2025.06.09 2025.06.09
この記事では、鳥の巣の駆除費用について徹底解説します。
軒下やベランダ、屋上などに作られた鳥の巣を放置すると、数が増えるほか鳴き声やフン被害などが拡大するばかりです。「今すぐにでも駆除したいけど、どれくらい費用がかかる?」とお悩みの方もいるでしょう。
そこで一般家庭や建物に巣を作りやすい7種類の害鳥をピックアップし、費用相場と特徴をまとめました。見積もり時の内訳、費用を抑える方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
鳥の巣の駆除費用相場【代表的な害鳥の料金一覧表】
鳥の巣を放置しておくと、フンによる建物の汚損やダニ・菌の発生、騒音被害など、暮らしにさまざまな悪影響を及ぼします。
ここでは、代表的な害鳥ごとに費用相場と特徴をまとめました。巣の場所や作業の難易度によって金額が変動するため、目安としてご確認ください。
代表的な害鳥 | 費用相場 |
---|---|
ハト | 約2万円〜5万円 |
カラス | 約1.5万円〜10万円 |
ムクドリ | 約3万円〜10万円 |
スズメ | 約2万円〜3万円 |
ツバメ | 約1万円〜3万円 |
カモメ | 約1.5万円〜10万円 |
どの鳥も個人による無許可の駆除は法律違反となるため、必ず専門業者に相談した上で対応しましょう。
ハトの駆除費用・特徴
ハトの駆除費用は約2万円から5万円で、ベランダや屋根裏など巣の場所や数によって費用が変動します。ハトは都市部に多く、住宅周辺でフンや羽による被害が多発しています。
特に春から初夏にかけて繁殖期を迎えるため、この時期の被害が目立つでしょう。衛生面の問題も大きく、菌やウイルスによる健康被害のリスクがあるため早めに対応しましょう。
カラスの駆除費用・特徴
カラスの駆除費用はおおよそ1.5万円〜10万円ほど。駆除の難易度や巣の撤去を伴う場合など、状況によって変わります。
繁殖期である春から夏にかけては攻撃性が増し、人を威嚇するケースもあります。ゴミを荒らしたりフンの被害、農作物への食害など多方面で問題が生じやすいため、必要に応じて忌避剤やネットなどを活用するのが効果的です。
ムクドリの駆除費用・特徴
ムクドリの駆除は3万円から10万円程度が相場です。大量に群れて行動するパターンが多く、巣が複数あるケースでは費用も上がります。
都市部の樹木や建物の隙間を好んで営巣するため、騒音やフン被害のほか、感染症リスクも懸念されています。防鳥ネットや音波装置などを併用することで再発予防が期待できるでしょう。
スズメの駆除費用・特徴
スズメの駆除費用はおおよそ2万円〜3万円。建物の屋根裏や換気口など、人目につきにくい場所に巣を作るため、被害が進行してから気づくこともあります。
放置するとフンや騒音、害虫発生のリスクが高まるため、予防策も併せて導入したいところです。スズメも法律で保護されているため、自力で駆除せず専門業者へ依頼しましょう。
ツバメの駆除費用・特徴
ツバメの駆除費用は1万円〜3万円程度が相場です。ただし、卵やヒナがいる場合は法律で駆除が禁じられているため、作業できるタイミングが限られています。
ツバメは人通りの多い軒先などに巣を作る習性があり、フンの落下による衛生被害が問題視されます。衛生面や高所作業が心配な方は、プロに依頼して安全に処理してもらうのが安心です。
カモメ(ウミネコ)の駆除費用・特徴
カモメやウミネコの駆除は1.5万円〜10万円ほどの費用がかかります。繁殖地が港湾や屋根の上など高所に多いため、撤去作業が難しいのが特徴。
フンによる金属腐食や悪臭、爪による建物損傷などの被害があり、漁港や海辺の施設では特に問題となっています。自治体によっては駆除に関する補助制度があるかもしれないので、確認しておくと良いでしょう。
鳥の巣の駆除費用はどうやって決まる?【見積もりの内訳とは】
駆除作業にはさまざまな工程があり、費用は作業代だけでなく調査から処理・清掃、予防策までを含む複数の項目に分かれて構成されています。
ここでは、一般的な駆除費用の内訳を分かりやすく表にまとめました。業者から見積もりを受け取った際に「何にいくらかかるのか」を理解するための参考にしてください。
見積もりの内訳 | 内容 |
---|---|
現地調査費 | 害鳥の種類や巣の場所、被害の範囲を確認するための調査。無料の業者も多いが、調査のみの場合は有料になるケースも。 |
駆除費(基本料金) | 駆除対象となる鳥の種類や巣の数、作業の難易度、場所の広さなどに応じて設定される基本的な作業料金。 |
処理費 | 巣やフンの撤去、捕獲作業などを行うための実際の作業にかかる費用。作業内容によっては高額になるケースも。 |
清掃費 | 巣のあった場所の清掃、フンの除去、消毒など衛生面に配慮した仕上げ作業。衛生管理が重要な場所では必須。 |
罠の使用料・設置費 | 捕獲用のカゴや粘着トラップなどの設置にかかる費用。使用する道具の種類や数によって変動。 |
再発防止費 | 防鳥ネットや忌避剤の設置など、再び巣を作られないようにするための施工や資材費用。効果的な予防策として必要。 |
業者によっては、これらの費用に加えて「再発保証サービス」を提供している場合があります。
長期的な視点でのコストパフォーマンスを考えるなら、保証制度の有無や内容についても見積もり段階でしっかり確認しておきましょう。
【鳥の巣駆除の重要性】費用をかけて業者に頼む必要性とは?自力撤去の可否も
ハトやカラス、スズメ、ツバメなどの野鳥は「鳥獣保護管理法」によって保護されており、巣を撤去したり鳥を追い払ったりする行為は原則として行政の許可が必要です。場合によっては「外来生物法」が適用されるケースもあり、無許可での駆除や捕獲は法律違反になってしまいます。
また、鳥の巣にはフンや羽毛、ダニ・ノミなどの害虫が潜んでおり、衛生面でのリスクも無視できません。さらに、高所作業を伴うケースで安全に撤去作業するには専門の装備と技術が必要です。
こうした理由から、駆除するときは専門知識のある業者へ依頼するのが安全かつ確実な方法だと言えるでしょう。
鳥の巣の駆除費用を抑えるポイント3選【撤去〜対策料金を比較で安く!】
鳥の巣の駆除には費用がかかるとはいえ、少し工夫で負担を減らすことは可能です。ここでは、無駄なく適正価格で駆除依頼するための費用節約ポイントを3つご紹介します。
複数業者を比較検討する
まず第一に複数業者から見積もりを取りましょう。同じ鳥の巣を駆除する場合でも、業者によって料金体系や作業内容にばらつきがあります。
相見積もりで3万円以上の差が出るケースも!
見積もり無料の業者も多く、比較すれば不要なコストを抑えられます。また、初回割引やキャンペーンを実施している業者を選ぶとよりお得に依頼できるでしょう。
口コミや実績のチェックする
費用面ばかりに目を向けると、結果的に不適切な施工を受けてしまう場合があります。そのため、業者の信頼性を確認するのもコストを抑える上で重要なポイント。
ネット上で業者の評判や口コミを確認し、過去の対応実績、施工の丁寧さをチェックしましょう。また、所在地や連絡先がはっきりと明記しているか、損害保険に加入しているかなど、信頼できる運営体制であることも確認してください。
市役所のサポートを確認してみる
自宅に鳥の巣ができた場合は、念のため市役所に相談してみるのも一つの方法です。市によっては駆除費用の一部を補助してくれたり、信頼できる駆除業者を紹介してくれます。
他にも道具の貸し出しや手続きの代行、駆除に関するアドバイスなど行政がサポートしてくれる範囲は意外と多岐にわたります。市や自治体によって対応内容が異なるため、まずは窓口に問い合わせてみましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
鳥の巣駆除・撤去は市役所に依頼できる?行政の対応や安く取り除くコツも解説
2025.05.10 2025.05.10
自力で駆除する
どうしても費用をかけたくない場合、自力で駆除できるケースも存在します。ただし、この方法は条件が非常に限定的です。
まず大前提として、対象となる巣に卵やヒナがいない「空き家の状態」でなければ、法律上撤去できません。また、高所作業や病原菌への対策など安全面の配慮も必要です。
少しでも不安がある場合は、無理せず業者に依頼することをおすすめします。
鳥の巣駆除にさらなる費用をかけないための再発防止策【撤去後の対策2つ】
一度鳥の巣を撤去しても、何も対策をしなければ同じ場所に再び巣を作られてしまうのは珍しくありません。特にツバメやスズメなどは同じ場所に執着する傾向があるため、再発を防ぐための対策が必須。
ここでは、駆除後に実施すべき2つの再発防止策についてご紹介します。特別な知識がなくても始められる対策ばかりなので、ぜひ実践してみてください。
害鳥を侵入させない対策
まずは鳥が物理的に入ってこれない環境を整えましょう。鳥はちょっとした隙間でも侵入し、そこに巣を作ってしまうため予防を徹底してください。
- ベランダや軒下に防鳥ネットを張る
- 庇や換気口などの隙間を金網やパテで塞ぐ
- 屋根裏や天井の通気口にカバーを設置する
- 木の枝や草が建物に接している場所は剪定しておく
これらの対策を講じることで、鳥が侵入・営巣できるスペースをなくし、被害を未然に防げます。防鳥ネットは透明や白のタイプを選べば外観にも配慮できます。
害鳥を寄せ付けない対策
侵入を防ぐだけでなく、そもそも鳥が「ここは居心地が悪い」と感じるような環境を作るのも効果的。視覚・嗅覚・触覚を刺激するグッズや工夫を取り入れましょう。
- 剣山など鳥がとまりにくい物を設置する
- 唐辛子やハーブなど鳥が嫌がる匂いを含む忌避剤を使用する
- カラスの模型など天敵を模したダミーを配置する
- 超音波や音が鳴る装置を使用する
ただし、鳥は学習能力が高いため長期間同じグッズを使い続けると慣れてしまいます。設置場所や種類を定期的に変えるなど、柔軟な対策を心がけましょう。
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本記事では、一般家庭や建物屋上に巣を作る害鳥7種類をピックアップし、駆除費用相場と特徴について解説しました。安く駆除依頼する方法や法律問題、駆除後の対策についてもお分かりいただけたかと思います。
鳥の巣は放置すると騒音やフンの被害が拡大し続けます。自宅周りや建物周辺で同じ種類の鳥が出入りしていると、どこかに巣があるかもしれません。まずは専門業者に無料現地調査してもらいましょう。
セーフリーでは、全国の害鳥駆除業者を多数掲載しています。エリアを絞り込みながら近くの格安業者を簡単に探せるので、ぜひ活用してみてください!3社程度ピックアップし、無料相談・見積もりに進んでみましょう!
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- 鳥の巣が作られてどうにかしたい…
- 玄関が鳥のフンだらけ…
- 鳥の巣を撤去したいけど届かない…
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鳥の巣の駆除費用に関するよくある質問
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Q. 鳥の巣の駆除費用はどうやって決まる?
A.駆除費用は鳥の種類・巣の数・設置場所の高さや範囲・作業の難易度によって変動します。現地調査費や罠の設置費、処理費、清掃費、再発防止費などが内訳として含まれ、業者ごとに価格設定が異なります。
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Q. 鳥の巣の駆除費用を確実に安くする方法は?
A.複数業者に見積もりを依頼し、料金や作業内容を比較しましょう。口コミや評判も確認し、初回割引やキャンペーンを活用することで、信頼できる業者にお得に依頼できます。
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Q. 鳥の巣の駆除費用は種類によっても変動する?
A.鳥の種類によって費用は大きく異なります。ツバメは1〜3万円程度、カラスやムクドリは作業難易度が高いため最大10万円かかる場合もあります。被害状況や巣の数も費用に影響します。