2024.03.04 2024.09.04
引っ越し時に大きな布団があるとかさばって大変ですよね。また、梱包が不十分だと布団を傷めてしまう可能性があるので要注意です。
本記事では、そんな布団の梱包方法から、引っ越し前に処分を決めた場合の手順まで詳しく解説します。
ぜひ記事を参考にして、引っ越し作業をスムーズに進めてください!
目次
引っ越し時の布団の梱包方法
ここでは、引っ越し時の布団の梱包方法を以下3つご紹介します。
- 布団を圧縮袋に収納する
- 専用の布団袋に入れる
- 布団袋を固定する
圧縮袋と布団袋はおすすめの商品も紹介しているので、布団の運搬を検討している方は参考にしてみてください。
布団を圧縮袋に収納する
引越しの際はかさばる布団を効率的に梱包し、運搬するスペースを節約するために布団圧縮袋を活用しましょう。
布団圧縮袋で布団を圧縮することで、荷台のスペースを有効活用できて大変おすすめです。
使い方は簡単で、まず圧縮袋に布団を収納します。その後、掃除機などを用いて圧縮袋内の空気を抜いていきます。完全に空気が抜けたら、荷台へと搬入しましょう。
圧縮袋のおすすめは、バルサンの「スティック掃除機対応ふとん圧縮袋」。掃除機用のクッションバルブが付いているので、ずれにくいのが特徴です。
女性でも圧縮しやすいファスナー設計になっているのも、評価が高いポイントでしょう。
専用の布団袋に入れる
布団を梱包する際には、専用の布団袋を利用する方法もあります。
布団袋は布団を清潔に保ち、運搬中の汚れや傷から大切な布団を守ってくれます。
おすすめは、ニトリの「衣類・ふとん収納バッグ(M)」です。折り畳みができて場所をとらず、取っ手が付いているので布団を運搬しやすい点が特徴。
2段使いもできるので、かさばる布団を効率よく運べるでしょう。
布団袋を固定する
布団を専用の袋や圧縮袋に収めた後は、しっかりと固定することが重要です。
固定の方法としては、引っ越し業者のラッシングベルトを使うか、紐でしばるのがいいでしょう。輸送中の布団の動きを抑制すると、他の荷物への衝撃緩和や布団自体の汚れ防止につながります。
引っ越し時に布団を運搬する際の注意点
引っ越し時に布団を運搬する際は、以下の点に注意しましょう。
- 布団は段ボールで運搬しない
- 布団が濡れないように梱包する
- 布団を緩衝材かわりに使う際は傷に注意
特に、緩衝材代わりに布団を使う場合は、布団を痛める可能性があります。
布団は段ボールで運搬しない
布団を運搬する際に、段ボール箱を使用する方法はおすすめできません。
その理由は、布団の大きさや柔軟性が段ボール箱での収納に不向きなためです。
例えば、シングルサイズの布団を無理やり段ボール箱に押し込むと、必要以上に布団が折れ曲がったり、生地が損傷したりします。
また、段ボールは通気性が悪いため、布団にカビが発生する可能性もあります。一度布団にカビが発生してしまうと、除去が困難になってしまうでしょう。
そのまま布団を使い続けるのは健康リスクの増加につながるため、段ボールでの運搬は控えた方が無難です。
布団が濡れないように梱包する
引越しを行う際は、突然の雨に備えて布団が濡れないように梱包することが重要です。
特に長距離の引越しを行う場合や布団を一定期間開封しない場合は、湿気や水濡れが大敵。布団を収納する袋は、防水性のある布団袋や圧縮袋を使用するか、ビニールを活用して濡れないようにしましょう。
布団を緩衝材かわりに使う際は傷に注意
引越し作業中にかさばる布団を緩衝材のように扱う際は、特に注意が必要です。
ガラス製品や陶器製品などの割れ物を布団で保護しようとする場合、中身が割れた場合に布団が損傷する可能性があります。
割れたガラスや陶器が付着したまま使用すると、肌を傷つける原因になるかもしれません。そのため、引っ越し業者にサービスを依頼する場合は、専用の梱包材を提供してもらいましょう。
例えば、日本通運では、独自のネット付毛布を使って家財道具を保護してくれますよ。
引っ越し時に布団を処分する方法
新居で布団を使わない場合は、布団を処分する必要があります。
以下、布団を処分する方法をまとめました。
- ゴミの日に出す
- 自治体のゴミ処理センターに出す
- 直接売るか譲る
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
- 施設に寄付する
- 引っ越し業者に依頼する
住んでいる地域や布団の種類によって処分方法は異なるので、詳しく解説していきます。
ゴミの日に出す
布団を処分する方法として、ゴミの日に合わせて布団を出しましょう。
多くの自治体では布団は粗大ゴミとして扱われ、事前申請が必要になったり、手数料が発生したりします。
布団を適切に処分するためには、ゴミ収集に関するルールをよく理解し、必要な手続きを行うことが重要です。
また、引っ越し当日までに布団を処分しなくてはいけないので、粗大ゴミの日と引っ越しのスケジュールを考慮して計画を立てましょう。
自治体のゴミ処理センターに出す
自治体が運営するゴミ処理センターに、直接布団を持ち込む方法もあります。
持ち込みの際は手数料が発生することが多いですが、自分の都合に合わせて処分できる点がメリットです。
新居では使用しない布団でも、引っ越し当日までは必要なものです。
直前まで布団を使用したい場合は、ゴミ処理センターに直接持ち込んでみましょう。
直接売るか譲る
状態の良い布団は、直接他人に売ったり譲ったりすることが可能です。
フリマアプリやジモティーなどを利用して、不要になった布団を必要としている人に直接譲渡できます。
実際にメルカリやヤフオク!などのプラットフォームでは、布団を含む様々な中古品が売買されています。商品の状態を正確に記述し、適正な価格を設定することで、比較的短期間で取引が成立するでしょう。
うまく販売ができると、売却から得られる収益を他の引っ越し費用に充てることができるほか、不要な布団を有効活用してもらえます。
ただし、取引の際には配送料や梱包材のコストが発生するので注意しましょう。
不用品回収業者に引き取ってもらう
かさばる布団を手軽に処分したい場合は、不用品回収業者に引き取ってもらうのが効果的です。
不用品回収業者は自宅まで来てくれるので、布団を含む大型の不用品を直接引き取ってもらうことが可能です。
しかし、業者によっては処分料として高額な料金を請求するところもあるため、複数の業者から見積もりを取ってサービス内容と料金の比較を忘れないようにしましょう。
信頼できる不用品回収業者を選ぶことで、安心して布団を処分できます。
施設に寄付する
新居では必要ないけれど、まだ布団を使用できる状態の場合、必要としている施設に寄付する選択肢も考えられます。
ホームレスの支援団体や災害時の避難所運営団体などが、布団の寄付を受け入れていることがあります。
寄付を行う際には、寄付先の団体がどのような状態の布団を受け入れ可能かを確認し、寄付する布団が団体の基準に合っているかを確かめましょう。
寄付はかさばる布団を処分できるだけでなく、社会貢献にもつながります。
引っ越し業者に依頼する
引っ越しを機にかさばる布団を含む不用品を処分したい場合、引っ越し業者の不用品回収サービスが便利です。
多くの引っ越し業者は、追加オプションで不用品の回収や処分サービスを提供しています。引っ越し作業とかさばる布団の処分を同時に完了できるのは、大きなメリットでしょう。
引っ越し業者を選ぶ際には不用品処分の費用や処分方法、対応可能な品目などを事前に確認し、自分に合ったサービスを提供している引っ越し業者を選ぶことが大切です。
引っ越し時の布団の圧縮方法は?
引っ越し時に布団を圧縮して搬送することで、限られたスペースを最大限に活用できます。
かさばる布団を圧縮する際に便利なのが、布団圧縮袋です。布団圧縮袋を使用することで布団内の空気を抜き取り、体積を大幅に減少できます。
布団圧縮袋は布団の機能を低下させるという意見もありますが、引っ越し時の短時間使用であればダメージを与えることはまずありません。新居への搬入が終わり次第、速やかに取り出せば、元のふかふかな状態に戻ります。
圧縮袋を利用する際のポイントとして、布団を圧縮することで生じる損傷を最小限に抑えることです。圧縮袋の取扱説明書に従って、正確に操作しましょう。
また、圧縮後に布団を元の状態に戻す際には、圧縮袋から取り出してから十分に空気を入れ替え、布団をふんわりとさせることが必要になります。
圧縮袋の選び方にも以下のような注意が必要です。
- サイズが布団に合っていること
- 破れにくい材質であること
- 再封可能なジッパーがついていること
市場には様々なタイプの圧縮袋があり、中には防ダニや抗菌効果がある製品も存在します。引っ越しに使用するだけなら、防ダニや抗菌に注意する必要はありませんが、その後も押し入れなどで使い回す予定があるなら、こういった製品を検討してもいいでしょう。
引っ越し時は布団の梱包方法に注意しよう
引っ越し時には布団の梱包方法にも注意しましょう。そのまま持っていくこともできますが、布団を傷めてしまう可能性があります。
また、布団を処分する際にも注意点がいくつかありますので、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
セーフリーでは、多くの引っ越し業者を紹介していますので、押入れの荷物一式や、布団を含めた寝具周りの大きな家具の運搬などにお悩みの際も、ぜひご活用ください。
引っ越し時の布団はどう梱包すべき?処分する場合の注意点は?のよくある質問
-
Q. 引っ越し時の布団の梱包のコツはありますか?
A.引っ越し袋・専用袋・布団袋を使うとコンパクトに梱包できます。
-
Q. 布団を運搬する際の注意点はありますか?
A.「段ボールで運搬しない・濡れないように梱包する・布団を緩衝材かわりに使う場合は損傷に注意」の3点を守ってください。
-
Q. 布団の処分にはどのような方法がありますか?
A.「ゴミの日に出す・自治体のゴミ処理センターに出す・直接売るか譲る・不用品回収業者に引き取ってもらう・施設に寄付する・引っ越し業者に依頼する」などの方法があります。
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