2024.11.28 2024.12.07
この記事では、玄関ドアの鍵をキーレスにする方法について、種類や相場にも触れながらご紹介します。いろいろな種類の鍵がある中、玄関に関しては防犯性に優れたものを取り付けておきたいです。セキュリティ面の高さでみるとキーレスタイプが注目されており、日々の生活で使い勝手が良いのも魅力です。
自宅の玄関ドアをキーレスにしたいと検討中の人は、注意点や業者に依頼するポイントなども合わせて確認してみてください。
目次
玄関ドアの鍵をキーレスにする方法
玄関ドアの鍵をキーレスにするには、以下に挙げる2つの方法があります。
- ドアごと鍵を交換する
- 鍵だけ交換する
今ついている鍵のタイプや賃貸住宅かどうかなどによって、どちらの方法が適しているか考えてみてください。
ドアごと鍵を交換する
玄関ドアが経年劣化により傷んでいる、家を新築する予定であるような場合はドアごと鍵をキーレスに交換する方法があります。キーレスにすると同時にドアごときれいにしたいときにおすすめの方法です。塗装が剥げたり変形しているような場合も、玄関ドアから交換するのが良いでしょう。
まずは、玄関ドアの状況を確認して、ドアごと交換する必要があるか調べてみてください。
鍵だけ交換する
玄関ドアそのものは交換しなくても良い、賃貸住宅だから勝手に触れない、そんなときは鍵だけをキーレスに交換する方法があります。キーレスの場合、自分で手軽に後付けできる製品もあれば、専門業者に頼まなければ設置が難しい製品などがあるので確認が必要です。
※鍵の種類や交換方法、費用などはこちらの完全ガイドをご覧ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
鍵交換完全ガイド!鍵の種類・選び方・交換費用相場などを徹底解説!
2024.03.31 2024.11.29
玄関ドアに設置できるキーレスの鍵の種類
玄関ドアには、いろいろなキーレスの鍵を取り付けられます。具体的には、以下の5種類があります。
- リモコン式
- カード式
- 暗証番号式
- スマートフォン式
- 生体認証式
それぞれどのような特徴がある鍵なのかみていきましょう。
リモコン式
鍵ではなくリモコンを使って施錠や解錠を行なうのが、リモコン式です。車の鍵に採用されていることが多く、少し離れた場所からでもリモコンにあるボタンを押すと玄関ドアの施錠などができます。リモコンから操作できるので、夜に鍵穴が見えづらいといったときにも心配ありません。
鍵の代わりにリモコンを持っておかなければならないため、紛失には気を付けましょう。
カード式
カード式は、ICカードや磁気カードを使って施錠や解錠を行ないます。錠前についたスリットに通したり、かざすなどして鍵の開閉ができるという仕組みです。カード式の鍵にすれば、財布や定期入れなどに収められるので紛失のリスクが下がります。
一方、何かのはずみで割れたり折れる恐れがある点には注意が必要です。また、磁気カードの場合は磁気が弱まりうまく作動しなくなるケースがあるので、そちらも念頭に置いておきましょう。
暗証番号式
玄関ドアに設置できるキーレスの鍵には、暗証番号式もあります。事前に錠前に暗証番号を記憶させておき、自身がその暗証番号を押したときに解錠できるというシステムです。鍵を持ち歩かなくてよく、家族の人数分合鍵を作る必要がないのがメリットです。
一方、暗証番号を忘れると解錠できなかったり、うっかり誰かに知られたり見られると不法侵入される危険性があります。
便利な暗証番号式の鍵ですが、メリットとデメリットはよく確認しておきましょう。
スマートフォン式
最近では、スマートフォンから玄関ドアの解錠ができるようにもなりました。後付けできる製品も多く販売されているので、今あるドアの錠前に取り付けるだけで使用できます。スマートフォンのアプリやGPSからの位置情報を読み込んで解錠できるものがあるため、普段の戸締りが快適にできるのが特徴です。
スマートフォンで鍵の状態をチェックできる点から、外出先にいて戸締りしたか不安になったときも確かめられます。
生体認証式
玄関ドアに設置できるキーレスの鍵には、生体認証式もあります。主に指紋認証式が使われており、センサーに指紋を読み取らせて解錠するというものです。鍵そのものを持つ必要がないのが利点ですが、指紋を登録した人しか施錠や解錠ができないのが注意したい点です。
また、センサー部分が汚れると認識できなかったり、指紋を登録した指を怪我すると正しく読み取れず解錠が難しい場合があります。
玄関ドアの鍵をキーレスにする際の費用相場
玄関ドアの鍵をキーレスにするには、様々な方法があるのがわかります。そこで次に、鍵の種類ごとに費用相場もチェックしておきましょう。一般的な鍵を作成するよりは、費用が高くなりやすいのがキーレスタイプの鍵です。以下の費用相場を参考に、どのタイプが良いか考えてみてください。
鍵の種類 | 費用相場 |
---|---|
リモコン式 | 50,000円~100,000円 |
カード式 | 50,000円~100,000円 |
暗証番号式 | 50,000円~100,000円 |
スマートフォン式 | 30,000円~60,000円 |
生体認証式 | 80,000円~200,000円 |
鍵交換にかかる費用についてはこちらでも詳しく説明しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.03.30 2024.11.29
玄関ドアに設置するキーレスの選び方
玄関ドアに設置するキーレスの鍵は、使い勝手や理想だけを考えて選ぶのはおすすめできません。以下に挙げる点にもよく注目して、無事設置できるようにしてください。
自宅の玄関に対応しているか確認する
玄関ドアをキーレスにしたいとき、最初に確認しなければならないのが自宅の玄関に対応しているかどうかです。せっかく購入したものの、自宅玄関に取り付けられないキーレスでは意味がありません。鍵の部分だけをキーレスにする際は自分でも可能なので、製品選びには注意しましょう。
たとえば、サムターンを回すタイプであれば、スイッチ式や回転式など種類があるので事前確認が必要です。また、賃貸住宅の玄関ドアをキーレスにしたい場合は、大家さんや管理会社に相談してから行なうようにしてください。
取付方法を考える
自宅の玄関ドアに対応しているキーレスの鍵であるとわかったら、次に取付方法を考えていきます。取付方法には、自分で対応するか業者に頼んで設置してもらうかの2択があります。貼り付けタイプやシリンダー交換タイプ、穴あけ工事タイプなどがあるので、難しそうな場合は業者に頼むのがおすすめです。
施錠・解錠の方法を選ぶ
玄関ドアに取り付けられるキーレスにもいくつか種類があるので、上記でご紹介した中からどのタイプが良いか選びましょう。リモコンタイプにするか、手を使わずに施錠・解錠できるタイプにするかの2通りがあります。家族構成やスマートフォンの有無などから、どのキーレスが向いているか考えるのがポイントです。
オートロック機能が必要かどうか検討する
キーレスタイプの鍵には、オートロック機能が搭載されているものがあります。鍵の閉め忘れを防止できるオートロック機能ですが、一方で締め出される可能性があるので注意しなければなりません。家族の帰宅時間や生活スタイルなどを考慮し、オートロック機能が必要かどうかをじっくり検討しましょう。
玄関ドアの鍵をキーレスにするメリット4つ
玄関ドアの鍵をキーレスにすると、様々なメリットが得られるのも事実です。メリットを押さえて、玄関ドアへの設置を検討してみてください。
~メリット~
- 鍵をなくす心配がない
- 施錠や解錠がスムーズにできる
- セキュリティ面を強化できる
- 後付けできる可能性が高い
メリットについて、1つずつみていきます。
鍵をなくす心配がない
玄関ドアの鍵をキーレスにすることで、鍵をなくす心配がなくなります。リモコン式やカード式はそれぞれリモコンやカードを持つ必要がありますが、暗証番号式や生体認証式を選ぶと鍵そのものを持ち歩かなくて済みます。ここから、鍵を紛失するリスクを大きく下げられるのです。
キーレスの場合、カードなどをなくしてもシリンダーを交換する必要がありません。登録しているデータの内容を変更すれば、カードやリモコンをなくしても誰かに解錠される心配は不要です。いつも鍵の場所がわからなくなる、以前に鍵を落としたことがあるような人にとっては安心できるでしょう。
施錠や解錠がスムーズにできる
施錠や解錠がスムーズにできるのも、玄関ドアをキーレスにするメリットといえます。キーレスにすると、鍵を探したり鍵穴に差し込むなどの手間が省けます。二重ロックにしていると、さらに施錠・解錠に時間がかかるでしょう。
その点、キーレスにしておけばその場ですぐに施錠や解錠ができます。リモコンであればボタンを押すだけ、生体認証式なら指紋を当てるだけであっという間に玄関ドアを開けられます。
セキュリティ面を強化できる
玄関ドアをキーレスの鍵にすると、セキュリティ面を強化できるというメリットもあります。オートロック機能が搭載されているキーレスが多いので閉め忘れを予防でき、不法侵入を防げるのです。スマートフォン式のキーレスであれば出先からも鍵の施錠を確認できるので、しっかり防犯対策ができます。
また、キーレスだと鍵穴がないタイプが多いため、ピッキングされません。
後付けできる可能性が高い
玄関ドアに設置できるキーレスの鍵には、後付けできる製品も多いので手軽に導入できます。玄関ドアの種類や周りの状況にもよりますが、大掛かりな工事など不要で簡単に後付けできるキーレスが多いです。
自宅の防犯面を強化したい、施錠や解錠がもっと快適にできるようにしたいという人はぜひキーレスへの変更を考えてみてください。
玄関ドアの鍵をキーレスにする際の注意点
便利で防犯面も強化できる玄関ドアのキーレスですが、設置にあたって以下のような注意点があるので把握しておきましょう。
- 電池切れを起こすと使用できない
- 合鍵を作るのが難しい
- 締め出されるリスクがある
メリットだけでなく注意点も押さえて、キーレスを導入するか考えることが大事です。
電池切れを起こすと使用できない
玄関ドアをキーレスの鍵にした場合、電池切れを起こすと使用できなくなります。鍵や本体に電源が必要なので、その電池が切れると作動しなくなるのです。リモコン式であればリモコンの電池、カードキーであれば本体に入っている電池などがなくなると、玄関の施錠・解錠ができなくなります。
電池切れを起こすと慌てますが、多くの製品において電池残量が少なくなるとランプなどで知らせてくれるので、その後早めに電池交換をしておくと良いです。
合鍵を作るのが難しい
キーレスの鍵は、通常の錠前と比べると合鍵を作りにくいという点に注意が必要です。合鍵を複製しにくいのがメリットですが、その反面紛失した場合に合鍵作成にしばらく時間がかかります。また、合鍵を作成するのに多くの費用がかかる恐れもあるので理解しておきましょう。
キーレスの場合は合鍵を作るのが難しいと心得て、日ごろからリモコンやカードをなくさないよう過ごすことが大切です。
締め出されるリスクがある
玄関ドアをキーレスの鍵にした際、うっかり締め出されるリスクもあるので気を付けましょう。キーレスにオートロック機能が搭載されている場合、キーを家の中に置いたまま外に出ると締め出されることがあります。締め出しリスクを回避するためには、郵便物をポストに取りに行くだけでもキーを持ち歩くようにしましょう。
業者に頼んで玄関ドアの鍵をキーレスにするポイント
玄関ドアをキーレスの鍵に交換する場合、自分で行なうか業者に頼む方法があります。キーレスの種類や玄関ドアの状況によっては、業者に頼まなければなりません。そこで、業者に依頼する際のポイントを押さえておきましょう。以下の2点に注目し、信頼できる鍵業者に頼んでみてください。
- アフターサービスの有無をチェックする
- スタッフの対応をよく確認する
アフターサービスの有無をチェックする
業者に頼んで玄関ドアをキーレスの鍵にしてもらうとき、アフターサービスの有無をきちんとチェックしておきましょう。キーレスは電子機器なので、故障する場合があります。取付の不具合が起きるケースもあります。
そのような事態に備えて、アフターサービスの有無を確認しておくと安心です。作業前の見積もりの段階でもアフターサービスについて尋ねておくと、より安心して依頼できます。同時に、アフターサービスの内容も細かくチェックしておくと、トラブルが起きたときに冷静に相談できるでしょう。業者の公式サイトも見て、アフターサービスについて調べておいてください。
スタッフの対応をよく確認する
スタッフの対応をよく確認し、信頼できる鍵業者に依頼することも大事なポイントです。問い合わせや見積もり時の接客態度や丁寧さなどに注目し、きちんと作業を任せられるか見極めましょう。電話の通じやすさや対応の早さ、こちらが質問したことにちゃんと答えてくれるかなども確認しておきたい点です。
この業者に頼んでよかった、何かあったらまた相談できると思えるようなところに出会えるよう、スタッフの対応をよく見て優良業者かどうか判断してみてください。
玄関ドアの鍵をキーレスにするなら『鍵のトラブル・セーフリー』へ!
玄関ドアの鍵をキーレスにする方法から種類、費用相場、選び方などを説明しました。キーレスにすると日ごろの施錠解錠が楽になり、セキュリティ面も高められます。一方、家族形態やライフスタイルによって適したキーレスが異なるので、慎重に選ぶ必要があるのも事実です。取り付けるキーレスの鍵が決まったら、やはりプロが在籍している鍵業者に依頼するのがおすすめです。
『鍵のトラブル・セーフリー』でも、鍵のお悩みやエリアに応じて鍵業者を数多く掲載しています。玄関ドアの鍵をキーレスにする際に対応してくれる業者情報も載っているので、ぜひご覧ください。
玄関ドアの鍵をキーレスにすることについてよくある質問
-
Q. 玄関ドアの鍵をキーレスにする方法を教えてください。
A.玄関ドアの鍵をキーレスにする方法には、以下の2通りがあります。
- ドアごと鍵を交換する
- 鍵だけ交換する
玄関ドアの状態や賃貸住宅に住んでいるなどから、適した方法を選んでください。
-
Q. 玄関ドアに設置できるキーレスの鍵にはどんな種類がありますか?
A.玄関ドアに設置できるキーレスの鍵には、以下の8種類があります。
- リモコン式
- カード式
- 暗証番号式
- スマートフォン式
- 生体認証式
家族構成や自身にとってどのタイプの鍵が扱いやすいか、種類ごとの注意点も押さえた上で慎重に選ぶのがポイントです。玄関ドアに設置可能かも注目して、キーレスの導入を検討してみましょう。
-
Q. 玄関ドアの鍵をキーレスにする場合の費用相場を教えてください。
A.玄関ドアの鍵をキーレスにする方法には、主に5種類あります。その種類ごとに費用相場を記載するので、ご覧ください。
- リモコン式:50,000円~100,000円
- カード式:50,000円~100,000円
- 暗証番号式:50,000円~100,000円
- スマートフォン式:30,000円~60,000円
- 生体認証式:80,000円~200,000円
-
Q. 玄関ドアに設置するキーレスの選び方を教えてください。
A.玄関ドアにキーレスの鍵を取り付ける場合、以下に注目しながら選ぶと自宅に合うものを設置できます。
- 自宅玄関に対応しているかどうか
- 取付方法の詳細をチェック
- 施錠・解錠の方法を確認
- オートロック機能の有無を検討
-
Q. 玄関ドアの鍵をキーレスにするメリットは何ですか?
A.玄関ドアの鍵をキーレスにすると、こんなメリットがあります。
- 鍵をなくす心配がなくなる
- 施錠や解錠が楽になる
- セキュリティ面を強化できる
- 後付けできる製品が多いので手軽に設置できる
メリットを押さえて、自宅玄関に取り入れるか考えてみてください。
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