コウモリが嫌がる音でびっくりするコウモリのイメージ

コウモリが嫌がる音を徹底解説!アプリも効果あり?追い出す際のポイントも紹介

2024.09.03 2024.09.03

 

この記事では、コウモリが嫌がる音について徹底解説していきます。

コウモリが住み着くと、悪臭や騒音をはじめ、感染症にかかるなどの危険があります。すぐにも追い出したいコウモリには、嫌がるとされている音を活用する方法も良いでしょう。

ただし、しっかり撃退するには音だけでは不十分。いくつかの方法を組み合わせると効果的です。

記事後半では、コウモリが苦手とするニオイや光などによる対処法ついてもご紹介しますよ。コウモリを退治したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

コウモリが嫌がる音とは?【苦手な音2選】

コウモリが嫌がる音のであるラジオ

コウモリが嫌がるのは、下記2種類の音です。

  • 超音波
  • ラジオ

コウモリは自ら超音波を発して、反射する音によって自分の位置や物の位置を把握します。そのため、同じ超音波や高い周波数の音を嫌がる仕組みです。それぞれ、詳しく見てみましょう。

超音波

コウモリは、可聴領域が1~120kHzほどと広いのが特徴。人間は20Hz~20kHzほどとされていて、可聴領域外の20kHz以上の音を「超音波」と呼びます。

人間には聞こえないけれどコウモリには聞こえる超音波は、コウモリにとって不快な音です。居心地が悪いと感じるだけでなく、混乱することもあります。そのため、「コウモリが嫌がる音」の一つとして知られているのです。

ただし、超音波は音に敏感な人や子ども、ペットには聞こえる場合があり、不快感や頭痛、吐き気などの症状が出ることがあるので注意しましょう。また、電子機器や医療機器に影響するケースもあるので、十分に注意してつかわなければなりません。

ラジオ

ラジオが受信する高い周波数も、コウモリが嫌がる音の一つです。

ラジオの音ではなく受信する際の高い周波数が苦手なので、チャンネルや音の大きさに指定はありません。ラジオの電源を入れて、コウモリの近くに設置するだけで効果を発揮します。

コウモリが嫌がる音はアプリでも作れる?【おすすめの音量や効果について】

超音波を発するアプリやラジオを聞けるアプリでも、コウモリが嫌がる音は発生できます。

アプリにもさまざまなものがありますが、無料のアプリの場合は途中で広告が流れたり利用時間に制限があったりするので注意しましょう。

アプリでも実際のラジオや超音波発生装置でも、音の効果は同等とされています。大きな音量であれば広範囲への効果が期待できますが、同じ音量で広告やほかのアプリの通知なども流れてくる点は覚えておきましょう。

また、スピーカーによって超音波が流せない場合もあります。

コウモリが嫌がる音の効果はどれくらい?

超音波やラジオなどの音によるコウモリの追い出し効果は、一時的です。

最初は嫌がって逃げていきますが、徐々に慣れてきて戻ってくる可能性が高いです。戻ってこなくても、音に慣れたほかのコウモリが住み着いてしまうケースもあります。

音による追い出しは、あくまでも一時的で永続的なものではありません

コウモリが嫌がる音と一緒に試したい退治方法4選【追い出すのに効果的なのは?】

コウモリが嫌がる音と一緒に使いたいハッカ油

コウモリをしっかり追い出すなら、音だけでなく下記の方法を併用して撃退すると効果的です。

  • ナフタレンを使う
  • ハッカ油をまく
  • 忌避剤をまく
  • LEDライトを設置する

それぞれ、詳しく見てみましょう。

ナフタレンを使う

コウモリは飛ぶ際にニオイにも頼っているため、苦手なニオイを活用すると撃退しやすいです。

防虫剤などに含まれる独特な強いニオイのナフタレンは、コウモリを撃退するのに効果的です。市販の忌避剤にも、ナフタレンが含まれる商品があります。

ただし、ナフタレンは発がん性があるかもしれないと調査されている成分なので、危険がないよう正しく使わなければなりません。

ハッカ油をまく

ハッカ油に含まれるメントールも、コウモリが苦手なニオイの一つ。そこで、ハッカ油を散布して撃退する方法も有効です。

ハッカ油は、下記手順でスプレーにして使いましょう。

  1. 無水エタノール10mlをスプレーボトルに入れる
  2. 50滴ほどハッカ油を入れてよく混ぜる
  3. ハッカ油が溶けたら、90mlの精製水を入れる
  4. よく混ぜる

ハッカ油スプレーは、ニオイが薄れると効果も低くなるため、作ったら1週間で使い切りましょう。また、スプレーボトルは、ガラスやポリプロピレン製を選ぶと安心です。

忌避剤をまく

市販の忌避剤をまく方法でも、コウモリは撃退できます。

  • スプレータイプ
  • 燻煙タイプ
  • ジェルタイプ
  • 錠剤タイプ

さまざまなタイプがあるので、状況に合わせて使いやすいものを選びましょう。手が届きにくい場所や狙った場所にしっかり忌避剤を届けるなら、スプレータイプがおすすめです。燻煙タイプなら、狭い隙間にもしっかり忌避剤成分を届けられます。

ジェルタイプや錠剤タイプは効果が長持ちするのが特徴。ただし、ジェルタイプは誤ってコウモリが接触すると、抜け出せなくなり傷ついたり死んでしまったりする危険があります。コウモリが接触する心配がない場所に設置するように十分配慮しましょう。

LEDライトを設置する

夜行性のコウモリは、明るい光が苦手です。そこで、強い光を発するLEDライトを設置する方法も有効です。ただし、音と同様に慣れてしまう危険もあります。

ちなみに、蛍光灯とLEDライトは一見似ていますが、光の波長が異なります。蛍光灯には虫が集まるためコウモリも寄ってきますが、LEDライトには虫も寄ってきにくいことが特徴です。

コウモリを嫌がる音などで追い出す際のポイント3つ

コウモリが嫌がる音などを使う時のポイント

コウモリを撃退するなら、嫌がる音のほか、忌避剤などを併用すると効率的です。ただし、追い出す際には覚えておかなければならない3つのポイントがあります。

  • 殺傷しない
  • 冬眠以外の時期に実施する
  • 追い出した後は進入路となる隙間をふさぐ

安全に、そして、また再度侵入されないために、それぞれについて一つずつ確認していきましょう。

殺傷しない

鳥獣保護法により、コウモリを傷つけたり殺したりすることは禁止されています。

また、捕獲することも禁じられていて、故意的でなくても殺傷や捕獲をした場合、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金を科せられます

コウモリ駆除は、あくまでも「追い出し」なので、殺傷しないように十分気をつけましょう。

冬眠以外の時期に実施する

冬になると、コウモリは冬眠します。冬眠中はほとんど活動しなくなるため、駆除作業をすると死んでしまう危険があるので注意しましょう。

コウモリを追い出すなら、春や秋がおすすめです。

夏場は繁殖期で忌避剤などによって赤ちゃんが死んでしまうリスクがあるので、おすすめできません。

追い出した後は進入路となる隙間をふさぐ

コウモリを追い出せたら、二度と侵入されないよう対策をする必要があります。2cmほどの小さな隙間からでも侵入できるコウモリを家に入れないためには、壁や屋根裏などの小さな隙間をすべてふさがなければなりません

換気口などふさげない場所には目が細かいネットを貼ったり、軒下にはテグスを張り巡らせたりすると、侵入や住み着きを予防できます。

コウモリが嫌がる音だけでは不十分!?徹底的な駆除は業者に依頼!

超音波やラジオを使えば追い出しは可能なものの、その効果は一時的に過ぎません。また、忌避剤などを使って追い出すこともできますが、時期ややり方を間違えると殺傷につながる危険があるので注意が必要です。

安全に、かつ徹底的に駆除するなら、プロの業者へ依頼するのが良いでしょう。

専門知識がある業者なら、コウモリをしっかり駆除できます。費用相場は1箇所あたり20,000~30,000円ほどなので、まずは見積もりを取ってみるのがおすすめです。

コウモリが嫌がる音を活用して安全に暮らせる家を目指そう!

コウモリは、超音波やラジオの音を嫌がる習性があります。ただし効果は一時的なので、徹底した駆除を望むなら業者へ依頼すると良いでしょう。また、駆除後は再度住み着かれないよう、進入路をふさぐなどの対策が必要です。

コウモリ駆除業者を探す際は、納得の業者が見つかるセーフリーをご活用ください。多数の掲載業者から希望条件で絞り込んで、納得の1社を見つけられます。まずは見積もりを取り、比較検討してみましょう。

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コウモリが嫌がる音を徹底解説!アプリも効果あり?追い出す際のポイントも紹介のよくある質問

  • Q. コウモリが嫌がる音はどこから流すべき?

    コウモリが住み着いている場所の近くや、コウモリを寄り付かせたくない場所に設置して流すと良いでしょう。

  • Q. コウモリが嫌がる音はアプリで流せる?

    コウモリが嫌がる超音波やラジオの音は、アプリでも流せます。

  • Q. 音以外でコウモリが嫌がるものは?

    超音波やラジオ以外では、コウモリは下記が苦手です。

    ・ナフタレン
    ・ハッカ油
    ・忌避剤
    ・LEDライト

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