2024.02.26 2024.09.02
「エアコンからゴキブリが落ちてきた」
「ゴキブリを退治しようとしたらエアコンに入ってしまった」
このようなトラブルが発生すると「エアコンにゴキブリがまだいるんじゃないか」と不安になりますよね。
本記事では、そのようなお悩みを持つ方へ早急にゴキブリを追い出す方法や今後の対策について解説します。今エアコン周りでゴキブリが出てきて困っている方もすぐに実践できるので、ぜひ参考にしてください。
目次
エアコンからゴキブリを追い出し駆除する方法
エアコンにゴキブリが侵入してしまうと、なかなか外に出てこないため駆除することが難しくなります。
しかし、ゴキブリを確認してしまった以上「今すぐにでもエアコンから追い出して駆除したい」ですよね。そこですぐに実践できる3つの方法を順番に解説します。
エアコン裏に入ってしまった時も有効な方法になるので、同様に困っている人は是非参考にしてください。
エアコンや壁を叩く
まずは下記の方法を行い、ゴキブリが出てくるか試しましょう。
- エアコンを叩く
- エアコン付近の壁を叩く
- 部屋を真っ暗にして壁を叩く
ゴキブリのいる場所を叩き刺激することで、エアコンから追い出す方法です。しかし、人間の姿を見てしまっている以上叩いても出てこない可能性が高いでしょう。
1・2番目の方法ともに効果がない場合は、ぜひ3番目を試してみてください。
ゴキブリは基本的に暗いところを好むので、部屋を真っ暗にしてエアコン付近を刺激した後に電気をつけると出てくるケースも多いです。
エアコン周りに殺虫剤をかける
エアコン周りに殺虫剤を噴射することで、ゴキブリを追い出します。こちらは、エアコン裏に入ったゴキブリにも有効な方法です。
ただし、エアコンへ「直接」殺虫剤を噴射すると故障の原因にも。使用する際は必ずエアコン本体を避けて周囲に噴射してください。
さらに上記で解説した壁を叩く方法と併用することで、よりゴキブリを追い出せる確立が上がります。
ゴキブリの嫌いな匂いで追い出す
ゴキブリは下記の香りを苦手としています。
- ハッカ油
- スペアミント
- レモン
- ラベンダー
もし、ご自宅に上記アロマオイルの用意があればエアコンに侵入したお部屋でアロマを焚いてみましょう。ゴキブリにとって上記の香りは忌避効果があるので、エアコンから追い出しやすくなります。
また、アロマスプレーや香水でも代用可能です。お部屋の窓と扉をしっかり閉めて、アロマを充満させればゴキブリがエアコン裏にいても効果的です。
エアコンにゴキブリがいるか確認する方法
「ゴキブリを駆除しようとしたらエアコンの方向に逃げた」
「エアコンにゴキブリがいることが多いと聞いて不安になった」
このようなお悩みがあると、夜も安心して眠れないでしょう。そんな時のため、すぐにエアコンにゴキブリがいるかどうか確認する方法を解説します。
エアコンの電源を切って音の確認
エアコンの電源がついているとゴキブリの足音が一切聞こえなくなるので、必ず電源を切りましょう。電源を切った後、数分は物音や声を出さないように注意してください。
数分経過したら、下記のような音がしないか確認しましょう。
- カサカサした音
- カチカチとしたような音
- バタバタする音
エアコンの電源を切っているにも関わらずこのような音がする場合は、エアコンまたはエアコン裏にゴキブリが潜んでいる可能性が高いでしょう。上記の音でなくても、普段あまり耳にしないような異音が発生した場合も注意してください。
電気を真っ暗にして音がしないか
エアコンからゴキブリの気配がしたら一度、お部屋の電気を真っ暗にしてみましょう。ゴキブリは夜行性で暗闇を好むため、存在の確認時に有効です。
電気をつけた状態でエアコンの電源を切るだけでは、警戒してしばらくは音を立てずエアコンの中でじっとしている可能性もあります。
電気を真っ暗にしてから落ち着いて数分待ち、エアコン付近から音がしないか確認してください。
人間を警戒しなくなったゴキブリがエアコン裏が出てきたら、さっそく駆除作業に移りましょう。
エアコン周りにフンがないか
エアコンやエアコン裏にゴキブリが侵入している場合、近くにフンが落ちていることもあります。フンのある場所は、主にエアコンの真下や送風口です。
下記の特徴であれば、ゴキブリのフンである可能性が非常に高いといえます。
- 8mm程度の黒い粒状
- 3mm程度の茶色い粒状
- お米のサイズよりやや小さめ
- 基本的に無臭
ゴキブリのフンは複数個同じ箇所に落ちていることが多いため、1つだけではフンと判断しないよう注意しましょう。
もし、エアコンの真下に複数個黒い粒状のものがある場合はフンである可能性が高いでしょう。エアコンにゴキブリがいる可能性を疑ってください。
エアコンにいるゴキブリはどこから侵入しているのか
エアコンにいるゴキブリはさまざまな場所から侵入します。中でも特に、侵入経路として多い箇所は下記の3つです。
- ドレンホース
- スリーブ穴
- 室内
それぞれの箇所について、詳しく解説していきます。
ドレンホース
ドレンホースは、エアコンから発生する水を外に流す役割のパーツ。そのため、ドレンホースは必ず室外機付近に設置されています。
この水を流すためのドレンホースの入り口から、ゴキブリが侵入してくるのです。ドレンホースの直径はメーカーにもよりますが平均的に14mm-16mm前後あるので、成長したゴキブリも簡単に侵入できるサイズです。
スリーブ穴
スリーブ穴は、エアコンの室内機と室外機を繋げている配管を通すために壁に空ける穴です。
冷暖房による結露や水が発生するとカビや劣化の原因となるため、設置されているスリーブ穴ですが、穴を塞ぐパテが劣化すると徐々に隙間が生まれます。
この隙間からゴキブリが侵入するケースも多いと言われています。ただし、必ずしも全てのご家庭でスリーブ穴があるとは限らないので、まずはエアコン付近にスリーブ穴があるかどうか確認しましょう。
室内から
エアコンにいたゴキブリが、エアコン関連の機材から侵入してくるとは限りません。最も多いと言われているのは、実は、元々室内にいたゴキブリがエアコンに侵入してくるケースです。
エアコンからゴキブリを出ないようにする対策方法
続いて、今後エアコンからゴキブリが出ないよう対策する方法を解説します。基本的に誰でもすぐに実施できる方法ですが、対策場所によっては必要なグッズも紹介しています。
「どんなものが必要か」、すぐに確認したい方は必見の内容です。
ドレンホースにキャップをつける
まずは、エアコンの水を排水する「ドレンホース」からのゴキブリ侵入に備えましょう。
対策は下記の2つです。
- 防虫キャップをつける
- 水切りネットをつける
防虫キャップは100円均一で販売しているので、手軽に入手することができます。また、すぐに自宅にあるもので代用したい場合は、排水溝の水切りネットを結束バンドで縛って対応することも可能です。
他にもストッキングなどで代用可能ですが、注意点としてドレンホースから水が完全に排水できない状態ではエアコン自体が故障してしまう可能性があるため、必ず水が詰まらない方法で対策する必要があります。
スリーブ穴の隙間を埋める
スリーブ穴は、エアコン配管用パテで隙間が埋められています。しかし、このパテが経年劣化などによりひび割れが発生することで、隙間からゴキブリが侵入してしまうケースがあります。
この場合は、劣化して発生した隙間をあらためてエアコン配管用のパテで埋めましょう。パテは、ホームセンターや通販などで販売しているので手軽に入手が可能です。
また、粘土状のパテも販売されており、何度でもやり直しが可能なパテも。パテで作業が不安な方は、粘土タイプを推奨します。うまくできるか不安な方は、業者へ依頼しましょう。
室内環境を見返す
エアコンがゴキブリが出ないようにするには、エアコン周りを対策することも重要ですが室内環境の見直しや対策も大切です。
- お部屋の清潔感を保つ
- 不要な段ボールは捨てる
- お部屋をこまめに換気する
- 除湿剤を設置する
- くん煙剤を使用する
上記のゴキブリ対策は、エアコン周りはもちろん、お部屋全体で効果があります。
ゴキブリはじめじめした環境を好むので、除湿剤やサーキュレーターなどでこまめに新鮮な空気を入れ替えするとよいでしょう。
くん煙剤は家の中に潜んでいるゴキブリ全てに効果があるので、エアコン裏にゴキブリがひそんでいても駆除できます。他にも霧タイプやペット対策されている製品もあり、そういった製品を選べばより安心して使えるでしょう。
業者に依頼し駆除してもらう
エアコンがゴキブリが出ないようにするには、これまで紹介した対策方法も重要ですが最も効果的なのは「業者へ依頼」することです。
業者へ依頼するとゴキブリの卵の確認はもちろん、侵入経路まで調査してもらえます。今後ゴキブリが侵入しないよう施工してくれるので、安心した生活を取り戻すことができます。
エアコン内部でゴキブリが繁殖していたなどのトラブルがあった場合は、エアコンクリーニングを一度依頼して綺麗にしておくと、より安心でしょう。
エアコンのゴキブリ対策をする上で注意するべきポイント
エアコンやエアコン裏のゴキブリ対策にあたって、注意すべきポイントを解説します。
注意せず駆除や対策を行うと、エアコンの故障や思わぬトラブルにも繋がる危険性があるため、必ず確認してください。
殺虫剤を直接かけない
エアコンからゴキブリが侵入した際、殺虫剤を周りにかけることは問題ないですが直接噴射はしないよう注意してください。
- エアコン故障の原因になる
- ガスの影響で火災にも繋がる
このように、エアコンに直接殺虫剤を噴射するとさまざまなリスクを伴います。エアコンにいるゴキブリを追い出す際は、周りに噴射するかゴキブリな嫌いなアロマを焚くなどを別の方法で対処しましょう。
パテなど使用する際はエアコン業者に確認するのが安心
エアコンからの侵入を防ぐため、スリーブ穴にパテを塗る方法で対策が可能ですがこの場合も注意が必要です。
エアコン用パテで施工すること自体は誰でも可能ですが、まれに防いではいけない部分をパテで埋めてしまい後々エアコンの故障に繋がるケースも多いと言われています。
可能であれば、スリーブ穴周りをパテで埋めた後はエアコン業者へ問題等ないか確認されることを推奨します。もしくは最初からエアコン業者へ依頼しても問題ありません。
エアコンから二度とゴキブリが出ないよう確実な駆除と対策を!
今後エアコンからゴキブリが出ないようにするには、ご自身での対策が重要です。また、ゴキブリ駆除業者へ依頼することで、より安心して生活が送れるようになるでしょう。
業者に依頼すると、ご自身で見つけることが難しいゴキブリの卵まで駆除してもらえます。今後ゴキブリが出ないよう、万全な対策が期待できるでしょう。
セーフリーでは安心して依頼できる業者を紹介しています。ゴキブリでお悩みの方は、ぜひこの機会に相談してみてください。
エアコンからゴキブリ!?確認の仕方から追い出す方法まで対策解説!のよくある質問
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Q. ゴキブリがエアコンの裏側に入ったらどうすればいい?
A.ゴキブリの嫌いなアロマを充満させて追い出すか、くん煙剤で駆除しましょう。
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Q. エアコンにゴキブリの巣はできるの?
A.エアコン内にゴキブリの巣が作られることはあります。業者へ依頼すること推奨します。
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Q. エアコン周りや室外機に毒餌を置けばゴキブリを駆除できる?
A.完全な駆除は難しいです。室外機周りに毒餌を置くとゴキブリを誘発しやすくなります。