと連携していることが多く、合鍵作成には専用の機器や技術が必要です。そのため、一般の鍵業者では対応できないケースがほとんどです。

複製を希望する場合は、メーカーや管理会社に問い合わせる必要があります。

メーカーが複製を制限している鍵

一部のメーカーでは、セキュリティ上の理由から、特定の鍵の複製を制限している場合があります。これらの鍵は、専用の機器や技術が必要となるため、メーカー認定の鍵業者でしか複製できません。

複製を希望する場合は、メーカーに問い合わせる必要があります。

鍵登録システムに登録されている鍵

鍵登録システムとは、鍵の所有者情報（氏名、住所、鍵番号など）をデータベースに登録し、合鍵の作成時に本人確認を行う仕組みです。合鍵を作成する場合、不正な複製を困難にするため、セキュリティカードや身分証明書などの提示が必要となります。

また、メーカーや管理会社によって特定の鍵業者でしか複製できない、複製できる本数に制限があるなど、ルールが設けられていることもあります。その場合、複製はさらに困難となるでしょう。

合鍵作成時に必要なもの

合鍵作成時に必要なものは、以下の通りです。

• マスターキー（鍵原本）
• 身分証明書
• 鍵登録システム証明書
• 賃貸物件の場合は大家さんの許可

必要な理由も含めて、詳しく解説します。

マスターキー（鍵原本）

合鍵を作成するには、複製元となるマスターキー（鍵原本）が必要です。合鍵は、マスターキーの形状を正確に再現して作られます。マスターキーがないと、鍵の形状を正確に把握できず、正常に動作する合鍵を作成できません。

どれが原本？マスターキーと合鍵の見分け方

マスターキーには、次のような特徴があります。

• MIWA、GOAL、SHOWA、ALPHA、WESTなどの鍵メーカー名の刻印がある
• 製造番号（3桁もしくは10桁）を示す番号がある

これらの特徴を参考にすれば、どれがマスターキーかを見分けられます。

身分証明書

鍵によっては、防犯上の理由から身分証明書の提示が必要になる場合があります。運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど、公的な証明書を用意しておきましょう。

鍵登録システム証明書

鍵登録システムに登録されている鍵を複製する場合、セキュリティカードや鍵登録証明書などの提示が必要になります。紛失しないように大切に保管しておきましょう。

賃貸物件の場合は大家さんの許可

賃貸物件の場合、合鍵を作成する前に、大家さんや管理会社に許可を得なければいけません。これは、賃貸借契約において、借りている部屋やその鍵は大家さんの所有物であり、借主はそれを借りている立場にあるためです。

賃貸借契約書や入居時の書類に、大家さんや管理会社の連絡先が記載されています。電話やメールなどで連絡を取りましょう。正当な理由であれば、許可してくれるケースがほとんどです。

無断で合鍵を作成すると？

賃貸借契約書には、無断で合鍵を作成することを禁止する条項が含まれているケースがほとんどです。無断で合鍵を作成してしまうと、契約違反とみなされます。最悪の場合、契約解除や損害賠償請求に発展する可能性があります。

合鍵から合鍵は作れない？マスターキーがないときの対処法

「マスターキーを紛失してしまい、手元にあるのは合鍵だけ…」そのようなときは、どうすればよいのでしょうか？マスターキーがないときの対処法を紹介します。

鍵穴から合鍵を作る

鍵穴から鍵の形状を読み取り、合鍵を作成する方法があります。鍵番号やメーカーが分からなくても、鍵穴さえあれば複製が可能です。

ただし、鍵穴の形状が正確に読み取れない場合や、鍵が摩耗している場合は、複製が難しくなります。また、セキュリティ性の高いディンプルキーなど、一部の鍵は鍵穴からの複製ができません。

この方法で合鍵を作成する場合、鍵業者に依頼する必要があります。費用は鍵の種類や業者によって異なりますが、1,500円～5,000円程度が相場です。

合鍵から合鍵を作れるお店に相談する

一部の鍵業者では、合鍵から合鍵を作成できる場合があります。そのため、マスターキーがなくても、手元にある合鍵で複製が可能です。

ただし、合鍵からの複製は精度が低くなるため、正常に動作しないリスクがあります。また、鍵の種類によっては、合鍵からの複製に対応していない場合もあるので、事前確認は必須です。

費用は鍵の種類や業者によって異なりますが、1,000円～3,000円程度が相場です。

合鍵作成に関する注意点

合鍵の作成は便利な反面、以下の点に注意が必要です。

• 合鍵はむやみに作らない
• マスターキーは持ち歩かない
• お店によって対応できる鍵の種類は違う

トラブルを避けるためにも、しっかり押さえておきましょう。

合鍵はむやみに作らない

合鍵は、紛失や盗難のリスクを伴います。特に、誰に渡したか分からなくなるほどむやみに作成すると、セキュリティ上のリスクが高まります。

合鍵を作成する際は、本当に必要な人にのみ渡すようにし、管理には十分注意しましょう。

マスターキーは持ち歩かない

マスターキーは、合鍵の元となる重要な鍵です。紛失や盗難のリスクを避けるため、普段は安全な場所に保管し、持ち歩かないようにしましょう。外出時に必要な場合は、合鍵を持ち歩くのが基本です。

お店によって対応できる鍵の種類は違う

鍵の種類によっては、複製に対応していないお店もあります。特に、セキュリティ性の高い鍵や特殊な鍵は、専門の知識や技術が必要なため、対応できるお店が限られます。合鍵を作成する前に、お店に問い合わせて、対応できる鍵の種類を確認しましょう。

住宅以外の合鍵作成｜依頼できる場所と料金相場

住宅以外にも、車やバイク、自転車など、さまざまな鍵の合鍵を作成できます。ここでは、それぞれの鍵の種類ごとに、合鍵作成を依頼できる場所と料金相場をご紹介します。

車やバイク

車やバイクの合鍵は、主にディーラー・鍵専門店・カー用品店で作成できます。

ディーラーでは、純正部品を使用するため品質が保証されていますが、料金は比較的高めです。鍵専門店は幅広い車種に対応しており、専門的な知識と技術をもつスタッフが対応してくれるのが特徴です。そのため、安心して依頼できます。

カー用品店でも、一部の店舗で合鍵作成サービスを提供しています。比較的安価に作成できる場合もありますが、対応できる鍵の種類が限られるため注意が必要です。

なお、料金相場は鍵の種類や車種によって大きく異なり、1,500円～10,000円程度が目安です。

自転車

自転車の合鍵は、主に自転車専門店・一部のホームセンター・鍵専門店などで作成できます。

自転車専門店では、専門的な知識と技術を持つスタッフが対応してくれるため、安心して依頼できます。特にスポーツタイプの自転車や特殊な鍵を使用している場合は、自転車専門店がおすすめです。

ホームセンターでも、一部の店舗では自転車の合鍵作成サービスを提供しています。一般的な鍵であれば、手軽に作成できるでしょう。

鍵専門店でも、自転車の鍵に対応している場合があります。幅広い種類の鍵に対応しているため、専門店に相談してみるのもよいでしょう。

なお、料金相場は鍵の種類や素材によって異なり、500円～2,000円程度が目安です。

オフィス家具

オフィス家具の合鍵は、鍵専門店・メーカー・オンラインサービスなどで作成できます。

鍵専門店では、幅広い種類の鍵に対応しており、基本的にはオフィス家具の鍵も作成可能です。メーカーによっては、直接合鍵作成を依頼できる場合もあります。

また、オンラインサービスでもオフィス家具の合鍵作成に対応している場合があります。鍵の写真を送るだけで簡単に注文できるため、忙しい方や店舗に行くのが難しい方におすすめです。

なお、料金相場は鍵の種類や素材によって異なり、1,000円～3,000円程度が目安です。

ロッカー

ロッカーの合鍵は、鍵専門店やロッカーの販売店などで作成できます。

鍵専門店では、幅広い種類の鍵に対応しているため、基本的にはロッカーの鍵も作成可能です。また、ロッカーを購入した店舗に問い合わせると、合鍵作成サービスを提供している場合もあります。

また、学校や施設のロッカーの場合、まずは管理者に問い合わせなければいけません。合鍵の作成には許可や手続きが必要となるため、勝手に鍵業者に依頼できません。紛失や破損などの理由を説明し、合鍵作成の許可を得ましょう。許可が下りれば、管理者から指定された鍵業者への依頼が必要になる場合もあります。

なお、料金相場は鍵の種類や素材によって異なり、500円～2,000円程度が目安です。

金庫

金庫の合鍵は、専門的な知識と技術が必要となるため、金庫専門店や一部の鍵専門店での作成が可能です。金庫専門店では、さまざまな種類の金庫に対応しており、セキュリティレベルの高い金庫の合鍵作成も可能です。また、金庫メーカーによっては、直接合鍵作成を依頼できる場合もあります。

なお、料金相場は金庫の種類やセキュリティレベルによって大きく異なり、5,000円～数万円程度が目安です。特に、防盗性の高い金庫や特殊な鍵を使用している場合は、高額になる傾向があります。

シャッター

シャッターの合鍵は、専門的な知識と技術が必要となるため、シャッター専門店や一部の鍵専門店での作成が可能です。シャッター専門店では、さまざまな種類のシャッターに対応しており、特殊な鍵や大型シャッターの合鍵作成も可能です。また、シャッターメーカーによっては、直接合鍵作成を依頼できる場合もあります。

なお、料金相場はシャッターの種類や大きさ、鍵のタイプによって異なり、3,000円～10,000円程度が目安です。

鍵交換に関するご相談は『鍵のトラブル・セーフリー』へ

合鍵の作成は、セキュリティに直結する重要な作業です。そのため、信頼できる鍵屋に依頼することが不可欠です。信頼できる鍵屋は、豊富な知識と経験を持ち、セキュリティ面を考慮した上で適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。また、万が一のトラブルにも迅速に対応してくれるため、安心して合鍵作成を任せられます。

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