2025.09.21 2025.09.23
この記事では、引っ越しで荷物が多い場合の対処法や注意点を徹底的に解説します。
引っ越しの準備を進めるなかで「荷物が多すぎてどうしよう…」と悩む方は少なくありません。
荷物が多いと、荷造りに時間がかかるだけでなく、引っ越し費用の増加や新居に入りきらないリスクも。
本記事では、引っ越しの荷物が多い場合のデメリットや注意点、荷物を減らす方法を詳しく解説します。さらに、引っ越し費用を安くするコツや、荷作りが間に合わないときの対処法も紹介。
家族で荷物が多い引っ越しを控えている方や、一人暮らしで荷造りに困っている方もぜひお役立てください。
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目次
引っ越しの荷物が多い?世帯別に見る適正量の目安
引っ越しの荷物が多すぎて大丈夫?とお困りの方は、まずは世帯ごとの一般的な適正量を把握するのがおすすめです。
段ボールは(外形3辺の合計が100cm~140cm)のサイズを想定しています。
世帯 | 目安 |
---|---|
単身 | 約10〜15個 |
2人家族 | 約20〜30個 |
3人家族 | 約30〜50個 |
4人以上の家族 | 約50〜80個 |
※上記はあくまで衣服や日用品、本などを梱包した段ボールの目安です。
単身引っ越しは、男性より女性の方が荷物が多い傾向にあり、家族世帯は人数が増えるほど段ボール数も増えがちです。
目安を大きく超える場合は「荷物が多い」と考えられます。
引っ越しの荷物が多すぎると費用や作業の負担が増えるので大変です。引っ越しの際は、段ボールに加えて、大型家具や家電も加わるため、できるだけ段ボールの数は目安範囲に収めるよう意識しましょう。
引っ越しの荷物が多いと起こる3つのデメリット
引っ越しの物が多いと、以下のようなデメリットがあります。
- 荷作りに時間がかかる
- 引っ越し業者の料金が高くなる
- 新居に収まりきらない可能性がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
荷作りに時間がかかる
荷物が多いと引っ越しの荷作りに時間がかかります。計画的に進めないと、引っ越し予定日に梱包が間に合わない可能性も!
また、荷物が多いと荷ほどきにも時間がかかります。家族の引っ越しは荷物を搬出・搬入するだけでも時間がかかり1日がかりになることも珍しくありません。
荷物の量が多いと、その日のうちに終わらない可能性もあるので、スムーズに新生活を始めるためにも、できるだけ荷物は減らしましょう。
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引っ越し業者の料金が高くなる
荷物が多いと引っ越し業者の料金が高額になりがち。荷物の量に応じて、作業員の数、作業時間、そしてトラックのサイズが変わるためです。単身の引っ越し料金を荷物の量ごとに比較してみましょう。
荷物少なめ | 荷物が多め | |
---|---|---|
全平均 | 平均 47,878円 |
平均 59,940円 |
~15km未満 (同市区町村程度) |
平均 38,853円 |
平均 50,859円 |
~50km未満 (同都道府県程度) |
平均 41,679円 |
平均 52,222円 |
~200km未満 (同一地方程度) |
平均 52,739円 |
平均 67,713円 |
~500km未満 (近隣地方程度) |
平均 65,933円 |
平均 86,087円 |
500km以上 (遠距離地方程度) |
平均 81,359円 |
平均 106,273円 |
(参照:SUMMO)
上記のように、単身の引っ越しであっても荷物が増えると最低でも1万円は料金がアップします。
人数が多い家族の引っ越しでは、荷物の量によって十万円以上の差が出ることも!
逆に言えば、荷物が多い方は量を減らすことで、大幅に引っ越し料金を抑えられます。後ほど「引っ越しの荷物を減らす方法」を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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新居に収まりきらない可能性がある
荷物が多いと、新居の収納スペースに収まらなかったり、部屋のレイアウトに合わなかったりするリスクがあります。
荷物が多すぎて新居に収まりきらないと処分したり、荷物一時預かりサービスを利用することに!
荷物が多いと、荷物の処分費用や、一時預かりサービスの利用料などがかかるのもデメリット。
余分な出費を避けるためにも、荷物は適正量に抑えるようにしましょう!
引っ越し時の荷物を減らす4ステップ
引っ越しの際は、荷物を減らすとお金と時間の節約になり、スムーズに新生活を始められます。
手順は以下を参考にしてください。
- 持っていく荷物の量を決める
- 不用品を仕分ける
- 売れる物は不用品買取業者に売却する
- 売れない物は処分する
詳しく解説していきます。
STEP1:持って行く荷物の量を決める
まずは、新居に持って行く荷物の量を決めます。そのためには、まずは、全体の荷物の量を把握することが大切です。その上で、以下の目安を参考にして、どれくらい荷物を減らすか決めましょう。
- 単身者:10~15箱
- 2人家族:20~30箱
- 3人家族以上:30~50箱
最低でも引っ越しの前々日までには終わらせておきたいもの。引っ越しの荷作りにかかる時間は、単身者は1週間程度、家族であれば1~2週間が目安です。
上記を踏まえた上で、期限を設けて計画的に荷物を減らしましょう!
STEP2:不用品を仕分ける
次は不用品の仕分けです。荷物を減らすには、持ち物を断捨離するのがもっとも近道。次の条件が当てはまる物は、今後も使わない可能性が高いです。
- 1年以上使っていない物
- サイズアウトした服(子供服など)
- 不揃いな食器
- 結婚式などの引き出物
思い出があって処分が難しいものは、写真や動画などデータとして残すのがおすすめです。また、家具や家電は、状態やサイズによっては買い替えて新居に配送してもらうことも検討しましょう。
断捨離で不用品として仕分けしたものは、「売る物」と「処分する物」に分類すると無駄がありませんよ!
STEP3:売れる物は不用品買取業者に売却する
自分や家族にとっては不要でも、売ればお金になるものは意外と多いもの。ブランド品や、時計、アクセサリー、最新の家電などは、特に歓迎されるアイテムです。
引っ越しの準備が忙しくて買取に出す時間がない方は、出張査定を行っている買取サービスを利用しましょう。
出張査定は、買取サービスの査定士が自宅まで来て査定するサービスです。持ち込む必要がないため、気軽に利用できますよ。
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STEP4:売れない物は処分する
不要な荷物の中で、明らかに売却が難しいものはこの機会に処分しましょう。引っ越し業者の中には、荷物の運搬に加え、不用品回収サービスを提供している業者も。
ただし、家具のみなど条件を設けている業者もあるため注意が必要です
家具、家電、衣服、自転車など、さまざまなタイプの不用品をそれぞれゴミとして処分するのは大変です!不用品回収業者を利用すれば、家中の不用品をまとめて回収してもらえ、引っ越し準備がはかどりますよ。
引っ越し荷物が多すぎて荷作りが間に合わない時の対処法
荷物が多すぎると、引っ越しまでに荷作りが間に合わない可能性があります。荷作りが間に合わない際は、以下の対処法があります。
- 引っ越し業者に日程変更を相談する
- 荷作りのオプションを利用する
- 宅配便で送る
- 荷物一時保管サービスを利用する
引っ越しの荷作りが間に合わないと感じたら、前々日までに引っ越し業者に連絡して日程変更を相談するのがおすすめです。ギリギリになると以下のキャンセル料がかかる可能性があります。
キャンセル料 | |
---|---|
前々日 | 運賃の20%以内 |
前日 | 運賃の30%以内 |
当日 | 運賃の50%以内 |
(参照:国土交通省第百二十七号「標準引越運送約款」)
また、引っ越し業者の中にはオプションで梱包サービスを提供している業者もあるため、間に合わない場合は活用も検討しましょう。
オプション料金を追加しても、引っ越しの日程を変更するより安上がりになる可能性があります。
衣類などが多くて荷作りが終わらない女性は、軽めの荷物やすぐに使わないものはを後で宅配便で新居に送ることも検討しましょう。
賃貸物件など、どうしても予定通りの退去が必要な場合は、荷物一時預かりサービスを利用するのも一つの方法です。荷物一時預かりサービスについて詳しく知りたい方は、下記記事もあわせてご覧ください。
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引っ越しの費用を安く抑えるコツ【荷物が多い場合でもお得に】
引っ越し業者の料金は荷物が多ければ多いほど高額になりがち。しかし、以下のコツを実践すれば荷物が多い家族や女性の方も相場より安く引っ越しができますよ!
- 複数の業者から見積りをとる
- フリー便を利用する
- 補助金や助成金を活用する
引っ越し費用を抑えるなら「相見積り」が基本。最初から一社に決めず、複数の業者に見積を依頼して、一番安い業者に依頼しましょう。
また、引っ越しの日にち・時間を指定しないフリー便を検討しましょう。
フリー便を利用すれば、単身の引っ越しは5千円前後、家族の引っ越しは1万円以上安くなることがありますよ!
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また、全ての方が利用できるわけではありませんが、引っ越しの際には自治体や国の補助金・助成金を利用できる可能性があります。新婚世帯や子育て世帯、高齢者世帯は対象になりやすいため、チェックしてみましょう。
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引っ越しで受け取れる補助金・助成金とは|対象になる人や条件を解説!
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引っ越し荷物が多くても大丈夫!プロに任せてスムーズに
引っ越し荷物が多くても大丈夫!業者を上手に活用すればスムーズに進められます。
不要になった物は、不用品買取業者に売却したり、回収サービスを利用したりして早めに整理しましょう。
特に、買取と不用品回収に対応している引っ越し業者を選べば、別の業者に依頼する手間もなく効率的。
セーフリー掲載業者の中にも、こうしたサービスに対応しているところが多数ありますので、まずは見積もりや相談から始めてみましょう。
- 荷物が多くてもなるべく費用を抑えたい!
- 引っ越しをスムーズに進めたい!
- 荷造りも手伝ってほしい…
荷物が多い引っ越しは
プロに丸投げでもOK!
セーフリーで比較検討を
荷物の多い引っ越しに関するよくある質問
-
Q. 引っ越しは荷物が多いと料金が高くなる?
A.荷物が多いと引っ越し業者の料金は高額になります。引っ越し費用を抑えたい方は、なるべく荷物を減らしましょう。
-
Q. 引っ越しで荷物を減らしたいけれどどうしたらいい?
A.まずは断捨離をして不用品を売却・処分しましょう。
-
Q. 引っ越しの荷造りが間に合わないときの対処法は?
A.引っ越し業者に日程を変更できるか相談したり、オプションの梱包サービスを利用するなどの方法があります。